『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

続き事の象徴『ゾロ目』

2024-04-28 09:30:56 | 宗教性

 

しばらく前から、
周囲にゾロ目を見る機会が多い。

その象徴的意味も
探ってみたら、
《天啓・瑞祥》とあった。

それと、もうひとつ、
文字通りの「続き事」も多い。

今現在の「私的11連休」もそうだが、
自宅カウンセリングが「三日続き」や、
先月の嫌な事が「立て続き」に起きた、
などの現象も《ゾロ目》への気付きと
シンクロナイズしてるように思われた。

【易】をやっていると、
64通りの現象が
循環して起こるという事を
身をもって体感できる。

それでも、
天の知らせであり、
よき事が起こる知らせ、
と「先を楽しむ」心になるのが、
開運し、大御蔭を蒙れる秘訣のように
解らされたような気がした。

**

きのうは
Tちゃん先生のご尊父の
H先生の遺墨を
表具し直した。

掛け軸の巻尾を猫に齧られたり、
本紙がゴワゴワになっていたので、
やり直しを勝手でた。

先生の『偲び草』の
造本をさせて頂いたり、
春休み中には
古いテープから教話を
CD化させて頂いたり・・・と、
何かとご神縁がある。

そのご霊徳により、
ご近所のT中学校に
お引き寄せ頂けたとも
思っているので、
その御恩返しの気持ちである。

*

楽器製作は、
パーチメント(羊皮紙)という
文字通り、羊の皮をなめして
古来の製法でつくられた紙を裁断して、
リュートと同じく
ルネッサンスギター表面の
補強&縁飾りを施した。

*

いちどお風呂の湯に浸けて
柔らかくしてから、
ボンド貼りしていくが、
この時ばかりは
指先がベタベタになるが
伸びる皮を引っ張りながら
マスキングテープで逐次とめていく。

古楽器は
表面板の厚みが2㎜ほどだが、
そこに0.2㎜厚のパーチメントを
貼っていくので、
コンマ何ミリの作業である。

*

ゼブラウッドの指板と
同じ材でナットを切り出し、
弦溝を掘った。

ルネッサンスギターは
ウクレレの先祖とも言われ、
4コースで、1コースのみが
シングル(単弦)で、
他は複弦なので、7つの溝と
7本のペグ(弦巻)になる。

ペグは加工用の
旋盤もあるが、
創るのが手間なので、
加工済みの既製品を
50本単位で海外オークションから
仕入れている。

今回、数種類あるうちから
残り8本になっていた
飾り付きの高級ローズウッドを
採用した。

**

パーチメントが乾燥する間、
目留めのための
リンシードオイル
(亜麻仁油)塗りをやった。

ひと刷毛ぬると
ゼブラウッドとインレイ(象嵌)の
ツヤツヤと輝いて
美しく艶めいた。

この瞬間が、
リューティエ(楽器造り)をしていて
いちばん感激する時かもしれない。

もっとも、
この後、幾度も塗り重ねては
サンディングペーパーがけをしていく
という、毎度、汗の流れる
作業が待っている。

**

製作の合間や、
ぼっちランチ後には
ベッドをカウチ代わりにして
寝転んで漫画を読むのが
何よりの気休めと気分転換になる。

楽器製作時は
電動工具を多用するので、
気を抜いたら指が飛んでしまうような
緊張がたびたび強いられるので、
集中を要するから
けっこう神経が疲れもする。

きのうもAmazonに
愛読している
『江戸前の旬』の新刊を
注文したが、早くも、
今日には届くというから、
近所のツタヤに行くまでもない(笑)。

*

ゆんべも
常連さんのカウンセリングがあったが、
今日は午後から、
K中の卒業生で
大学生になったT君が
久しぶりに来談するので
再会を楽しみにしている。






 

 

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「金の神は、破壊の神だった・・・」

2023-04-21 08:28:59 | 宗教性

 

『私的五連休』中のきのう。

午前中は
メンタル・クリニックの予約で
定期受診日だった。

主治医を前に
三年越しの坐骨神経痛と
最近の顎関節症痛と
プチ喘息の三重苦で
プチデプ・トレイト(鬱気味)だと
弱音を吐いた。

抗うつ剤のパロキセチンを
自己判断で増量してもいい
とのことだったが、
それだと月単位でないと
効果がでないので、
とりあえずは、
即効的に抗うつ作用のある
安定剤のアルプラゾラムに
頼ることにした。

