『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

表具師ごっこ

2020-04-30 05:48:00 | アート
休校がさらに
一か月ほど伸びそうだが、
今日は出勤日である。

カウンセリングの予約が
入っているので、
カラダを学校まで
持って行かないとならない。

教育委員会からは
電話による相談でもいい、
と通達が来たが、
よほどの緊急性でもない限り、
こればっかりは
相対しての直面接で
観ることも要るのでそうはいかない。

ことに、
プチデプ(鬱)の子たちは、
彼らの発する
リビドー(精神エネルギー)の
オーラのようなものの観察が
必須である。

それは、入室した瞬間や
着座し、話をし、退室する処まで
しっかり観察する。

「失礼します」
「ありがとうございました」
などと挨拶が出来るようなら
現実見当識が保たれているので
まだ安心できる。

それと、
話のトーン、涙ぐむ…
なぞも見逃せない。

服薬中の子は、
睡眠状況、食欲、意欲なぞの
バイタル的な事と
副作用の有無についても
確認を要する。

紹介医以外のドクターから
6種もの多剤投与をされて
手の震えなどのパーキンソニズムを
起こしている子もいるが、
主治医からは、抑制剤は出せるが
様子を観るようにと言われたらしい。

かつて、
同じサイコセラピー研究会で
面識のあるドクターだったので、
どうしたものか…と、思い、
同じ研究会の別のドクターの
セカンド・オピニオンを奨めてみた。

こういうのは、
なかなか電話だけでの
対応は出来難いものである。




K中からの帰途、
阿武隈川沿いの高台からは
蛇行する川の遠方に
快晴の日のみ
吾妻連峰が望めて
「私的フクシマ八景」の
ひとつに数えている。





祝日のきのう、
カミさんから、
「今日は、どうすんの?」
と訊かれたので、
「また、タケノコでも
採りにいくわ…」
と返答した。

歩いて10分ほどの
放置竹林に赴いてみると、
歩道側の植え込みの至る所に
アタマを見せていた。

ただ、
これは掘り起こすには、
専用のテコ鍬が要るので、
蹴り折っただけでは
皮の部分しか採れない。

よって、
今しばらく、
成長を待つよりない。

う~ん。
採り頃は、
あさってくらいかなぁ…と、
見極めるのにも
バンブー・ハンターには
「目利き力」が要る(笑)。

藪内でほどよき物を
6本ほど採って、
3本はマスクを作ってくれた
光っちゃん叔母ちゃんちに
置いてきた。

叔父ちゃんが玄関先で
「こないだの、美味しかったよ…」
と喜んでくれていたが、
前に届けた
フキノトウのことらしかった。

たくさんお裾分けしたので、
ご近所さんにも配って
喜ばれたらしい。

こういう善意の盥(たらい)回しは、
不幸のチェーン・メールとは
真逆のことで、
英語では「ペイ・フォワード」
(pay forward)と言い、
そういう映画があった。

もらった人にお返しするのは、
「ペイ・バック」(pay back)
と言う。





きのうは午後からは
表具師ごっこで
遊んだ。

今回は、茶室用でなく
ひと様からお預かりしたものなので
いつもよりか心して
慎重に丁寧に進めている。

工房が足の踏み場もないので、
書斎兼カウンセリング室の
フロア全面で作業をしているが、
カミさんが来て、
「大変なことに、なってんねぇ…」
と言っていた。

オール紙表具なので、
切った貼ったのヤクザな世界だが(笑)、
そこに、糊を練るという
地道な作業もある。

沈糊(じんのり)という
表具用のノリは、
小麦粉から分離・沈澱させた
デンプンなので、
片栗粉と同様に
水で溶いてから火にかけると
しだいにドロドロとなってくる。

それを洗面器に取り、
水で伸ばして使用する。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デイ・クリエイト

