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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

爺じい旅 11 ― 風邪のリハビリの巻―

2025-03-25 17:13:22 | 健康

 

旅の四日目。

朝方、風邪で体調が悪化してたが、
鎮痛剤、安定剤、アレルギー剤、
制吐剤を呑んで寝養生したら、 
いくらか回復した。

旅先の病ほど
難儀なものはない。

それでも、常備薬で
なんとかセルフメディケーションできて
良かった。

お昼から、リハビリとして
ベッドから起き上がって、
近所のホテル・レストランまで
歩いて出向いた。

火曜の平日でも、 
けっこうな人出で、
インバウンドの姿だらけだった。

 

高級ホテルのレストランだったが、
懐石の松華堂弁当は
観光客向きのプラ製で
小鍋の湯豆腐も前日の『熊彦』の
『森嘉』製の極上豆腐とは
段違いのものだった。

初日の美濃吉から始まり、
熊彦、らんざん…と、
一目下がりでのレベルダウンだった。

比較対象試食としては、
盛り上がる方がよかったなぁ…。😭

昼食を完食し、
水分も多めに摂ったら、
いくらか体調が回復し、
嵐電で二駅先の車折神社まで
出向くことが出来た。

ペンションの奥様のお見送りには
リハビリに行ってきます…
と、言ってたので、
そのつもりでお日様を浴びて、
深呼吸しながら散歩した。

境内は、数種類の桜が
見事に開花しており、
マイナースポットなので
人もいなくてラッキーだった。

 

同境内には、
アメノウズメノミコトを祀る
芸能神社があったので、
四月のリサイタルの成功祈願をした。

五百メートルほど歩くと、
三十年前にも訪れた
鹿王院がある。

かつて、生物教員の時、
『理科会』の幹事として
〝京のご飯食べ〝の散策コースに
一度訪問している。

 

その頃にはなかった
ミニ竹林道があり、
カミさんとぐるりと
一廻りしてみた。

嵐電嵯峨野駅のねき(ちかく)に、
今は、無人となった
金光教嵯峨野教会があった。

カミさんが
徘徊して偶然見つけてくれたので、
廃屋の外からご祈念させて頂いた。

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爺じい旅 10 ―風邪をひくの巻―

2025-03-25 17:00:37 | 健康

 

旅の三日目の夜。

二条城のプロジェクト・マッピングの
予約チケットを取っていたが、
午前中の嵯峨野散策で疲れが出て
体調が崩れてしまい
キャンセルした。

カミさんだけ行って
動画で中継してよこした。
🤧💦

旅出の前から
軽いふらつき感と口内炎があったので、
花粉症と軽い風邪気味ではあった。

午前9時からのトロッコ乗車で
窓が全部開放されていて
冷たい風に当たりカラダを冷やしたのが
いけなかったのかも知れない。

昼過ぎにペンションに戻ったら
カラダの痛みが酷くなり
鎮痛剤が要るほどだった。

ペンションの奥様が
未使用のマッサージ・クッションが
あるとのことで貸して下さり、
それは天の配剤のように
有り難いものだった。

カラダの凝りをほぐしたら
ずいぶん楽になり、
クスリも効いて休めた。

ただ、夜から息苦しさが少し出て、
喘息の予防にシムビコートを
吸引した。

四日目の朝も
ふらつきと体痛があり、
改善傾向になかったが、
朝食は完食出来たので
半日、ペンションのベッドに 
伏せっていることにした。

予約していた
修学院離宮、仙洞御所、京セラ美術館は
キャンセルした。

ネット決済していた
3900円分がフイになってしまったが、
泣く子と体調不良には敵わない。

去年来た時には
逃げられてしまった
マスコットのミーちゃんが、
食堂ホールの椅子に
クッションみたいに鎮座してたので、
恐る恐るアタマをなでさせてもらった。

しばらく撫でてたら、
もういいでしょ…と、
顔を背けられてしまった。😅

ネコには好かれるタイプなので、
気位が高いなぁ…と、
畏れいってしまった。

嵐山文華館では
百人一首展をやっていて、
落語に出てくる崇徳院の一首があった。

 瀬をはやみ
  岩にせかるる滝川の
   割れても末に
    逢わんとぞ思ふ

〈現代語訳〉
川の流れが速いために、
大きな岩にせき止められて
二つに分かれる滝のように、
今はあなたと離れ離れに
なってしまったけれど、
いつかまたきっと再び巡り会いたい
と願っている……。

