最近自転車通勤をするようになって、後ろからくる車への注意を払うことが多くなりました。
ほんの一瞬、ちらっと後ろを見るだけでよくて、それだけで後ろから同じ車線上を車が近づいているかどうかを把握することができます。
危ないと思ったら減速したり止まったりすればよく、安全ならばスピードを出せばよい。自分を中心にすえるのではなく、周りとの相対的な関係性を常に把握することで危険は避けられるのです。
「見ること」は周囲に対する関心をもつこと。それはとても大事な情報収集の第一歩です。
◆
掛川で助役として使えた榛村市長さん(当時)は、集会などで一番前の席に座ったときは必ず後ろを振り返って、誰が来ているかを見ていました。
知っている人がいればもちろん「やあ」と手をあげたりして挨拶するのですが、挨拶をするために眺めるというよりは、どういう人たちが集まっているのかを知っておくことが大事だ、と思っているかのようでした。
ここのところ、週末の選挙に向けていろいろな会合に呼ばれることが多いのですが、見ていると参加者の態度は大きく分けて二種類で、一つは周りをキョロキョロ見渡して知り合いがいれば挨拶をする、ときには近寄って旧交を温めあうという態度。
そしてもう一つは、まるで「ここにいることを知られたくない」とでもいうかのように、うつむいて周りを見ようともせずただじっとしている態度。
衆目の前で敢えて目立つ必要もありませんが、周りにどんな人がいるかということをおろそかにせず状況把握するのも生涯学習なのかな、と感心して、今では私も会合ではキョロキョロするようになりました。
そしてそのお陰で、長く会えていなかった人を見つけたり互いに印象を深め合うこともできるのです。
◆
まちなかを歩いていると、歩きスマホをしながら歩いている人を多く見かけます。
ほんのちょっと頭をあげて周りを見渡すだけで危険かどうかや周りの迷惑になっていないかどうかがわかるのに、そういうチェックを怠っている人が実に多いのに驚きます。
「まず見る」こと。それだけのことにも気合が必要で、それができるのがちゃんとした大人ということなのではないか、と思うようになりました。
見ることは情報収集の第一歩です。
最近自転車通勤をするようになって、後ろからくる車への注意を払うことが多くなりました。
ほんの一瞬、ちらっと後ろを見るだけでよくて、それだけで後ろから同じ車線上を車が近づいているかどうかを把握することができます。
危ないと思ったら減速したり止まったりすればよく、安全ならばスピードを出せばよい。自分を中心にすえるのではなく、周りとの相対的な関係性を常に把握することで危険は避けられるのです。
「見ること」は周囲に対する関心をもつこと。それはとても大事な情報収集の第一歩です。
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掛川で助役として使えた榛村市長さん(当時)は、集会などで一番前の席に座ったときは必ず後ろを振り返って、誰が来ているかを見ていました。
知っている人がいればもちろん「やあ」と手をあげたりして挨拶するのですが、挨拶をするために眺めるというよりは、どういう人たちが集まっているのかを知っておくことが大事だ、と思っているかのようでした。
ここのところ、週末の選挙に向けていろいろな会合に呼ばれることが多いのですが、見ていると参加者の態度は大きく分けて二種類で、一つは周りをキョロキョロ見渡して知り合いがいれば挨拶をする、ときには近寄って旧交を温めあうという態度。
そしてもう一つは、まるで「ここにいることを知られたくない」とでもいうかのように、うつむいて周りを見ようともせずただじっとしている態度。
衆目の前で敢えて目立つ必要もありませんが、周りにどんな人がいるかということをおろそかにせず状況把握するのも生涯学習なのかな、と感心して、今では私も会合ではキョロキョロするようになりました。
そしてそのお陰で、長く会えていなかった人を見つけたり互いに印象を深め合うこともできるのです。
◆
まちなかを歩いていると、歩きスマホをしながら歩いている人を多く見かけます。
ほんのちょっと頭をあげて周りを見渡すだけで危険かどうかや周りの迷惑になっていないかどうかがわかるのに、そういうチェックを怠っている人が実に多いのに驚きます。
「まず見る」こと。それだけのことにも気合が必要で、それができるのがちゃんとした大人ということなのではないか、と思うようになりました。
見ることは情報収集の第一歩です。