*

予報通り、
きのうは日中30℃超えの
真夏日となった。

二階の寝室の温度計も
ジリジリと上がり、
1時頃に30℃を突破した。

さすがに、暑さに耐えられず、
今季初の冷房と扇風機を稼働させ、
半袖短パンに着替えた。

*

クリニックを終えたら
郡山の『緑水苑』という
緑地公園に出向いてみようかとも
思っていたが、前日に軽い
体調不良があったのを思い出し、
まだ怠さが残っていたので
大事をとってやめにした。

リフレッシュしたくとも
高速での往復1時間は
神経疲労により
体調不良再燃の危惧を
本能的に感じた。

*

炭水化物ダイエットを
はじめたので、お昼は
『ロティ・プーレ』
(鶏の腿焼き)
のみにした。

グリルで皮目を
こんがりと焼いたので、
パリリとした食感で
塩コショウのみの
あっさり味にした。

*

夜は夕飯当番だったので、
『グラタン・ド・シューフルール』
(カリフラワーのグラタン)と
『ソテ・ダニョー』
(仔羊のソテー)に
コンソメスープを拵えた。

先日、三ツ星フレンチで供された
ヴァルサミコ・ソースを真似て、
フォンド・ヴォライユ(鶏の出汁)と
ヴァルサミコ酢・ミール(蜂蜜)を
レデュイール(煮詰め)して
ブールモンテ(バター繋ぎ)した。

トマト・ピューレと
ジュ・ド・シトロン(レモン汁)・
ミールをもブールモンテした
二色のソースにしてみた。

ヴィアン・ロゼ
(薔薇色焼き加減)に
『クールヴォアジェ VSOP』
(コニャック)で
フランベ(香り付け)した
アニョー(仔羊)は、
持ち味の風味に高貴な香りをまとい
“おうちフレンチ”としては
申し分のない仕上がりだった。

お酒は、
新品種の珍しい「赤いキーウイ」
『ゼスプリ レッド』を
ミキサーでジュースにし、
ミント・リキュールと
ペルノーと強炭酸とで
カクテルをこしらえた。

***

毎月、ネットでの
『藤原直哉の時事放言』
という、言いたい放題の
世情評論を聞いて
溜飲を下げている。

今月版は未だだが、
先月版はオモシロかった。

なんと・・・
「金の神は、破壊の神だった・・・」
というキャッチコピーに
耳を奪われた。

・・・というのも、
金光教の主神は
「天地金乃神」と言うが、
元々は、中国伝来の
「金神」(こんじん)にある。

これは、陰陽道 における
「方位の神」で、
それに逆らうと
「金神七殺」という祟りがある、
という恐ろしい祟り神であった。

今でも、大工によっては、
「金神よけ」というのを
重んじる棟梁もいる。

迷信深い江戸時代に、
「金神七殺」で家族を失った
赤沢文治という一農民がいた。

彼は、それほどの不幸に遭い、
自らも瀕死の病に伏しながらも、
その神にどこまでも従い、
百何十度も騙され、試されても、
その信念を曲げなかったので、
人格神は根負けして、
ほとほと感心するに至った。

すると、最強の祟り神は、
その神性を最強の救い神に変わり、
「天地金乃神」となった。

そして、愚直に
身命を賭して神に従った文治は、
神に認められて
「生神金光大神」の称号を
下賜された。

これが“原始”金光教の始まりである。

教祖となった文治には、
神通力や透視力も神から与えられ、
死後の世界、神の世界も
三日間体験させられている。

現在の「金光教」という教団は、
教祖の直信たちが
お上との苦難に満ちた交渉で
後々に創り上げた組織である。

仏教やキリスト教と同様に、
必ずしも教祖の本意・真意ではなく、
それを崇める信者・弟子たちにより
組織化されたのが教団・教派である。

神性を持つ教祖には
及びもつかない低レベルの
信者・弟子たちが
人為的に集団化させた教団・教派は
周知のように、宗教戦争や
宗派間の排他という
非宗教性に塗れた愚行に堕している。