2020-04-29 06:11:00 | 風景
GWに入りけり、
である。

コロナ、コロナで
草木もなびくよ…
とでも、戯れ歌を吐いて
憂さを晴らすよりない(笑)。

ステイ・ホームしながらも、
三密を避けての外出も
息抜きには要る。

昨日は、近所の放置竹林の
視察に出かけたら
出だしたばかりの筍が
あちこちにあり、
スココン、コンと
蹴り倒して9本ほど収穫した。

3本ずつ、
「ふくの季」の阿部さんちと
接骨院のM先生んとこに
お裾分けした。

かつて、
尿道結石で深夜に
救急搬送されたことがあるので、
タケノコに含まれる
シュウ酸による結石を懸念して、
ひとシーズン、食べるのは
日を空けて4回までと決めている(笑)。

…とは言いつつ、
新しい竹林を探して、
城山にフィールド・リサーチに
出かけてみた。

竹林があるにはあったが、
真竹の密集した箇所で
タケノコは一個もなかった。




久しぶりに
パコの『カディスの哀歌』を
弾きたくなり、
車に73年の『阪蔵』を乗せて
城山のツツジの前でやってきた。

そしたら、
猫たちも集まってきて、
「ニャンだ? この音は?」
と、不思議そうな顔をしていた。

皮膚病の子もいたので、
ここを棲みかとする
野良たちなのだろう。



坐骨神経痛になってから、
PCでぶっ続けで3時間も
ブログを書くことが出来なくなり、
1時間ごとに小休止して、
筋トレしたり台所仕事で
ブレイクするようになった。

オフ日で炊事当番の日は、
朝から、台所で晩飯の
下ごしらえをしている。

それが、楽しいから、
つくづく料理が好きなんだなぁ…と、
思いながら嬉々としてやっている。

きのうは、
愛用の信楽の小鉢に
ひび割れが入ったので、
ご飯粒でノリを作って、
埋め込んではオーヴンで
1時間熱して乾燥させる作業を
三度繰り返して接着した。

食べ物を入れる器なので
瞬間接着剤は使えず、
いつも漆かご飯粒で
補修している。

かつて、中国に
修学旅行の引率で行ったときに、
さる城壁がもち米で
レンガが接着されていると聞いて、
へぇ~…と、関心し
それをヒントに
陶磁器のご飯粒補修をしている。

土目の粗い信楽の
茶碗や水指なぞも
時折、水漏れすることがあるが、
その時は、米の研ぎ汁を入れて
一晩おいておくと目が塞がる。

故人の知恵である。





毎日、料理をやってるうちに、
しだいに調味料棚が
ランダム化してしまい、
火入れをしている最中に
何処にあるか探してる間に
火が入り過ぎたりしてしまうので、
暇を見ては揃え直している。



毎月、老母のホームから
写真付きお便りが届くが、
どんどん溜まって
A4の袋がパンパンに
なってしまうので、
最近ではファイリングをやめて
一読して廃棄している。

息子たちがネットで
「お祖母ちゃん」の
今の姿を見れるように
時折は、アップしている。

コロナ禍の今、
1月からホームでの
面会は謝絶されている。



きょうも
タケノコを採りに行こうかなと
朝から寝床のなかで
画策していた(笑)。





宗教家のTちゃん先生から
お預かりした
亡きご尊父で
前教会長先生の御遺墨を
表具奉仕させて頂いている。

カラダや技能を使って
神様関連の事に
従事させて頂くことを
金光教では「ご用」と
言われている。

特に、ボンビーな人間は
「貧者の一灯」の如く、
お金ではなく
労働奉仕が神様が
お喜びになるそうな。

表具のプロであれば、
正絹という高級生地で
仕立てるが、ボンビーでは
紙表具がいい処である。

それでも、
真心を込めて
一つひとつ丁寧に作業し、
作品を創り上げていくことが
大事なことである。

20年前に拵えた
古い掛け軸をバラして
「一文字」や「風帯」を
転用することにした。

かつて、茶室様に
茶掛けを幾本も製作したので、
その時の手技が未だに
身についている。



先日、T中で、
カウンセリング室に飾られている
河合先生の肖像を見られた
生徒のお母さんが
「先生の先生ですか?」
と尋ねられたので、
「そうです」
と即答した。

