『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

小道具製作

2022-08-06 05:22:44 | 楽器製作

きのうは日中が

23℃と過ごしやすかったので、

いろいろと作業が捗った。

 

午前中には、

車のエアコン臭の洗浄液を

フィルターを外して散布した。

 

ちょっとは効果があったみたいで、

カビ臭がかなり抑えられて、

ラッキーだった。

 

午後からは

光っちゃん叔母ちゃんちに

CDをもらい受けに行ってきた。

 

3/17の震度6の地震の日に

亡くなったミツオ叔父さんの遺品に

CDが数百枚あり、その中から

ギター曲を20枚ばかり

形見分けしてもらった。

 

 

コロナの第七波で、

家籠りばかりしてると、

無性に緑が見たくなり、

近所の青年会館の前庭に出かけてくる。

 

きのうも、

雨上がりで湿った芝や苔の上を

裸足で歩いて「アーシング」して

カラダに溜まった静電気を抜いてきた。

 

コンサート・シーズンには

毎回、屋外練習場としていた

大木にも触れてきて

その霊気を授かってきた。

 

 

光っちゃんちで

自家製漬物をもらってきたので、

晩はそれをアテに

備前徳利と琉球壷屋のぐい呑みで

純米吟醸酒を味わった。

 

 

古楽器製作で出た端材を使って

スペイン式カポタスト「セヒージャ」を

2ケこしらえた。

 

その前に、

ペグ孔をあける

リーマーという道具がサビていたので、

オリーヴオイルとサンドペーパーで

念入りにサビ落としをした。

 

こんなんでも、

買うと4、5000円もするが、

30分10工程ほどで出来るので、

これまで何個も作ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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資源枯渇

2022-06-05 08:35:00 | 楽器製作
楽器用材も
資源枯渇が叫ばれて
久しいが、
未だ一流リューティエ(製作家)の
手元には何年分かの材料が
ストックされているようだが、
世界レベルで見ると
大量生産メーカーは
代替用材の使用が目立ってきた。





ギターの最高材は
トップ(表面板)には
「ドイツ松(スプルース)」、
サイド・バックには
「ハカランダ」
ネックは「セドル」
指板は「エボニー(黒檀)」
が定番であった。

このうち、
ハカランダは伐採禁止となり、
エボニーも年々、輸入量が
激減しているという。

表面板は
シダー(杉)を用いる場合もあるが、
これだと音質がガラリと変わる。

現在は、
サイド・バックは
赤味のあるローズが
主流となってきた。

ひとむかし前は、
量産の安物ギターは
指板が「黒い黒檀」でなく
「茶色いローズ」と決まっていた。

なので、見分け方も簡単だった。

リュートなどの古楽器では、
逆に、昔の様式に倣い
ローズなどが主流だった。

ヴァイオリンでも、
黒檀の指板でない
「木地」のものを見ると、
かえってバロック風だなぁ・・・
と感じることもある。





金曜の夕方には
『キンゴジ』という
関西支局の放送を
予約録画している。

そこで、この4月に
東京から転勤したアサちゃんに
毎週会えるからである(笑)。

なんだか、
昭和の中期に全盛だった
『ロッテ歌のアルバム』での
玉置 宏の
「一週間のご無沙汰です」
という決まり文句を
いつも思い浮かべている。








毎朝、起きがけに
YouTubeの教養サイトで
何かしらを見ている。

先日は、
ガンジーの
「七つの社会的罪」
というのを初めて知った。

「献身なき信仰」
というフレーズを見て、
YouTubeで
『For Peace in Ukraine』
という演奏奉仕活動をやってるから、
これも献身なんだろうなぁ・・・
と思えた。









先日の
米沢「小旅行」で、
たくさん「集字」をしてきた。

上杉神社の門では、
勘亭流のビラ字も
面白く鑑賞できた。

かつて、
寄席文字に凝ったことがあり、
落語のカセットテープが
千本以上あるので、
そのタイトルや演題を
全部それで書いていた。









Tちゃん先生の教会に
お参りさせて頂く時、
神様にお供えをさせて頂く
御献備(おけんぴ)を
白い封筒に筆ペンで
「奉」と書くので、
いろんな神社仏閣を訪れるたびに
その字を写して集めている。

