東京での要望活動の二日目。
朝から議員会館をめぐっての陳情・要請活動を行いました。
年々道内の舗装事業は減り続けています。それは一つには砂利道だった道路がどんどん舗装される時代ではもうなくなった、ということがありますが、もう一つは予算が少なくて既にできている道路をしっかりと維持管理できていない、ということを表しています。
訳知りの人の中には、「どうせいつかは直さないといけないのだから、今は我慢の時だ」という方もいますが、あまりに傷んだ箇所が増えすぎると、修繕を始めても追いつかなくなる可能性もあります。
いずれにしてもタイミングを失うことなく、必要な修繕や補修は行わないといけませんし、北海道の経済を振興させるためにはそのために必要なインフラ整備も欠かせません。
そんな説明をお会いできた議員全員にしてきましたが、どなたも皆口を揃えて、「思いは同じです」とおっしゃいます。
そんななか、「道路が壊れてガタガタになるとどういう影響があるか」ということが話題になりました。
するとある方が、「肉牛を育てている方が、牛を車で運んで場で肉にしたときに、道路がガタガタだと牛がストレスを感じて肉の品質が下がり、経済価値も下がるんだ、という話を聞いたことがある」という情報を教えてくれました。
こうした道路の管理上の不行き届きがどのような経済的マイナスをもたらしているか、というエピソードを集めて、多くの共感者を得ることが必要なようです。
皆さんの周りで道路での困りごとはありませんか。新しい活動の目標ができました。