『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

生き神の道

2024-07-03 05:36:48 | 魂理学

ソーちゃんの
『永世棋聖』獲得の記事を
朝刊で見て、嬉しく思った。

と、同時に、
揮毫の書が
相変わらずヘタッピだなぁ・・・とも(笑)。

でも、
書道の手本のような
定型的な楷書ではない
ソーちゃんの字なのである。

棋士会には
書道部なるサークルもあるようで、
『将棋の渡辺くん』に拠れば
渡辺九段は「初段」を得たという。

長らく、
名人・竜王の座にいたので、
毎日のように書く
免状類の揮毫の為に
学んだのであろう。

今は、その任に、ソーちゃんが
羽生会長と共に就いているが、
将棋そのものの研究に余年がなく
書の練習をしている暇なぞも
ないのであろう。

先日、新『叡王』となった
イーちゃんの揮毫も
ヘタッピすぎて
笑えるほどだった・・・。

でも、それもまた、
彼にしか書けない
個性的な字なのだろう。



***

きのうは、K中勤務で、
今年度、はじめて、
予約のふたりが欠席とキャンセルで、
一日、お茶っ引きになってしまった。

常連になると思っていたJCが、
女性カウンセラーがいい・・・
という事で、
これもキャンセルになった。

父親からの
アビュース・ケースだったので、
事前に、ジジイの自分で
大丈夫か確認したら、大丈夫との事で、
泣きながらのインテークをしたが、
2回で中断となった。

どうしても男性カウンセラーだと
ネガティヴ・プロジェクションが
起こるのかもしれず、
致し方がない。

そんなんで・・・
まるまる、一日、空いてしまったので、
久しぶりに、自己分析の為に
WWT(ウォッチ・ワード・テスト)を
やって、現状のコンステレーション
(布置)を検討した。



晩年に近づいてるせいか、
『自己実現』のキーワードには、
ここの処、いつも、
「神と同一化する」
という言葉に収斂する。

その為の
通過儀礼による
悩みや痛みの
連日体験のようなのである。

宗教学・魂理学的には、
元々、神の「分霊(わけみたま)」
なのだから、神そのものであり、
「神は神にはなれない」のだが(笑)、
人間に受肉化して、それを
忘れてしまっているのだろう・・・(笑)。

英語の「Remember」は
Re(再び)member(神の一員)
という事を「思い出す」ことだという。

神は「私」を通して
宇宙の時空を体験しており、
「私」は無数にあり、
それぞれ独自の「宇宙」を持っている、
という仮説もある。



**

最近も
自傷ケースが多いので、
久しぶりにジャーナル(学会誌)で
それに関する論文を検索して、
有用な研究に目を通した。

定年の75歳までは
学会に所属し、
年間5冊も送られてくる
論文集には目を通して、
まだ「伸び代」があれば、
知識やスキルを伸ばしたい。



*

『書評』にあった
【昨日は歴史・明日は謎・今日は贈り物】
という含蓄のある
箴言を知った。

マインドフルネスの根本でもある
過去に執着せず、
未来を憂えず、
「今、ここ」に全人的にコミットする、
という事である。

これが、簡単そうで、
なかなか出来ていない人が多い。

自分も、時折、どころか、
しょっちゅう、駄々羅に
時を過ごしてしまう事がある。

「砂時計」の砂は
毎秒、サラサラと
落下を止めていないのに、
まるで、永遠に時があるかのように、
我々は日常で錯覚している。

「今、ここ」を生きず、
「いつ、どこ」を生きようとしているのか。

そう自戒しつつ、
来談者にも
気付きを促している。



*

朝刊の『コボちゃん』に
毎日、目を通しているが、
時折、クスッとする日もある。

『家族写真』をモチーフにした
昨日も、微笑ましかった。

***

いつの間にやら
今年の上半期を終えて、
文月に入って、
下半期に折り返していた。

まことに、
【光陰矢の如し】である。

ジジイになったら、
ウカウカしてたら、
すぐに死んじゃうんだ・・・(笑)。

でも、いいや。
あの世に駆け抜けてやれ、
・・・である(笑)。



*

『goo』ブログの方は、
今週は、毎日、200名もの
閲覧者がおられて、
66歳の半隠遁G様の
ボヤキや自慢や自虐を
読んで頂けるのは、
ありがたくも、不思議に思っている。















 

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ピュア・イプセィティは不滅!!

