北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

自作のサイクルスタンドを作ってみました

2016-07-24 22:47:19 | Weblog

 自転車通勤を始めて一か月。

 自転車を盗まれると困るので家では玄関の中に自転車を入れていたのですが、これが妻にすこぶる評判が悪い。

「自転車があると玄関狭いのよねー…」とずっと引け目とプレッシャーを感じておりました。

 これはなんとかしてサイクルスタンドを手に入れて自転車を壁などにつるすような工夫をしなくてはなりません。

 市販のサイクルスタンドだと、ミノウラという会社のものがよくできているのですがお値段もよろしいようで。

 ネットで「サイクルスタンド」「自作」などと検索するといろいろなアイディアを持って作られた様々な作品が出てくるので、これを眺めて参考にしながら、得意のDIYの腕を振るって自作をしてみることにしました。

 サイクルスタンドとはつまり自転車をスペースに余裕があれば床においてもよいのですが、まず最初の条件としてそれは無理。壁に沿って高いところに引っ掛けるようにして、空中をうまく使うことにします。

 次に設置する場所は車庫の中を想定。車庫の中で車の邪魔にならないように置きたいのですが、車庫は鉄筋コンクリートでできているので簡単に壁に穴をあけるわけには行きません。なにか考えましょう。

 そしてイメージのもう一つのヒントは先日ボランティア参加した「ニセコクラシックロードレース」の会場での木製スタンド。タイヤを固定するのではなくサドルの部分をひっかけるタイプのスタンドで、最近では道の駅などの施設でもこの手のスタンドをよく見かけます。


【ニセコで見かけたサイクルスタンド。木製の単純な仕様です』

 これらのヒントでサイクルスタンドを作ってみることにします。


          ◆ 


 いろいろあるネット上の情報から、今回は突っ張り棒に引っ掛けるようにして作ろうとプランを立てました。

 DIYではいつもお世話になるホームセンターの"スーパービバホーム"へ行ってまずは突っ張り棒(2,100mm~3,900mm)を購入。本体は約3,700円ですが、これに天井の突っ張り先端部分をより面積の大きいもの(1,029円)を買い足して突っ張り棒はOK。

 店内をいろいろと物色していると、この突っ張り棒の太さとイレクターが同じような太さに見えたので、イレクターのパーツが使えるかどうかをお店の方に確認。

 すると両方の直径を図って、「あー、残念ですが、イレクターが28mmでこの突っ張り棒は29mmでほんの少しですが直径が違いますねえ」とのこと。

 それでもいろいろと眺めているうちになんとか使えそうな気がしたので、イレクターから直角に張り出す部材を固定するパーツと300mmのイレクター一本を購入。

 基本はこれで良いのですがこれらを補強するパーツを一応念のために購入して、総額6千円ほどの買い物です。

 
          ◆   

 いよいよ車庫の中で設置です。天井高3080mmのところに突っ張り棒を壁ぎりぎりに据えて本体を回すことで突っ張り度合いが高まってがっちりと動かなくなります。

 これにイレクターの横棒300mmの部材を取り付けて、これは六角レンチでボルト締。微妙に直径が合わないのですがなんとかなりました。そしてただこれだけで壁近くから横に引っ掛ける棒ができてサイクルスタンドの完成です。

 自転車を持ってきてサドルを引っ掛けると、おお、思いのほかうまく固定されています。

 車を車庫に入れてもドアなどにも引っかかりません。これだけでも大丈夫そうですが、今後は少しだけ補強のための処理をするつもりでいます。

 自転車愛好家の中には飾られた自転車を見るのも趣味のうちという人もいるようですが私はそこまではいきません。まあまずは玄関で邪魔にされていたことの解消にはなったので良しとしましょう。

 自転車を持っている皆さん、自転車はどうやって保管していますか?

 案外置くところに困っていませんか?サイクルスタンド、お薦めです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする