2ケ月に1度
主治医の定期的診察を受け、
抗コレステロール薬を
もらってくるが、
そのたびに運動と食事制限を
指摘されて毎度毎度
忸怩たる思いでいる。
再来月また1年ぶりの
定期健診に臨むが、
夏休みにちっとも減量できず、
数値が以前と同じままか
幾分悪化しているかと思うと、
情けない気がしている。
それで、一念発起して
今朝から散歩を始めてみた。
朝、寝床から起きると
外を見て
(行きたくねぇなぁ…)
とぼやいてみたが、
エーイとサンダルをつっかけて
とにかく外に出てみた。
目標は30分ブラブラすればいいのだが、
この無為に歩くというのが
どうしても苦手である。
できるだけ近所の
車で通れない道を選んで
ネコみたいにうろついている。
以前も、散歩をしようと決めて
二日で挫折した。
三日坊主どころではない。
今度も、何日で挫折することやら。
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『ネット依存』
奈保子.ネット依存の調査結果が、先日(2013.8.1)、NHKのニュースでも、全国紙でも報道されましたね。
先生.はい。教育臨床では、以前から観察されていたことで、ゲーム依存やケータイ依存として早くから注目はされていました。
奈保子.今回は、DSM(精神病診断マニュアル)みたいに、8項目のうち5項目に該当すれば「病的なネット依存」と見做す、と操作的定義ができましたね。
先生.はい。いくらか大雑把な気はしますが、妥当な処でしょうね。
1.インターネットに夢中になっていると感じるか
2.満足を得るために、ネットを使う時間を長くしていかなければならないと感じるか
3.使用時間を減らしたり、やめようとしたりしたが、うまくいかなかったことが度々あったか
4.ネットの使用をやめようとした時、落ち込みやイライラなどを感じるか
5.意図したよりも、長時間オンラインの状態でいるか
6.ネットのため、大切な人間関係、学校、部活のことを危うくしたことがあったか
7.熱中し過ぎていることを隠すため、家族や先生にうそをついたことがあるか
8.嫌な気持ちや不安、落ち込みから逃げるためにネットを使うか
奈保子.これはパソコンだけでなく、スマホの利用も含まれていますね。
先生. 中高生はケータイ(スマホ)によるメールやゲームが圧倒的に多いでしょ。
奈保子.2012年8月のデータでは、8割近くの高校生がスマホを所有しているそうですよ。
先生.スマホはパソコンと同等の機能があるものね。
奈保子.それで、「ネット依存」に該当する中学生が21万人で、高校生が31万人。パーセンテージですと、6.0%、9.4%だそうです。
先生.高校生の1割弱というのは由々しき割合だね。
奈保子.他の精神疾患や不適応で出現率が1割というのは、聞いたことがありませんね。
先生.そう。恐るべき数字ですよ。
奈保子.2012年度の中学生の不登校率が2.56%でしたから、その倍以上ですものね。