『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

頭上の敵機

2020-07-31 07:34:00 | 映画



ナッちゃんが帰省して、
借りてた椅子と机を
返さねばならなかったので、
同んなじものを買っといでと
それにかかった分を渡した。




椅子とライトは
色違いの同じものだったが、
昇降式机でなく
ラウンド・テーブルを
買ってきた。

ここに、
長めの天板を
別にセットするようだ。

このタイプの
キャンピング・チェアは
布でそっくりお尻を包んでくれるせいか
1時間ほど書の稽古をしても
痛くならないから、
いっそ、PC用にも、もう1ケ
あつらえようかとも思った。





BSで『頭上の敵機』をやったので
録画して観てみた。

過去、二度は見ているのだが、
すっかり、内容を忘れていて、
今回、じっくりと視たら、
はぁ・・・こういう映画だったんだぁ‥・、
と新鮮な感じで観れた。

これまで、
ただ「見て」ただけで、
積極的にコミットするように
「観て」なかったことを
痛感した。

同じ「みる」でも、
視聴の「視る」は、
「被災地を視る」のように、
視察する時に使い分けるようだ。



若き日の
グレゴリー・ペックは
どこか加山雄三の面立ちにも似ていた。

WWⅡ終戦後、
わずか4年して作られた
1949年の映画なので、
すべて実機と
ガンカメラの実写が
用いられているのが貴重であった。

モノクロであることが、
すこしも気にならないほどの
秀作であった。




先日の大雨で、
山形のスイカが
大打撃を受けたと聞いて、
毎年、尾花沢にある
カミさんの親戚から
送られてくるスイカもやられたか・・・と、
思っていたら、ちゃんと届いて驚いた。

毎年、特大の「大玉」が
送られてくるので、
うっかり、持ち上げたら
ギックリ腰になりかねない。

きのうは、
慎重に運んで、
脱衣所の体重計にのせて
計ってみたら、
キッチリ10㎏あった。

米袋なみに
重いはずである(笑)。

なので、
まな板で切り分けるのも
ひと苦労で、毎年の事、
キレイに均等に
半分にできたことがない(笑)。

天候不順ながらも、
さすがに名産地のものは
しっかりと甘味があった。

なにせ、大玉なので、
家族三人でも、
一週間は食べられそうだ。





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実力差

2020-07-30 05:34:00 | 藤井 聡太
ずっと、
風邪のような怠さがあったが、
今朝方はずいぶんと
楽に起きられた。

きのう一日、
カウンセリングと
ソーちゃんの将棋で
忙しく送ったのが
体長回復によかったのかもしれない。




月一の「順位戦」では、
かつてのA級棋士の
鈴木九段との対戦だったが、
タイトルホルダーのソータが
上座に座り、駒の取り扱いをした。

12時間の長時間戦だったが、
通常は夜11時近くに終わる棋戦が、
中盤からずっとソータ優勢・勝勢で
7時過ぎには決着がついた。

誰の眼にも、
圧倒的力差に映った。

四間飛車の第一人者と称される
鈴木九段が大差で負かされるのだから、
「棋聖」ソータの強さは尋常ではない。

今月は、
王位戦の3、4番とあるが、
すでに二勝しているソータが、
ストレートでタイトル奪取して
「二冠」になるような気がする。

今の「棋神」の如き境地から
更に日々進歩しているので、
もはや、何が起ころうと、
驚くに値しないかもしれない。

それでも、
竜王戦では4度目の挑戦で、
丸山九段に千日手指し直しで
惜敗したから、油断はならない。



解説で登場した
カトモモちゃんは、
前回も感じたが、
明らかにコロナ自粛中に
肥えたようで、
頬っぺたが膨れていた。

ポッチャリ系でオキニだったが、
ポッチャリも過ぎると
“おデブ”になってしまって、
あーあ・・・である(笑)。





ツタヤ・ブラウジングが
毎日の日課のようになってるが、
きのうは『レモハ』の新刊を見つけて
嬉々として買ってきた。

第一巻からの愛読書で、
自分の酒教科書でもある。

これに登場したものを
ずいぶんと買い集めたこともある。

赤塚ファミリーの一員でもあった
古谷三敏も御年84歳である。

当然のこと、
「ファミリー企画」として、
アシスタントたちの手が
かなり入っていることと思うが、
なにせ、ご本人が健在でないと
作品も断ち切れてしまうのが
懸念される処である。

