『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

マンガ三昧

2019-05-31 05:56:00 | マンガ
きのうは
27℃まで気温が上がったが、
室内の湿度は27%だったので
暑さが不快とは体感されず、
むしろ清々しくさえあった。

地中海気候というのは
こんな感じなのかもしれない。

こんな日が続いてくれたなら、
さぞかし、弦楽器からも
湿気が抜けてくれ、
よりいっそういい音が鳴るんだろうな、
と思わないでもなかった。

事実、こんな日は、
チェロもヴァイオリンもギターも、
みーんな、よく鳴ってくれる。

これで、石造りの教会内や
木造の洋館内、タイル貼りの音楽堂なら
さらにいい音が鳴り響くのだろうと
想像するだに、その音場で
今すぐ弾いてみたい気がした。





きのうは
月に一度の
Tちゃん先生をお迎えしての
「宗教臨床研究会」だった。

お姉様は
残念ながら体調不良で
おいでになられなかったので、
一客一亭での
お茶のおもてなしを
させて頂いた。

茶席には、
毎度、お客様に合わせて
床の間の室礼を変える。

これが
茶人の楽しみでもあり、
腕の見せ処でもある。

茶席の第一は「掛け軸」で、
茶人どおしであれば、
まずは何をおいても
扇子を結界にして、
亭主その人と思って
「真」の一礼をし、
これを鑑賞し、亭主の
この日のもてなしの
コンセプトを察するのである。

そして、
置物(飾り物)、茶花…と拝見し、
自席に着座する。

その後に、
亭主が茶席の入り口で
客と互礼を交わし
手前座に着く。

これは、
薄茶事や正式茶事の手順だが、
洋間を茶室に見立てたような
「草」の茶室(くだけた席)では、
拝見やら堅苦しいことはスッとばして、
茶菓子をパクついて、
ガブガブ喫茶して、
ゲラゲラ談笑して頂ければいい。

戦国時代の
信長、秀吉、利休から
連綿と続く日本伝統の
古典技芸でもあるので、
自ずと、茶室では誰もが緊張してしまい、
「お茶碗を三べん回すんですか?」
とばかり気になさる(笑)。

500年の伝統の重みが
人にプレッシャーを与えることには
毎度のことながら驚かされる。

なにしろ、
アメリカ建国よりも
歴史が古いんだもんねぇ(笑)。

***

きのうの「掛け軸」は、
翻訳家の清水真砂子先生の
『幸福に驚く力』。

これは、
2000年に福大に講演に来られた際に
先生の御著書のタイトルを
書いて頂いたものである。

『ゲド戦記』の翻訳者、
そして、灰谷健次郎を
建設的に批判したことで
つとに有名な方だったので
(当時は青山学院短大教授)、
恐る恐るお話をさせて頂いたが、
「どんなに怖い人かと思ってましたが、
いや~、観音様みたいにお優しくて、
ビックリしましたぁ…」
と談笑させて頂いた。

