草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

尖閣での民間人による漁業調査活動を水産庁が中止に追い込む!

2014年06月08日 | 祖国日本を救う運動

 安倍首相はストレートに物を語るべきだ。昨日、出港予定だった頑張れ日本!全国行動委員会の「尖閣諸島魚業調査活動」は、水産庁が土壇場になって介入したために、中止せざるを得なくなった。公明党の大臣になっている国土交通省ではなく、水産庁が横槍を入れたところからも、苦肉の策であったのだろう。しかし、チャンネル桜の水島総社長らが今回行うことは、事前に知っていたはずであり、もっとやり方があったはずだ。これは中共に対するある種のメッセージだろう。市民団体を怒らせてまで出港させなかったことで、それなりの配慮を示した形になったからだ。それと同時に公明党の要求を受け入れたことにもなった。海上保安庁のせいになれば、公明党の立場がなくなるからだ。それで本当に安倍首相は良かったのだろうか。なぜ正直に水島社長に言わなかったのだろう。「中共は何をするかわかりません。国としては国民の命を守らなければならず、危険な水域に乗り出さないでください」と。今の政治に批判的な辺見庸あたりですら、中共が日本に攻撃してくる可能性を云々している。それほどまでに切迫した状態が続いているのである。無防備な漁船がそこの海域に入っていけば、海上保安庁の多くの艦船が割かれることになる。それは離島の防衛上由々しきことになる。そうした説明をすればよかったのである。残念ながら東シナ海も、南シナ海と同様に、中共の影響力が増大している。安倍政権はジワリジワリと後ろに後退しているのである。そうであればなおさら、安倍首相自らが国民に訴えるべきではないだろうか。日本に戦争の危機が迫っていることを。これまでは自由に実施してきた「尖閣諸島魚業調査活動」すらできなくなったわけだから。

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