一年ほど前から体調を崩していた北見の伯父が亡くなったという知らせが届きました。明日から両親を車に乗せて北見へ行ってきます。
香典袋をつくるのに、薄墨の筆ペンを買ってきました。
こういう慶弔袋に名前を書くのは字の下手な私にはつらいところですが、筆ペンの袋の中におまけとして、「まっすぐ書けるお助けプレート」なるものが入っていました。
要は四角い穴の開いたプラスチックのプレートで、この開いた部分に自分の名前をバランスよく書き込むと、なるほど、少しは見られる文字になるというわけ。
ほんのちょっとしたアイディアなのですが、このペンがなんのためにあるか、どういうシーンで使われて、ユーザーの悩みは何か、というようなことがよく考えられています。
世の中をほんの少しでも便利にしようというささやかな気遣いや改良が、日本の経済成長を支えているのではないかと感心したのでした。