河合先生とも親交がお有りで、
共に、灰谷健次郎ファンでもあったので、
なんだか、親しい伯母ちゃんみたいな
感じだった。

Tちゃん先生とは、
よく「幸福」についても
論じているので、
清水先生の“驚く力”という視点も
知って欲しくてテーマに選んだ。

***

「置物」は
ナツホが小学校の体験学習で
「絵付け」してきた
「赤ブタ」(笑)。

“八時三十分”の垂れ眉に
テンになった目に、
横長の鼻孔が
なんともユーモラスで
気に入っている。

オケツんとこには
「金運」と書かれてあり、
それにも笑える。

小1の頃、
サマー・キャンプで
Tちゃん先生が隊長さんで、
彼はオネショ・パンツを
洗ってもらっているので、
これには大受けしていた(笑)。

「花」は、
裏庭の春菊と
ヒメジョオンを活けた。

茶聖・利休の御教えには
「花は野にある如く」
とある。






主菓子は、
ミルクジャムと餅粉、
ココナッツ・パウダー、
ピーナツ・パウダーを
牛乳で伸ばして
火を通して練り上げて
冷やし固めた自家製である。

いつもは
和の菓子器で供するが、
たまには趣向を変えて
フレンチのプレートを
用いてみた。

絵を描くように、
キャラメル・パウダーと抹茶で、
「大地に緑」を
粉糖で
「たなびく霞」を
イメージした。

丘陵に見立てた餅には
黒蜜をかけ回して
照りを出した。

Tちゃん先生にも
喜んで頂け、
写真を撮っておられた。






オフ日の
パスタイム(気慰め)には、
もっぱらベッドをカウチにして
マンガを読んで暮らしている。

今のハマりもので、
まだ完結まで読了してないのは、
『アルキメデスの大戦』
『悪の華』
『エロイカより愛をこめて』
『終末のハーレム』
なぞである。

『ソムリエ』や
『瞬のワイン』『バーテンダー』
『ソムリエール』などの原作者・
城アラキの『シャンパーニュ』は
2巻まで読んだが、
これまた薀蓄物だった。

漫画界で唯一の
リューティエ(楽器製作者)を描いた
『天上の弦』を再読したくなり、
万サイ堂の古書で1-9巻まで
まとめ買いしてきたが、
完結の10巻目がアマゾンでは
プレミア価格で定価の倍もしているので
まだコンプリートできていない。

なんだか、
漫画ばっか読んでると、
こんなことしてて、
いーのだろーか・・・と、
素朴に不安になることがあるが、
なーに、還暦の定年世代、
第二の人生なんだから、
バカボンパパに倣って、
「これでいいのだ!!」
と自分に言い聞かせている(笑)。

ちゃんと、
時々、働いて、
家事もちったぁ
やってるもんね・・・(笑)。

(´~`;)ゞ


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後輩指導

2019-05-30 07:03:00 | ギター
きのうは
福大ギター部に招聘されて
恒例の新入生レッスンを
行ってきた。

幸い猛暑も去って、
爽やかな五月晴れが戻り、
キャンパス内も新緑に囲まれて
清々しい気分がした。

通い慣れた
「文サ棟」(文科系サークル棟)前の
桜の大木には
小さなサクランボが生っていた。

そんな清らな外見とは対照的に
棟内は完全に学生自治なので、
所々電灯が切れていて薄暗く、
吹奏楽の音やら、
軽音部の音やらが混じって、
相変わらずのケイオスぶりだった。

去年は1名の新入生で
部の存続が危ぶまれたが、
今年は有望な子たちが
5名も入ってくれて
希望が持てた。

新しくできた「食農学部」の
女子2名も入部した。

食農は108名の
3クラスだそうだ。

自己紹介で
それぞれの出身を訊いたら、
茨城、福島市、横浜市、大玉村、福岡
とバラエティに富んでいた。

福島市の子は
福高の後輩だったので、
互いに共感しあえた。

大玉村の子は、
アキと同じ西高卒だという。

食農の福岡の女の子に
「なんで、東京農大に行かなかったの?」
と尋ねたら、
「偏差値が同じくらいだったので、
東京農大には魅力を感じなかったので…」
とのことだった。

