『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

アイコ先生「祝・百歳」

2023-11-08 08:57:30 | 文学

きょうは「立冬」というのに、
きのうは夏日を記録した地域が
何か所もあったという。

東京では
100年ぶりに11月の
27.5℃を記録したというから、
まさに、異常気象・気候変動・
温暖化というよりない。

冬用布団を出したのはいいが、
寝室内が24℃もあっては、
暑くて、とても掛けてはいられない(笑)。

きのうは
職場で午前中は「暖房」
陽が射しこんだ午後からは
「冷房」に切り替えた(笑)。

まさに、
エアー・コントロールなしでは
快適温度を保つことも
容易ではない。

きょうは今日で、
グッと冷え込むというから、
寒暖差のジェットコースターに
虚弱G様は体調不良になること
必至である。

**

1923年11月4日生まれの
アイコ先生が
とうとう「白寿」(99歳)を越して
めでたく「百歳」となられた。

1996年に
73歳で早々と没した
「悪友」の狐狸庵先生も
草葉の陰から
「バアさん。長生きしよる・・・」
と、からかい半分で
笑っておられることだろう。

密かに、
令和の「三老賢婦」と命名していた
寂聴さんは2021年に99歳で
天寿を全うした。

もう一人は、
1931年生まれで92歳となる
曽野 綾子である。

それぞれ口達者な作家らしく
「長生きなんて、
ちっともいいことがない・・・」
と、喝破しておられるから
見事なものである(笑)。

「だって、
お迎えが来ないんだから、
仕方がないじゃない・・・」
にも笑える(笑)。

このお三方の
先見性や世知辛い世の中に対する
見方・意見には
耳を貸すことにしている。

***

毎日、飽きもせず、
寝室で寝っ転がっては
YouTubeサーフィンをしているが、
たまには、役に立つ情報も拾えるから、
見てはみるものである。

かねがね、
古楽器製作の製材用にと
安価なテーブルソーが欲しい
と思っていたら、
83㎜厚を切断できるものが、
27.800円であったから、
来月の「誕プレ」品として
購入することにした。

これで、
高級材を仕入れなくとも
ホームセンターの安価な柾目材を
薄く剥いで、表面板に
仕立てる事が出来そうである。

その目的で
バンドソーを導入したが、
60㎜厚の角材を切るのに
しょっちゅう安全停止するので
往生していた。

ただ、このテーブルソーは
かなり場所を取りそうなので、
工房内が工作機械だらけになり
ますます狭くなりそうである。

**

あまり見てくれのよくない
手作りベントだが、
たいがい前日のオカズの残りで
冷蔵庫の整理には
役立ってくれている(笑)。

先日の検診で
いよいよ「予備軍」から
メタボの「正規軍」に入ったので、
おとついの晩から
「米の飯」をやめた。

カミさんも
それに付き合ってくれて、
オカズをアテに
毎晩、2合ほど晩酌している(笑)。

自分は
「炭水化物ダイエット」もかねて
お昼だけは摂取しないと
仕事にならないから、
ベントご飯をやって
朝・夕はカットしている。

近々にも
2㎏ほど落とさないと
また、眼底出血になるぞー!!
と、自分を脅かしながら
食欲と闘っている(笑)。

ほんでも、
月に一、二度は、
たまの飽食・美食は
心のバランスとして、
よしとしている(笑)。

****

きのうは
退勤前に
ちょくちょく話に来られる
美人の事務長さんが
川越土産といって
『黒糖麩菓子』を
差し入れに来てくだすった。

たしか、スーパーの
駄菓子コーナーでも
似たようなのを見たことがあるが、
買ったことはないので、
珍しがってガリガリ齧りついてみた(笑)。

こん棒ほどの太さだが、
中身はスカスカのエア状態なので、
一本食したとして
どれほどカロリーがあるものでも
なさそうだった。


 

 

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祇園祭…『侍』を読む

2023-07-18 08:30:33 | 文学

きのうも
34℃にもなる炎暑で
外出を控えた。

知人のギターコンサートに
行くつもりだったが、
まだ、カラダが暑熱順化しておらず
連日のプチ熱中症に罹ってたので、
大事をとって、カミさんが
代わりに行ってきた。

そしたら、
キャパ100席の小ホールで
お年寄りばっかりで
満員だったと驚いた

この炎天下に
のこのこ出歩ける老人は
達者なのか、命知らずなのか・・・と、
熱中症体質の虚弱爺様は
畏怖とも羨望とも言えぬ
気分になった。

*

ゆんべは
夜のニュースで
京都祇園祭りの
四条河原町での山鉾の
「引き回し」風景を見た。

もう30年前にもなる
8年間の在京中には
よく出かけた繁華街なので
様変わりした風景にも
見入っていた。

京都も変わらず
猛暑のようで、
祭りの見学者に
救急搬送もあったという。

我が家も玄関室礼を
夏の風物詩の
「祇園祭」飾りに
改めようかと思った。

*

ここの処、
25℃を超す熱帯夜つづきで、
4時には陽が出るので
朝の8時半にはもう28℃くらいに
室内が上がってしまい、
東側の窓に遮光カーテンを引いて
エアコンをつけ始める。

明日から、
1ケ月あまりの夏休みになるが、
猛暑日の時は、
陽の入る午前中はずっと薄暗い部屋に
枕灯をつけて読書やら
YouTubeサーフィンをする
毎日になりそうである。

*

昨日から
未読の狐狸庵センセイの
純文学作品を読み始めた。

若い頃から壮年期にかけては、
あまりキリシタン物に興味が湧かず、
年取ったら読むだろう・・・と、
蒐集だけして
書棚に何十年も眠っていた数冊を
この夏休みに読了するつもりである。

まずは、手始めに
野間文芸賞の秀作『侍』を
1/3ほど読み進めた。

最初に読んだ、
巻末の『解説』が秀逸で、
思わずその筆者である
ヴァン・クラーク・ゲッセルという
「遠藤周作の一次翻訳者」として
著名な大学教授で、その功績で
日本から褒章も授与されている
キーン先生みたいな人物であった。

解説文の括りには
「見事な交響曲」という喩えにより
雅味のある文章で閉じていて、
作品の魅力を詩的に伝えていた。

**

文庫本でも
持ってて疲れてくると、
書見台をだして、
クリップで挟みながら、
お菓子を食べながら、
音楽を聴きながら、
たのしんで読書に勤しんでいる。

 

 

 

 

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狐狸庵センセイ『生誕100年』

2023-03-29 07:51:42 | 文学

 

今朝の朝刊で、
今年が狐狸庵センセイの
『生誕100年』というのを知った。

狐狸庵物と遠藤文学は
20代からすべて読んできたので、
書棚の一角にも百数十冊が
ズラリと並んでいる。

この記念イヤーに
未発表のエッセイも刊行されたので、
さっそく、Amazonに発注した。

久しぶりに
“人生の師”の謦咳に触れるようで
嬉しく思っている。

*

『タレガ伝』のなかで、
ギターの6本弦に対して
呼び名をつけていたのが
微笑ましかった。

そして、なるほど・・・
言い得て妙だなぁ・・・とも
感心させられた。

『アルハンブラ』を弾くときも、
その事を思い出しそうである(笑)。

*

素粒子は単体では、
すべて同性質であるが故に
「自己同一性」がない。

どの電子もクォークも
同じ性質なので
区別がつかないのである。

その無個性のものが
集積することで、
「水平リーベ (H.He.Li.Be)」のような
周期表にある元素が出来、
さらに、それらの結合で
多様な分子が出来、
さらにそれらの組み合わせで
有機物などが創生される。

【個性のないものが個性を創る】
というのも、
何やら箴言めいて
妙味がある。

*

先日、大学の後輩から頂いた
菓子折りを食しながら、
何気に包み紙の裏を見ると、
案の定、添加物が
これにも使用されていた。

50代半ばから、
スーパーの買い物で、
惣菜コーナーの品々は
便利で楽だが、
添加物が多いので
キッパリと買うのをやめにした。

それと、大手メーカーのパンも
買うのをやめて、
割高でも、ちゃんとした
ブーランジェリーで、
自然酵母と小麦のみのものを
求めるようになった。

企業製品には、
昭和の頃から
添加物が使用されていたが、
日本人の二人に一人が
癌を発症するようになったのも、
あるいはその人工的産物による
生体内攪乱に拠るのではないか・・・
と、密かに案じている。

*

在京中の教員時代に、
今日で夏休みが終わりで
明日から始業式という日に、
なんだか遣る瀬無くって、
東福寺本堂の張り出し縁に赴いて
そこで半袖短パン姿で
昼寝した事がある(笑)。

真夏の京都は
極暑なので、シーズンオフでもあり、
人っ子ひとりいない境内で
近所なのをいいことに、
観月台でノンビリ時を過ごした。

先日の京都旅行で
そこを再び訪れたら、
かつては剥き出しの板の間だったのが、
青茣蓙(ござ)が一面に
敷き詰められていた。

さも、お座りください・・・、
ごろ寝してください・・・、
といわんばかりに思われた(笑)。

*

先月の
ミツオ叔父さんの一周忌に、
久しぶりに礼服を着たが、
ウィスキー・キャップを
ラペル・ピン仕立てにして
付けていったら、
目ざといカズオ叔父さんから
「何だ?  それ?」
と気づかれて、
ワケを言ったら一笑された。

事のついでに、
胸ポケットのチーフを
引っ張りだしたら、
マスクを代用していたので、
そこでも大受けされた(笑)。

大阪弁なら
「しょーもないことしぃ」
だろうが、
フグスマ弁では
「こっつぁがなし」
と言う(笑)。

 

 

 

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