『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

隕石ニアミス

2019-08-01 06:12:00 | ノンジャンル

猛暑、炎暑、酷暑・・・
の日々である。

今日も37℃になり、
「命を守って下さい」
と予報士が
厳重警戒を呼びかけていた。

日射病から「熱中症」と
言われるように変わって久しいが、
「中」は中毒と同じ
「中(あた)る」ことだから、
「熱に中る症状」ということになる。

「湯のぼせ」は「湯中り」ともいうが、
熱中症の一種なのだろう。

聞いた話では、
冬の露天風呂では長湯しても
熱中症にならないのは、
鼻から吸引された冷気が
脳との隔壁の薄い部分で
冷温刺激されるからだという。

そこから、
急性症状の対症療法として、
冷気を発するものを
吸引するのも有りなのかもしれない
と思った。

これまで、
何度も外出時に、
軽い熱中症にかかり、
「筋肉痛」や「呼吸の乱れ」
「吐き気」「振るえ」等に
見舞われたので、
最近はもっぱらアイス・ベルトを
首に巻いて外出している。

なので、
知人に会うと
口を揃えて
「むち打ち症になったの?」
と心配される(笑)。

今日も、
夕食の買出しに行かねばならないが、
この炎天下を
散歩を兼ねてとはいかない
毎日である。





昨晩は、
月例の<宗教臨床セミナー>で
Tちゃん先生と10時半まで
歓談させて頂いた。

お互い、
日々の感話、雑感をも交えて、
世界情勢の分析から
日本の行く末、
宗教性の現代的意義などについて、
学際的アプローチで
話し合っている。

昨日はトピックとして、
知らなかった
<隕石ニアミス>を聞いて
驚いた。

一部のワイドショーでは
“受けネタ”扱いで
報道されたそうだが、
新聞やニュースなどの
主要メディアには全くなかったので
知る由もなかった。

ネット情報に拠れば、
直径約130メートルの小惑星が、
7/25日に、地球から72.000km離れた
宇宙空間を通過したという。

それは、月との距離の1/5で、
天文学的には
超ニアミスだったらしい。

しかも、それが発見されたのが、
前日の24日だったという。

世界中には、
そのような危険な天体を
24時間監視するシステムが有る、
ということを『コスミック・フロント』で
視ていたので、安心していたが、
それが見逃されていたというのだから、
驚くほかない。

2013年にロシアに落下した隕石は
ドライヴ・レコーダーや
TV映像に記録された稀有なものだったが、
あの直径は15~25mと推定された。

今回のは、その5倍以上のもので、
衝突していれば東京都の全範囲を
壊滅させるほどの大きさだったそうな。

その筋から世界に告知されたのが
発見後5日、通過後4日経ってからだというので、
全世界的な、映画的なパニック騒動を
危惧されての事実隠蔽だったかもしれない。

「知らぬが仏 見ぬが花」
とは、
よく言ったものである(笑)。

悲観論者なら、
『ノストラダムス』騒動の時のように
早とちり自殺者も出たかもしれない。

あるいは、
早とちり暴動(略奪、レイプ、殺人)、
ヤケクソ・パニックなどが
発生したかもである。

国際天文学連合(IAU)が
「2019 OK」と命名したが、
(ちいとも、OKなんかじゃないじゃん)
と思った。

時速86.000km/h、
直径約130mのそれが、
近海に落下しても
3.11クラスの
地震と津波になったことは
想像に難くない。

個人の隕石直撃の危険率は、
宝くじに当る1/300万よりも
さらに小さいという試算を
聞いたことがあり、
それを心配するのは
まさに「杞憂」であると
確率論を信じていたが、
今回はかなりヤバかったようだ。

地球衝突が懸念される天体を
「地球近傍天体」と呼ぶそうだが、
2019年に、同程度の距離を
通過した小惑星は6個もあり、
今回はその中で最大級だったという。

1908年に、
直径60mの隕石がシベリアに落下した
「ツングースカ大爆発」は有名だが、
やはり東京23区と同じくらいの広さで
被害が出た。

「天災は、忘れた頃、やってくる」
である。

(T人T) クワバラ、クワバラ…






先日、桃を送って頂いた
尼崎の羽ちゃんに、
ファイナル・リサイタルのCDを
お礼に送らせて頂いた。

赤穂の元ギター弟子の
ガッちゃんにも、
送ってなかった気がして、
郵送した。

「もし、前に送ってたら、
アルツったと思って、
カンベンね・・・(笑)」
と一筆したためた。

CDのプリントが
「2018」になっていたことに
今頃、気づいたが、
「2019」に訂正して、
擦り直し、作り直しするのは、
たいへんな作業なので、
もう、この状態でご勘弁である。






「隕石記事」なぞ、
ついぞ見たこともなかったが・・・
毎朝、朝刊の記事は
丹念にチェックしてはいる。

それは、
「外的事象」は「内的事象」とシンクロする、
という〔シンクロニシティ(共時性)〕を
研究しているサイコロジストでもあるからだ。

今朝のニュースでは、
「かんぽ」「吉本」「豆腐屋」
と関連のない事業のいずれもが、
「コンプライアンス」問題に抵触する
という共通因子が見出された。

今現在の日本社会において、
「金儲け」が「人道」に優先する、
という病理が露呈している。

昨晩のセミナーでも
指摘されたキーポイントだが、
人間の道具として在るスマホに
“使われて”依存症・中毒になるように、
文明のツールである「金」に
人が蝕まれている。

知人の資産家が、
100万の借金返済を迫って
殺されたという事件があった。

億万長者が
100万で殺されたので、
「1億あれば、不幸規模も1億になる」
という経験則を得た。

世の中や人間性の
あらゆる真実を
巧みに描いているのが
『ギリシア神話』と『落語』だと
思っているが、
『水屋の富』という噺がある。

「富くじ」は宝くじで、
その1等6億円(千両)に当った
水を天秤かついで売り歩く「水屋」は、
床下に隠した金が盗まれるのではないかと
ノイローゼになるが、
ついに盗まれた時に
「あぁ。これで、ゆっくり眠れる」
と言うのがオチである(笑)。

「人、酒を飲む。酒、酒を飲む。酒、人を呑む」
という落語のマクラに倣えば
「人、金を使う。金、金を使う。金、人を使う」
となろうか。

***

動物愛護家でもある
Tちゃん先生が、
ディープインパクトの薬殺死の記事を見て、
「あれだけ活躍して、引退後に、
のんびり、牧場で悠々自適な暮らしが
待ってるのかと思えば、
年に200回も種付けを強いられ、
挙句の果てに疲弊骨折で薬殺されるなんて・・・」
と、人間のエゴに憤慨されていた。

たしかに、
【競走馬】なるものは、
人為選択により「最速で走る」ことに
特化させた品種改良生物であり、
それ故に、足を骨折しただけで、
自発呼吸ができなくなり薬殺されるという。

「ギャンブル」「博打」「賭博」
というロクでもない人の快楽のため、
競争する必然性のない生き物(命)を改造して
不要となれば抹殺する。

自然や命をオモチャにして
玩(もてあそ)ぶ人間が、
自然や他の生命体から
手痛いシッペ返しを喰らったところで、
誰に文句が言えるものでもあるまい。

***

「京アニ」の殺人犯が、
同社に小説を応募した
事実があったらしい。

それが、
応募要項に不適で
審査を通らなかったというから、
“抜けてる”出来ない人物なのだろう。

その自分の不備・不首尾を
棚にあげ、勝手にパクッたと
妄想を抱いて攻撃したのは、
オウムの教祖や信者が
選挙に立候補して落選し、
票の操作が行われたと邪推し
犯行に及んだ心理と酷似している。

足掛け7年間に及んだ数々の
「オウム真理教事件」でさえ
総勢21人の犠牲者だったが、
今回は瞬時にして35人もが
火刑のような苦痛死を遂げた。

狂信的な大規模カルト教団の
凶行さえも「個人テロ」が凌駕し、
無辜で有能な人材を死に至らしめた
というこのケースは
いったい何を意味するのか、
というのもセミナーの話題となった。

まともでない存在(人間/国家)が、
プライドを傷つけられ
攻撃性がリリースされると、
かくばかりの大惨事になり得る、
というモデル・ケースのようにも
感じられてならない。

天才・談志家元曰く
「馬鹿は隣の火事より怖い」

(ーωー).oOウーン






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