へぇ~…ってな、もんだった。

それでも、
わざわざ他県から
このフクシマに来てくれたことが
なんだか素直に有り難かったので
「ありがとね・・・」
と、感謝した。

原発事故で
5万人もの県民が
故郷を捨てて
エクソダス(大脱出)したというのに、
若い有望な学生たちが
転入してきてくれたのは
ほんとうに嬉しく思う。

なので、
レッスンにも
力が入った(笑)。





念のために確認したら、
さすがに「平成」生まれで
インスタ時代の子たちなので、
全員がブログに顔出しOK
とのことだった。

最後に
『花祭り』の
デモ演奏をしての
90分のレクチャーだったが、
文サ棟前に駐車していた車に
しっかりと「警告文」が
挟まれていた。

キャンパス内だったから、
「駐車違反」の赤切符でなくて、
よかった、よかった(笑)。

素直で真面目な
フレッシュマンたちだったので、
今年の夏合宿での再会が
楽しみである。

その時は、
リサイタルでの
ソロプログラムを
聞かせてあげようと思っている。





35℃の猛暑は去ったが、
27℃くらいの外気温でも
直射光の入る二階の寝室では
温室効果によって30℃までに
達してしまう。

それでも、
午前中の20℃くらいだと
サマースーツを着るのに
ちょうどいいので、
ライトブルー・コーデで
街出してみた。

小野高で
3年間カウンセリングした
可愛いかったKANAちゃんが
自作してプレゼントしてくれた
群青色の七宝焼のタイピンが
お気に入りでよく使っている。

なんだか
愛娘からもらったようで
嬉しいのである。

スワロフスキーの
サファイアもどきの
ブルーのカットグラスの
ラペルピンとカフリンクスは
自作した。

梅雨寒の時季までは
薄手のサマースーツが着れるので、
街出や馴染みの店に行くときは、
“仮装行列”気分で
フルコーデで赴くことにしている。

なにしろ、
家ん中では
孔のあいたTシャツと
ボロボロの短パンを履いて
ダラダラ過ごしているので、
余所行きに着替えると
シャキリとして
気分の変化も味わえるのである。






春先から
花粉症と寒暖差で
体調が思わしくなかったので、
ユング派の深層心理テストである
「WWT(ウォッチ・ワード・テスト)」
をやってみたら、
「自己実現」のキーワードに
<発酵食品>と出て、
意外に思った。

そして、
先日、FMの『松尾堂』で、
発酵文化研究者のゲストが、
師の小泉武夫先生に
初めて会った時に
顔色のワルイのを見て取られ、
「きみは発酵食品を毎日摂りなさい」
と奨められ、
それに従ったら、
長年の自律神経失調症が治った、
というエピソードを思い出した。

なので、
近頃では、意識して、
食事に発酵食品を摂取するように
努めている。

ゆんべも、
カレイを塩麹に
しばらく漬け込んでから
焼いてみたら、
なかなかいい味になった。

味噌汁も
メンドウがらずに、
毎日、出汁をとって
裏庭の採りたての葉物を入れて
作っている。

そして、
『臨醐山(りんこさん)』
という美味しい黒酢を
料理にもソーダ割りにも
毎日のように使っている。

発酵食品イラストのなかに
「テンペ」なるものがあったが、
初めて見聞きするものなので、
ググッてみた。

「tempeh」はインドネシア発祥の
大豆をテンペ菌(クモノスカビ)で
発酵させたもので、
「インドネシアの納豆」
と呼ばれてるそうな。

固いブロック状で
味は淡白で納豆に似てるが、
臭気はなく、糸は引かないという。

最近、
日本でも健康食品として
注目されてるようだが、
まだスーパーでは
とんとお目にかかったことがない。

インドネシアでは、
揚げ物、炒め物、煮込みに
するらしいが、
欧米では、ベジタリアンの
肉の代用品として
チリ、スープ、シチューなどで
食べられているようだ。



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凶事

2019-05-29 08:26:00 | 風景
昨日は
外出中の車内ニュースで
「通り魔」による
小学生が犠牲になった事件を聞き、
嫌な気分になった。

つい先日、
散歩中の園児の列に
車が突っ込んで、
幼い命を失ったばかりである。





今回の犯人は51歳で、
元同級生たちのエピソードを聞くと、
精神障害の未治療ケースのように
思われた。

コロンバイン事件と同じく
本人は自殺したので、
自傷他害型の犯行である。

コロンバイン事件と
附属池田小事件の犯人は、
抗うつ薬の「ルボックス」 (SSRI)を
服用しており、
それが攻撃性や衝動性を
増長する副作用があるため
事件との関連が疑われたことがある。

