貧乏人の子沢山の方が国は栄える。それを学問の世界で主張したのが高田保馬であった。国は毎年20万人の外国人労働者を増やすことを考えているという。それによって人口減少に歯止めをかけたいのである。現在でも外国人労働者は増え続けている。しかし、建設などの単純労働者を除外することで、かろうじて秩序は維持されているのである。それがなくなったならば、日本は日本でなくなる。そして、ここでここで忘れてはならないことは、そのうちの圧倒的多数は中国人であることだ。いつの日か日本人は少数派になりかねない。本当にそんなことでいいのだろうか。それに日本人の経営者の側にも問題ある。これまで研修生の名目で受け入れてきたのは、少しでも人件費を切り詰めたいからであった。動機そのものが不純なのである。そのことを念頭にあるのならば、やめた方がいい。それは結果的に摩擦を生じさせるだけであり、社会不安を増大させる。日本人がやりたくない仕事をやらせるというのも、ある種の差別につながる。国力を盛んにするには出生率を高めなくてはならない。それに全力をあげないで、安易に外国人労働者に頼ることには、私は反対である。歯止めがなくなることを危惧しているのだ。 安倍政権の成長戦略を練っている者たちは、あまりにも新自由主義に毒されている。彼らを排除しない限り、日本解体はどんどん進んでしまうのである。
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