恋人と離れ離れになった心情を、
自然の情景になぞらえて詠んだ
切ない恋の歌である。

高校時代の古文の授業で、
「〜を……み」が
◯◯が、何々なので…
という定型句と習った。

旅先の病床で
伏せりながらも
ここまでの数多の画像を見ては
旅を振り替えっている。

 

茶室を探訪したり、
せっせと臨書手本用の集字にも
励んでいた。

 

夢窓国師が開祖の臨川寺は、
かつては拝観ができたが、
今は山門が固く閉じられ、
半ば廃寺のようになっているという。

京都を去る前日に、
その山門前で、まだ赤ちゃんだった
アキが初代コルサの窓から
顔を出したスナップが
アルバムにある。

 

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世話になるすべてに禮を言ふこころ

2024-09-15 07:02:06 | 健康

今日は、5時から
来年のリサイタルでの
デュオの相方のコンサートがあるので、
郡山まで出向いてくる。

きのうは、
プログラムで未知の曲である
アンヘル・バリオスの
『トナディージャ』や
ピアソラの
『ブエノスアイレスの冬』
サティの
『グノシェンヌ第二番』などを
YouTubeの楽譜で勉強した。



どれも初めて聴く曲だったが、
譜面を見ながら、
何時間か聴いたら、
曲の感じが把握でき、
すぐにも弾けそうな気がした。

スペインの古歌に基ずく
好みの楽式である
『トナディージャ』は
プリントアウトして
実際に弾いてみたら、
なかなかいい曲で
すぐにも録音できそうである。

さて、今日は
腕自慢のギタリストたちが、
ライヴで何処まで聴かせてくれるか、
音楽を愉しませくれるか・・・
お手並み拝見である(笑)。



**

リク坊が3歳児の頃は
ボルダリンクの壁で
まだ筋肉がなくって
「できな~い‼️😭
と悔しがって泣いてた。

今は手足も伸びて
筋骨も逞しくなり、
捲土重来で、
果敢に挑戦してるみたいだ。

0歳児の頃から
褒め上手なミカママの事だから
下から見上げて
「すごい! スゴ~イっ!!」
とホメまくっているのが
目に浮かぶようだ。

幼児は、そうやって
自尊感情が醸成されてゆくのである。

それは、自己肯定感や
自己効力感につながり、
確かな「個性化の過程」や
「自己実現の道」を
歩めるようになるのである。



産まれたての
赤ちゃん時の
ぺったんカエルみたいな
寝んねの姿が、懐かしい。



*

乳幼児の頃から
物真似が上手だったので、
ミラーニューロンの発達が
早熟なんだなぁ・・・と、
感心していたが、
「ベイマックスに乗るヒロ」を
パジャマ姿で
パフォーマンスしてたから
笑えてしまった。

( ˶˙ᴗ˙˶ )

***

ここ数日の間は
まだまだ30℃を超える
厳しい残暑が続くようだが、
夕刻の空には
成長しきれなかった
入道雲を見て
夏の勢力の衰えを
感じないでもなかった。

来週には
お天気が崩れて
走りの秋雨模様になるという。

 

**************

明後日は
いよいよ入院・ポリープ摘出である。

きのうは
Tちゃん先生から
「お届け」メールのご返信を頂戴し、
お祈り添え頂いてる事を
心強く感じさせて頂いた。

蛇蝎の如く嫌がっていた
大腸洗浄剤は「ご神水」と思って
有難く頂けば、前よりも
楽に呑まさせて頂けるのでは・・・
というご理解には
なるほど・・・と、信仰的態度が
出来てなかったなぁ・・・と、
気付かせて頂いた。

***
***

おはようございます。

いよいよ、
ポリープ摘出手術ですね。

当日は、予定通りに入院、
手術のお繰合せ頂き、
まずは難しい部分のポリープを
綺麗に取り除いて頂けますよう、
神様にお願いさせて頂いております。

大腸洗浄剤を
飲ませて頂く処からですね。

前回の辛さを思い出して
憂鬱と思いますが、
手術のための大切なプロセスです。

ご神水をいただく気持ちで、
神様にお願いしながら、
前回よりも楽に
飲み終えられますように
祈っております。

17日は、
六代(父)先生の月命日です。
御霊様にもお祈り添え賜りますよう、
よくお願いさせて頂いております。

手術にあたり、
執刀医の先生はじめ
携わって下さる医療関係者の
ご健康もお願いさせて頂きましょう。

そして、当日は、
どうぞ事故、過ちなく
手術して頂けますように。

心配し支えてくださるご家族へも、
感謝の心で当日を迎えられますように。

佐々木さんのお体も
健康のお陰を頂きますように。

万事にお繰合せ頂きますよう
お願いさせて頂いております。

*

 <(_ _)> ヘヘェ 

*



世話になる

 すべてに禮を言ふこころ

  神をあらはし神になるこころ

 

健康のために

  なさねばならぬ処置手当

    素直に受けねばならぬ

 

賜びしいのちが

  すべてお世話になりゐつつ

    明日は手術をうくる得しめ給ふ

 

鈴虫がいのちをこめてなく声と

  老いわがいのち

    ともにある今

             碧水歌

 

 

 

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「大いなる便り」に感謝す・・・

2024-09-06 06:16:53 | 健康

きのうも
フルタイムの予定表だったが、
ご新規の一人がキャンセルになり
時間が空いたので、
入院手続きの書類記入ができた。

ただ書き込むのもツマラナイので、
PCでバロックリュート音楽を聴きながら、
書の楷書の稽古のつもりで
丁寧に書き上げた。

一度、麻酔下での
大腸内視鏡検査を経験したので、
不安感はないが、
何と言っても、あのクソまずい
大腸洗浄剤『ニフレック』を
また2ℓも呑まなくてはならないのが
憂鬱である。

念のために、もいちど、
二つのAIで「加糖」が可能か
問うてみたら、
浸透圧が変化するのと、
腸内細菌により可燃ガスが
発生する可能性があるので、
電熱線による除去手術では
危険性があるので禁忌である・・・
との事だった。

主治医は、
少しくらいならいいんじゃないか・・・
とも言っていたが、
看護師・薬剤師とも
絶対ダメです・・・とは言ってたが、
その理由は言ってはくれなかったので、
AIのような根拠を示してくれたら
納得したのだが・・・。

よく、婆様たちがやる(笑)
ウメボシ舐めなめはどうかも訊いたら・・・

ウメボシを舐めることは、
基本的には推奨されません。

腸の中をきれいにするために、
消化に時間がかかる食べ物や
色素の強い食べ物は
避けるべきとされています。

ウメボシには
食塩や有機酸が含まれており、
腸内の動きや検査結果に
影響を与える可能性があるためです。

・・・と、明解であった。

前回は、検査だけだったので、
ジャムを舐めたり、
塩を舐めてやったが、
今度は除去手術なので
やっぱ、まともに呑まなきゃ
ダメそうだ・・・(😿)。



**

「日めくり」の言葉に
「大便はカラダがくれた
大いなる便り。
便りに礼を言う人は少ない」
とあり、ハッとした。

そう。
血便のお陰で、
前がん状態の出血性ポリープを
発見できたので、
まさに「カラダからの大いなる便り」に
感謝しなくてはと思わされた。

敬愛する御大ショージ君は、
「いったん身から出た不浄の物を
見るなんて、元・自分の物とはいえ
おぞましくて出来やしない・・・」
と、言っていた(笑)。

自分は
CKD(慢性腎臓病)の
「中等度」でもあるので、
毎日の「小さな便り」の方も
色・匂いを経過観察している。

これも、かつて、
排尿後に残尿感があり、
その後、激痛が走って
救急車で搬送され、
京都の『九条病院』に
尿管結石で入院した事があった。

翌朝には、
排尿時に、コロンと
直径2㎜ほどの結石が
飛び出してきた。

まさに、
カラダからの
「小さな便り」であった。



*

きのうの「手作りベント」には、
前夜の「里芋とタコの小豆煮」と
炒り卵に鳥肉のソボロの
残りを詰めた。

それと、山の学校の
麓の店で買ってきた、
燻製玉子を初めて入れてみた。

生徒は教室で給食だが、
ひとり寂しくカウンセリングで
PCでYouTubeの『孤独のグルメ』を
視ながら食べている。


**

きのうは
夏休み明けに初めて来た
学校不適応の常連JCに
箱庭をやらせてみた。

真ん中にぽっかり空いた
砂漠のような空間が印象的で、
右上のヒマワリには
キレイな蝶々が置かれ、
右下の堅牢な家の玄関には
ドクロが置かれていた。

タイトルは散々迷って
『夏の風景』と付けた。

この中空構造は
なんだろうね・・・と、
尋ねてみたら、
この夏にあった
ショックな出来事について
ぽつぽつと語ってくれた。

そして、泣いてばかりいた日から
やっと、立ち上がってきたという。

・・・であればこその
「中空構造」と
ドクロと蝶々であったのだなぁ・・・
と、得心がいった。

蝶々は象徴的アイテムで、
ラテン語では「プシケ」と言い、
それは「こころ/たましい」をも
意味する。

独語の「プシコロジー」
英語の「サイコロジー」
(psychology)は
「心理学」の事である。

『死の瞬間』の
キューブラー・ロスによれば、
アウシュヴィッツのガス室の壁に
沢山の蝶々の絵が描かれていたという。

それは、子ども達が
死に際して、
「たましい」のイメージと
「蛹から蝶」に変態するイメージが
「死と(天国での)再生」を
イメージしたのではないかと
言っていた。

