『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

閑中忙あり

2022-04-30 08:30:00 | 仕事
ゴールデンウイークに突入し、
「まん防」もないとあって、
民族大移動がはじまった。

特に行きたい処もなし、
まだ「第七波」のような
感染状況だし・・・
不要の外出は控えて家籠りし、
近場の山で自然にでも
ふれていようと思う。

今日は、
連休中でも
自宅カウンセリングが
2件あるので、
仕事日でもある。





玄関室礼に
佐々木家伝来の
「鐘馗様」の掛け軸を
武者兜と一緒に飾った。

リク坊の誕生日も
五月なので、
端午の節句と共に
寿ぎたい。





『復興支援リサイタル』を
ずっと支援してくれていた
大学ギター部の元マドンナ三人と
会食会を毎年催しており、
もう7年目となる。

今年は、
三ツ星フレンチの
『ふくの季』で
開催することになった。

来月の15日なので、
我が家での「薄茶会」の
準備もせねばである。

道具組みから
床の室礼、お茶の買い出し、
お菓子の意匠の考案・・・と、
久しぶりに、茶人として
「前準備」を連休中に
しておこうと思う。

四日の「みどりの日」は、
近所の永京寺での
ミツオ叔父さんの納骨式があり、
カミさんの誕生日でもあるので、
ケーキとフレンチを作らねばである。





かつて、
カセットテープで持ってた
山本學による朗読の
『太宰 治 傑作集』を
ダビングしてヤフオクで売ってしまい、
その複製テープも劣化してきたので、
CDとなったものを
きのう2150円で落札した。

ただ、
Disc1が欠品という
不完全版なのが
残念ではある。

それでも、
一枚あたり300円という
廉価で落札できたのは
ラッキーだった。

教員時代には、
通勤路の車内で
何十回も聴いたものなので、
馴染みのある音源だが、
それを再び
クリアな音質で聴けるのは
楽しみでもある。







連ドラ『ちむどんどん』で
主人公の妹役として
上白石萌音の妹
「萌花」が出ている。

垂れ眼で狸顔の
お姉ちゃんより美人だが、
萌音ちゃんの朗読は
天下一品で、
その方面での仕事を
増やしてくれると嬉しいなぁ・・・と、
かねがね要望している。



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今季「初戦」初勝利!!

2022-04-29 06:32:00 | 藤井 聡太
きのうは
出勤前の朝一で
整備工場に赴き、
ブレーキパッドの交換をした。

走行中に
異様な高音がして、
CDを止めて
そのせいでないことを確認し、
窓を全開で走ってみたら
前輪から金属音がしたので、
パッドの摩耗に気が付いた。




安全部品なので、
至急交換の必要があり、
出勤前の整備作業となった。

新品の部品は
1㎝ほどの肉厚だが、
消耗したものは
基部の金属が露出していた。

工賃込で
前輪両サイド交換で
9千円だったのは、
安く済んでよかった。






整備工場の隣が
西インターの入り口なので、
そこから高速で
桑折ジャンクションまで行った。

通行料は480円だった。

途中、吾妻の雪兎に眼が
ハッキリと見えた。







「伊達中央」で降りると、
勤務校の学区内なので、
通常30分の距離を
高速だとわずか7分ほどで
着いたことになる。

その時間短縮分は、
ほぼワンコイン分に
値する計算である。








いよいよ、
今季のソーちゃんの初棋戦
『叡王戦』の防衛線が
皮切りとして始まった。

相手は、
出口 若武(わかむ)六段。

名の通り、
若武者のごとく
勢いのある棋士だが、
27歳なので
19歳のソーちゃんよりは
8つも上である。

逆の立場で見れば、
8つも年下なのに、
すでに九段で五冠というのは、
いかに桁外れの「天才」か
ということである。

なので、
まるで横綱の胸を借りてるような
雰囲気の一戦だった。

中盤から
非凡な手が放たれ、
そこから「藤井曲線」と畏怖される
評価値の上昇が続き、
いちども相手側に
チャンスを与えぬままに
勝ち切った。

堂々の横綱相撲であった。

なにせ、昨年度は、
棋界の最強、最高峰と言われていた
トヨピー竜王を「4-0」
ワタナベ名人を「3-0」
というスコンク(完全勝利)で
退けている。

『四百年に一人の天才』は
『棋界史上の最強棋士』
という呼び声が高い。




全損した愛器サントスを
修復して、バスギターとして
「再生」させた。

見た目は
フランケンシュタインみたいな
木片の継ぎはぎで
痛々しいが、
真新しいバス弦を
6本張ってみたら、
それなりの重低音を聴かせてくれた。

55年連れ添った古女房を、
フランケンシュタイン博士が
新たに蘇らせたような
心境である。






『リュート・マラソン』には、
ドスの効いた低音で、
バッハの『ブーレ』を
弾いてみた。



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哀しみのサントス修復

2022-04-28 06:05:00 | 楽器製作
おとつい、
なんかの拍子に
右の背中が肉離れし、
湿布してるものの
まだ痛みがとれないでいる。

そして、ここ数日、
オシリ痛も再燃したかのように
鈍痛に悩まされている。

きのうは、
オフ日で伏せっていても
それらの痛みで
鬱っぽくなり、
夕食頃には不機嫌になって
カミさんとも
話す気にもなれなかった。

なので、
9時頃には就眠し、
今朝も4時頃に目覚めた。

痛みのほうは
相変わらずで、
それでも勤務日なので、
なんとか頑張って
行きたいとは思う。






サクランボが結実しだしたが、
持病の「葉巻き病」が出て、
例年よりも結実が
全然少ない状態である。

サクランボも
病んでるなぁ・・・と、
我が身を投影して
憐れにも思った。









庭のハーブコーナーの
隣に植えてた
アスパラが一株だけ伸びていた。

なので、
収穫するわけにもいかず、
この株に葉を茂らせて、
根茎を肥育させようと思う。






ゴールデンウイークには、
炭酸と果実酒で
カクテルでも楽しもうと、
きのうは
メロンと白桃リキュールも
買ってきた。

先日は
コンビニで
「蜜柑のお酒」を買ってきた。








全損したサントスの
損害賠償が保険会社から
振り込まれたので、
やっと3ケ月過ぎて
自家修復に着手した。

破損後、すぐに
手当しないと
破断した箇所や木片が
伸縮するので、
どうにかしたかったが、
保険申請の手続き上、
現状維持が必要で
3ケ月も放置された。

二つの古楽器を購入した
プロのリューティエ(製作家)からは、
修復不能と助言され、
自分でも修復は無理と判断したので
全損のままケースで保管していた。

それでも、
首折れ、ボディに大孔のまま
置いておくのも忍びないし、
55年も連れ添った「古女房」を
荼毘に伏すこともできず、
形だけでも復元してあげた。

ちょうど、
土器の破片を継ぎ合わせた
立体ジグソーパズル状態である。

音は完全に
死んだも同然なので、
まさに、バラバラ死体を
縫い合わせて
遺族に見栄えのよくするように
したに過ぎない。

木片も湿気を吸ってか
伸縮してしており、
元の鞘には収まらず、
削ったり継ぎ足しし、
塗装剥がれのヒビには
ニスを塗布した。

作業しながらも、
なんだか、
楽器が憐れで
涙が出そうになった。

ほんに、
こんな事故に巻き込まれて、
可哀そうなことをした、
と心が痛んだ。





明日も
休日を潰して、
養生を解いてから、
ニス塗り、水研ぎ(ヤスリかけ)、
してから、バス弦を張って
見た目だけでも
復元させてはみたい。







遊覧船事故を起こした
会社の社長の記者会見の様子を
ニュースで見たが、
茶番劇じみた土下座と、
メモを読みながらの釈明に
呆れかえってしまった。

詳細を補足するのに
ネット閲覧してみたら、
社長(58)が出席した
初回の会見では、
「足を組んでいた」
「スマホばかり触っていた」
という不遜極まりない
態度だったという。

