草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

石破と岸田の保守派つぶしは本に返る賢明な政策ではない!

2024年10月11日 | 祖国日本を救う運動
 石破と岸田は「してやったり」と思っているだろう。とくに岸田は、総理の座を追われても、またチャンスがめぐってくると考えているに違いない。しかし、それは甘いのである。保守派つぶしをして、自民党を弱らせたことは、最終的には、岸田自身の自滅をもたらすことになるのだ。
 安岡正篤は呉子の「道とはもとに返り始に復る所以なり」の言葉を引用し、「木が本当に茂るということは、常に根を培養して、枝葉末節をうまく始末しなければなりません。これが道であります。この道に基づいて事を行い、功を立てるのを義といいます」(『先哲講座』)と述べるとともに、「これを政治に活用しますと、政道とは常に本に返り、始に復らなければなりません、賢明な政策、あるいはまつりごとは、そのようにして着々と功を収めることができましょう」(『同』)と書いています。
 石破と岸田は、自分たちの利害から物事を判断している。自民党内に内紛を起しても、保守派を一掃するためには、手段を選ばないのである。これに対して保守派は、道としての国柄を重んじている。どちらが最終的に勝つかというと、それは「根を培養している」者たちであって、小手先の政治家ではない。徐々に石破と岸田は思い知らされることになるのである。
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