マハトマ・ガンジーは
「不完全な人間が為す宗教もまた
 不完全である」
と箴言を残している。

*

「天地金乃神」の「乃」は
平仮名の「の」の語源字なので、
「金の神」と同意である。

「金の神は、破壊の神だった・・・」
というのは、
「金」を神のように仰いできた
マネタリズム(金銭至上主義)と
物質文明の極致が、
現今の金融崩壊や世界の基軸通貨だった
ドルの崩壊という現象として
現れている、という。

まるで、「金神七殺」の
最強の祟り神「金神」の大凶性が
先祖返り・退行して
復活したかのような物言いである。

経済至上主義が爛熟して、
貧富の格差は広がる一方で、
大富豪・富裕層たちは
「金が金を産む」
マネーゲーム(投機)で
彼らが見下す民や貧者たちから
「金」「仕事」「食料」
「健康」「住まい」「命」
を奪う事を何とも思わずに来た。

これこそ、神への冒涜である。

富者で支配者だった
ジャニー喜多川の性的虐待や
エプスタインに群がった富豪たちの
ペドフィリア(幼児性愛)と
児童虐待(人身売買と臓器売買)
という悍(おぞ)ましい悪魔性は、
今、白日のもとに晒されている。

「先物買い」「デリバティブ」
「仮想通貨」・・・などという
虚構の舞台でのマネーゲームに
興じてきた“ゼニカネ教”の狂人たちは、
今、「金の神」の神性の発動により
現世での「七殺」に遭っている。

ジャニー喜多川も死に、
エプスタインも獄死した。

偽悪醜邪に狂奔し
他者を苦しめた者は、
死後に「地に臥せられる」と
金光教祖は言っている。

真善美聖を
世界・人類に取り戻そうと、
DS(ディープステート、
グローバリスト、戦争屋、
軍産コングロマリット、
政官財の利権イーター、
世界支配陰謀者)らとの闘いの
リーダーとなっているのが
ドナルド・トランプで、
それと連合しているのが
プーチンであり、
世界各国の良識派の
軍幹部であるという。

2015年から始まった
DS粛清作戦は
ほぼほぼ完了してきたらしく、
その大転換期は2024年頃らしい。

奇しくも、
国内では新札発行の年柄である。

現行のドル紙幣は紙くずとなり、
五輪不正や万博・カジノでの
利権イーター(寄生虫)の輩は
裁かれ、罰され、遺棄される。

国益・国民益に奉仕しない
悪徳・政財官も
“見えざる”ではなく
“見えてきた”【神の手】により
神罰・仏罰・天罰を蒙るだろう。

それはまた、
大富豪・富裕層から
唾棄され見下げられてきた
99%ものマジョリティの
集合意識でもあり、
集合無意識でもある。

人間の持つ「意識」は
脳内では、電気的エネルギーである。

また、それは、
電子に還元すると
波的性質を持つ量子であり、
二つの波は振幅と位相が
共に等しければ
2倍の振幅を持つ波が合成される。

80億人の99%の
79憶2千万人の
思念派が合成されたら、
圧倒的なエネルギーとなり
1%のマイノリティを
排除するには十分過ぎるだろう。

*

「空気はタダ」なのに、
何故に
「水」と「エネルギー資源」は
そうでないのか・・・
という素朴な疑問には、
そこには、そうはさせない
中間搾取する輩がいる、
からなのである。

経済システムの欠点を利用して
「独り勝ち」依存症(悪党)の
資本家や大企業、DSたちが、
空疎・空虚な「ゼニカネ」という
アイテム(幻想)により
自分たちにはユートピアに、
棄民たちにはディストピアに
仕立ててきたのが、
マネタリズムと物質文明なのである。

いま、産業革命来の
右肩上がりの幻想は潰えて、
愚かな拝金主義と物信仰は
終焉を迎える時がきた。

このコンテクストで読むと、
あるいは、
COVIT-19というウイルスと
mRNAワクチンは、
悪意のもと、恣意的に作られた
グローバリスト(DS)たちの
「人口削減の為の非道な戦略」
という陰謀論でなく、
ほんとうの「陰謀」だったように
思われてならない。