『ゴルゴ13』や『鬼平犯科帳』の
「さいとう・たかを」も同年齢だが、
まだ、ゴルゴや鬼平の顔だけは
自身で手掛けているという。



清水在住の仲のいい従妹が、
コロナ自粛中に
暇に任せて
自然石アートをやってたという。

自分は、
仕事上の必要もあって、
小学校の常用漢字の
“手習い”を楽しみながら
続けている。

それと、
こういう時だからこそ、
じっくりとした、
工芸もやりたいなぁ・・・
とも思っているが、
古楽器のロゼット彫りも
あんがいいいかもしれない、
と思った。

リュートの音孔(サウンド・ホール)は、
現代のギターのように
味気ないただの孔ではなく、
薔薇窓(ローズ/ロゼット)と言われる
装飾が施される。

これは、
表面板に直彫りするので、
失敗が許されず、
緊張と慎重さが強いられる
木工である。

古楽器製作工程で、
これだけは
次元の異なった
彫り上げ技術が要り、
まる一日かけて仕上げる。












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微笑するリッ君

2020-07-29 05:27:00 | 家族
長雨である。

日照時間も短く、
平年の30%だというから、
「鬱持ち」には、
セロトニンやメラトニンの分泌が
低下するので、体調不良を
生じやすい。

ウィルス性の風邪じゃない、
自律神経失調症のような症状が
長らく続いている。

真夏なので、
晴れたら晴れたで、
熱中症体質なので
その予防も要る。

「コロナ鬱」という言葉も
週刊誌の中刷りで
見るようになった。

三浦春馬なるタレントも
それじゃないか・・・とあった。



今日は、午前と夜に
カウンセリング予約が入っている。

しかも、
10時から10時までは、
ソーちゃんの「順位戦」と
被ってしまった。

なので、将棋の合間に仕事か、
仕事の合間に将棋か・・・
といった一日になりそうだ(笑)。




東京在住のフミから
久しぶりに
リッ君のリモート動画が
送られてきた。

こんなご時世じゃなきゃ、
とっくに初対面できているものを・・・
と、恨めしくも思う。

それでも、
はじめて、ちょいと笑みを浮かべた
エンジェル・スマイルが見れて
心に陽が射したようだった。

早くこの手に抱っこして、
髪の毛のあたりを
クンクンしたいものである(笑)。

東京はじめ
コロナも今や全国的に
「第二波」の渦中であり、
この先、緊急事態宣言も
再び発令されるやもである。

ワクチンと治療薬が確立するまで、
第三波、第四波・・・と、
ウィズ・コロナ・ライフが
日常になるような気もする。

東京を安心して往来できる頃には、
リッ君も立ち歩き始めるかもしれない。




ナッちゃんが
今日、帰省してくるというので、
臨時「書室」用に借りてた机と椅子を
返さなきゃならず、
同じもんをニトリで買ってこようかと
思った。

せっかく、
夏休みの手習いを
毎日続けているので、
ここでやめてしまうのも
惜しい気がする。



お稽古中に
スマホの警報が鳴って、
近所の避難準備発令が出た。

前回の大雨の時は、
阿武隈川と近所の濁川が
氾濫すれすれまで水位が上がったが
幸いにして洪水は免れた。

弁天山のあたりで、
荒川と阿武隈川が合流するので、
それより下流の県庁以北は、
水量が増して洪水になりやすい。

熊本水害では
100人近くが亡くなってるので、
「線状降水帯」という
大雨が人命を奪う
激烈気象の時代になった。




3.11以降、
精神的支援として、
金光時代の元・同僚の羽ちゃんから
毎年、桃が送られてくる。

今年も、
見事な高級白桃が届き、
さっそく、お礼の電話をした。

久しぶり、
早口の関西弁を耳にし、
テンションが上がり、
自然と関西弁モードに
スイッチが入った。

外国でも、
11年在住していたら、
英米語、伊仏語でも
カタコト以上は
話せるようになると思うが、
関西弁も同様であろう。

さすがに、
ネイティヴのようにはいかないが、
365日×11年の間、
その中におったら、
否応なしでもイントネーションや
独特の言い回しが
体得できるというものだ。

ただ、
奥深い言葉になると、
さすがにボキャブラリーにはない言葉も
今頃になって覚えたりしている(笑)。

先日もFMの『松尾堂』で
関西出身の作家が
「きずつない」と言われて
理解できなかったが、
さすがに、関西出の松尾さんは
意を解して笑っていた。

調べてみたら、
「きずつない≒きづまりな」
ということらしかった。

最近、ネットでは
「関西弁」変換ソフトなるものもあり、
知らない言葉を調べることもできる。



フクシマの子ぉたちは、
テレビ、ネットの影響で
どんどん方言を話さなくなり、
イントネーションもタレントに近づき、
自分らのようなネイティヴ古老には
耳障りな話し方をする子も増えてきた。

やがて、
関西弁も時間とともに
標準化していくのかもしれない。





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(無題)

2020-07-28 07:40:00 | 風景
コロナ自粛中の
「ホームステイ」からこっち、
なにかと在宅時間が
長くなったような気がする。

もともと、
「ホームバカンス」が得意な
「元祖・おうち大好き少年」だったので、
外出しないことは苦痛にもならないが、
元を糺せば、喘息少年の長期入院生活で、
ひとり遊びで時をやり過ごす術を
会得したのかもしれない。