ただし、
因果関係は定かではない。

この事件の犯人は
普段はおとなしいが
突然、激昂することがあり、
また執拗なクレーム事件を
近所で起こしている。

その相手に対して、
犯行当日は上機嫌で
“初めて”「こんにちわ」と
挨拶したというから、
どうもモザイク頭の
ASDをも疑われる。

いずれにせよ、
健常な精神の
持ち主ではなかったようだ。

勤務校でも
反社会的な問題を繰り返す
ADHDに拠る「素行障害」のケースがあるが、
本人は小学校から現在に至るまで
未治療状態で放置されたままで、
カウンセリングも拒絶し、
学校側の注意や指導も
聞き入れられていない。

このままでは、
「反社会性パーソナリティ障害」
に移行するのは自明であり、
犯罪を犯す可能性が
非常に高い。

保護者にも危機意識や
治療動機がないので、
ある意味、ネグレクトでもあり、
大変リスキーなケースと懸念している。

たまたま、
今朝の朝刊には
通り魔事件の一面記事の下に、
精神医学関連書の出版社である
星和書店の
『キレる/心のSOS』
という新刊広告が掲載されていて、
「発達障害の二次障害」について
概要が記されていて、
その内容がまるで今回の犯人の
エピソードそのものであった。







今朝方、4時頃に
蚊の羽音で目が覚め、
それから二度寝ができず、
グヤジー思いをした。

枕元には
柄を短く切った
捕虫網が置いてあるが、
なかなか姿を現さず、
いまだに寝室内に潜伏している。

目が覚めてから、
しばらく、床ん中で
借りてたマンガを
読みふけっていたが、
眠くもならないので、
仕方なく朝刊と朝食という
ルーティンにした。

オフ日でもあるので、
カミさんが出勤してから
エアコンの清掃をした。

細い筆を何本も使って
フィルターに長年付着した
ホコリの塊りを搔き出したが、
半分やったところで汗だくになり、
足が生まれたばかりの仔馬のように
ガクガクいいだした(笑)。






注文から
2週間以上もかかって
中国から届いたアマゾン商品の
チェロ弦を張ったら
調弦してる間に切れてしまった。

アマゾンにも
同様のレヴューがあって
「安かろう。悪かろう」
のシロモノだった。

ついでに、
「遅かろう」
もある。

エンドピン用の
先端のゴムも
忘れた頃に届いたが、
これはちゃんとフィットしてくれた。

1番弦に
リュート用の
フレットガットを張ってみたら
ちゃんと古楽器らしい響きがした。

4番弦には
ガンバ用のガットの
C弦を張ろうと思う。

ゆんべは、
『夢のあとに』
『鳥の歌』
『もののけ姫』
『ふたり』(テーマ曲)
なぞを奏でて
楽しんだ。


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猛暑を切り抜ける

2019-05-28 07:02:00 | 季節
土・日・月と
三日連続の「猛暑日」を
どうにか凌ぎ切った。

昨日は、
朝9時の出勤時に
すでに車内の室外温度計が
30℃を示していた。

学校の1階カウンセリング室は
まだ、28℃ほどだったが、
そこから上がってくるのは
目に見えていたので、
迷わず、エアコンのある
4階の空き教室に退避した。

文房具一式がそろっている
カウンセリング室と違って
カルテだけ持参しての別室開業は
何かと不便で、ホチキスだの辞書だのを
一度取りに階下まで降りて、昇っての
いい運動になった。