「魂」
という字も
カッコイイのに出逢うと
嬉しくなって
ついつい撮ってくる。

石碑の楷書は
中国系の書体と趣きがことなり、
やはり、どこか大和チックな
柔和さが感じられる。













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哀しみのサントス修復

2022-04-28 06:05:00 | 楽器製作
おとつい、
なんかの拍子に
右の背中が肉離れし、
湿布してるものの
まだ痛みがとれないでいる。

そして、ここ数日、
オシリ痛も再燃したかのように
鈍痛に悩まされている。

きのうは、
オフ日で伏せっていても
それらの痛みで
鬱っぽくなり、
夕食頃には不機嫌になって
カミさんとも
話す気にもなれなかった。

なので、
9時頃には就眠し、
今朝も4時頃に目覚めた。

痛みのほうは
相変わらずで、
それでも勤務日なので、
なんとか頑張って
行きたいとは思う。






サクランボが結実しだしたが、
持病の「葉巻き病」が出て、
例年よりも結実が
全然少ない状態である。

サクランボも
病んでるなぁ・・・と、
我が身を投影して
憐れにも思った。









庭のハーブコーナーの
隣に植えてた
アスパラが一株だけ伸びていた。

なので、
収穫するわけにもいかず、
この株に葉を茂らせて、
根茎を肥育させようと思う。






ゴールデンウイークには、
炭酸と果実酒で
カクテルでも楽しもうと、
きのうは
メロンと白桃リキュールも
買ってきた。

先日は
コンビニで
「蜜柑のお酒」を買ってきた。








全損したサントスの
損害賠償が保険会社から
振り込まれたので、
やっと3ケ月過ぎて
自家修復に着手した。

破損後、すぐに
手当しないと
破断した箇所や木片が
伸縮するので、
どうにかしたかったが、
保険申請の手続き上、
現状維持が必要で
3ケ月も放置された。

二つの古楽器を購入した
プロのリューティエ(製作家)からは、
修復不能と助言され、
自分でも修復は無理と判断したので
全損のままケースで保管していた。

それでも、
首折れ、ボディに大孔のまま
置いておくのも忍びないし、
55年も連れ添った「古女房」を
荼毘に伏すこともできず、
形だけでも復元してあげた。

ちょうど、
土器の破片を継ぎ合わせた
立体ジグソーパズル状態である。

音は完全に
死んだも同然なので、
まさに、バラバラ死体を
縫い合わせて
遺族に見栄えのよくするように
したに過ぎない。

木片も湿気を吸ってか
伸縮してしており、
元の鞘には収まらず、
削ったり継ぎ足しし、
塗装剥がれのヒビには
ニスを塗布した。

作業しながらも、
なんだか、
楽器が憐れで
涙が出そうになった。

ほんに、
こんな事故に巻き込まれて、
可哀そうなことをした、
と心が痛んだ。





明日も
休日を潰して、
養生を解いてから、
ニス塗り、水研ぎ(ヤスリかけ)、
してから、バス弦を張って
見た目だけでも
復元させてはみたい。







遊覧船事故を起こした
会社の社長の記者会見の様子を
ニュースで見たが、
茶番劇じみた土下座と、
メモを読みながらの釈明に
呆れかえってしまった。

詳細を補足するのに
ネット閲覧してみたら、
社長(58)が出席した
初回の会見では、
「足を組んでいた」
「スマホばかり触っていた」
という不遜極まりない
態度だったという。