ロンバケの日なぞは、
ベッドが生活の中心で、
そこが、まるで、
一人用テントに
居座ってるような感覚になり、
手を伸ばせば
何でも用が足りるようになっている。

さながら、
子規の『病牀六尺』のようだ。

【三つ子の魂百まで】
はほんとうで、
まさか、老年になって、
“赤ちゃん返り”して、
ベッド暮らしを心地よく思うとは
想像だにしなかった。

「還暦」とは、
まさに、二巡目の人生の
始まりなのかもしれない。




毎日、読書と
映画鑑賞三昧である。

『エヴァンゲリオン 破』
もマンネリっぽかったが、
キモオタの萌えを狙ってか、
やたら、サービス・シーンの
入浴場面が多かった(笑)。

オタクたちも、
メカに萌えるのと、
キャラに萌えるのに
分かれていそうだ。

ほぼ、全作観てきたが、
一見、多義性や重層性がありげな
思わせぶりのシンボリックな描写も、
実は何も描いていないような
気ぃすらしてきた。

深層心理学者のユングの名言に
「元型を刺激しないものは、
今日もて囃されても
百年後には残らない」
というのがあり、
何故かそのことを思い出した。



同様に、
『キング・オブ・エジプト』も
ドカチャカの変身物で、
無内容だった。

ハリウッドには、
興行収入をはじき出す
シナリオAIがあって、
数多持ち込まれる脚本をかけて
振るい落すという。

その基準が、
最初の掴みの派手さ、
苦難・困難の主人公登場
(ヒーロー、ヒロインとも美しい)、
敵との遭遇、
撃破、
ハッピーエンド・・・
というステレオタイプの公式である。

これは、
『英雄の生涯』元型を
元にしている。

古今東西に遍在する
この典型的な元型に
依拠するゆえに、
「ハリウッドは病んでいる」
とも揶揄されている。

日本の物語のように、
最後に鶴は旗を残して
去って行きました・・・
では、それこそ
おハナシにならないのである(笑)。

“もののあはれ”や“残心”
“幽玄”“詫び寂び”
なぞという美観は
日本独特のものかもしれない。




梨木香歩の『イギリス物語』
とでも言いたいような
在英中の風光明媚な自然描写や
英国人たちとの交流譚が
活写されていて面白かった。

昭和30年代の
同世代なので、
どこか、感性に似たものを感じる。

カミさんの書庫に
まだ数冊の文庫本があったので、
この夏休みは「梨木サマー」に
しよっかとも思う。




YouTubeに
桑子真帆のソーちゃんへの
インタヴュー物があり
興味深く視た。

朝のキャスターとしては、
表情も声もキツイ印象の彼女だったが、
15歳当時の天才少年の
はにかんだ微笑みに
「胸キュンになりました・・・」
と述べていて、
すこーしだけ好感度がアップした(笑)。



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(無題)

2020-07-27 07:05:00 | 映画
きのうは、
珍しく、午前のカウンセリングと
午後からのギターレッスンが
シンドかった。

どーも、
カゼひいたみたいだ。

ノドが痛いし、
カラダも痛い。

その程度なら、
熱もないので、
セルフ・メディケーションで
トローチ舐めなめ、
イブプロフェンを
呑んでやり過ごしている。

それと、
おとなしく
寝養生するっきゃない。

ふだんから、
ゴロゴロしてるから、
ふだんと変わりなく
過ごせばいいわけである(笑)。




録りためた映画を
消化するように観ているが、
『キリング・フィールド』は、
カンボジア内戦での
クメールルージュの残虐性を描いて
ショッキングな内容だったが、
ヒューマニスティックなエンディングに
いささか救われた。

視聴後に、ウィキってみて、
ポルポト派の解体までを
ざっと目を通してみたが、
2.5hの映画に忠実に描かれていた。

人間の残虐性を
あらためて思わされた。

近現代史にも、
このような非人間的な
振る舞いを行うヒトという種は、
未だに“野蛮”の入口に
在るのかもしれない。

現代では、
無人兵器も続々と開発され、
ゲーム感覚で殺戮が行われてもいる。

文明は進歩しても、
精神文化の進歩は、
まだまだ
それに追いついていないのかもしれない。



『SWAT』は、
ドガチャカ・バンバンの
爽快カタルシス物として観た。




着道楽の教科書でもある
『王様の仕立て屋』の
最新刊が届いたので
楽しく読んだ。

フルコーデの際には
気を配っている
カフリンクスとドレスウォッチの
コーデについて書かれていて
我が意を得たりとも思った。

「更に通な人」
「最高のオシャレ」
というのに、
さもありなん、
と思うようだった。

職場でも、
審美眼の上級者はいらして、
「袖口のコーディネートが、
素敵ですね」
と仰って下さることもあるので、
そういう時は
演奏を誉められたように
嬉しいものである。

感心のない人は、
目の前でボロのTシャツ来てても、
スリーピースでいても、
全く興味を示さないから、
視(め)-てないのだろう(笑)。




今回は、
タイの結び方に
沢山のヴァリエーションがあることを
初めて知って、驚いた。

もっとも、
外国のように
パーティーのような機会が
まったくないから、
縁はなさそうである。

まさか、華やかで
ドレッシーなノット(結び方)を
職場にしていくわけにもいくまい(笑)。


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