なので、この箱庭でも
蝶とドクロが置かれたことで、
まさに、こころの「死と再生」が
表現されたと思われた。

また、社交不安障害があるので、
人間も動物も
置かれることはなかった。

 

 

 

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『震為雷』一瞬の恐怖のあとの笑い

2024-07-09 04:38:00 | 健康

きのうはオフ日だったので、
朝8時半から
八子医院に赴いたが、
大腸内視鏡検査が
4ケ月待ちだと受付で聞いて、
受診せずに、第二候補としていた
近所の胃腸科を受診した。

そしたら、
直腸触診をして
薄っすら血が付いたので、
内視鏡は早くとも来週になるから、
すぐに精密検査を受けた方がいいと、
大病院である済生会へ
紹介状を書いて下すった。

それを持っての
三軒目の病院ハシゴである(笑)。

済生会は
かつて形成外科で
二度の粉瘤手術をしてるので、
近所で馴染みもあってよかった。

医大から派遣されている
若い医師だったが、
丁寧に診察して下すった。

血液検査と
CT検査を受け、
「腫瘍マーカー」
「炎症反応」
「貧血」
いずれも問題ない、との事で、
ひとまず、安心を得た。



輪切りのX線のCT画像では
ポリープや腫瘍は
判断できないというので、
金曜日に内視鏡検査となった。

八子医院でやってる
麻酔下検査は出来ないか
尋ねてみたら、
「できますよ」
との事で、これ幸いと
その施術でお願いした。

近所の胃腸科では
「腹痛と下痢がなくて血便のみ
という状況証拠からは、
虚血性大腸炎ではないみたいですね」
との事だったが、
済生会では
「あまりないけど、
軽い虚血性大腸炎で
出血したということも
有り得ますね・・・」
との事だった。

*

内視鏡の不安は解消したものの、
金曜日には朝から
2ℓもの緩下剤を飲んで、
腸内清掃をしなければならない。

柑橘系飲料のような感じだと
説明は受けたが、
2ℓを2時間かけて飲んで、
かつ、時間ごとの
便チェックの記録用紙を渡された。

精密検査では
誰もがやっている事なので、
これも初めての体験として
味わってやらせて頂こうと思った。

CTも初体験だったので、
ちょっと不安がよぎったが、
痛くも痒くもない
寝たまんまのレントゲンと一緒だった。

**

止血剤と緩下剤が処方され、
検査日まで服用する。

きのうから
服用を始めたので、
今朝には血便が
改善しているといいのだが・・・。

*

3割負担ながら
これじゃ、ビンボー人は
おいそれと
医者にもかかれないなぁ・・・
とも思わされた(笑)。

麻酔下内視鏡は
2万円以上するようだ・・・(😿)。

*

病院に行く前に、
不安だったので、
易を立ててみたら
『震為雷』(しんいらい)
と出て、
「一瞬の恐怖のあとの笑い」
という象意で、
そうなってくれることを願った。

「急性の病状」も
生命には別状なく、
早期の処置で治まる、
との事でとりあえず安心した。



**

朝の8時半から
午後1時半まで、
兎に角、待って、待って・・・
さらに、待って・・・
の時間が続き、
もうヘトヘトになった。

病院嫌いの養老先生が
奥様と検診に出向き、
やはりヘトヘトになられて、
互いに顔を見合わせて
「丈夫じゃないと
病院なんて来れないなぁ・・・」
と苦笑し合ったという(笑)。

まさに、
そんな感じであった。

待合室に
『ビッグコミックオリジナル』が
あった胃腸科では、
久しぶりに手に取って
読み込んだ。

巻末の四コマでは
笑えて共感もした。



*

ドクターから
消化のよいウドンや
おかゆのようなものなら
食べてもいいとの事だったので、
一週間ぶりに
「米の飯」である塩むすびを
coopで買って、イートインコーナーの
レンジでチンして、
よーく噛んで、しみじみと味わった。

その、うまかったの、なんの・・・(笑)。


故・桂 小南が
『断食体験』の随談で言ってたが、
「ほんとうに、おなかが減ったら、
究極は、にぎり飯が頭に浮かぶんです」
とは、ホンマのことやった(笑)。






 

 

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