氷柱

先日の寒波で、
街の至る処で
久しぶりに大きなツララが
見られた。

快晴の日には、
天然シャンデリアよろしく
クリスタルに輝いているが、
軒下を通るときには
ガラスの剣が落ちてくるのではと
いささかヒヤリとする。

パコ死す

今朝の朝刊で
パコがメキシコで
心臓発作により客死した
という訃報が目に飛び込んできた。

まだ66歳である。

パコといえば
フラメンコギター界では
若くして「天才」「神様」として
別格扱いの生きるレジェンドであった。

自分もどれだけ
パコに感化され
そのギタースタイルを
取り入れているか解らない。

今度のリサイタルのためにも
「パコ4連」と命名している
4連譜の練習を懸命にしている。

これは0.5秒で4つの音を
瞬時に出すテクニックである。




今も、書斎の壁には
パコの20代の頃からの
伝説的名盤のCDジャケが額装してある。

今度のリサイタルにも
急遽、パコの曲を
入れようか検討している。

これまで弾いてきたパコの曲は
『パティーニョの想い出』（アレグリアス）
『鐘が鳴る』（ロンデーニャ）
『湧く泉豊かな流れ』（タランタス）
『ヘレスのブレリア』（ブレリアス）
『ファンダンゴ』
『ソレア』
『サパテアート』
『ルンバ』
･･･などである。

やるとしたら、
フラメンコ教室で伴奏をしてきた
『ファンダンゴ』だろうと思う。

フラメンコの現存する
レジェンドは、
パコとの双璧とも言われ
沖仁の師匠でもある
ヴィクトル・モンヘ・セラニート
ただ一人である。

ギター破損

T中に朝、出勤したら
練習用のギターが
倒れていて
ヘッドがポッキリ折れていたので
「あらーッ!!」
と驚いてしまった。

部屋の模様も
少し変わっていたので、
誰かがやったのだろうが、
幸い、練習用ギターなので
よかった。

なんとか修復は可能だが
いちおう教頭に報告したら、
どうも荒れている生徒がやったのでは…
ということだった。

「犯人探しをしなくてもいいです」
とは言っておいたが、
器物破損の問題になりはしないかと
いささか懸念している。

ニトリ

近所にニトリが
開店した。

隣に東京家具があるのに
並んでの開店なので
鎬（しのぎ）を削るように
なるのだろう。

どちらの店でも
テーブルウェアも
置いてあるので
食卓用に珍しいプレートを
買った。

信号機

最近、あちこちで
信号機が旧式のものから
新式の薄型LEDに変わってきた。

なんだか、
薄くて頼りない感じだが
こっちの方が省エネに
なっているのだろう。

昔のライトの上に
庇（ひさし）のある
信号の方が
しっかりして頼もしい感じが
するのだが…。