北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

道北釣行二日目~ホームグランドは徳志別川

2016-07-17 22:15:15 | Weblog

 道北の釣行二日目。日曜日は私にとってヤマベ釣りのホームグラウンドである枝幸町歌登の徳志別川へとやってきました。

 稚内にいたときは、稚内に近いところでのポイントで釣りを楽しんでいたのですが、今日は美深川から入ったので、これまでにないほど上流域へと上がってみました。

 川沿いの道を走ってみると、入渓ポイントと思しき場所には必ず車が止まっていて先行者がおりなかなか入ることができません。

 ようやくある場所で先行していた餌釣りの一行が車周りでたむろしているところに遭遇。「これからですか?」「いや、上がるところ」「そうですか、じゃあ後にやらせてもらっていいですか?」「どうぞどうぞ」

 助かったー。程よいところで入渓ができます。

「釣れました?」「いやあ、いない」「またまたー」「嘘でない。見るかい?」

 そういって腰に下げたバックから取り出した袋には十数センチほどのヤマベが20匹くらいでしょうか。

「釣れても大きいのがいないよ」「そうですか、でも頑張ってみます」「お宅らは餌釣りじゃないの?」「いえ、フライです」「そうかい、今もマーカーにはビシビシ来てたからフライには来ると思うよ」

 餌釣りとフライの差こそあれ、まあ同じ釣り人同士の心のふれあいです。


    ◆    

 
 川へ降り立ってアント(蟻)のフライを投げ入れると、確かにビシビシ魚信が返ってきます。川底からフライめがけてロケットのように飛び上がるちびヤマベ。

 体は数センチと小さい魚が多いのですが、狙いが外れて水の上でもんどりうってまた川の中へ帰ってゆく様子は実にかわいいものです。

 数だけだったら私のほうが釣っているのですが、こと大物になるとどうも妻のほうに軍配が上がります。

(この辺には大きいのがいそうだな)と思ったところを取っておいて妻に「そこへ入れてみたらいいよ」と言うと、数回振ったところでみごとに20センチを超えるヤマベをヒット。やっぱり今日も竿頭は妻でした。

 釣りの最後にはイワナも出てきて楽しい時間を〆てくれました。

 いつでも優しく迎えてくれる徳志別川。本当にいい川です。

 

 

コメント
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