そして、今回も、
「最終的には船長判断」
「客の要望もあった」
という責任転嫁もあったそうだ。

同業他社の社長からは、
安全や互助の観点から
四社揃って出航するという
「護送船団」方式の
掟破りをしてまでの
単独出航だったという。

起こるべくして起こった事故、
という見方が
同業者から聞かれた。

傲岸不遜・独善的、
儲け主義・・・と、
極めつけの馬鹿である。

【馬鹿は隣の火事より怖い】
という教訓的な箴言は、
ほんとだなぁ・・・と、
またもや思わされた。

遺族にしてみれば、
事前にそれと知る由もなかった事が
悔やまれるだろう。







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嫁入り先

2021-11-09 06:56:00 | 楽器製作
今朝方、二度寝したら、
珍しく、担任時代に
最後の授業をして
学校を去る夢をみた。

そのような場面は
三十代の頃、現実にあったが、
教員を辞めて
教壇から去るという事に
感傷的な気分になったのを
今でも覚えている。

この一年、
何度かそんなモチーフの夢が
多かったので、
人生のフェーズが変わるのか、
ほんとに黄泉の国への
「国替え」の予知夢なのか…
と思わないでもない。



今日は、
ソーちゃんの
順位戦が深夜まである。

彼の今年に入っての先手番は
30勝1敗という
驚異的な勝率である。

なればこそ、
三冠を維持し、
いま四冠目に
王手をかけているのだろう。





きのうは
朝からアレルギー性鼻炎で
鼻水がとまらなくて、
クスリを呑んで一日ベッドで
駄々羅にすごしてしまった。

なんも"やる気"が
起こらないのだから、
仕方ないやと
自分でも諦めモードだった。

こういう時は、
横になって無為に
足元のモニター画面で
YouTubeをサーフィンしている。

そしたら、
古楽サイトに
見覚えのある楽器が出てきて、
(あれっ? ひょっとして…)
と、サイトの内容をよく見てみたら
たしかに、新潟のSさんが
古楽フェスのチラシに
名前を連ねておられたので
自分の製作したヴィウエラだった。

表面板のインレイ(象嵌)と
ローズ(薔薇窓音孔)は
その楽器の指紋みたいなものだから、
リューティエ(製作者)には
すぐ識別がつく。






はじめて創った
ルネッサンスギターは
購入された方が
それでデモ演奏されて
YouTubeにアップしてくだすったので、
今でも見ることができる。

これは、
カインズホームで
目の詰んだ桐材を見つけ、
実験的に5枚に剥いで
ブックマッチ(接合)させた
想い出深い楽器である。

側面と裏板は
3A(最高級)のカーリーメープルを用い
ヘッドのインレイも
凝ったものに仕上げた。

プロのリューティエだったら
30万は下らないが、
アマの趣味製作なので
5万で出したら
ヤフオクですぐに落札された。

そのタイプ別の
ルネッサンスギターを
10本ほど製作したが、
出品するたびに
すぐに落札された。

さまざまな意匠と工夫を
実験しつくして
創り飽きてしまったのが
プロでないアマの
哀しさかもしれない。





やる気のない日でも、
接骨院帰りに
スーパーで買い物はし、
お昼は地鶏の腿を
パックから出したまんまの形で
密着させて焼き上げた。

焼き芋や冷凍していた
カリフラワーのムースを添えて
いささか投げやりな
ドレッセになった。

おとつい買ってきた
『サンデマン』の
クリームシェリーと合わせてみたら
まずまずの"ぼっちフレンチ"に
なってくれた。

やる気がない日でも、
これくらいは
何も考えずとも
創れるようにはなったのだなぁ…
と、思わないでもなかった。






去年の
小中高生の自殺者が
499人というのも由々しき事態だが、
拒食症も1.6倍増だという。

SC間では、
専門用語で
拒食症は「アノレキ」
過食症は「ブリミア」
と呼称する。

これらは、
神経性無食欲症(anorexia nervosa/AN)
神経性大食症(bulimia nervosa/BN)
の略語である。

過食で真ん丸の
ムーンフェースになった女の子を
「ブリちゃん」なんて
仲間どうしではケース検討で
呼ぶこともある。

アノレキには
自分も高校時代に罹ったことがあり、
ほんとにラーメン一本が喰えず、
激痩せした。

今は、ブタみたいに太ったが、
あの頃は、ギターの先生に
「そんなカマキリみたいな体じゃ、
いい音でないよ…」
と揶揄されたことがある。

もうアノレキは御免だが、
カマキリ体型に
もどりたいなぁ…とは
思わないでもない(笑)。

(´・Θ・`)ブヒ

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古楽器パーツ

2021-11-07 06:21:00 | 楽器製作
先週から
右の上腕部に疼痛を感じ、
Mセンセの接骨院に
治療に通っている。

三日間の
理学療法で
すこし痛みが和らいだが、
まだ、痛みの芯が残っている。

我が家の重い鍵盤のピアノで
ガシガシ練習してたので、
上腕部に負担が掛かったのではと
察している。

練習前の準備体操や
練習後のストレッチを怠ったのも
筋肉が硬化して老廃物が溜まった
原因になったようである。






きのうは
午前のカウンセリグを終えてから、
また休日の"ぼっちランチ"を
創った。

グリルパンで
カジキマグロと
ジゴダニョー(仔羊腿)を
グリヤードして、
作り置きのトマト・クーリとで
散らし盛りにした。

最近のドレッセ(盛り込み)の
課題として、古典的な
ピエスモンテ(中央山盛り)から
なんとか、山水画のような
空間を活かした
オダシュゥ(斬新/audacieux)な
表現を試みているが、
センスがないのか
なかなか巧くいかない。

