『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

春雪

2019-03-31 08:21:00 | 風景
きのうは
会津から単身バスで
小6のU君が
カウンセリング合宿に来てくれた。

校外学習の一貫として、
雪の積もった「びっき沼」へと
散策にでかけてみた。

元祖・山ガールのカミさんが
驚くほどスタスタと颯爽と
沼の周囲を歩き出して、
そのおかげで
「早咲きの水芭蕉が見られた」
とカミさんも喜んでいた。

たしかに、
この時季に雪景色の水芭蕉は
超レアな光景であった。

カミさんは拾ってきた
松ぼっくりの枯れ枝を
玄関の室礼にオブジェとして
加えていた。





トーチャンは、
しっかりフキノト採りに
精を出し、雪を掻き分け、
五つほど掘り出してきた。

今季、四度目の
「びっき沼」詣でで、
すっかりヌシである(笑)。






夜半と今朝方には
驚くような牡丹雪が降った。






U君の体験学習として、
雪見の薄茶事を行った。

蝋燭の灯りだけで
茶を立て、喫する。

にじり口を通して、
茶庭の雪見灯篭に積もる
春雪を愛でる。

還暦茶人と今春中学生の
老爺と少年ふたりの
侘び寂び、幽玄な
「雪見茶事」である。

彼にも、
一服、茶筅を振って
立ててもらった。

還暦世代の発達課題として、
エリクソンは
「継承」というのを
挙げていた。

まさに、
雪の夜、茶室、灯明という
舞台装置が揃って、
未来を背負う若者に
「茶の湯」を体験してもらったことは
佳き「伝統芸の伝承」になったやもしれぬ。

***

ワークの時間には、
ふたりして知恵を絞り、
あーだこーだと、
明日発表になる
「新元号」予想に費やした。

3画から11画までの
常用漢字を打ち出して、
元号に相応しい字を抽出して
組み合わせるという
楽しいワークだった。

途中、
「狂」や「呪」などでは
珍元号も作って大笑いした。

100ケは考えて、
当ててやると豪語していたが、
どーしてどーして、
意外と難しかった。

ハズレ候補だが・・・

元久、元化、安康、安文、文仁、
孝寿、英寿、文寿、万寿、清恵、
恵康、康恵、治円、天円、宙孝、
任康、仁孝、孝文、寿英、寿永、
栄仁、広礼、保栄、安栄、仁栄、
寿栄、・・・


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久しぶりの名画

2019-03-30 08:48:00 | 映画
きのうは
陽射しが暖かだったが、
きょうはまた
日中の最高気温が6℃という
寒の戻りのようである。

まさしく、
三寒四温で、
なんとか自律神経が
失調しないように
食事、睡眠、運動…と、
気を遣って過ごしている。

きょうは、
小6のU君が
会津から単身バスに乗って
二度目のカウンセリング合宿に来るので、
明日までの二日間を有意義に
過ごしたいと思っている。

彼とのワークで、
互いに新年号予想ゲームをするのも
面白いかと思う。

「平易な漢字二文字」
「これまで使われていない」
「昭和のS/平成のHの頭文字とダブらない」
これで、互いに50ケずつ考えて
あさっての解答を楽しみにする(笑)。

イギリスなら、
ぜったいに賭け屋の対象になるだろう。

「これまで使われていない」・・・は、
天皇が退位意志を示された
2016年7月のブログで
すでに検討していて(笑)・・・

***

250あまりの元号で
多用されている文字を検索したら
「永」29
「治」22
「安」19
「和」19
「長」19
「仁」13
あたりだった。

近世の、
「明治」「大正」は
どちらも既出文字の組み合わせで、
「昭和」と「平成」は
「昭」と「成」が
新出文字である。

それゆえ、次の元号も
既出文字と新出文字の
組み合わせと推察して
新出文字を常用漢字2136文字から
「昭」や「成」のように
画数が少なめで小学生でも書けて
吉祥感のあるものを
探し出してみた。

すると案外に少なく、
元号に出来そうなものは、
「開」「清」「福」くらいしか
見当たらなかった。

組み合わせてみると・・・

「開永」(かいえい)
あたりが本命である。

大穴で、
「治福」(ちふく)・・・(笑)
福島が治まってこそ
日本の未来がある。

音声分析してみたら、
「慶応」(Keiou)のように
「K-u」の組み合わせが
28/250もあったので、
「開長」(Kaichou)
もありだが、語呂がよくない。
(賭場用語)

