くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「大原さんちのダンナさん」大原由軌子

2009-04-13 05:45:02 | コミック
すっごくおもしろかったです。大原由軌子「大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症」(文春文庫)。
コミックエッセイです。タイトルは「やまぐちさんちのツトムくん」をもじってあるんだよね? 
グラフィックデザイナーの大原さんは、知り合って二ヶ月で旦那さんと結婚。(本文には「交際二ヶ月」と書いてあるけど「交際」しているように見えない……)
予想のつかないすっとんきょーな行動を見せる旦那さんに、奥さんはあきれつつ仲良く過ごしています。
例えばポテトチップを箸で食べるので注意すると、「指が油で汚れると発狂したくならない?」
そう、旦那さんは潔癖症なのです。家の中はぴしーっと整理され、洗いもののスポンジは目的別に七つも用意されています! 水には備長炭が入っているし、オリジナル調味料も作ってある。これは彼女がいるに違いない、と由軌子さんは思うのですが、そうしなければ旦那さんは落ち着いて生活していくことができない。
結婚を承諾した由軌子さんに、旦那さんは出版したばかりの自分の本を差し出します。
しかし、この本が相当ヘビーで、もしかして早まったかと不安になってしまうのでした……。
こ、この本、わたし、買おうと思ったことある……。書影検索して思いました。医学ものが好きなので、手に取って、高いからやめたのです。でも、本文の抜粋がおもしろかったから読んでみたいな。
いちばんツボだったのは、カウンセラーを目指す旦那さんが「ミニスカ看護婦マユミちゃんはどこかで調達して」とつぶやくところですー。


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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-08-04 18:42:07
こんばんは。
お水は美味しいですね。飲むのが大好きです。頑張って下さい。今週の土曜日は、1週間分の「虎に翼」を見ます。
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