北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

マダラとの格闘 ~この季節、ありがたい魚です

2021-12-12 23:02:13 | Weblog

 

 友人から魚が届いたのは良いけれど、いただいたのは「マダラ」。

 普段タラは切り身を買って鍋に入れたりフライにしたりして美味しくいただいていますが、全長70センチほどの一匹まんまを見たのは実は初めて。

「大きいでしょ。この横っ腹の虫が這ったような跡がいいんだわ」と自慢の一匹を持ってきてくれました。

 実は「マダラ」はその体の模様が「斑(まだら)」であることからマダラになったのではないか、と言われるほど特徴的な模様です。

 お腹を開いてみると、この魚はメスだったようで大きな卵の袋が二つありました。

(これではタラコにはならないなあ)と思って調べてみたら、やはり普段食べている赤い色をしたタラコはスケトウダラの卵でした。

 ただこちらのマダラの卵も煮つけなどで美味しくいただけるのラッキーなのですが、実はマダラはオスの方が値段が高いのです。

 普通ならばメスの魚卵を狙うところですが、この季節のタチはクリーミーな白子が人気で、タチぽんや天ぷらなどで美味しくいただけるオスこそ価値が高い。

 まあこちらの卵も煮ても焼いても美味しいとのことで、日本酒のアテには嬉しい食材です。

 ただ魚体が横に太く身が柔らかいので、捌くのはかなり苦労しました。

 幸い最近は魚をさばく動画は枚挙にいとまがなく、タラを捌く動画はたくさん出てきます。

 そんな中の一つを参考にしてやっとのことで三枚におろして、半身はちょうど遊びに来た長女一家におすそ分けをしておきました。

 美味い魚はいいな。

 あ、そうそう、ちなみに今日、12月12日は「明太子の日」なんだそう。

 これは1914年の今日、『関門日日新聞』に「明太子」という言葉が初めて新聞に登場したことに由来しているからなのだとか。

 明太子が無性に食べたくなってきました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする