草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

菅政権擁護に必死なテレビ朝日と朝日新聞を嗤う!

2011年05月31日 | マスコミ評

 久しぶりにテレビを見たらば、ワイドショーに出演したコメンテーターの発言に唖然としてしまった。テレビ朝日であったから、そんなものかとも思ったが、あまりにも酷すぎる。スピーディなどの情報を隠し、福島県民を被曝させた責任を不問にして、菅直人首相を支持するかのようなことをヘラヘラ喋っていたからだ。菅首相や枝野幸男官房長官によって、福島県がどんなことになっているのか、考えたことがあるのだろうか。枝野官房長官の「ただちに健康に影響がありません」という言葉を信じて、福島県民の多くが、避難するタイミングを逸してしまったのである。さらに、もう一つ驚いたのは、asahi.comで流れた記事だ。フジテレビあたりの世論調査で、枝野官房長が次の総理候補のトップになったのを受けて、ここぞとばかりヨイショとしていたからだ。ふざけるにも限度がある。SPがいなければ、安心して歩けないくほど国民から恨まれている人間が、総理になれるわけがない。テレビによく出ているせいで、顔を覚えてもらっただけなのに、わざわざ取り上げるのはどうかしている。民主党政権の一員であれば、大目に見ようというのが見え見えだ。こんなことだから、テレビ朝日と朝日新聞は、国民から信用されないのである。

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被曝した国民を見殺しにしないために不信任案の可決を!

2011年05月31日 | 政局

 時には悪魔とも手を結ぶしかないのが政治家ではなかろうか。そうした冷めた心がなければ、局面の打開は難しいからだ。菅内閣への不信任案をめぐっては、自民党が民主党内の小沢派と組むことについて、批判があることもぎゅうぎゅう承知している。しかし、ここで勝負に出なければ、西岡武夫参議院議長ではないが、日本はとんでもないことになってしまう。思い通りにならないと、ヒステリーを起こし、喚きたてるような人間に、国民の命を託すわけにはいかないからだ。さらに、原発事故による悲惨な状況から脱却するには、まともな政治家が政権の一翼を担う必要がある。マックス・ウエーバーが主張するように、政治とは「国家相互の間であれ、国家内部においてであれ、権力の分け前にあずかり、権力の配分関係に影響を及ぼそうとする努力」(『職業としての政治』・脇圭平訳)であるならば、対小沢のことで、一時的に矛を収めることもやむをえない。キレイごとだけでは、国民は救われない。今権力を手にしなければ、放射能汚染地域からの住民の避難も進まないし、子供たちを守るための方策も絶望的だ。菅首相を退陣に追い込むことが悪であるかのように言い立てるのは、被曝した者の気持ちを理解していないからだろう。内閣不信任案が可決されるかどうかに、日本の命運がかかっているのである。  

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