草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

いかにマスコミが「反安倍」を煽っても国民はいたって冷静だ!

2020年04月14日 | 感染症

マスコミが必死になって「反安倍」を煽っても、国民はいたって冷静である。NHKが今月10日から3日間にわたって行われた世論調査によると、安倍内閣を「支持する」と答えた人は39パーセントだったのに対して、「支持しない」と答えた人は38パーセントであった▼武漢発の新型コロナウイルスが日本でも深刻になってきている。いつ感染爆発が起きても不思議ではないのである。「支持しない」がその程度にとどまっているのは、政局になって混乱することを、国民は恐れているのである▼注目すべきは、安倍首相が発した緊急事態宣言については、「タイミングが遅すぎた」という回答が75パーセントに達したとはいえ、「宣言を出すべきではなかった」がわずか2パーセントにとどまったことだ。国民の大半が非常時であることを痛感しており、ある程度の私権の制限は容認しているのである▼今政府が優先すべきは医療崩壊を阻止することだ。昨日の段階での国内での感染者数は7691人、死者は143人となっている。世界的な傾向からして完全に封じ込めるのは困難であることが分かってきた。それでも最善を尽くさなければならない。重症者をどれだけ手厚く治療できるかなのである。ここで切迫してくれば、政府が超法規的な措置を断行したとしても、国民の多くはノンとは言わないのである。

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