「明治」は「明るく治まる」
「大正」は「大いなる正しさ」
「昭和」は「昭かに和する」
「平成」は「平らかに成る」
どれも、天皇在位中の
治世安寧の願いが
込められている。

なんだか、北朝鮮の
将軍様国家を
思い出しもするが・・・(笑)。

既出文字2文字使用なら、
現皇太子の名前が
「徳仁」(なるひと)なので
「仁永」(にんえい)もある。

「仁」(じん)は、
「自他の隔てをせず、一切のものに対して、
親しみ、慈しみ、情け深くある、思いやりの心」
を現し、天皇の御世が永く治まり
世界が「仁」の心で
平和になる願いもある。

キナ臭い昨今の世には
タイムリーかもしれない。

***

この頃は、
「暇だなぁ・・・」
という失笑コメを頂いた(笑)。

たしかに、
物好きというよりない。

┐(´Д`|||)┌

でも、こういう知的好奇心は
ボケ防止にいいかも。





きのうは、
音楽堂のチラシ残数を
確認に出かけた。

200枚置きの
残20ほどだったので、
かなりハケてくれたようだ。

なので、今日また、
100枚ほど補充してこようと思う。

いつものように、
手刷りの粗末なA3ポスターが
カラフルな商用ポスターから
つまはじきにされたように
端っこに貼られていた(笑)。

この貧相さが、
対比効果で、
かえって目に付いてくれれば
という戦略もある。

院の後輩が
発見してくれて
何十年ぶりかで
メールをくれた。

当日は、また、
小ホールでの音楽教室発表会とぶつかり、
来場者の駐車場確保が懸念される。

ほぼ2週間前となり、
「終末効果」なのか
例年になく、なりふりかまわず、
メールやらで個人的に
連絡を差し上げている。

「これが最後です」
という“決まり文句”が
キャッチコピーである(笑)。





ツタヤのカード更新で
新作を一本タダで借りてきた。

『バトル・オブ・ブリテン
 史上最大の航空作戦』
という、WWⅡ物だが、
ポーランド・イギリス合作というので、
あまり期待していなかった。

なにせ、
「バトル・オブ・ブリテン」物では
『空軍大戦略』以上の傑作には
お目にかかったことがない。

昨年の『ダンケルク』は
違った意味では佳かったが。

ところが、
このポーリッシュ物、
なかなかどーして、
CG空中戦と実機映像を交えて
見ごたえのあるものだった。

人間ドラマの部分も
抑制が利いており、
三文劇から脱していた。

なによりヒロインが
ブロンド美人で
空軍制服姿が
萌えるほどに決まったいた(笑)。

ପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ モエ~

原題は『ハリケーン』で
ポーランド部隊は
スピット・ファイアでなく
こっちに乗ってたようだ。

ハリケーン独特の
機体後部のギザギザ感が
かっこいい。

メッサーシュミットは
ノーズとテールの
イエロー塗装が
いかにもという感じだった。

思うに、
この監督は『空軍大戦略』を
ずいぶん見て、リスペクトを払い、
B級に堕さないようにと
気合をいれたのではと
推察された。

WWⅡフェチには、
そのあたり気脈の通づるものがある。





戦闘機以外では、
ハノマーク・ハーフトラックが
登場したが、こちらは、
いくらかペカッとして
もすこしウェザリングして
汚れ感を出してほしかった。

プラモでは
幾度も拵えたので、
真新しい完成品みたいで
すこし頂けなかった。

いかにも1940年代の
イギリスの車両には
なかなか味があった。

ホーカー・ハリケーンにも
そういやバックミラーが付いてたんだ、
と改めて思った。

キャノピーのピラー(枠)も
斜めっているのが、
オシャレでかっちょいい。

我が家のトイレには
世界一美しいと思う
「スピット・ファイア」2機の
画像が額入りで飾ってあり、
毎日、鑑賞しながら
用を足している(笑)。

好きなばっかりに、
何度、プラモで作ったかわからない。



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ハナだらけ・・・

2019-03-29 08:11:00 | 風景
落語の雑俳に

 この山は
  風邪をひいたか
   はなばかり

というのがある。

我が家の玄関も
カミさんの送別会やら
離任式やらで
花束が増え、
花屋さんの店先みたいな
様相を呈してきた(笑)。

外から帰ってくると、
ムッと花々のフレグランスが
鼻腔を刺激する。

これは「匂い」と言うより
「香り」と言うべきだろう。

さるグルタレ(グルメ・タレント)が、
松茸ご飯に
「いい匂い」と言ったのに
そこは「香り」やろが・・・と、
違和感を覚えたことがある。

間違いではないのだが、
「におい」と同じ読みの
「臭い」を連想させ、
「犯罪の臭い」や「トイレの臭い」
のように悪臭としての
「くさい」をも連想させるので、
「いい匂い」限定の「香り」の方が
格調高く上品である。

