『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

余震の爪痕

2021-02-23 04:19:00 | 大震災/コロナ禍
K中に赴くべく
通勤路の114号線を行くと
川側のガードレール下が
崩落していて補強工事をしていた。

この箇所は
片側の法面(のりめん)は
人工的に補強されていて
落石が防止されているが、
それでも、隘路(あいろ)とあって
あまり通行して気持ちのいい
路線ではない。




こないだの
震度6の大余震で、
山木屋へ至る山道も
途中でずいぶん崩落があったらしく
あちこちで工事用の
片側通行用の信号機が
設置されているという。







K中に赴いたら、
カウンセリング室のあちこちが
乱れていて、書類棚なぞ
10㎝ほど飛び出していた。





ルネッサンス期の宗教曲を
朝に晩に
ブログを書きながら、
読書しながら、
耳にしている。

こういうコロナ禍の
息苦しいようなご時世には、
声楽アンサンブルによる
教会音楽は耳にも心にも
心地よく慰めてくれる。






大学時代に
さらっていて
長らく放置していた
ショパンの『雨だれ』を
再びやってみた。

その間には、
タルレガによるギター編曲版で
発表会やコンサート、
リサイタルでも
レパートリーとしていたので、
原曲のアナリーゼでは
ドイツ在住の教え子ピアニストの
"オハギ"に演奏法を聞いたりと
かなり深く読譜していた。

技術的にも平易なので、
ピアノでもすんなり弾けたが、
中間部の鬱屈したような
暗い短調部には想い出がある。

大学時代に
大好きだった祖父を亡くし、
その哀しみを堪えるのに、
当時、浜田町にあった
大学の木造のピアノ・ボックスまで
大雨の日に出向いて、
延々と重苦しいフレーズを
繰り返し弾いていた。

そのことを、
同箇所に至って
久しぶりに
鮮明に思い出した。





先日、散歩用のズックで
山歩きしたら、
雪原でめり込んでしまい
ジュクジュクと中まで
湿ってしまった。

ザラメのような雪が
くるぶしまで埋まるほど
まだ「びっき沼」周辺には
残っていた。

その下には
芽吹き始めた
フキノトウが雪解けを
待っている。





びっき沼で
初採集したフキノトを
若杉の新芽も添えて
ギヤマンのアイスペールに
活けてみた。

何気に「アイスペール」という
語を使っていたので、
「pail」の綴りと
意味を調べてみた。

pail・・・noun(名詞)
「a container, usually with
a curved handle attached to
opposite sides of the top edge」
と英英辞典にはある。

例文としては、
「She carried a pail of water」
なぞという。

欧米では、一般に
「ice bucket」が
通称になっているそうな。



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