今朝方、二度寝したら、
珍しく、担任時代に
最後の授業をして
学校を去る夢をみた。
そのような場面は
三十代の頃、現実にあったが、
教員を辞めて
教壇から去るという事に
感傷的な気分になったのを
今でも覚えている。
この一年、
何度かそんなモチーフの夢が
多かったので、
人生のフェーズが変わるのか、
ほんとに黄泉の国への
「国替え」の予知夢なのか…
と思わないでもない。
⁂
今日は、
ソーちゃんの
順位戦が深夜まである。
彼の今年に入っての先手番は
30勝1敗という
驚異的な勝率である。
なればこそ、
三冠を維持し、
いま四冠目に
王手をかけているのだろう。
きのうは
朝からアレルギー性鼻炎で
鼻水がとまらなくて、
クスリを呑んで一日ベッドで
駄々羅にすごしてしまった。
なんも"やる気"が
起こらないのだから、
仕方ないやと
自分でも諦めモードだった。
こういう時は、
横になって無為に
足元のモニター画面で
YouTubeをサーフィンしている。
そしたら、
古楽サイトに
見覚えのある楽器が出てきて、
(あれっ? ひょっとして…)
と、サイトの内容をよく見てみたら
たしかに、新潟のSさんが
古楽フェスのチラシに
名前を連ねておられたので
自分の製作したヴィウエラだった。
表面板のインレイ(象嵌)と
ローズ(薔薇窓音孔)は
その楽器の指紋みたいなものだから、
リューティエ(製作者)には
すぐ識別がつく。
はじめて創った
ルネッサンスギターは
購入された方が
それでデモ演奏されて
YouTubeにアップしてくだすったので、
今でも見ることができる。
これは、
カインズホームで
目の詰んだ桐材を見つけ、
実験的に5枚に剥いで
ブックマッチ(接合)させた
想い出深い楽器である。
側面と裏板は
3A(最高級)のカーリーメープルを用い
ヘッドのインレイも
凝ったものに仕上げた。
プロのリューティエだったら
30万は下らないが、
アマの趣味製作なので
5万で出したら
ヤフオクですぐに落札された。
そのタイプ別の
ルネッサンスギターを
10本ほど製作したが、
出品するたびに
すぐに落札された。
さまざまな意匠と工夫を
実験しつくして
創り飽きてしまったのが
プロでないアマの
哀しさかもしれない。
やる気のない日でも、
接骨院帰りに
スーパーで買い物はし、
お昼は地鶏の腿を
パックから出したまんまの形で
密着させて焼き上げた。
焼き芋や冷凍していた
カリフラワーのムースを添えて
いささか投げやりな
ドレッセになった。
おとつい買ってきた
『サンデマン』の
クリームシェリーと合わせてみたら
まずまずの"ぼっちフレンチ"に
なってくれた。
やる気がない日でも、
これくらいは
何も考えずとも
創れるようにはなったのだなぁ…
と、思わないでもなかった。
去年の
小中高生の自殺者が
499人というのも由々しき事態だが、
拒食症も1.6倍増だという。
SC間では、
専門用語で
拒食症は「アノレキ」
過食症は「ブリミア」
と呼称する。
これらは、
神経性無食欲症(anorexia nervosa/AN)
神経性大食症(bulimia nervosa/BN)
の略語である。
過食で真ん丸の
ムーンフェースになった女の子を
「ブリちゃん」なんて
仲間どうしではケース検討で
呼ぶこともある。
アノレキには
自分も高校時代に罹ったことがあり、
ほんとにラーメン一本が喰えず、
激痩せした。
今は、ブタみたいに太ったが、
あの頃は、ギターの先生に
「そんなカマキリみたいな体じゃ、
いい音でないよ…」
と揶揄されたことがある。
もうアノレキは御免だが、
カマキリ体型に
もどりたいなぁ…とは
思わないでもない(笑)。
(´・Θ・`)ブヒ