古くは、
芳しき香りのことを
「蘭麝(らんじゃ)」とも言って、
これは、蘭の花と麝香(じゃこう)の香りが
合わさって出来たようである。

茶道でたびたび話題になる
「蘭奢待(らんじゃたい)」は、
正倉院に収蔵されている
天下第一の名香木(伽羅/きゃら)とされ、
足利義満や信長ら
時の権力者たちが珍重品として
切り取っている。





カミさんも花粉症らしく
目が痒いと言って
眼科に行ってきた。

自分もアレグラ呑んで、
ハナをズピズピ言わせてる。

 この家は
  カゼをひいたか
   ハナばかり(笑)

家の向いの
園芸店の駐車場の
ブロック塀んところに
ツクシがルンルンといった感じで
生え出していた。

ツクシは食べれる野草だが、
未だに試食したことがない。

なので、
明日、小6のU君が
体験学習合宿に来るので、
この機会に、一緒に「食育」として、
チャレンジしてみようかと考えた。

もっとも、
彼が嫌じゃなかったらの
ハナシだが・・・(笑)。

フキノト採りの楽しさも
教えたいと思ったが、
苦味のある味は
まだオコチャマには
無理かも・・・(笑)。

ビールにせよ、
ピーマンにせよ、
なんで、大人になると
苦味が好きになるんか、
不思議と言えばフシギである。

いちばん説得力のあった
サイトに拠れば、
味覚センサーである味蕾数は
30~40代では子ども時代の
1/3まで減少するらしい。

つまり、子どもは、
苦い、辛い、酸っぱいものを
刺激として敏感に感じるので
嫌悪するという。

ナルホイド!!(笑)←小学時代のギャグ(ホイド=コジキ)

ε= (•̀.̫ •̀) 

『なるほど!ザ・ワールド』←昭和だなぁ・・・

生物学的には、本能として、
ヒトは母乳成分である
甘味、塩味、旨味を好み、
自然界の毒成分である
苦味、酸味、辛味を嫌うという。

本能的に嫌っていた味も
加齢とともに味蕾が減ると
その刺激が和らぎ、
ヒトの持つ「好奇心」という
別の本能によってチャレンジして
新しいものとして
文化的に後天的に獲得してきた
と考えられる。

苦いコーヒー、劇辛キムチ、
えぐい山菜、臭いチーズ…等々が
食せるようになると、
「大人になったなぁ・・・」
と少しく嬉しく感ずるものだが、
それは大脳新皮質による
「文化」を獲得したと同時に
味蕾の発達が臨界点を超えた
ということでもあるのだ。

 ふたつよいこと
  さてないものよ

     ┐('~`;)┌





きのうは所用で
飯坂温泉に赴いたので、
いつものとおり
名物スーパー「アルタ」に寄って
名代の「ジャンボ・チキンカツ」(180円)を
夕飯用に買ってきた。

これは、
名人針師マキノ先生も
お気に入りで、
よく施療中に
お互いその話題で盛り上がる。

正体は、胸肉を観音開きにして
叩いて拡げてから揚げたもので、
手の平みっつ分くらいの大きさで
圧倒される。

それで、180円だから、
飛ぶように売れるのだが、
いつ行っても、
品切れになっていたことがないので、
裏でドンドコ、ドンドコ
揚げているのだろう(笑)。

100円のハムカツは、
通常の三倍くらいの厚みの
ビアソーセージで、
これも喰いでがあって
オモロイ奴である。

ゆんべは、それを
ニンニクを入れたバター&オリーヴ油で
軽く揚げ焼きにして
「ヴィーナ・シュニッツェル」風
「コート・ミラネーゼ」風に
パルミジャーノとパセリで
やってみた。

鶏胸肉のサッパリした味は、
孔牛肉に似てないこともない。

見た目、大きさ、味が、
ウィーン風、ミラノ風だと、
まさかアルタの揚場の
おっちゃん、おばやん達は
知るまいと思う(笑)。

「観音開き」は
「double doors」と言うが、
料理用語では別な呼び方があり、
それが、どーしても思い出せない。

ク~ _(_ _)ノ彡☆バンバン!

「エンジェル・カット」
かと思って検索しても
ヒットしない・・・。

***

フレンチで言う処の
「ディジェスティフ」(食後酒)に
コーヒー・リキュールを拵えてみた。

「カルーア」という
銘リキュールを「べろコピ」してみようと、
25°の芋焼酎に深入りコーヒーを
半日滲出させ、黒糖、スコッチ、
ヘーゼルナッツ・リキュール、
バニラ・エッセンス、アーモンド・エッセンスを
それぞれカクテライズしてみた。

練乳を少し加えてみたら、
かなり「カルーア」っぽくなった。

備前のミルクピッチャーと
豆角皿で一杯やってみたが、
なかなか乙なリキュールに仕上がった。

春休みなればこそ、
暇人なればこそ、
半隠居なればこそ、
こんなことで楽しめている(笑)。





ナツが
卒業式の写真&コメを
FBにアップしていた。

【カップ麺を食べずに4年間過ごし終えました】
勉強嫌いで小学生のときには九九が言えず泣きじゃくり、勉強そっちのけで卓球しかしてなかった人間がラケットを置くほどお熱になれる学問を学べた価値ある4年間でした。
"失敗しても当たり前、成功したら男前"精神で
力み過ぎず、気負い過ぎずに楽しんでこれからの大学院2年間を過ごしていこうと思います。

・・・とのことで、
兄貴ふたりが「いいね」していたので
そこにトーチャンも加わった(笑)。

三人並ぶのは
稀有なことである(笑)。

3年前のリサイタルには
フミとナツが来てくれて、
音楽堂のパイプオルガン前で
貴重なファミリー・ショットが撮れた。

リサイタルで着用している
襟付きウェスト・コート(ジレ)を
成人式に貸したら、
気に入ったらしく、
卒業式でも貸してほしいと
カミさんが持って行った。

リサイタルまで
郵送で返してくれるようだ(笑)。



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王朝料理

2019-03-28 06:30:00 | 風景
上空で-6℃の寒気と
+20℃の暖気が衝突して、
ゆんべは前線下の
激しい雷雨に見舞われた。

先日は「春雪」、
昨晩は「春雷」。

「ひと雨ごとの暖かさ」
ともいうが、
ストーヴなしでも
二階の室内は20℃に達する日も
ぽちぽちと増えてきた。





きのうは、
今年度最後のソータの棋戦があった。

開始の午前10時から
終局の夜11時頃まで、
内容の濃い、そして、
薄氷を踏むような勝利劇だった。

最終盤は
解説者二人をもってしても、
どちらが勝ってるか判らない、
と言わしめるような
混戦となったが、
ソータがワンチャンスを生かして
「詰将棋4連覇チャンピオン」の
天才ぶりを如何なく発揮して
辛勝した。