そして、今回も、
「最終的には船長判断」
「客の要望もあった」
という責任転嫁もあったそうだ。

同業他社の社長からは、
安全や互助の観点から
四社揃って出航するという
「護送船団」方式の
掟破りをしてまでの
単独出航だったという。

起こるべくして起こった事故、
という見方が
同業者から聞かれた。

傲岸不遜・独善的、
儲け主義・・・と、
極めつけの馬鹿である。

【馬鹿は隣の火事より怖い】
という教訓的な箴言は、
ほんとだなぁ・・・と、
またもや思わされた。

遺族にしてみれば、
事前にそれと知る由もなかった事が
悔やまれるだろう。







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ガンマー第三号 宇宙大作戦

2022-04-27 08:03:00 | 映画
ゆんべは夕食後に
1時間ほど念入りに
マッサージ機で
電気按摩をやってたら、
途端に眠気におそわれて
九時前に寝入ってしまった。

そしたら、
案の定、真夜中の
3時半頃に目が覚めてしまった。

それから
二度寝もできなかったので、
朝刊が来るまで
YouTubeでも見てようと
テレビを付けたら、
昭和っぽいヘンテコな映画が
「無料配信」とあったので
チラリと眺めてみた。




そしたら、
これが大珍品で、
冒頭で波が砕ける
あの「東映」マークが
出たかと思うと、
オールキャストが外人だった。

しかも
『キャプテン・ウルトラ』を
彷彿させるような
チープなセットでの
宇宙モノだった。

ウィキってみたら、
やっぱ『キャプテン・ウルトラ』が
一枚噛んでて、
日米合作の
『東映ちびっ子まつり』で
『河童の三平』と公開されている。

深作欣二が監督というのも
驚きだが、この作品に
タランティーノがぞっこんだった、
というのも笑えた。

全編「吹き替え」だが、
若き日の納谷悟朗(銭形警部)や
北浜晴子(奥様は魔女)の声は
馴染みのあるものだった。

CGも何も無かった頃の
日本のお家芸だった特撮だが、
円谷プロではないので、
そのチープさはハンパない(笑)。

それでも、
アマゾンのDVDのレヴューでは、
そのチープさが楽しめる、
という評価が多かった(笑)。

お子ちゃま向けの・・・
フグスマ弁で言うと
「こっつぁがね」
大阪弁で言うと
「しょーもない」
作品であることは
間違いない。








1時間ちょいを
C級映画を笑いながら見てたら、
夜が明けたので、
小雨ながら車を出して
近所の竹林で
タケノコを7本ばっかり
採ってきた。

きょうはオフ日なので、
夕餉には
筍ご飯に酢の物、
煮物を作ろうと思う。









きのうは
帰宅したら、
アマゾンから愛読してる
『七つ屋志のぶ宝石匣』の
新刊が届いていた。

ひとっ風呂あびてから、
オレンジ・カクテルを
チビチビやりながら
のんびりと頁を繰った。








連ドラの『ちむどんどん』に
エキセントリックな
片桐はいりの
音楽教師が登場し、
俄然オモロクなる気配がしてきた。

彼女のトリックスター的な
存在感はどの作品でも
不思議な魅力がある。

『のだめ』のルイ・ママ、
『あまちゃん』のサユリさん
・・・なぞ、印象が深い。






街出をしていて、
目を惹く書体を見つけると、
すぐにスマホ撮りして、
プリントアウトして、
書室で臨書の手本としている。

唐揚げ屋チェーンの
『味工房』の字体も
魅力的で、フォントと書体の
中間位だが、その連綿には
「気脈」も感じられる。



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【状況判断できないのを馬鹿という】

2022-04-26 06:28:00 | 仕事
平成の名人
故・立川 談志を
その生前に
長らく"追っかけ"をしていた。

高座や著書で
よく語られていたのが・・・

【状況判断できないのを馬鹿という】

【馬鹿は隣の火事より怖い】

・・・という、
落語流の箴言である。

今回の知床沖の遭難事故では、
その会社も、船長も
そう思わざるを得なかった。

落語の『船徳』には、
【船は板子一枚下は地獄】
という箴言も出てくる。

今回のような
悲惨な事故を見るにつけ、
まさしく、そう思う。

北の海は、今頃は、
水温は5℃くらいで、
30分くらいで「低体温症」で
気ぃ失って心肺停止する。

救命胴衣なんて装着していても
意味がないに等しい。

それよりか、津波の防災用の
カプセルか浮遊テントでも
積んでた方が
助かったのになぁ・・・と、
思ってしまった。

なんにせよ、あの会社の
あの船長に命を預けたのが
乗客たちの「運の尽き」だった・・・。





教育臨床の仕事柄、
ISS(知能偏差値)と
IQ(知能指数)の換算表を
よく使っている。

学校によって、
検査業者が違うので、
どちらかの数値か
定まっていないのである。

普通学級では、さすがに
IQ=70以下のID(知的能力障害/
Intellectual Disability)はいないが、
ISS=35前後には、ちょいちょい、
お目にかかる。

これにASD(自閉スペクトラム症)が
軽度でも重複すると、
かなり、現実認知に歪みが生じ、
JC用語の「陰キャ/陽キャ」どちらでも
特異的な「コミュ障」っぽくなる。

そういう子たちと
根気よくコミュニケーションをとり、
笑顔を引き出して、笑い合い、
ノンバーバル(言語外)の処で
通じ合おうとするのが
SCの職能である。







きのうも
隙間時間を使って、
ヴィヴァルディの
コンチェルト「ニ長調」の
一楽章をギターソロ用に
編曲していた。

高校時代に、
デュオのレジェンド
「プレスティとラゴヤ」
の名演奏を耳にしていたので、
そのイメージを再現しようと
奮闘した。

これから試奏してみて、
細部に手を入れたり
運指を考えていく。

納得できるレベルまで
さらったら
『リュート・マラソン』に
アップしたいと思っている。








佐々木家の中で、
唯一人、親代々の
金光教の信仰を
引き継いだので、
20代からずっと
宗教学をも勉強してきた。

今も、ネットの講義で、
比較宗教学を聴講している。

最終的には
自分の魂理学にインテグレードして
体系化したいと考えている。

利己的遺伝子を唱えた
ドーキンスの
『神は妄想である』という無神論も
アグレッシヴで面白い。

最近では、
人のように心を持った
大いなる唯一の「人格神」は
信じられず、自然法則のような
「はたらき」そのものが
純粋にあるだけではないか・・・
という考えに共鳴している。






巷間で「絆」と言われることを
数字的ファクトで表す時に
よく用いられるロジックが、
自分の親二人、祖父母四人・・・という
代々の祖先を遡る方法である。

20世代前の累計人数は
210万人にもなる。

これを突き詰めていくと、
膨張宇宙の時間軸を逆にすると
宇宙誕生やビッグバンに辿り着くように、
生命の起源にまで突き詰まる(笑)。

そう思うと、
同じ人類でありながら、
同胞を殺害しているプーチンは
癌細胞に似ていなくもない。

癌も元は自分の細胞が
遺伝コピーミスなどで
狂って暴走したものである。

その末路は、
自分が属する個体をも滅ぼし、
自らも滅びる。

そこから
「マッド・セル(狂った細胞)」
とも言われる。

やはり、
癌細胞は除去するなり、
叩くなりせねば、
人類全体の存続が危うくなるのは
自明の理である。



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