2024-06-27 05:32:34 | 魂理学

きのうから
『私的五連休』となり、
初日の昨日は、
40年来お付き合いのある
三ツ星フレンチのシェフから
個人的相談を依頼され、
お店まで出向いてきた。

午前中だったが
二階の寝室から階下に降りると、
ムッとするような湿気を感じ、
気温は27℃程度だったが、
しばらくして違和感を覚え、
前日に続いて、軽度の
熱中症様の症状になった。

前日も30℃ほどで
高湿度のために同様の感覚に
襲われたので、
啓蒙番組で専門医が
「高湿度も危険因子です」
と言っていたことを
身をもって識った。

前日に効いた
アルプラゾラムとドンペリドンを
服用して、補液し、
ネック冷却バンドと
脇下、足の付け根を
アイスパックで冷却したら
ほどなく回復した。

*

シェフからは
知人の精神症状についての
ご相談だったが、
脳卒中後に半身不随となり
人格変容したという
ケースであった。

お土産に
サクランボと
マダムお手製の
ジューンベリーの
コンフィチュールを頂戴してきた。

在京中の40年前からの
常連なので、お店の
顧問カウンセラーのような
ものかもしれない・・・(笑)。

***

帰宅したら、
Amazonに注文していた
コンベクションオーブンが
玄関に届いていた。

これまで使用していたのと同じ
『アイリスオオヤマ』製の
同型の物で、すでに三代目となる。

煮込み用の鍋が
そのまま入って
長時間火入れが出来るので
重宝しており、頻用しているので、
3年くらいしか持たない。

カミさんが、
トーストが焼けなくなった・・・
というので、電熱線が消耗しての
新品交換となった。

ベストセラー機と見え、
ここ10年、同型が流通している。

***

午後からは、
冷房下の寝室で、
まったりとYouTube勉強をしようと
「ホーム」選択をしたら
以前から拝聴している
大学生物学科時代の
同級生の御主人の最新サイトが
トップに出たので、
『パニック障害』について
勉強させて頂いた。

症状の一部が
熱中症とも被る処があったので、
横になってのリラクゼーション法を
いくつか取り入れてみようと
思わせて頂いた。

カウンセラーが推奨している
筋弛緩法は、
「両肩を上げてストンと落とす」
というのが一般的だが、
いろんな部位で
それが出来る事を
再認識する事ができた。

自身、常時、
筋緊張に悩まされているので、
通退勤の信号待ちや
トイレタイム・入浴中にも
随時、やってみようと考えた。



30代から
合い薬として重宝している
アルプラゾラムにも
筋弛緩作用があるが、
いちど、熱いお茶で服用して、
誤って喉に引っ付いて
瞬時に激痛と共に
5㎜ほどの潰瘍が出来てから
「劇薬」なんだぁ・・・と、
認識させられた。

なので、
頻用・常用は避け、
専ら頓服として用いている。



***

同世代の森永卓郎氏が
日航123便の墜落事故の
真相について触れて、
テレビ界からタブーを破ったとして
追放されて久しい。

自身、末期癌である事を
カミングアウトして、
件の「事件」の告発本を発刊し、
同時に、従米・隷米になった真相を
理路整然と解明している。

最近では、
YouTubeでも
政権・行政側の
陰謀の隠蔽を暴いて、
国民の覚醒を
促しておられる。

文字通り
“命懸け”の訴えだけに
その一言一句には
力がある。

DS・グローバリスト側は
これらの告発に対して、
いつもの「陰謀論」の
レッテル貼りをして、
マスコミから排斥するという
常套手段で抗している。

***

YouTubeの
都市伝説界隈や
スピリチュアル界隈、
宗教関連サイトでは、
2025年7月5日の
カタストロフィ説と大転換説が
禍々しく語られている。

曰く
「天地がひっくり返る」
「人類が大掃除される」
「魂が清き者のみが選択される」
・・・などなど。



*

哲学者のベルナルド博士が
「pure ipseity」
(ピュア・イプセィティ)
という造語により、
「純粋な私意識」
という概念を提出した。

これは
「Iness」
(アイネス)
とも言い替えができる。

つまり、
この世界を知覚・認識している
「私」という意識である。

これは、
死後も存続するのか・・・
というのが
けっこうな大問題だが、
「私意識=魂=霊的存在」
という結論が
偏狭な唯物的科学主義以外の
学際的な領域では
定説化しつつある。