( ;∀;)





午後からの予約時間まで、
チェンバロを弾きながら
まったり過ごした。

先日の研修会での
自己紹介で、
「趣味は楽器を演奏することです」
と言ったら、
「どんな楽器ですか?」
とツッコマレ、
思わず
「今は、チェンバロをやってます」
と言ったら、
「エーッ?!」
と驚きの声があがった(笑)。

なんだか、
大それた発言をしたみたいだったが、
(おれ、ウソ言ってないもんね…)
と、脳内で
まんざら大ボラ吹いてないよね、
と自己弁護していた(笑)。



午後から受験生JKの
Nちゃんが来て、
手作りのガトーショコラと
ケーキ屋さんのタルトを
手土産に持って来てくれた。

なので、
うちでいちばん高級な
Wedgwoodのオーヴァルと
『フローランタイン』を出して
デセールとしてドレッセした。

どちらも
美味しく頂きながらの
アフタヌーン・ティーのような
まったりカウンセリングになった(笑)。






チェンバロの53番弦が
単独でも「唸り」が生じるので、
弦に傷があるか指でつまんで
滑らしてチェックしてみたら、
途中にザラついた部分があり、
そこをコンパウンドで磨いて
均等な太さになるようにならした。

そしたら、
唸りがなくなってくれた。

これは、
ギターやリュートでも
時折、起こる現象で、
フレットに当たる部分の弦が
わずかに凹んだりすると
それで音程が狂うのである。

時折、新品の弦でも
組成密度の偏度により
音程が正確にとれず
調弦ができないケースがある。

かつて専門誌の
『現代ギター』で
市販の全ての弦を
オシロスコープを用いて
その狂いの程度を検査して
公表したことがあったが、
後々、メーカーから編集部に
クレームが入ったと聞く。

『現ギ』誌の英断には
敬意を表するが、
メーカーも欠点を
曝けだされたら
たまったもんじゃないだろう(笑)。

でも、ギタリストとして
経験上、狂いの多い弦メーカーは
やっぱり…と、合点がいったのも
事実である。

市販のチェンバロ弦が
1本1000円と高価なので、
その代用になるはずだと
ゲージを測定して
アマゾンにエレキギター用の
スーパーライトという
250円のものを
アマゾンに注文してみた。

太さと材質が同じであれば、
物理的に代用可能なはずである。






チェンバロ修復で
古楽器製作熱が
すこし蘇ってきて、
作り置きのまま
何年もほったらかしだった
リュートのボウルバック(胴体)と
表面板を合わせてみようかと
古楽器工房に入った。

リヴ(笹型裏板)の接合が雑なので、
これでは売りには出せないが、
自分用の一台として
シングル弦のリュートフォルテか
大型のテオルボにしようか
思案している処である。




老後の気慰みとして
書室を設えて
毎日半時は籠って
せっせと古典の臨書をしている。

半紙だと
いちいち置き換えるのが
面倒なので、
障子紙(美濃紙)を買ってきて、
ロール状のまま
巻き取る方法で稽古している。

20mほどあるから、
一本使いきるのには
ひと月くらいもつのがいい。

書き上げたものは
反古にせず
巻物風にして棚に保管し、
十分に乾ききって
墨色や顔彩色が出た頃に、
端から拡げてみて、
巧く美しく書けて
「手本」になりそうなものを
切り出して色紙に貼る。

何千、何万字と書いてると、
その中に、奇跡的に
手本とした書聖たちの
筆致に近いものが
顕われる事がある。

自分の手で書いたものなのに、
まるで、王羲之(おうぎし)が
乗り移ったような一字を発見すると
驚きと喜びを同時に味わえる。

そんな書の楽しみ方は
あまり教室では
おせーないだろう(笑)。



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