今も毎日、
トイレのラジカセで
河合先生の講演テープを聴いて、
勉強させて頂いている。

先生のテープは
生前に出られた番組や講座の
ほぼすべてを録音してきたので
四、五十本ほどある。

以前、うっかり
そのことをネットに書き込んだら、
熱烈な信奉者から
「お願いですのでコピーさせて下さい」
というメールを頂いたが、
その時間を割くことが出来ない、
とお断りしたことがある。

在京中は、
京大での退官記念の
「最終講義」にも赴いて
聴かせて頂いたが、
その様子もEテレで放映された。

帰福後は、
三たび来福された
福島聖母短大、郡山女子大、
いわき明星大での
講演をも聴かせて頂いた。

聖母では、
スタッフだったので、
学内で接待したり、
飲み会の席で
在京中に7年間受講していた
「ユング・セミナー」について
懐かしく歓談させて頂い。

自分は、
河合先生を通じて
ユンギャン(ユング派)になったが、
同時に、カワイアンでもある。

河合先生の師匠の
マイヤー先生が
ユングの直弟子なので、
河合先生は孫弟子筋になり、
してみれば、
自分は曾孫筋だなぁ…と思って、
ユングの肖像も自宅には
飾ってある。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二日酔い…

2020-04-28 06:31:00 | 健康

きのうは出勤日で、
帰宅後に入浴してから、
夕食中から寝床でまで
ダラダラと飲酒していたら、
今朝は、頭痛と共に目が覚めた。

久しぶりの
“二日酔い”で、
カミさんに
呆れられてしまった。

オバカ… (*・.・)ノ彡 (´~`;)

「呆」という字は、
赤ん坊がオムツを換えられている
姿を現したものだという。

これに「人偏」を付けたのが
「保」という字なので、
すなわち、赤ん坊を抱く姿の
会意文字だというが、
コロナ禍の今日、その形は、
ベッドに横たわる患者の姿を
彷彿させる。




通勤路の至る所に
黄色い花道があり、
目を和ませてくれる。

『幸福の黄色いハンカチ』
じゃないけど、
なんだか、黄色には
幸福感を感じるものである。



今朝は、
ちょうど山際から
日の出の時に
ゴミ投げに出向いた。

帰りに、
お天道様・お日様を遥拝し、
ついでに、
「サン・ゲイジング」を試してみた。

これは『エハン塾』で
知ったことだが、
『太陽凝視』という
トンデモ危険行為なのだが、
日の出、日の入りの弱めの太陽光を
少しずつ凝視することで、
断食効果があるというのである。

インドのマネクという行者が
21人の医師らによる
24時間の完全監視体制の下で
サン・ゲイジングだけで
411日間の断食に成功したという。

そして、
NASAに招聘されて、
同様に科学者らの監視下で、
130日間の断食にも成功した。

その理屈は、
人間が食物から得て
作られるエネルギーを)
直接、日光から得ているという。

たしかに、
生物の全てのエネルギーの元は
太陽光にある。

植物の葉緑体の中で、
フォトン(光子)エネルギーにより
H₂Oを分解し、空気中から取り入れた
CO₂と合わせてC₆H₁₂O₆(ブドウ糖)を
作るのを「光合成」という。

