ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

RT 原子力に頼らない美しい日本を、次世代に

2011年06月28日 | 原発震災・原発問題

【原子力エネルギーに、頼らない美しい日本を、次世代に。 稲森知恵様】

日本全国に、放射能が、撒き散らされました。私達が、浴びても安全だと言う数値は、0・11/時ですが、日本全国平均値は、0.20以上を、木村真三さんを、中心に、多くの先生方が、調べて下さいました。私は、今現実に、起きている不思議な事態に、疑心暗鬼を、持っております。産婦人科では、異常な人数で、お腹が、張る。と早産の恐れのある方が、多数いらっしゃいます。

昨年は、咲いていなかった、巨大たんぽぽや異常に、大きな玉ねぎの収穫、そしてドクダミの花びらは、2つ或いは、3つであったり、異常に、色々な花が、大きく、葉っぱも奇形を、起こしています。生態系異常が、起こっています。来年、再来月、来る年ごとに、被害は、人間に、忍び寄ると確信しております。

政治家、官僚、そして、日本の電力会社、の構造自体を、根本的に、見直さなければ、日本の将来の展望は、開けないでしょう。日本の若者や子供達に、原子炉と放射線と言う化け物を、残す腐った日本を、引き継いで、行くには、あまりにも過酷過ぎませんか。政治家、官僚の給料も高過ぎます。国民が、一生懸命働いて、納める血税を、未来の子供達の為に、貴重に、慎重に、使ってもらいたい。現職の政治家の頑張りが、ないのには、愕然とします。

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以上、稲森知恵さんからのコメントをRT(リツィート:同感引用)させていただきました。

わが家では室内の線量が0.10μSv/hになっただけでも高い、と感じていますが、福島市の某保育園では土壌9.09、木製ブランコ27.27、シーソー18.18、一番低い数値がテラスで0.90・・とても危険な数字です。

参考動画:放射能から子供たちを守れ(マスクをして健気にインタビューに答える児童に涙が出ます)

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放射能地図(群馬地域)

2011年06月26日 | 原発震災・原発問題

東京電力福島第一原子力発電所は依然、収束の兆しはありません。

今も放射性物質は垂れ流し、巻き散らかしています。美しいわがふる里の自然にも・・

群馬大学の地質学研究者、早川由紀夫教授が、6月18日に放射能地図を改定して自身のブログで発表されています。写真はその地図の一部を拡大したもの。

当該自治体によっては、「風評被害に当たる」との抗議の声もあるそうだ。それに対しては「どうぞ法的処置を取ってください。それは、学問の自由への侵害である」と早川先生。

誰もが、自分の住む地域が汚染地域に指定されることは望みません。ただ今言えることは関東と言えども、どの地域が、いつから汚染されていると指摘されても少しも不思議ではないということです。放射能の発射源がいまだに鎮まっていない状況を考えれば。また仮に高い汚染エリアになったとしても、放射線研究者の木村真三さんがチェルノブイリで調べたように小さな村バザールを例に、汚染は一軒一軒濃淡のバラツキがあるということです(当広場6/12参照)。同心円では測れないし、エリアでひとまとめもできない、ということを意味します。

今後、クレームに屈して早川先生のような人が、分析したデータを発表していただけなくなることの方が心配です。そうでなくても信頼できる情報が不足していますから。早川先生へもGJ(グッド ジョップ)と声援したい。

早川由紀夫の火山ブログYukio Hayakawa's Volcano Blog

 

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「安全な被曝は存在しない」小出GJ

2011年06月24日 | 研究・書籍

小出裕章先生の『原発のウソ』読みました。大泉町内の書店三軒目で入手。好評のようです。簡潔にまとめられ良い本でした。「扶桑社」から出版、という意外性もおもしろい。

政府や御用学者らが「ただちに健康に被害はない・・」「微量だから安全」の気休めコメントは今もつづく。これらは結果的に、個人の対策がのんびりし後手に回るだけに許し難いアナウンスではあるのだが・・。

