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去る10月31日、恐山は令和元年のすべての活動を終え、閉山いたしました。ご参拝いただきました皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
写真は閉山3日前のもので、タイミング悪く日が陰ってしまい、その上素人の撮影で、私がこれまで見た中で最も色鮮やかな紅葉をお伝え出来ず、申し訳ない限りです。
残すところ2か月足らずとなった今年は、大きな災害や事件が重なり、心重いところですが、幸いにも恐山は何とか恙なく本年度を終えることができ、一安心いたしております。
2度行った坐禅と講話の会は、計30名のご参加をいただきました。告知が遅かったせいか、9月の会に参加の方が偏り、何件か参加をお断りせざるを得ず、相済みませんでした。
来年は早々に会の日程を当ブログでご紹介したいと思います。今のところ来年度も6月と9月の土日を予定しております。その節はよろしくお願い致します。
10月も下旬になると、午後には参拝の方々は少なくなり、日没も早まって、午後5時になると境内は足元がよく見えないほどに暗くなります。その直前、夕暮れの恐山は、風に冷たさがあるにもかかわらず、どこか暖かさのある寂寥感が満ちてきて、私はその風光に愛着があります。
もし、来年に機会がおありの節は、そんな恐山にもお参りいただきたく存じます。
来年は紅葉狩りを兼ねて、閉山間際に行けたらいいなと思います。
もう紅葉の季節なんですね。湖の色が鮮やかです。愛着とあらば、北の人になった感じですね。
青森のリンゴが美味しいです。
日程ですので、今一度ご確認されてみて下さい。
釈迦が悟った後に、7日間、足を組んだままの姿勢で「解脱の安楽」を味わわれたといわれますが、解脱はできずとも、7日間くらいする会は、ないのでしょうか?
別の真実が現れる・・・ってことですね。
全国の「曹洞宗のお寺」で、「自分で」やれることは、
『坐禅と講話の会』です。
必死で、真剣に、檀家の人々に向って、実践することです。
たとえ、一人も来ない時でも、誠実に実行する。
勿論、自分の奥さんや子供に対しても。
「僧侶」自身から、「坐禅」を広める自己改革を始める。
「児童相談所」「家庭相談所」「人生相談所」
「カウンセラー」ではなくて。
宗教者としての「自覚」こそが周りを変えて行く。
それが何よりの務めであり、
道元和尚の「報恩」である。と考える。
たとえ、道元和尚の『正法眼蔵』の意味が解らなくても「坐禅」そのものが導いて下さる。
まあ、もしも「日本教」になってしまっているならば、「坐禅」は不要です。
「仏教」は日本人には理解できない
という歴史的な「壁」が厳然とありますが。
「終え、閉山」いたしました』
しかし『令和元年』はまだ終わってはいない。
…「天皇を考える一年」であり、
今上天皇・徳仁天皇陛下におかれては、「活動を始められた年」であった。
そして「今日で」目出度く、新天皇就任の儀式が完成・完了される。
天災の多い時だったが、天皇の責任ではない。昔は天皇の責任だったが。
むしろ、日本国民の統合の働きを務められ、復興のへの国民の団結へと導かれる。
「国民の統合の象徴」だが、同時に「国民を統合する作用」が存在する。
昭和天皇の『実記』が完成し、今まで知らなかったことが公開され、研究が進んでいる。
それを読み、ますます昭和天皇に感謝する。
「天皇陛下万歳」