大分県別府市で行われた
名人戦「第四局」は、
後手番のソーちゃんが
落としてしまい、
これで七番勝負は
「3-1」となった。
最終盤では、
自身の負けを悟って、
表情にも態度にも表れたが、
投了時の姿勢は
さすがに毅然として
「負けました」
と敗北宣言を告げた。
全国各地を巡って行われる
一大イベントなので、
負けて九州から愛知まで
戻る道中の心境や如何に・・・
と、勝負に生きる人生を
ついつい慮ってしまう。
次戦は
勝率9割5分の
「先手番」なので、
そこで初防衛を
決めてくれることを期待している。
****
棋戦の昼休に、
カミさんと連れ立って
外食に出た。
86歳の叔母さんから
「ラーメンが美味しいって
評判だよ・・・」
と、聞いていた
カフェ・レストランだったが、
カミさんも、自分も
カツ丼とハンバーグ定食を頼んで、
互いに苦笑し合った。
カフェに似合わず
堂々としたカツ丼で
味もドーンとした
いいものだった。
ハンバーグも一口
分けてもらったが、
まずまずだった(笑)。
***
背中が凝りに凝ってたので、
そっから温泉に行こうとなって、
最も近い土湯に向かった。
途中、吾妻山を眺め、
「さすがに、雪がなくなってきたなぁ・・・」
と、語り合っていた。
*
途中、
『湘南湖ビオパーク』に寄って
今を見頃とする
水蓮を鑑賞してきた。
大別すると
白とピンクと黄色の
三種がそれぞれに
群生を成して咲き誇っていた。
ビオパークの名にふさわしく
さまざまな水性昆虫や
魚の幼魚も観られ、
カラダの青い
「イトトンボ」が
番って飛んでいたので、
画像検索で正式名を探してみた。
どうやら、
「ムスジイトトンボ」
学名「Cercion sexilineatum」
(セルシオン・セクスィリネアトゥム)
のようであった。
スズランに似た花は、
植物博士のカミさんが
「ナルコユリ」だ、
と教えてくれた。
***
土湯の奥まった処にある
『ゆもり』は
目の前に清流の淀みがあり、
そのエメラルドグリーンは
吾妻山の『魔女の瞳』を
彷彿させた。
鉱泉質の強い湯は、
湯上り後に汗がダラダラ出て
着替えたばかりの下着が
濡れるほどだった。
洒落た飾り書棚のある
くつろぎ場で
しばしほてりを冷ましてから、
恒例の「ささき牧場」に向かって
季節の『ブルーベリーソフト』を
やってきた。
摘みたてのベリー香が
鼻孔を抜け、
爽やかな酸味と共に
湯上りの贅沢デザートに
なってくれた。
帰路、校外にできた
珍しいエクレア専門店にも寄り、
フランボワーズの一品をも購入して
これまた豪華なデザートになった。
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