むかしは、
別名「炭酸同化」とも言った。

そして、
ブドウ糖が「呼吸」により
分解されて、TCA回路で
ATP(化学エネルギー)が生成される。

生物の授業で
高校生に13年間教えてきて、
毎年、テストに出していたので、
今でも、それらの化学反応式を
覚えている。

件のマネク氏の脳を
CTスキャンしてみたら、
松果体の大きさが
通常男性よりも
肥大していたという。

ネットでは、
太陽をモチーフとして
撮影を続けている写真家が
食欲が減じて
10㎏もダイエットになった
という記事もあった。

他にも、
サン・ゲイジングや
大地を裸足で歩く
アーシングという
スピリチュアルな健康法を
実践している人が
けっこういるようだ。

松ポックリの形をしてる処から
ネーミングされた松果体は、
英語でも「pineal body」と言い、
概日リズムを調節する
メラトニンを分泌する機能がある。

不登校生には
昼夜逆転する子が多いので、
よく、窓際でもいいので、
日光浴を30分くらいしなさい、
と指導している。

メラトニンは
幼児期(1~5歳)に
多く分泌されるので
子どもはよく眠り
不眠症状にもならないが、
加齢と共に分泌が減ってくるので、
睡眠時間が短くなり
不眠傾向が生じるようになる。

スマホ、PC、ゲームのブルーライトも
メラトニンの生成を阻害するので、
不登校生やプチデプ(鬱)の子たちには
制限もしくは厳禁にさせている。




自称フキノト・ハンターでもあり、
バンブー・ハンターでもある。

正確には、
バンブーシュート・ハンターと言わねば、
「竹取り翁」になってまう(笑)。

なので、
通勤の道々でも、
路傍の竹林を通過する時には
目を皿にしてウォッチしている。

その甲斐あってか、
きのうは、早くも、
“いちばん”物を発見し、
さっそく路上停止し(笑)、
道端採集した。

なにせ、
ハザードランプ点滅させて
即行で車に戻るので、
瞬時にやり遂げる。

もっとも、
ハンターと称する以上は、
手慣れた手練れでもあるので、
スコン、スコン、スコンと
3回蹴とばして、
脇に抱えるだけだから、
ストップウォッチで正確に測れば、
10秒切ってるかも…である(笑)。

すごい!!
まさしく、プロわざ!!(笑)

そいで、
ブイーッと
現場を去る…(笑)。

これが、
路傍バンブーの
路上採集というテクである(笑)。

日本広しといえども、
こんな芸当ができる御仁は
そうはいまい…と、
車中で自画自賛しながら、
今夜はタケノコご飯だー!
3本で3千円儲かったー!
と、大喜びした。

コロナ禍の今、
ウソでもフリでも
喜ぶことは大事なのダ。

嬉しいと言ってみる、
楽しいと言ってみる、
のが必要なのダ。

(笑)

ポンポ~ン♩ ꉂ(ˊᗜˋ*)/ シンリヤ,ウソイワナイ





42歳の厄年に
うつ病を患って来、
20年間『黒字ノート』を
つけている。

まいにち、
「良い事」をさがして
ノートやブログに書くのだ。

それと、
変化の指標である
「初めて」「珍しく」「久しぶり」
というキーワードでも
自身の行動記録を取っている。

セラピスト自らが実践して
実証しているので、
クライエントにも説得力がある
というものである。



きのうのベントは、
前夜のすき焼きの残りもん。

カミさんが、
「残ったのはお弁当にしてね」
と言うので、
ぜーんぶタッパーに
移し替えた。



皆川先生を偲んで、
ご著書を再々読した。

以前に引いた朱線に、
さらに蛍光ペンの線を加え、
忘れていた用語を
小膝を叩いて
「あ、そーか。
ジョングールだったぁ…」
とか思い出して
嬉しくなった。

「わたくし」で統一された、
先生のお優しい語り口にも魅了され、
小半時、たのしく勉強できた。



K中の4月最後の
勤務日だったので、
新年度初の
「月末統計」表を書いた。

生徒は休校だが、
カウンセリー(来談者)は
予約通りに登校してくる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宅のみ

