くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「玄人ですもの」室井滋

2018-09-27 23:05:12 | 社会科学・教育
 対談ものが好きです。
 これも、すごくよかった。最初は気になる人だけピックアップして読もうと思ったのに(笑)。
 「室井滋のオシゴト探検 玄人ですもの」(中央公論新社)。
 室井さんが、「大人のための社会科見学」(帯の惹句より)として、最前線の27人を訪ね、体験インタビューをする一冊です。
 目次をめくってみると、なんと三人めに山口画伯が!
 全く気づかずに買ったので、嬉しい。絵とかアトリエの話、基礎知識があるのでイメージ浮かんでくる。
 続いて金澤翔子さん。さらに穂村さん。気がつくと、一気に全部読んでしまいました。(もちろん、初めのお二人も途中で戻って読みましたよ)
 以前から存じ上げていたのは、立川志の輔、日比野克彦、本川達雄、森岡浩(敬称略)。
 もっと知りたいのは、解剖学の遠藤秀紀、鍵師杉山泰史、昔話研究小澤俊夫(小澤征爾の兄!)。
 似顔絵捜査官や麻薬Gメンの方、ライトアップ職人やプラネタリウムづくりの方も興味深い。
 室井さんの引き出し方も楽しいですよ。できれば、単行本未収録の回も読みたいものです。

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