4年も勤務しながら、
4階にある図書館は
昼休みのみの開館なので
一度も訪れたことがなかったが、
別室の隣室だったので
はじめて入ってみた。

生徒たちに混じって
面白げな本を探してみた。

そしたら、
大判の重たい
「ペン字」テキストを見つけ、
担当の先生に言付けて
借りてきた。

「ペン字」をはじめてから、
「集字」と言って、
いろんな「字」を書き写したり、
気に入った書体を練習して
楽しんでいる。

それでも、
まだまだ執務記録書を
客観的に見ると
下手で汚く、
「書」の骨法がなってないのが
一目で判る。

判るだけ
「審美眼」はマシになったのだが、
如何せん、美文字が己れの手で
書き出せないのが歯がゆくてならない。

なので、
ユーチューブの
ペン字講座の先生の教示が
頭んなかで響くほどに
繰り返し視聴している。





この時季、
朝方はストーヴ、
真昼はエアコン、扇風機
という交互使いをしているが、
冷暖房器具が共にあると
「夏炉冬扇」という
四文字熟語が思い浮かぶ。

これは、
「時期外れの無駄なもの」
が本義だが、
無駄な言説や無能さの
例えにも用いられる。

古くは、
君主の信頼を失った部下や、
男に捨てられた女、
という意味もあるようだ。

類語には、
【六菖十菊】(りくしょうじゅうぎく)
というのがあり、
端午の節句(五月五日)に
一日遅れた六日の菖蒲と、
重陽の節句(九月九日)に
一日遅れた十日の菊、
という意味である。

***

午後の日差しを遮るのに、
ロール・カーテンの
紐を引っ張り操作するが、
夜には巻き上げられ、
その紐が翌日までダラリと
4本そろって垂れ下がってる様は、
あたかもヨットの帆を
操作してるかのようである。






きのうは、
初夏の水田の
青々とした稲穂から
三男「夏穂」の
名前の由来を書いていたが、
彼のタイムラインに
<復興支援リサイタル>を
デザインしたものを見つけ
「オッ!」っと思った。

3年連続
裏方スタッフを
やってきてくれたので、
「当事者意識」で
「佐々木家祭り」を
盛り立ててくれたのだろう。

建築科でもあるから
3Dデザインだけでなく、
こうしたポスタライズも
いいエチュードになるかもしれない。

ポスターの下絵には、
第一回の開演前リハの時の
トーチャンとカーチャンが
最前列で打ち合わせしている姿が
写ってるのも
息子の共感を呼んだのだろうか(笑)。






居間にある飾り棚が、
子どもたちの古いオモチャや
カード類で塞がっていたので、
ぜーんぶ捨てて、
ヌイグルミとダイソー製の
木製ワインラックを置いた。

しばらく、
空っぽのまんまだったラックに、
リサイタルが終わったら、
いつの間にやら
頂き物が6本も並んだ。

カミさん曰く
「準備してると、
ちゃーんと物がやってくんねぇ…」
…だって(笑)。

これは、
深層心理学の至言でもあり、
中国の諺には
「弟子の心構えが出来ると
 師匠が顕われる」
というのがある。

因果関係的には有り得ないが、
これを共時的関係といい、
ユングは「シンクロニシティ(Synchronicity)」
と言った。

あのシンクロナイズト・スイミングの
「シンクロ」なので、
「共時性」と言うよりも、
むしろ、
「同時性」と言った方が
解かりいいだろう。

シンクロのデュオを
想像すると解かるが、
両者がピッタリと
同じ動きをする時があるが、
あれが「同時性/共時性」である。

「弟子の心構えが出来ると
 師匠が顕われる」
という二つの現象は、
内的(心的)なことと、
外的(現実的)なことが
「同時」に起こる、
というのである。

河合先生の弟子でもある
山中康裕先生は、
これを「因果律」に対して
「縁起律」という
いささか仏教めいた表現をしている。

カーチャンの言った
「ワイン・ラックを設置したら、
自ずとワインが集まった」
というのは
「自ずから然(しか)る」
という現象でもある。

「自然」と書いて、
「ネイチャー」の「しぜん」と
「そう為るべくして為る」の
「じねん」と言う読み方がある。

・・・してみると、
「自然薯」っちゅうのは、
土んなかに、
「生るべくして生った」のね・・・(笑)。

***

プーさんと絵画が好きなので、
どの部屋にも、
プーさんと絵画が飾ってある。

だけど、
プーさん似の
習 近平は大嫌いである(笑)。















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猛暑疲れ・・・

2019-05-27 07:12:00 | 風景
土日と
猛暑を避けて
冷房下の寝室にて
読書とシエスタで過ごしていたので、
カラダがだるくて仕方がない。

ジッと固まってるのと、
冷気と扇風機の風を受けて、
しかも、猛暑の室外とを
出たり入ったりするから、
エコノミー症候群みたいなのと、
クーラー病みたいなのが混ざって、
自律神経系が疲弊して
ダルくなるんかもしれない。