2020-04-27 06:22:00 | 食物・飲物
「てめぇ、さしずめ、インテリだなッ!」
というのは
寅さんの名セリフである。

寅が最も嫌うのが
インテリなのだが、
案外『男はつらいよ』には
そのインテリが多く登場する。

第一、山田監督からして
東大出で山の手のインテリである。

なので、
大学教授やら、
裁判官志望やらのインテリが
“恋の道”はサッパリで
寅の指南を受ける。

ユングのタイポロジー(タイプ論)で
いうならば、インテリは、
さしずめ内向的思考型だが、
寅は、その真逆の外向的直感型である。

お互い、ポジとネガだから、
合わないようで、実は、
コインの裏表のようなものである(笑)。



コロナ禍にあって、
昨日は久しぶりに
ハッシーがギターレッスンに来た。

互いにマスクをして、
いつもよりソーシャル・ディスタンスを
とってのレッスンだった。

彼はナッちゃんと同じ新潟大で、
教員という身分なので、
学士以上の有識者を
インテリと定義して、
コロナ後の世界の変容についても
語り合った。

そこでも、つい、
国公立大者は
血税で学ばせてもらったんだから、
ノブレス・オブリージュが有って
公益的な提言を発しなければならない
という持論を話した。

まして、
3.11被災者でもある我われは、
コロナ禍のような現況にこそ
何をか言わねば
“税金泥棒”やら“能無し”の
誹りを甘受するよりない。

そんな厳格なことを
考えない方が
普通の感覚なのだろうが、
言える者が言わねば、
良からぬ陰謀論が蔓延り、
サイバー空間/情報圏内で
【悪貨は良貨を駆逐する】
という現象が
起こりかねないからである。

それでなくとも、
「ポスト・コロナの世界」と
名売った様々な憶測が、
ネットや紙媒体に溢れている。

これらの情報に煽られたり、
惑わされる向きも
少なくはなかろう。

なので、
「正論・反論・中庸論」
という基軸を
思考にしっかり据えて
情報を分析する必要がある。

かつて、
心理臨床学会のワークショップで、
河合先生が
文化庁長官に就任された時の
葛藤や懊悩を開陳されて
感心したことがある。

結果論で言えば、
その受諾は
高松塚古墳を巡る
文化庁の失態などで
相当な心労となって
先生のご寿命を縮められた。

文字通り、
「命懸け」の
決断だったのである。

当時、学界の会長でもあったから、
亡くなられてから
「文化庁長官を受けさえしなければ…」
という声もずいぶんあった。

でも、先生の口から
直接伺ったのは
「今、景気が停滞して沈んだ日本は、
デプレッション状態なので、
文化を通して
日本を元気にするというのも
臨床家にできる仕事ではないか、
と考えて引き受けた」
ということだった。

そして、
「不景気も鬱も、どちらも
デプレッションという…」
とも伺った。

そして、
その受諾動機どおりに、
さまざまな文化振興のために
予算をつけ、自らも先導して
芸術活動、学術活動を盛んに
行われたのは立派だった。

それは、先生ご自身が
学生時代には
京大オケに所属しており、
卒後は長らく中断していたフルートを
58歳から正式に習い始めたという
アマチュア音楽家としての
ご経験があったからである。

在京中には、7年間、
先生の市民セミナーに
参加させて頂き、
その謦咳に触れ
薫陶を受けられたからこそ、
6年間の『復興支援コンサート』を
完遂できたと思っている。

