今回のマスコミと特定野党による倒閣運動もまた失敗であった。あまりにも無理筋であったからだ。「#検察庁改正法案に抗議します」というのがスパムであったことがばれたし、安倍首相と黒川東京高検検事長とが仲間であったという印象操作も、立憲民主党の有田芳生参議院議員や評論家の江川紹子さんらによって否定されてしまった▼検察の捜査から身を守るために、安倍首相が懇意にしている黒川を検事総長にしようとしていると騒げば、すぐに反応する国民がいるのを知っているから、攻撃の材料にしたかっただけなのである。日頃は目の敵にしているネットにまで手を出したわけだから、用意周到に準備されていたのは明らかだ▼マスコミや特定野党は身内から反証されるとは思ってもいなかっただろう。取り調べの可視化を実現させたのが黒川東京高検検事長であり、安倍首相とべったりでないのを知っていたから、有田参議院議員と江川紹子さんは、黙っているわけにはいかなかったのである▼何度同じことを繰り返せば気が済むのだろう。モリカケから始まって桜を見る会、そして検察庁改正法案である。全てが空振りではないだろうか。特定野党の支持率が上がらないのは、そんなことばかりしているからだ。安倍内閣とて完全ではないわけだから、批判されるのは当然だが、スチャンダルじみたことでしか追及できないようでは、国民は付いては行かないのである。
https://www.youtube.com/watch?v=R9cQeyROHt4
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㉚笠井尚氏の会津の本を読む 本井康博の『新島襄と建学精神』