『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

大晦日

2016-12-31 11:21:00 | 頂きもの

もう~
い~くつ
ね~ると~
おしょ~ぉがつ~


kirakira2kadomatsucat4nikokadomatsukirakira2

毎年、大晦日恒例の
午前の買出しに
カミさんと行って来た。

年越し蕎麦、お餅、
おせち、雑煮の材料と
子どもたちのお菓子やら飲み物で
大きなエコバッグ3つが
ぱんぱんになった。

午前10時頃から
スーパーはもう
駐車場が満杯で
どの家々も買出しに
家族総出で来ていた。

スーパー内の豊富な品々、
カラフルなディスプレイ、
景気のいい掛け声、
そして買い物にさんざめく風景を見るにつけ、
つくづく日本は幸せだなぁ…と、
思わずにいられない。

有り難いことに、
生まれてこの方、
クリスマスにはケーキ、
正月には餅を
欠かしたことはない。

冬には暖房器具が整い、
飢えと寒さに
一度も泣くことはなかった。

これを恵まれた人生
というのだろう。

曽野綾子は、
「日本に生まれただけでも、
どれだけ幸せかわからない」
と言ったが、
まさしくそう思う。

***(´∀`)人(・∀・)人( ̄ー ̄)☆

留守をしている間、
従妹のミキティが
純米酒と林檎、
それと面白げな
『寅さんとイエス』という本を
玄関先に置いていってくれた。



「金寶 自然酒」は
自分でも何度か購入したことがあり、
好みが同んなじとは
さすがに血の繋がりを感じた。

『男をつらいよ』全作品を
何べんも観ている
寅フリークであり、
狐狸庵先生のイエス物も
沢山読んできたので、
司祭である著者のイエスとの対比論は
ワクワクするほど面白かった。




