くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

まんがあれこれ

2010-03-07 05:32:52 | コミック
このごろ読んだまんがあれこれです。
柳原望「高杉さんちのおべんとう」①(メディアファクトリー)。毎日弁当を作るので、アイディアがあれば知りたいと思って。でもこれはうちの娘の弁当としては使えないな(笑)。きんぴらごぼうだけ、とかちょっとこげた麻婆茄子とか。でもエピソードはたいへん可愛いらしい。久留里がどんどん存在感を増していくのがいいのです。
食べものつながりかもしれないけど、「パスタの王国」(日本文芸社)も勢いのいいまんがでした。アラビアータとかカルボナーラとかアマトリアーチャとか。ナポリタンの存在感がまたいいですね。イタリアで修業したシェフ・ケンが地元高崎に戻ってきて働くうちに、父親の実力に気づいていく、というドラマ。パスタっていろいろなアイディアが試せるんだなーと、感心しました。
わたしもパスタが大好きなんですが、うちの子たちが食べないので、最近はご無沙汰です。
そういえば、高崎でパスタ食べましたよ! 確かに「パスタの町」だと思います。おいしかった。
巻末に設定資料が載っていて、多分もっと長期的な構想をたてていたんだろうなと思いました。続きを読みたかったような気がする。装丁がいいです。

それから、「シブすぎ技術に男泣き!」(中経出版)も読みました。もと技術者の見ル野栄司さんが、様々な工業技術のレポートをしてくれます。わたしには偉人シリーズがおもしろかった。
ただ、「考」という字をどうも間違って覚えているらしく、毎回毎回下部が「与」 になっているのですよ……。「孝」とくっついてる?
波動スピーカーほしいなあ。
自分の顔写真なんてTシャツにして着るのかという疑問にフタをしつつも開発したTシャツプリクラランドのエピソードとか、バール二本で現場をしきる職人さん、年休をとってまで顧客のところにメンテナンスにいく技術屋さんなど、仕事にかける意気込みに、何か熱いものを感じさせられます。