GAFAやフェイク・メディア、
利己的企業・既成政党・・・と、
現社会システムに依存している
組織・団体は2024年までに
大瓦解か雲散霧消となることを
願ってやまない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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天知る、地知る、我知る

2023-04-13 08:15:55 | 宗教性

 

スマホに充電できなくなり、
きのうはAUに駆け込んで、
原因を調べてもらったら、
なんと・・・コネクターの内部に
ゴミが詰まっていた。

それを排出したら
店頭では充電できるようになり、
やれやれと安堵して帰ったら、
やっぱり調子がワルイので、
カミさんの同タイプのもので
やってみたら問題がなかった。

・・・とすれば、
ゴミのせいで
充電器のオス側が変形した
としか考えられず、
Amazonで新しいものを注文した。

*

近所で更地となった『ツタヤ』が
再建されるまでは、
かつて吉倉住まいだった頃の
『イワセ』まで出かけて
新刊コミックを買っている。

きのうも寄ってみたら、
『ゴルゴ』の最新刊が出ていた。

初刊から全巻蒐集してるので、
買って帰った。

帰宅したら、
Amazonに注文していた
「ちばてつや」の
『ユカをよぶ海』が
ポストに入っていた。

これは、
作者の少女漫画に連載していた
初期の作品で、
後年のキリリとした
プロの描くキャラの様ではなく、
まだアマチュアっぽい
ラフさがある。

噺も稚拙で、
お涙頂戴の勧善懲悪で
いい大人の読むものではなかった。

*

書店に隣接された『スタバ』に
初めて入ってみた。

昼時前だったので、
ワッフルにエスプレッソをやってきた。

作り置きのワッフルは
カリッと温め直され、
ハチミツがトッピングできて
ナイフとフォークで
優雅にやれた。

同じ敷地内には
『向山製作所』という機械屋みたいな名の
ブーランジェリー(パン屋)があり、
ここも初めてなので、
お昼用にいくつか買ってみた。

*

オーヴンで温め直したキッシュは
アパレイユ(卵生地)が熱々で
なかなか滋味があつた。

豚まんの具を
ドーナツ生地で包み、
さらに春巻きの皮で包んだのを
パリリと揚げたものは、
不思議な食感と味だった(笑)。

一口大のミニカヌレと
クルミ・オレンジパンも
まあまあイケル味だった。

・・・にしても、
調子にのって買ったので、
いつもの倍もの量を
ワッフルから摂ってしまい、
夜はいつもの半分の量とした。

*

今朝の朝刊のコラムに
春の「3K」という
健康に良くないものがあったが、
寒暖差・花粉はわかるが、
「強風」は関係あるかなぁ・・・と、
怪訝に思った。

そこに、あらたに、
「黄砂」も「K」に入りそうだ
という(笑)。

*

おとつい、
もうじき柔道三段に昇段する
というDC(男子中学生)が
カウンセリングにきた。

昨年来、
生徒指導関係で度々ひっかかり、
本人も自覚がないので、
心理検査や心理教育が必要と
見做されて送られてきた。

中学生とはいえ、
“武道家”たるもの、
「柔の道」の有段者たるもの、
偽悪醜邪から真善美聖を
識るべきと考え、
「陰徳を積む」ことの
意義を教えた。

途中で、欠伸していたが(笑)、
それでも、彼の魂に
「心技体」の「心」が目覚めて、
単なる勝った負けたの
スポーツ柔道ではない
次元の高い「道」がある事に
気付いてもらいたいと願っている。

*

 

 

 

 

 

 

 