自分の半世紀来の
宇宙生物学に始まり、
宗教学・深層心理学・哲学・・・
という学際的な研究に於いても、
同様の帰結を得た。

私意識は不滅で、
未来永劫続く、
という確信を
今日では揺るぎない事実として
識るに至った。

















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世の立て直し・・・

2024-06-24 06:05:10 | 魂理学

きのうは
カミさんに誘われて、
いつもの『ささき牧場』の
季節のソフトを食べに出かけた。

お昼前だったので、
テルサに出店した
とんかつ屋でランチをしてから
そのデザートとして
ブルーベリー・ソフトを
堪能してきた。


*

スーパーで
夕餉の買い物を済ませて
直帰する予定だったが、
カミさんが自分を置いてから
温泉に行って来るというので、
それじゃぁ・・・と、付き合って
いちばん近い土湯温泉へと
向かった。

温泉街入口に
去年リニューアルしたばかりという
『滝の音(ね)』に初めて
入館してみた。

こじんまりした旅館なので、
内湯の洗い場は
三人分しかなく、
しかも露天風呂は離れているので
着替えなきゃならず、
そちらには入れなかった。

それでも、
湯質は佳く、
湯上り気分は上々であった。

入浴券には
「飲み物」券が付属されていて、
玄関ロビーのソファで、
ゆったりと菓子を供されて
アイスコーヒーをやりながら
まったりできた。

黒ベストを来た従業員は
みな愛想がよく、
笑顔で応対も丁寧だった。



*

帰宅してからは、
完成したバス・ヴィウエラの
写真撮りをして
ヤフオクに出品した。



YouTubeにも
デモ演奏の動画をアップして、
商品説明にリンクした。
https://youtu.be/FO1uMkCM0YI



**

大本の信者でもある
経済アナリスト・藤原氏の
出口王仁三郎の『おおもとしんゆ』を
解説した講演を動画で見ながら、
楽器の調整をしていた。

大本の開祖・出口なをの
『お筆先』が
都市伝説界で有名な
岡本天明の自動書記による
『日月神示(ひつきしんじ)』と
同じ内容なので、
その辺の関係性について、
これから勉強してみたいと思っている。

金光教でもお馴染みの
『艮の金神(うしとらのこんじん)』
も出てくるので、
その辺りの関係性にも興味がある。

比較宗教学の研究は
ライフワークのひとつでもあり、
最近では、動画による勉強は
趣味的になってきた(笑)。

『霊界物語』の
予言的内容によれば、
現今は、「たてこわし」
「たてかえ」「たてなおし」の時代で、
世界的、人類的規模での
大変化のフェイズに入っているという。

それは
「物質主義」から「精神主義」への
転換期を意味している。

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カワイアンであること・・・

2024-06-06 04:38:36 | 魂理学

ゆんべは
午後の研修疲れで
10時半頃に寝入ったが、
朝方は3時半頃に目ざめ、
トイレに行くも
二度寝できなかった。

「私的九連休」なので、
学校勤務がない為か、
ここの処、ロンバケ中みたいに
睡眠相が崩れている。

5時間睡眠だったものの
【目が覚めたら朝】
ということにしてるので、
起きてブログを書くことにした(笑)。

どーせ、日中、眠くなりゃ
惰眠を貪ればいいや・・・
という半隠遁くらしである・・・(笑)。

夏至に向かって
どんどん日が短くなり、
近頃では、午前3時半ころには、
東の空が明るんでくる。

平生は
そこから二度寝して
7時間睡眠を保ってるが、
非日常的な日々になると
それが崩れてしまう。

それでも、
朝が白々と明けるのを
寝床でじっと鑑賞しているのも
非日常的な時間を生きているようで
面白味もある。



**

きのうは
研修会のために、
午後から近所でもある
杉妻会館に赴いた。

県庁の駐車場から
歩いて5分ほどだが、
ちょうど、『板倉神社』を
抜けてゆくので、
ついでに、来年の
〈リサイタル成功祈願〉を
させて頂いた。

6年間の『復興支援リサイタル』では、
毎年、御祈念させて頂き、
御礼参りもさせて頂いた。

 