なので、
今回のコロナ禍でも、
なにかしら、
文化的な貢献もできないか、
と思いを巡らせている。

とりあえずは、
中止とならなかった
6月のレクチャー&コンサートで
「お話と演奏」で
出来るだけの事を
させて頂こうと準備している。

 淡々と
  出来るだけ淡々と
   なさしめ給へ 
    我がみ務めを

…という心境である。




いつにも増して
「家呑み」が
増えているようだ。

我が家にも
リキュール類が
いくらかあるので、
食後や寝酒に
ちょいちょいやっている。

カミさんは
ビール党なので、
もっぱら食間に済ませている。

ワインラックが
空っぽになったので、
スーパーで廉価物を
ぽちぽち買ってこようかとも
思っている。

千円台の物でも
ズラリと並んでると、
なんだか、心豊かな気分になるものだ。

そーだ!
10万支給されたら、
使うアテもなく
全部生活費に回そうと思ってたが、
そのうちの2万分くらいで、
このラックを埋めてみよう。

そしたら、きっと、
「心豊か」な
使い方になるに違いない。




三密を避けて
山や海や野に
半時で出れるから
田舎はありがたい。

【自然から遠ざかると病が近づいてくる】
は至言である。

自衛隊のメディック車が
並走していたので、
3.11の非常時の街中を
思い起こしてしまった。

そっか…。
今も非常時なんだ…
という思いを新たにした。

そしたら、
オモチャじみた
三輪車がブロロローッ!
と通り抜け、
“遊び”と“よゆう”も
大事だなぁ…とも、
改めて思わされた。




世界各国が、
コロナ禍を一過性の厄災にせず、
今後の人類の経験則にしようと、
検証の必然性というムーヴメントが
当然のように起こってきた。

そしたら、
中国が過剰に反応して、
武漢ウイルス研究所の査察は拒否し、
「中国は情報公開で
透明性を保ってきた」
と、またまた、
ウソの上塗りをして、
国際信用を益々なくしている。

欧米の首脳らが、
正直、アタマに来てるのは
否めないのだろうが、
中国がこのまま頑なな態度を
固持していたら、
最悪、連合軍と悪辣国家の
大戦ともなりかねない。

少なくも、
経済制裁やら、国交停止やら、
各国内でのチャイナパージで
人権侵害事件が起こるやもである。

そうなって、初めて、
中国国内で軍民一体の
クーデーターでも起これば、
北鮮と中共が一挙に片付いて、
アジアも世界も
これほど平和と安全になることはない。

コロナ禍では、
失業者の自殺、心中も
これから頻出する危惧もある。

自粛が元のDVで
すでに殺人事件が起きた。

「コロナ鬱」も頻出必至だろう。

そうなると、
精神科医や我われ心理屋も
忙しくなるかもである。



おとついは、
東北新幹線の仙台発「東京行き」の
乗車率が0%だったという。

自粛「要請」という
罰則を持たない「お願い」であっても、
日本人の倫理観は
正常に機能してることが判って
安心もした。

もっとも、
この時季、好き好んで、
感染拡大下にある都会に
自ら進んで行くという
無謀な行為は憚られるだろう。

3.11を体験した
太平洋側の東北人は
耐乏生活をすでに経験しているし、
フクシマ人に至っては
9年もの放射線の低線量被爆に
耐え抜いているのである。

ニュースでは
人気のない銀座や
浅草の様が映され、
原発事故で
ゴーストタウンと成り果てた
街々を思い出した。

9年経った今でも、
そんな状態の街があることを
日本全国民には、この機会に、
再認識して欲しいものである。

放射能もウイルスも
目に見えず、
いつ終わるやも判らぬ
不安を伴う脅威なのである。

各地の原発には
何億兆ものコロナウイルスが
みっしりと詰まっていると
想像してみたら
その危険性と脅威は
尋常なるざるものがあろう。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桃の里

2020-04-26 05:53:00 | 風景




 信夫の里は桃の里
  雪兎映ゆる吾妻山




マイ・フェイバリット・スポットが
市内に何か所かある。

それは
「私的フクシマ八景」
でもある。

土湯街道の
『ハニービー』の辺りから眺める
桃の花越しの吾妻山も
絶景のひとつである。





土湯の「びっき沼」も
年間、5~6たびは訪れる。

ほとんどは
フキノトウ採集の為だが、
カタクリや水芭蕉を
愛でにも行く。

きのうは、
名残りのフキノトウも採れ、
桜も五分咲きで、
暖かな陽だまりの中で
沼を望みながら
リュートを爪弾いてきた。

だーれもいない
大自然の中で
鳥たちの鳴き声に呼応するように
『ナイチンゲール』を弾いたり、
大木に語りかけるように
『グリーン・スリーヴス』を奏でた。

時折、一陣の風が
水面にさざ波を立たせると、
木々も微かにざわめいて
恰もリュートの演奏に
拍手をしてくれたかのように聞こえた。

興に乗って…
コレンタ
大公のアリア
白い花
パイパーのガイヤルド
牛を見晴れ
ロミオとジュリエット
…なぞを
「無観客」の舞台で
リサイタルさながら
存分に演奏できた。