今年最期のカウセリングに来られた
T先生からは
ゴディバのチョコを頂戴したので、
勉強の合間に一つずつ
味わわせて頂いている。

「ゴディバ」という商標を見ると、
いつも柳家喬太郎の
「ゴディバ対メカゴディバ」
という洒落を思い出す。

カカオ75%のものは
まったりビターで、
ほんにアダルト・スイーツである。




カミさんが
屋外の石油タンクから
灯油を入れるのに
「レバーが壊れたーッ!!」
とパニクッて、
元栓に気づくまで
石油を大量にこぼしてしまった。

元栓を閉めたままだと、
風呂のボイラー側にも供給が
ストップされるため、
慌てて「若松ガス」に連絡したら
すぐに来てくれて
レバーを交換してくれた。

親戚筋絡みで
他のガス会社から切り替えて
20年以上の付き合いだから、
3.11の時も優先的に
灯油を配達してくれて
有り難かった。




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おしせまる

2016-12-30 11:03:00 | 風景
カミさんが
ナツを連れて
新潟から帰って来た。

途中、磐梯SAは
吹雪いていた往路とは
ガラリと様変わりした快晴で
あったようだ。



磐梯スキー場のゲレンデが
クッキリと浮かび上がり、
ナツはボード持参で帰省し
明日はフミもスキーをやりに帰ってくる。

トーちゃん、カーちゃんは
これからせっせと
年賀状書きである。

もうそろそろ
年賀状をやめにしようかとも
考えているが、
『復興支援リサイタル』を開催中は
そのご案内もかねて
やめられない。




年末恒例の行事だが、
1年間に書き溜めたブログを
一冊の本にする。

毎日、3つのサイトを
更新しているので、
のべ500頁で
3冊の冊子に製本化する。

それを10年間続けているから
休刊日なしの
新聞記事書きのようなものである。

もっとも、
小学時代も中学時代も
ずっと学級新聞を書いていたので、
元々ライター気質があるのだろう。

大学では
ギター部の部誌まで
書いていた。

「書けて、話せて、読める」
というのを
心理屋としての職能と
自認しているので、
学術書を読んでそれを
解りやすく書けて話せるように
日頃から訓練している。

読むのはインプット作業であり、
書き・話すのはアウトプット作業、
あるいはパフォーマンスである。

読まず学ばずに
話したり書いたりするものは
浅薄で退屈なものである。

読んで学んでいても
話しが下手なのでは
オハナシにならない。

ハタチの頃から
今日まで40年間、
365日、毎日、
のべ15.000日落語を聴いている。

もちろん
好きで楽しむためではあるが、
しぜんに口調や間の取り方、
言い立ての学習になってきたのは
間違いない。

高校・短大で18年間、
のべ15.000時間の
授業をやってきたので、
何処で何を話すのにも
臆することはなくなった。

そして、人の話の
上手・下手は
たちどころに判る。

話し下手の人に
延々と話されることくらい
苦痛なことはない。

カウンセリングでなら
どんなに話し下手な相手でも
職業柄、真剣に聴ける訓練をしているが、
日常場面では御免蒙りたい。




阿部総理とオバマ大統領の
パールハーバー・スピーチを
ライヴで聴いた。

なかなか、
どちらも素晴らしい演説だった。

「和解の力」
「オタガイノタメニ」
というキーコンセプトは
昏迷の現代の処方箋のはずであり、
キナ臭い中東やアジアの対立にも
解決点を見出せるはず、という
希望の智慧になり得ると信じたい。

「共存共栄」「共生」や
「宇宙船地球号」「運命共同体」という
グローバル・スローガンがWWWⅡ以降、
世界中で叫ばれて国連が誕生し、
平和活動、環境活動が
なされてはきたものの、
大戦後75年、今日まで戦火は
収まることはなく、
地球温暖化も減速はしていない。

功罪はあれ、
日米は最先進国家・文化国家・民主国家、
GDP1,3位、ノーベル賞の多数輩出国である。

これだけをしても両国は
世界のリーダーたる資格があるが、
トランプ政権は排他的な自国保護政策を
すでに宣言している。

とすれば、
日本が同盟国の盟友として
アメリカを鼓舞しリードし
再び、改めて、世界、人類を
平和・公正・民主的な道に導く
ノブレス・オブリージュ
(持っている者の責務)
があるはずだ。