幼少の頃は、この界隈の
ジモティだったので、
ここいらは通称『隈畔』
(わいはん/阿武隈川畔)と言い、
遊び場でもあった。

境内からの開けた眺望がよくて、
かつては、眼下には
貸しボート小屋があったものである。

そんなんで、
境内のベンチは
コンサート・シーズンには
ずっと「第一屋外練習場」であった。

20曲もの暗譜作業をするのに、
ここや、小倉寺観音、青年会館・・・と、
あちこちの屋外練習場を設けては、
室内練習で煮詰まりそうになると
気晴らしに出かけていた。

*

もみじ山公園には
早くもアジサイが開花しており、
うちの庭より早いなぁ・・・と、
その色とりどりの清楚さに
目を癒された。



*

会館には
食事処もあり、
ランチに来たことも
しばしばあるが、
お気に入りの『地鶏の焼き鳥弁当』
という傑作がメニューから無くなり
以後、足が遠のいている。

なので、年に一回の
研修会に足を運ぶくらいになった。

それでも、
かつて、ここでは、
河合先生が来福された時の
歓迎会を催し、
ロビーのここに座って
医大の名誉教授陣と
笑いながら寛がれていたなぁ・・・と、
なつかしく思い出した。



その折、
呑み会で歓談もさせて頂いたが、
御著書に頂いたサインを
後に色紙表具して、今も、
PC前のデスクの壁に飾ってある。

それには
1994年7月23日とあるので、
あれから、もう30年も経つんだぁ・・・と、
感慨深く思った。

在京中は、
近所の『アスニー』で行われていた
『市民セミナー』で
先生の御講義を何十時間も拝聴した。

京大での『最終講義』にも出かけ、
学会のワークショップでも
沢山、質問をさせて頂き、
丁寧にお答え頂き、
その折も御著書にサインを頂いた。



京都で、河合先生と出逢ったことが、
教員を辞めて心理職に転向した
契機となったが、
その事を呑み会で
「先生のお陰で、人生が変わりました」
と述べさせて頂いたら、
「そうですかぁ・・・」
と、磊落に笑っておられた。

自分はユング派の資格はないが、
れっきとした『カワイアン』である。

先生の生前に書かれた御著書は
200冊あまりあるが、
すべて拝読し、今も、蔵書としている。

中には、何十遍となく再読した
名著の『ユング心理学入門』のような
愛読書も少なくない。

京都では
先生のお弟子さんになる方から
4年間の教育分析を受け、
その先生を通じて、
河合先生にも分析の依頼を
させて頂いたが、
残念ながら
「自分の死と向き合っているので、
新たにはお受けできません・・・」
とのお断りであった。


***+

河合先生つながりで、
きのうの講師のA先生も
京大院では河合先生の
お弟子さんだった。

なので、
きのうの講義の中でも、
二度ばかり先生のお名前が出て、
なんだか深い因縁を感じた。

今の若い世代には、
河合先生を知らない人たちも
少なくない。

かつては・・・
今もかもしれないが・・・
カウンセリングの世界は
「西高東低」と言われ、
東にゆくほどウィークになる・・・
と言われていた。

アカデミズム界でも
こと臨床心理学では
「京大>東大」
と言われており、
ひとえに京大教授だった
河合隼雄の影響力が大きかった。

晩年、文化庁長官になられて、
その繁多な行政職と公務のため
寿命を縮められた感があるが、
それでも、
「文化から日本を癒す」
という信念に殉じられた御生涯は
今もって、尊く思わせて頂いている。













 

 