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「付喪神」宿る『スマイル君』

2022-10-05 10:56:17 | 宗教性

今日あたりから
オホーツク高気圧が南下して
一気に涼しくなるという。

予報士は揃って
「体調管理にご注意ください」
と注意喚起している。

今日から
「私的6連休」だが、
その初日の今朝は
寝起きが芳しくなく、
カラダが重怠い。

なので、二度寝どころから、
めずらしく、朝10時頃まで、
三度寝した。

鼻をかんだら
黄色くなっていたので、
アララ・・・であった。

きのう一日は
元気よく充実して
学校臨床を務めたが、
その疲れと私的連休の
気の緩みでドッと疲れが
プチ風邪を招いたのかもしれない。

それでも、今日は、
自宅でのカウンセリングがあるので
まだ、少しは気が張っている。

鉛のように重い
今のこのカラダが
午後の予約時間までに
改善しないようなら、
セルフ・メディケーションで
処置しなければである。

*

きのうは、
新入生の時から60回も
カウンセリングを重ねている
ハイIQのJCとのセッションがあったが、
終盤、形而上的な対話になり、
「量子真空」の宇宙創成時から
138億年後の現在、
これほど多様な世界になったのは
なぜだろうね・・・という問題になった。

「量子真空」のままでは、
何故いけなかったんだろう・・・
というSCの素朴な疑問に対して
「寂しいから・・・」
と一言で答えてくれたのには、
感激してしまった(笑)。

文学少女でもある彼女らしく、
まさに、文学的「答え」であり
言い得て妙である。

そう。
「何も始まらない。
 何も終わらない」
という、
「量子真空」状態のままでは、
寝入って「意識のない」状態が
永遠に続くのと同じく、
「寂しく」「ツマラナイ」のである(笑)。

それは、だれが?

その主体は、
「神様」「宇宙」「自然」
「わたし」「自分」
と言っていいだろう。

「誕生」という現象は、
「時間と空間」を要し、
それは、必然的に「死」という
「変化」の対局を包含している。

「死」もまた、寂しく
哀しいものだが、
それは循環する「物」や
「エネルギー」の
様態や位相(フェーズ)の違いに
すぎないとも言える。

「寂しく、哀しい」のは、
人間中心原理の
感情の投影にすぎない。

もっとも、それを
「もののあはれ」
と"やまと心"では言うが・・・。

仏教では、
「色即是空」
「空即是色」
という万物流転の
「一相」なのである。

*

「形而上的な自分」と
「形而下的な自分」は、
車の両輪である。

小学生の頃から
半世紀以上も使えてきた
「ナショナル」の電動鉛筆削りが
突然、きのう動かなくなった。

それ以前から、
モーターの始動が遅く、
そろそろ寿命かな・・・と、
覚悟はしていたが、
突然の御臨終になった。

秀作漫画『ハクメイとミコチ』の
一話にあった「つくも神」が
物から離れるシーンを彷彿した。

ウィキに拠れば、
「付喪神 (つくもがみ)」とは、
長い年月を経た道具などに
精霊(霊魂)が宿ったものである-----。

半世紀以上も役だってくれたので、
分解して故障個所を点検するような
野暮はやめて、そっと、
カウンセリング室内のキャビネットに
「ご苦労様でした」
と、格納した。

昭和の頃、流行った、
「スマイル・マーク」を
挿入口に油性マジックで
描いた小学生の自分をも
懐かしく思い返した。

と同時に、
松下 幸之助が率いた
『ナショナル/パナソニック』を
代表とする日本の製造業は、
まさに物に精神が宿る仕事だなぁ・・・
と、感心もした。

*

先日、古楽器製作で
ベルトサンダーに指を挟まれ
負傷したので、
アマゾンで安価な
防護手袋を購入した。

これならば、
いくらか作業しずらいが、
安全に「物創り」ができるだろう。

*

先月の棚倉での
PTA講演の際、
かつて行き付けだった
町中華の『一龍』に寄って、
マイ・フェィバリットだった
「チャーハン」を持ち帰りで
大盛り三人前買ってきた。

それを冷凍庫に保存して、
自分が夕食当番の時に、
一パックずつ解凍して、
カミさんにも振舞った。

今日は、
最後の一パックになった。

残念ながら、
やはり、冷凍保存していると、
店内で出来立ての
香りや旨味が落ちて、
いくらか「気の抜けた」味に
落ちてしまう。

やはり、
老職人の名人芸までは
冷凍保存は出来ないのかもしれない。

それは、
極上の「握りずし」や
天婦羅、懐石料理、フレンチが
そうは出来ないことを想像すれば
納得至極である。

 

 

 

 

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