SNSとワイヤレス・イヤホン型自動翻訳機という
二大ツールが、人類の
言語的・人種的・地理的な
隔たりを乗りこえる可能性は
すぐそこまで来ている。

人類は、「真善美聖」を志向すべきで、
その反対の「偽悪醜邪」に堕するなら
もう未来はないものであろう。













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家庭文化

2016-12-29 08:01:00 | 家族
玄関の室礼(しつらい)を
正月飾りに替えた。

軸は自筆の書で、
煤竹一重切に南天を活け、
Xmasオーナメントから転用した
姫林檎も縁起物として
「福」字の焼麩と共に飾った。

朱袱紗には
羽子板と羽を。



昨晩、久しぶりに
ケータイとテレビの地震警報が鳴り、
身構えると同時に地鳴りがして
ガタガタと来たので
すかさずストーヴを消した。

それでも、
震度3ほどの揺れだったので
3.11以後の数千回にも及ぶ
余震経験値のある身には
ドキリともヒヤリともしなかった。

これは「順応」とも
「馴れ」とも
「肝が据わった」とも
言えるだろう。



カミさんが
新潟のナツんとこに迎えがてら
泊まりに行ったが、
途中の磐梯SAは吹雪の
雪景色だったようだ。

峠にあるこの地は、
真冬になると
入口がすっぽり雪で埋まるほどの
積雪になる。




カミさんも出先で
面白がって
写メをパッパラぱっぱら
送ってくる。

ナツの部屋にも
手作りのXmasオーナメントが飾られていたり、
ギターを持ったカエルがいたりで、
しっかり家庭文化が
伝承されているようである。

(˙◊˙) オッ (^(エ)^)ノ 

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今年一

2016-12-28 08:29:00 | 映画
今年最期の
カウンセリングのお客様に
松屋清風堂の上生菓子と焼麩で
お薄を一服さしあげた。



今井理桂の烏城焼に
庭の山茶花と南天を活け、
主茶碗には後藤安久の信楽沓茶碗、
長棗は京都洛西の筍亭で求めた銘「想ひ出」、
茶杓は自作のものを組み合わせた。
 
こんな卓上の
モダン茶でも
コーデ(道具組)の楽しみはある。




録画してあった
『ビリギャル』を観た。

今年度は4月から
27本しか映画を観ていないが、
その中では一番の傑作だった。

これは受験のロッキーだな…と、
思った。

塾教師役の伊藤が
イケメンではなく
ダサメン作りなのが
誠実感を醸し出していた。

主人公の有村も
脳天パー金髪ギャルの馬鹿目から
学力の上昇と共に
黒髪に変身し
理知的な目つきにまで
変化していく様は見事だった。

母親の絶対愛も
背景に描かれており、
父息子の葛藤と家族の再生も
サブ・テーマとして
よく描かれていた。




以前、FMの『松尾堂』で
原作の著者が語っていた
「…っていうか、この子、マジかわいそじゃね?
 太ってるからって、こんな名前つけられて」
という
「せいとくたこ(聖徳太子)」の
エピソードも登場した。

映画での最初の実力テストの
珍解答には腹をかかえて笑ってしまった。

「縄文時代の次は何時代か」→「少女時代」
「邪馬台国の女王は誰か」→「デヴィふじん」

「already」→「すべての女性たち」

ヒ~ _(_ _)ノ彡☆ バンバン!









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クリスマス・コーデ

2016-12-27 08:55:00 | オシャレ
カミさんが二晩も
息子宅に泊まりで、
バアさんは病院で年越しなので、
広い家に一人でいると
まことに奇妙な感じが
しないでもない。

それでも、
いつものように
朝起きたらコーヒーを淹れ、
パンを焼いて、
昼間は細々と用事を済ませ、
夜はお風呂を沸かして、
シャカシャカ歯磨きして
就寝前の神前ご祈念をして、
ベッドで映画を観る…
といった休日ルーティーンを
変わりなくしている。



カミさんが撮ってくれた
堀切邸でのクリコンを
ずっと視ていなかったが、
思い出してカメラをテレビに
繋いで視てみた。

ブルーレイ・レベルの
高画質なのだが、
音質が今一つで
どうもキンキンして
聴こえるのが難点である。

デジタル・レコーダーで録音した
高音質のものをアフレコも出来るのだが、
DVD化して頒布用ソフトにするつもりもないので
やらないでいる。

この秋から冬にかけて
すこし肥えたせいで、
顔がムクんで見えるので、
冬休みに入ってから
減食して1㎏ほど落ちたが、
あと、3週間で3㎏ほど
落とそうという計画である。




緑と赤の
クリスマス・コーデで
25日まであちこちに
出向いていた。

ネクタイは
ツリーのイルミネーションを
イメージしたカラードットにした。

ラペルバッジは、
なんと1972年のテニス中体連で
県大会に出場した時の
自分のものである。

唯一緑色なので付けてみたが、
我ながら物持ちがいいものだと
感心している。





冬休みの
ホームバカンスとして、
毎日『ねじまき鳥クロニクル』
(全3巻900頁)を読み、
録り貯めたBS映画を視、
合間にフルート・デュオ用の
編曲譜をせっせと書いている。

二日がかりで、
テレビを見ながらの
「ながら仕事」で、
ドビュッシーの『夢想』を
仕上げた。

昨日は、病母がらみで
快くない電話を受けたり、
用向きで面白くないことを
言われたりして、
不快になることがあった。

編曲作業をやっていると
心から楽しいと思えるので、
つくづく
「嫌なことはしない方がいい」
「どうでもいい義理は欠く」
という、
うつ病になった頃のモットーを
来年の還暦イヤーから
厳格に実行していこうと思った。

もう、お付き合いを断る人の
リストを数人ばかり作った。
たいていは、
会っていて楽しくなくウザイだけで、
何の益も得もない
自己中で視野狭窄で無教養で
本質的に頭のワルイ人たちである。

向こう様から見れば
絶縁されれば、
寂しかろうし、腹も立とうし、
冷たい奴だ、何様だ、
お高くとまってやがる、
どうせ変人だし…と、
罵詈雑言を陰口されるかもしれない。

だが、それでもいい。

もう、誰からも愛されよう、
誰からも嫌われたくない…
というような
アダチル的な小児心性とは
還暦を機に訣別するつもりだ。

残り少ない貴重な人生の時間を
自分にとって本質的なことだけに、
親愛なる人たちと
純粋に使うつもりである。





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