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コンフロンテーション・ジレンマ

2024-05-29 07:34:40 | 魂理学

きのうは大雨で
今朝方は大風の
荒れ模様の気象である。

これから、
台風1号も接近してきて、
その影響で前線も刺激されるという。

そして、明日は
また30℃近くまで
暑くなるようだ。

庭の紫陽花も花芽をつけており、
これが開花しだすと
梅雨となる。

日本にも
梅雨と秋雨の「雨季」があるが、
ここの処の「乾季」は
35℃を超す猛暑日が
ひと月あまりも続く亜熱帯のような
気候となった。

海温も上昇して
北海道沖でブリが取れたり、
福島沖でフグが取れたり・・・と、
生態の変化が見られている。

*

通勤路の途中には
あちこちに自然竹林があり、
巨大なものやスリムな筍が
あちこちに生えている。

今シーズンは
最初にもらい物で
オナカを壊したので、
「バンブーシュート・
ハンティング(筍採り)」は
一度っきりで、
その情熱も醒めてしまった。

フキノト・ハンティングも
去年あたりから、
あまりワクワクしなくなり、
今年も同様だった。

飽きたのか・・・。
加齢による感性劣化なのか・・・(笑)。

それでも、
「山菜採り」というのは
魅力があるのか、
今年も、多くのジサマ・バサマが
山に入ってクマにやられるという被害が
多発している。



***

きのうも
手作りベント持ちで
出勤した。

常連で20回も来ていたJCが
突然、中断したので、
コーディネーターと
ケース・カンファで検討した。

自身の経験則だけでなく、
ケース・スタディ文献でも
中断ケースには重症例が多い。

今回のケースも例外でなく、
ASD/ADHD/GZ
/ACOF/BPD(素因)
といった重複シンドロームである。

切っ掛けは、
これもよくある、
ラポール形成後に
セラピストによる
コンフロンテーション
(現実直面化)が
受け容れられず
「見捨てられ不安」
(abandoned depression) 
を惹起する事に依る。

BPD
(境界性パーソナリティー障害)
的な特性で、
初期の陽性転移感情
(SCへの好意)が
中期・後期に行われる
「現実と向き合わせる」
という治療段階に入ると
一転して陰性転移感情
(SCへの敵意)に
悉無律(オールorナッシング)の
心的メカニズムでオセロの駒のように
反転するのである。

ここにおいて
ケース・インターラプション(中断)
に至るわけである。

臨床歴30年以上でも
コンフロンテーション段階の見極めは
最も難しい「判断」と言えよう。

さりとて、患児の
「幼児的万能感」に
永久に留まっていたい、
「子宮内環境」のような状況で
いつまでもヌクヌクしていたい、
というのは病的心性である。

その為にはBPD患児たちは、
自傷や希死念慮・自殺未遂で
周囲を無意識的に操作する。

一般社会や組織内なら、
「甘ったれるな」の一言で終わりで、
仕事ができなければ
淘汰されるだけである。

しかし、
療育現場、支援現場では、
「癒し」「支え」「育み」「治す」
という事がSCには期待・要求される。

これらの現場で、
時として、女性心理師が
母性的介入のみに終始して
「子宮内で温存する」が如く
社会化(現実直面化)を促さない、
という弊害が取り沙汰されることがある。

「安全第一」「無事が最善」
とする教育現場であれば、
「無限受容」で高校へ送り出す、
というスクール・ポリティカルな
治療戦略もあり得るが、
それは本来の心理臨床家の倫理に
反する振舞いである。

さりとて、
BPD心性の患児生徒とは
民間病院の精神科とは違って
「治療契約」関係が
確固としたものにはなり難い。

なので、
「コンフロンテーション・ジレンマ」
問題には、未だ、
解決を見ないでいるが、
それが、現在の学校臨床家としての
自分の職能の発達課題なのかもしれない。

なるほど、
【腕が上がると重症患者がやってくる】
という恩師のみ教えは
真理だなぁ・・・と、
思わされている昨今である。



*

現在、プリンターを
仕事別で3機つかい廻してるが、
インクの補填で
たびたび煩わされている。

プリンターを安価で
販売しておいて、
消耗材のインクで
メーカーは利益をあげる
ポリシーだという。

なので、
未だに紙にも頼る仕事が多いと
インク代のコストがバカになんない。

ヤフオクやAmazonで、
できるだけ安価なものを・・・
と、いつも探しているが、
2000円前後で買えれば
儲けもんという感じである。



*

70年代に、
ギター専門誌の広告写真で
よく見られた既製品リュートが
近頃、ヤフオクでちらほら
出品されている。

当時、13万ほどだった
バロックリュートも出たので、
5万を上限として入札してみた。

今夜には「落札」の行方が判じるが、
おそらく、それを越されるだろう
とは思っている。

バロックリュートは
一本所持しているが、
「ジャーマン・テオルボ」タイプなので、
高音弦と低音弦用の
シャントレル・ライダーと
バス・ライダーという
構造を持つタイプがないので、
リューティエとして研究用としても
見てみたいと思っている。



*

最近では、
背中の丸いボウルバックの
リュート型の古楽器からは
手を引いて、フラットバックの
ギター属ばかり作っている。

















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