まさに見ごたえのある
濃密な一戦だった。

これで今季は、
勝率8割4分9厘で
二年連続の第一位となった。

残念ながら、
歴代一位は逃し、
歴代三位に留まったが、
その記録もこの先必ずや
更新しそうである。

棋戦の昼休(ちゅうきゅう)に
散歩に出た。

近所の祠(ほこら)で
名誉孫であるソータの勝利祈願をした。

帰っては、
家のご神前でも
御祈念をした。

そして、
10時間の激闘で
勝利した。

彼も疲れたろうが、
わいも疲れたわい・・・(笑)。

今季も
ほんに数々の名勝負を
見せてくれ、
しかも全棋士中
最高位の成績で「平成」を終え、
新たな時代を迎える。

来季も
ソータと共に
在ろう(笑)。






BSの『土井善晴の美食探訪』を
毎週、録画して視ている。

先日、「清王朝料理」として、
西太后お気に入りのデザート
「三不粘(サン・プー・ツァン)」
なるものを初めて知った。

材料はシンプルで、
玉子・トウモロコシ粉・砂糖・油
のみである。

これをトロ火で
500回攪拌するというのである。

つまり、
カスタードの元型
のようなものである。

トウモロコシ粉を餅粉に変えて
さっそく試作してみた。

春休みなんで、
毎日、昼食は自炊である。

なので、
そのデザート作りの一貫である。

途中、300回あたりで
右腕がだるくなり、
左腕に交代した。

こりゃ、
いい運動にも
ギターのトレーニングにも
なりそうだ。

「三不粘(サン・プー・ツァン)」は、
歯に付かず、箸に付かず、皿に付かず、
という王朝料理らしき
レシピであるが、
味は材料から推して知るべしである。





リサイタルまで
3週間を切ったが、
部屋ん中は、いかにもシーズン中
といった按配で雑然とし始めた。

きのうも、
頒布用書籍3冊を製本し、
CDを30枚ばかり製作した。

リサイタル当日まで
春休みが続くので、
毎日、この調子で
充実しているといいのだが・・・。

心配は、
春先の三寒四温による
体調崩れである。

現在、花粉症のクスリを
呑みながら、なんとか、
目が痒い、洟が出る・・・
くらいですんでいる。

ダルさや憂鬱感が、
目下、診られないのが幸いである。

両指がキシキシと鳴って
慢性的に痛みがあるのは、
コンサート直前のギタリストでは
仕方がないので、
我慢するしかない・・・。

時折、
「ガンバレッ俺!!」
と自分にエールをかけて
鼓舞している。

こころが折れそうになったら、
「これで最後」
「2万2千人の慰霊をするのだ」
「みなさんに喜んでもらうのだ」
と言い聞かせてもいる。






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山菜てんぷら

2019-03-27 06:28:00 | 食物・飲物
きのうは
夕方頃、無性に
フキノトウの天ぷらが
食べたくなり、
近所にある小倉寺観音まで
出かけてみた。

路傍にもいくつか見られたが、
もう花が開いたものばかりだったので、
まだ蕾のものを探し求めて
何ケか採集してきた。





帰ってから
すぐに揚げて
塩とツユの両方でやってみた。

昼には
直売場で買ったタラの芽を
天ぷらにして食した。

どちらも
ほろ苦い春の味がした。

採りたて、揚げたてを味わえて、
贅沢だなぁ・・・と、
しみじみ感じてしまった。

純米吟醸もあったが、
紹興酒を熱燗にして
合わせてみたが、
なかなかに佳かった。






境内をしばらく散策していたら、
いつの間にやら陽が西に傾き、
南斜面のカタクリたちが
その薄紫の濃さを増した。

家から5分ほどの処に
かくばかりに
天国のような処があるのも
幸せなことである。

ここは、
ギターの屋外練習場のひとつで、
毎年、リサイタル直前には必ず来る。

歴代住職の墓石にも拝礼して、
「今年も、最善の慰霊演奏ができますように」
とお願いしてきた。





ほぼ半日をかけて、
アンコール曲の
『見上げてごらん夜の星を』の
伴奏譜を仕上げた。

これまで、
独奏譜のみだったが、
5コーラス分の伴奏を
すべて変えて編曲した。

これも
リサイタル/コンサート活動の一貫として、
面倒くさがらずに楽しんでやった。

ピアノ譜を忠実に移した箇所では
難しいパッセージもあるが、
そこはエチュード(練習曲)を
数多くこなしていた
初学の頃のような気持ちで
挑戦的に向き合っている。

直前のリハで
初めて合わせることになるが、
頭ん中ではイメージは
出来上がっているので、
きっと上手くいくだろう。

***

爪の補強として、
これまで色々と試してはみたが、
最終的に辿りついたのは、
ティッシュを5枚重ねにして
速乾剤で硬化させ
サンディングするようになった。

ただ、それだと、
ティッシュの「白さ」が目立つようで、
去年来てくれた同級生のカズミンに
それを指摘されたので、
ダイソーで生爪に近い
「ピンクベージュ」色の
マニキュアを見つけてきた。

これだと、
遠目には自然に見えそうだ。

最後の最後で、
まだまだ
工夫する余地があるものである。

それにしても、
指が変形性関節炎で
哀しいほどに醜く
曲がっている。

曲げ伸ばしをするだけで
ズキリと痛みが走り、
それでも練習はせねばならない。

小指と薬指の根本では
癒着したような違和感があるが、
去年よりは少し癒えてきたのか
ちょっとマシにはなっている。

こんな指で
『アルハンブラ』を
弾こうっていうんだから、
ほんに、
「神様。助けてください・・・」
ってな心境である。

 (T人T)゛









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