『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

氷解

2018-02-28 07:56:00 | 風景
如月も晦日となり、
今日は日中
10℃にもなるという。

立春を過ぎたので
この冬というよりも、
「この春」ようやく
二桁台の気温となり
明日から弥生を迎える。

アレグラを一昨日から
服用してから
からだのダルさも
幾分か和らいだ。

それでも、
大杉蓮さんじゃないが、
検査値のいくつかが
成人病の臨界値なので、
油断してポックリ死を
招かないようにしたい。

去年の
眼底出血の後遺症は
今も左目の視野中央に
大きな飛蚊症として残っている。

右目はクリアだが、
左目だけだと
中央が霞んでいる。

その障害が
本気で減量と軽運動に
向き合わせてくれている。



学校前の池も
いつしか氷結が溶け
久しぶりに水面(みなも)を
見せいていた。






きのうも
郊外にある支援学級での
月に一度のカウンセリングのために
学校から徒歩で出向いた。

歩いて
十五分ほどの距離で
ちょっと汗ばむくらいの
いい運動になる。

途中、田んぼの傍に
地名を刻んだ
水準点標石を見つけ、
萌え出した草花のなかに
なかなか鄙びた
佳い風情があった。

その向こうでは
年老いた農婦がひとり
土を耕していた。

ここにも
春の兆しを感じた。




学校のとなりには
給食センターが隣接しているが、
その駐車場から
野球グランドに入るのが
いちばんの近道なので
野良猫気分で枯れ草の側道を
ポクポク歩いて帰校した。

広くてきれいな
自室のカウンセリングに戻ると
やはりホッとするもので、
白衣に着替えてから
コーヒーを喫しながら
三人分のカルテを記載し、
回覧ファイルに所見を纏めた。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年度末

2018-02-27 04:00:00 | 風景
年5回配布される
ジャーナル(学会誌)の
今年度の最終号が届いた。



職場に持参して、
隙間時間を見て
あちこち拾い読みしたが、
今受け持っているケースにも
役立つような最新の知見もあり
有用であった。

1983年の第一巻
第一号からあるので、
すでに書架には
数百冊に及んでいる。

三人息子のうち
同業者がいれば、
引き継いでももらえるのだが、
みな異業種なので
不必要な文献である。

お一人だけ
引き取ってもいいと
仰ってくだすった方がおられたので、
然るべき時に
引き継いでもらえたら
幸いである。




年度末に
さしかかり、
システムノートの
新年度版に買い替えの
時季になった。

A4のハードカバーで
カウンセリング中は
カルテを乗せて書く用にも
使っている。

4cm四方の一枡には
一日分のデータを
蟻ほどの字で書き込む。

朝の体重から、
一日の食事内容とカロリー、
カウンセリングとギターの予約、
カウンセリング実施のクライエント、
運動回数、勉強内容、
電話・手紙などの着歴、
それと家計簿も兼ねている。

最近では、
ソータの対局日・時間が
しっかり予定として
2ヶ月先まで
記入されている。

それぞれの項目を
0.3ミリペンで
色分けして
蛍光マーカーで
ジャンル分けもしている。

こんなのを
2002年から
16年も続けているが、
データベースとしては
けっこう役に立っている。

最近のダルイ傾向について
去年、おととしのを
見てみたら、
同様の傾向が記されており
薬の処方と予後まで
記されていた。



同じメーカーのを
16年も使っている。

最初は「黒」のみだったのが、
赤も出て、最近は
ピンクやブルーもあり、
年ごとに色を換えている。

一度だけ間違って
B5版を買って失敗したが、
仕方なく一年間使い通した。

これらのデータベースと
2004年から書いているブログを
製本化したものとの二つがあると、
ボケた後でも
自分の中年以降の足跡が
しっかりと記されていて
楽しめるかもしれない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お勉強、のち漫画

2018-02-26 09:23:00 | マンガ
還暦の手習いとして、
新しい心理テストの解釈法と
心理統計学の勉強用マンガが
アマゾンから届いた。



どちらも
興味ある専門分野なので
スイスイと面白く
読み進めている。

65歳からは
「前期高齢者」と呼ばれ
正真正銘の「年寄り」に
分類されてしまうので、
それまでの5年間は
老年の“思春期/学生期”として
新しいことを勉強していたい。





アマゾンで89年の
「みやはら啓一」作品を見つけて
全6巻を廉価で購入した。

かつて『スペリオール』で
連載されていたようだが、
そのハートウォーミングな
タッチが好きで
『雀のお宿』や
『つり船物語』などを
愛読していた。






去年から
中学勤務になって
21年ぶりに高校から離れた。

JCはまだ幼く、
JKのキャピキャピした
はじけるようなキャラには
まだお目にかかっていない。

三人揃うと
「マジ卍」を
見せてくれるような
JKの溌溂さが懐かしくもある。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

べんと

2018-02-25 10:27:00 | 食物・飲物
朝方は
まだまだ寒く、
室内ではストーヴを
車内では暖房は欠かせない。



それでも、
先週は朝方に
0℃を切る日がなく
それだけでも
道路凍結の心配がなくて
よかった。

車に乗り込むと
まず膝掛け毛布で
暖をとり、
ヒーターが温もるまで
辛抱する。

けっきょくは
職場につくまで
膝掛けをしたままだが、
これが暑苦しくて
鬱陶しくなるのは
四月に入ってからだろう。





勤務校のK中にもT中にも
地デジに切り替わって
映らなくなった旧テレビと
使わなくなったビデオデッキを
持ち込んで、昼食時の
気慰め用にしている。

30年来録り溜めた
グルメ番組の編集物が
山ほどあるので、
それを見ながら
手造り弁当で
ひとり飯している。




弁当箱は
ダイソー製の
タッパウェアで、
オカズは夕食の残りと
梅干・昆布佃煮などが
主である。

減量中なので、
ご飯は小茶碗一膳分が
多く見えるように
薄く平らに広げてある。

これを一気には食べず、
一口食べては箸を置いて
よく咀嚼してお茶を一口飲む、
という、めんどっちい減量法に
則っている。

カロリー計算をして
決して満腹にはせず、
腹八分目で押さえ、
オフ日には腹六分目の
いくらか飢餓感を体験し
精神を先鋭化させる
メンタル・トレーニングもしている。

なんだか
食に修行を組み込んでるみたいだが、
これも五月のリサイタルへの
コンディショニングの一貫だと
思って、アスリート気分で
食・トレーニング・練習・睡眠と
日常的な事もマインドフルネス的に
意識化している。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちら見観戦

2018-02-24 10:23:00 | 趣味

昨日は
関東圏に近い
棚倉の方にだけ雪が降り、
通勤路には
朝日に輝く雪木立を
愛でることができた。



朝10時からの
ソータの王座戦予選が
気になっていたが、
幸い、職員室の共用パソコンが
動画規制がかかっておらず
アベマが見れたので、
トイレ・タイムのたびに寄っては
一日中戦況をチラ見していた。

持ち時間が双方合わせて
10時間の棋戦だったので、
退勤路の頃には
まだ中盤戦の終わり頃だった。

帰宅するやいなや、
すぐさまアベマとニコ生を
立ち上げて観戦した。

終盤の入り口だったので
いよいよ白熱を帯びた頃で
それから決着する
10時頃まで存分に楽しめた。

ニコ生のソフト「ぽんぽこ」の
評価値がシーソーのように揺れ、
ハラハラ、ドキドキしたが、
秒読みに追われた畠山七段が
悪手を指して敗北を喫した。

これで
ソータは12連勝である。

なんだか、
歴代トップの連勝記録
29連勝を破るのは
ソータ自身のような気がしてきた。

そのような快挙があっても
もはや誰もが
驚かない状況である。



来月には、
1日(木) 竜王戦 
8日(木) 王将戦 
15日(木) 順位戦
が毎週ある。

しかも、
ちょうどオフ日なので
朝から夜まで
一日ソータ将棋が楽しめる。

王将戦は、師匠の杉本七段と、
順位戦は、以前負けている
三枚堂六段との雪辱戦なので
これも楽しみである。

竜王戦は挑戦者になれば
七段になり、朝日杯で勝った
羽生竜王を破れば、
八段に超速昇段という
マンガみたいな話になる。

すでに勝率など
羽生竜王以来の
四部門一位で
今年度の最優秀棋士には
決まっている。






東海林さだおの
漫画とエッセイは
全巻揃えているが、
新刊がアマゾンから届いた。

寝床で楽しみながら頁を繰り、
所々で声をあげて
ひとり大笑いした。

齢八十にして尚、
ショージ節が冴えに冴えていて、
思わず、その独特の文体や
レトリックに朱線を引いて
模倣しようと思った。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする