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節分の恵方巻きなど

(購入した節分関連商品)

夕方、女房が帰ってきて、恵方巻き2本ゲットしてきたいきさつを話す。我が家では節分に豆まきはするが、恵方巻きを食べる習慣は無かった。何を思ったか、恵方巻きを買って帰るといって出掛けた。夕方、マーケットに寄ると、恵方巻きはすでに売り切れていた。諦めてカッパ巻きなどで代用すると買っていく奥さんもいた。他の買い物をし、売り場の前を再び通ると、追加で作った恵方巻きを並べている。タイミングバッチリで、五本あった内2本を買うことが出来た。恵方巻きが買えただけで、ラッキーだと思えるなら、もうその目的は果たしている。

恵方巻きという特別なものかと見ると、太巻きのお寿司を切らないで丸のまま出したもので、何も変わらない。そこは縁起物という訳で、そんな習慣の無かった人まで買ってしまう。恵方はどちらか理解しないままに食べようとしたが、年寄りには無理で、庖丁で輪切りにしていただいた。

発祥は関西の方だというが、我がふるさとにはそんな習慣は無かった。太巻きに7種類の具を入れて、七福神の福を巻くということで、切らないで丸のまま食べるというのは縁を切らないという縁起かつぎ、何はともあれ、流行らせたもの勝ちの、たくましい商魂なのであろう。

「恵方」とは何なのか。ここは辞書のお世話になって調べてみる。「その年の干支によって定められる、最もよいとされる方角。その方向に歳徳神がいるとされる。吉方。明きの方。」でちなみに今年2011年の恵方は、おおよそ南南東だという。

霧島の新燃岳の南南東辺りは、現在火山灰を集中的に受けて大変な災難に遭われている。決して恵方ではない。住む場所がそれぞれであるから、恵方もそれぞれで、その人にとって恵方が吉であるか凶であるかも一定ではないように思う。もっとも、これは気持の問題で、吉だと思えば何か良いこともあるのだろう。

一方、豆まきは成田山のお相撲さんのように豪快には撒けない。(お相撲さんは豆だけではなくて星も撒いているらしい)鬼は外、豪快に撒くとムサシが拾い食いをしてお腹を壊す。福は内、たくさん撒くと後で掃除が大変だ。だからそれぞれ三粒ほどで、声も小さく目立たぬように。多分、1年で最も忙しい鬼にも福の神にも、その声は届いていないだろう。これも気持の問題である。

明ければ、立春、春ももう間近である。春といえば、今年は花粉症が去年の五倍とか十倍とか言われている。すでに、二週間も前からベニフウキ、一日、200CCを2回、飲み続けて、花粉症を寄せ付けない体質作りに励んできた。今のところ症状は出ていない。全く症状が出ないようには出来ないだろうけれども、花粉症を忘れるくらいにはしたいと努力している。ベニフウキは一日100円で、3ヶ月分、一万円ほど買って準備してある。
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