『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

この世は神の見ている夢?

2023-01-30 10:31:08 | 魂理学

 

 

 

きのうの王将戦「第三局」
『金沢決戦』は、
先手のソーちゃんが
完勝した。

目下、「先手番」は
22連勝中で、
今年度は25勝1敗の
勝率9割6分である。

先手番の連勝記録は
羽生ちゃんの28連勝というから、
やはり、昭和のレジェンドは
スゴイ記録を持っている。

来月の第四局は
「後手番」になるが、
これに勝てれば、
3-1となり、次が先手なので、
文字通りの大一番である。

YouTubeでの
名解説を聞かせてくれる
石田のトッツァンの予想では、
防衛は濃厚だけでなく、
『棋王』『名人』奪取で
今年度中の『七冠』が
見えてきたという。

「藤井推し」には
ますます、目が離せない
一年になりそうである。

*

「私的六連休」中なので、
棋戦を観戦しながらも、
工房にこもって
新しい素材による
試作品を作っている。

ボディの縁飾りに使う
「パーフリング」という
細長いローズ材を曲げるのに
250ワットのハロゲンランプを
仕込んだ飯盒を
「ベンディング・アイロン」代わりに
用いている。

 

試作品ではあるが、
納得のいく音が出るようだったら、
売りにだそうと、
いちおう、リューティエ・エチケットも
貼っておいた。

*

YouTubeサーフィンをしていたら、
『河野ギター』の三代目として
初代・河野 賢社長のお孫さんが
二代目の桜井さんの跡を
継ぐようである。

桜井さんとは
食事を共にさせて頂き、
「美しい音のギターを
 作りたい」
という色紙も書いて頂いた事がある。

工房では、
0.05㎜の精度を追求している、
というので、間違いなく
「世界一」の精密さであり、
二代目・三代目ともに
理系大学を出ているだけに
研究者と求道者的な発想で
「世界一」のギターを製作している。

こういう
超一流のプロの仕事を見ると、
誤差だらけの
自分の作品が
まさしく“ボンボコ・ギター”に
見えてならない(笑)。

そんなん、
売ったらあかんやんなぁ・・・と、
反省させられた(笑)。

*

YouTubeサーフィンで、
『ロズウェル事件』を見ていたら、
墜落したUFOで生存していた
エイリアンとテリパシー交信した
という元米軍看護師の話を知り、
彼女が亡くなる前に
軍の最高機密事項を
イギリスのSF作家に託し、
SFとして書籍化されたが、
その内容が衝撃的で不気味でもあった。

1947年の事件で、
彼女は医師や心理学者によって
テストや嘘発見器にもかけられたが、
虚言とも妄想とも診断されなかった。

そして、最高機密として
生涯「守秘義務」を誓約させられ、
保護プログラムに入れられたという。

『スターウォーズ』みたいな内容だが、
地球に生きる「魂」(意識体)は、
「囚人」として、
帝国軍というダークサイドによって、
本来の自由で融通無碍な
時空を超越した「意識存在」から、
肉体という桎梏に封じられ、
仕掛けられ装置によって
地球からは永遠に脱出できず
輪廻転生を繰り返すように
仕向けられているという。

荒唐無稽な話ではあるが、
なんだか、気が滅入るような
「運命論」である。

ただ、メッセージの内容には
「矛盾」することも含まれており、
それが救いにはなっている。

テレパシーとして受信した
看護師と、
そのレポートを受け取って
書籍化したSF作家の
二重のバイアスもかかっているので、
“伝言ゲーム”のように、
整合性や論理性を欠く点も散見する。

それでも、
このファンタジーの中でも、
存在論、原宗教論のヒントが
いくつか得られた。

曰く、
「我々、一人びとりは神なのであり、
その意識体存在が幻想することで
それぞれの宇宙が創られている」
という。

(ならば、神が
なんで、帝国軍なんかに
封じ込められるんだ・・・)

(そもそも幻想なら、
輪廻転生もヘッタクレも
ないんじゃないの・・・)

・・・という、ツッコミができる(笑)。

それでも、
「神の退屈」という説では、
「何も始まらない。
 何も終わらない」
という「無変化」では
意識存在体(魂=神)の意味もなく、
それゆえに、「ゲーム理論」的に
この幻想世界を創っているという。

「かくれんぼで、
最初から神の居所がわかってたら、
遊びとして成立しない」
というのは
言い得て面白いレトリックであった(笑)。

*

65歳を過ぎて、
カラダのあちこちに不具合を持ち、
痛みもあり・・・という
「老い」の悲哀を感じながらも、
老齢化と寿命の意味について
考えることがある。

生物学では、
個体よりも「遺伝子」が
自身を継承するのに
「死」というメカニズムが
必要だったと説く。

熱力学的には、
宇宙のエントロピー増大の法則には
抗えず、日々、増えつつある
エントロピーを減らすことが
出来なくなり、
初期状態の
「ランダム(無秩序)」に
収斂するという。

*

『ロズウェル説』では、
地球に封じ込められた
罪を犯した意識体(魂)は、
過去数億年もの意識を
輪廻転生するたびに消されるように
装置がプログラムされているという。

そして、
釈迦が言ったような
「生病老死」という『四苦』を
未来永劫に体験させられるという。

金光教祖は、
「天地金乃神」との出逢いで、
「生きても死にても
天地は我が住処と思え」
と知らされている。

「母なる地球」は
太陽系が滅びる数十億年後までは
「故郷」なのだという。

もっとも、
ロズウェル説も
最近の量子力学的仮説も
「この世は幻想」であるという。

*

日々、自分の「身の痛み」と
向き合っていると
これは「無痛」の対極の感覚で、
これもまた一つの「極性」の状態を
示しているに過ぎず、
それを意識存在(魂)が
経験しているんだなぁ・・・と、
スピリチュアルに思うことがある。

テニス、バレー、ゴルフ、卓球などに
「アウトゾーン」があるように、
その「制限」そのものが、
ゲームとしての「面白味」を
成立させている。

なので、
極端化させて考えると
理解できるが、
「不老不死」では、
ゲーム的には面白味が
成立しないのである。

テニスひとつ取っても、
アウト・オブ・バウンズのラインが
設定されているのみならず、
ネットという「障害物」があり、
サーブは2回まで、
ワンバウンドまで・・・と、
ルール(決まり)を設けて、
はじめてゲーム化する。

古来、
【この世は神の見ている夢】
という譬えがあるが、
まんざら、それが
ただのレトリックとも言えない
真実が含まれているかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 王将戦-金沢決戦「二日目」 | トップ | ツララを見ながらツラツラ考... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

魂理学」カテゴリの最新記事