こんなにも美しい
自然と花々に囲まれて
たったひとりで
リュートを弾けるなんて
都会では考えられない
贅沢な時間と空間である。

そういや、この…
リラクゼーション、
リフレッシュ、
レクリエーション、
の「3R」には、
一円も掛っていない(笑)。

こんだぁ…
無料高速の縦貫道で
松川浦に出かけて
海を眺めながら
フラメンコギターで
『ソレア(孤独)』や
『アレグリア(喜び)』を
弾いてこようと思う。




珍しく
カミさんが呆れた口調で
「トランプ大統領、
何て言ったか知ってる?」
と問答を
仕掛けてきたので(笑)、
「消毒液、注射しろっ!」
と応えたら
「信じらんない・・・」
と憤慨していた(笑)。

ヽ(`Д´)ノ プンスカ

あとから、記者に
真意を問い詰められて、
「あんたのような人へ
皮肉ったんだ…」
と詭弁を放ったが…。

腹んなかでは
マジでそう思ってた節もある。

なにせ、愛想つかして
袂を分かった元側近が
「小4程度のアタマ」
と揶揄したので、
ルーピー鳩山と大差ないのかも、
である(笑)。

米国内の著名な知識人たちも
トランプが科学者たちや
CDCの警告を無視して
初動対策に遅れをとったのが
5万人もの死者を出すに至ったと
いっせいに非難している。

それを交わす目的で、
トラ公は中国原因論を
盛んにし始めたワケである。

ならば、とことんやれである。
「毒を以て毒を制す」ことが
できたら、もっけの幸いである。

2万人もの死者を出した英国では
エリザベス女王が
「習近平は許さない」
と漏らしたという。

さもありなんである。
世界の怨嗟の念が
中国国民でなく、
一党独裁政権の共産党と
そのトップの習近平に向けられれば、
何らかのアクティング・アウト(行動化)が
生じる可能性がある。

それを察してか、
表では、善人面して
マスクや医療機器を世界に支援し、
貢献ぶりをアピールしながらも、
裏では、軍の活動を活発化させて、
あたかも「やんのかーッ!!」と
恫喝するヤクザのように
その凶暴性を誇示している。

その様は、
困った時は「途上国」と名乗り、
調子いい時は「先進国」と嘯く
二枚舌のペテン師政権なのである。

自らウイルスをバラまいといて、
逸早く封じ込めに成功し、
世界の模範となった…
という言説には呆れて
バカとしか言いようがない。

【馬鹿は隣の火事より怖い】
と希代の天才落語家・
立川談志は名言を残した。

その馬鹿キンを
もひとりの馬鹿トラが
やっつけてくれて、
ついでに、自分も
選挙に落ちてくれれば、
一挙両得、一石二鳥である。

そしたら、
先進国にあって
使者360名どまりの
GDP3位の日本の出番なのである。

ただ、
こっちの手札も
あまり賢くない
「もり・かけ・さくら」の
馬鹿シンである。

ならば、
日米中のまともな民が
オピニオン・パイロット
(水先案内人)となって、
どんどんSNSで発信・発言の
アウトプットをすべきである。

シェルドレイクの
「モルフォジェネティック・フィールド」
(形態形成場)の仮説に拠れば、
5%の人々の意識が変われば、
全人類の意識が変性する可能性がある。

それは、
集合意識の力である。

トラ公もキンペーもシンゾーも
みな経済的再生を気にして、
国民の「いのち」を
「金」の二の次に考えてる
大バカ者たちである。

みんな金持ちの権力者だから、
貧困層や庶民のことなぞ、
美味いもの喰いながら
安全な処で高みの見物なのだ。

天安門事件で
1万人を殺しても、
讃?燭
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする