草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ソ連や中共を弁護した教師を批判した高校生のときの安倍首相!

2013年01月04日 | 思想家

 安倍晋三首相が成蹊高校のときに、安保条約のことで教師に噛みついた。安倍首相は私より下だから、サヨクの熱気はそれほどではなかったと思うが、やっぱり何人かはいたのだろう。私も安倍首相と一緒で、「資本主義よりは社会主義の方が上だ」と臆面もなく語る教師をつかまえては、からかったりしたものだ。そうすると、決まって優等生が弁護に回る。朝日新聞の「天声人語」を書き写しているわけだから、サヨク思想が沁み込んでいるのである。私が通っていた高校では、どうしてか分からないが、日本史は検定で不合格になったはずの家永三郎の教科書を使っていた。そのときの私は、保守派というよりは、無実の人々を収容所に送り込むソ連や、毛沢東絶対の中共へ不信感を抱いていた。すでに、1956年のスターリン批判以来、既成サヨクへの批判は強まっており、60年ブンドなどを中心にして、北一輝や柳田国男注目されるようになっていた。安倍首相も、松本健一の評伝「若き北一輝」にも目を通していたはずだ。教科書以外の本を何冊か読んだことがあれば、サヨクを許せないと思うのが普通だ。ソ連や中共を礼賛した教師たちは、今になってどう弁解するのだろうか。サヨクとしてのプライドから、フェミニズムや環境保護の運動に逃げ込んだとしても、過去は簡単には消えないのである。優等生ではない生徒の方が、事の本質をつかみ、サヨクの言説に異議申し立てをしたのだ。あの当時はまだまだ少数派であったが、ようやく多数派になりつつあるのではないか。閉ざされた言語空間を維持しようとしても、現実がお花畑ではなくなっているのだから。


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1 コメント

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Unknown (安倍晋三氏の守護霊)
2013-01-04 08:51:45
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=884

衆院選翌日の12月17日。安倍晋三氏の守護霊インタビューを敢行!

選挙総括から公約実行の本気度まで――。

誰もが知りたい新総理の本心に迫る!

尖閣問題/沖縄米軍基地/日米同盟/集団的自衛権/
原発問題/憲法改正/景気回復/消費税/TPP問題……

「日本を取り戻す」ことが、自民党政権はできるのか!?

混迷する日本政治の行方を占う。

▽歴史的大勝の要因と公明・維新との連携について

▽尖閣や沖縄基地問題はどう解決する?

▽日米同盟の強化と対中戦略の構築こそ急務

▽憲法改正はほんとうに実現できるのか!?

▽「村山談話、宮澤談話」を変えることはできるか?

▽日銀の金融緩和によりデフレ脱却へ!

▽景気動向と消費税増税の関係をどう見きわめる?

▽TPP参加問題についての見解と方針

▽原発再稼働と活断層の問題をどう考えるか

▽自民党政権の国策であった原発の必要性を訴えるべき!
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