出勤日の今日も、
35℃の予報なので、
エアコンのないカウンセリング室から
別室に避暑しないと
熱中症になってしまいそうである。

幸い、
明日からは
猛暑も去り、
また隠居連休が続くので
穏やかに過ごせそうではある。





山々には
高貴な藤色の花が
あちこちで
満開を誇っている。

なるほど。
青空に、藤色に、新緑の緑。
これらは、
五月の色なのかもしれない。

この配色を
五月を迎える前頃の
スーツのコーデにも
採りいれる事にしよう。



郊外に出ると、
もう田に水が張られ
空の青を映したキャンバスに
早緑の稲穂が風に揺れていた。

「五月晴れ」とは言いながら
35℃を越す猛暑が連日続いて、
まるで真夏にワープしたような
錯覚がした。

夏の稲穂は、
青々として生気に富み涼しげで、
それは“やまとの国”の原風景でもある。

そこから三男の命名は
「夏穂(なつほ)」とした。

赤ちゃんの頃は、
よく女の子と間違われて
「かほ」ちゃんと呼ばれたりしていた。

大学時代は、
「なっぽ」の愛称だったようだ。

幼児の頃は、
サントリーのジュース
「なっちゃん」を
自分の飲み物のように
愛飲していた(笑)。






4/14のファイナル・リサイタルから
ひと月も過ぎるが、
ようやく“楽団ひとり”の
事業部作業も終焉し、
支援者の方々へのCDと冊子の
配布も完了した。

5人ずつ6回ほどに分けての
手間がかかったが、
最後の方では
体調不良が続いて
「礼状」なしでCDと冊子のみ
お送りして、文字通り、
礼を失したかたちになったのは
忸怩たる思いがある。

なので、
到着メールを頂いたら
その旨をお詫びした。

大学のギター部仲間で
クラスメートでもある
アキオ君からは
丁寧な礼状が返ってきた。

校長退職後、
梁川吹奏交響楽団に入り、
楽器も買って、
6/2に音楽堂でのコンサート案内を
送ってきてくれた。

土日は、
保原でのブラス・フェスティバルで
吹奏部を引率していた
うちのカミさんと会って
歓談したという。

どちらも
遠くから両手を振りながら
「おおーッ!」
と合い寄ったというから、
なんだか光景が目に浮かび
微笑ましかった。

やはり、
定演や合宿、
練習の日々を
重ねあってきた
大学ギター部の仲間というのは、
音楽を介して心を合わせた
特別な「絆」があるものである。





今も、
「ギター教室」兼
「カウンセリング室」の
玄関から上がる階段には
楽器が並んで吊るされているが、
かつて、
古楽器製作の全盛期には
部屋にまで溢れていて、
文字どおり売るほどあったが、
幸いに、ぜーんぶヤフオクで
売れてくれた。

もう、
市場に自分の作ったものが
行き渡った感があったのと、
しだいに工房内が
家中の物置化してきて、
足の踏み場がなくなってきたので、
製作意欲が落ちて途絶えていた。

その後に、
6年間に渡る
<復興支援リサイタル>事業に
力を注いできたので、
ますます製作から
遠ざかってしまった。

これからの時間を
工房内の整理と
楽器職人の勘を取り戻すべく
ちょっとずつ工作作業をしようと
考えている。

また、
たくさん作って
ヤフオクで販売して
「趣味と実益」を兼ねるのも
いい老後の過ごし方かもしれない。

それと、
時たまオファーが入る、
「講演+ミニコンサート」も
遣り甲斐がある仕事ではある。

お弟子さんの
“ハッシー”が、
また、一緒に
コンサートをやりたいと言うので、
彼の進捗状況によっては、
どこかのスタジオを借りて
数十名の観客を前にやるのも
いいかな・・・と、思った。

先日、オープンしたばかりの
土湯観光交流センターの
イベント会場は、響きがよく、
1時間1000円というから
破格の会場費ではある。









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