そこに行くと常に、科学者らしい客観的な状況分析をされ、逐次、国民に丁寧に説明してくれているのが京大の小出先生だ。3.11以降、精力的に全国各地を回られている。

「ただちに・・はない」は急性障害が起きないという意味で、晩発性障害は発生する。ここまでが最小限無害などという閾値(しきいち)はない。安全な被曝などはない、とはっきり事実を包み隠さず話す小出先生。「起きてしまった過去は変えられないが、未来は変えられる」とも。

脱原発のプラカードに「小出GJ」の文字・・=写真。

Good Jobは、良い仕事、結構なこと、お疲れ様の意味です。ほんとうに小出先生これからもがんばってください。G J !!

 

原発のウソ (扶桑社新書)
京大助教 小出裕章著
扶桑社新書
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夢見つづける『星守る犬』

2011年06月22日 | 映画・芸能

癒し系ワンちゃん映画『星守る犬』を見てきました。

以前、たわいのないブサかわ犬『わさお』を見たのは、ちょうど大震災前(当広場3/10記述)。同じ観客席に座ってみたが精神状態があの時とまるで異なる。
いつものポップコーンから手持ちは放射線量計に変わった。線量計をちらっとのぞくと、密閉した館内はこの近辺では初めて見る低い良数値。

0.04μSv/h

さて、映画の方は意外に一睡もしなかった。ちなみに『わさお』は2回眠るzzz
『星守る犬』には『わさお』とは、ちがった社会性が垣間見られた。
画面に映し出された新聞の見出しには「小泉自民党 圧勝」「リーマン 不況」の文字。
格差拡大の世相は、おとうさん(西田敏行)のリストラ、熟年離婚に投影されている。ただユーモラスな俳優の起用で、それほど深刻な感じで描かれてはいないのだが。

『星守る犬』の意味は、「犬がもの欲しそうに手に届かない星を見続けている姿から、望みどうりにならないものを求める人」のことを指すそうだ。人は誰でも生きている限り星を守る人、とか。

大きな夢はもたない堅実な読書家の市役所福祉課勤務の青年(玉山鉄二)と、対照的に夢は大きな少女(川島海荷)の二人旅・・
孤独なおとうさんに最期まで連れ添う大型の忠犬のハッピー・・
舞台は北海道、東北、東京。三陸のロケは震災前だった・・

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アヒル歩き菅政権の“再生可能”Z策

2011年06月18日 | 経済
 菅内閣はレイムダック(足の不自由なアヒル)の影響力のない末期的な政権に誰の目にもみえる。
鳩山内閣から引き継ぎ以降、まったくヒットが無い。監督のサインミス、選手のエラー続出でコールドゲームになりそうな時に、思いもよらぬ暴風雨で試合がしばし中断になっているような状態だ。ただこのような弱体内閣でも、最後の最後でワンヒット、ワン得点が出そうな気配がある。
 
それは新エネルギー、再生可能エネルギーの普及を狙った「全量固定価格買い取り制度」(FIT、Feed-in Law)法案の成立だ。同制度は価格競争力が十分でない太陽光、風力、バイオマスなどの自然エネルギーを電力会社が買い取ることで大量普及と生産流通コストを引き下げを促す法案。しかしこれには東京電力などの電力各社や日本経団連、野党・自民党が「高コスト」を理由に反発。しかし原子力と言えども化石燃料は必要で総コストはかなりかかることが明らかになってきた。それだけに脱原発には欠かせない重要な法案になる。せめてこの法案を菅総理の任期中に成立できたなら失意の有権者から見直されよう。少なくとも有終の美は飾れるかもしれない。
 
FIT法案は早期成立を、そして一方、反対に早期廃案に追い込まなくてはならないのが電源三法だ。電源開発促進税法、特別会計に関する法律(旧電源開発促進対策特別会計法)発電用施設周辺地域整備法の三つ。この悪法が原発増設の軍資金となり、地域に対して補助金をばらまき、この地震列島に原発を乱立させてきた。この三法を、即廃止し「餌」を絶たない限り、原発は「生き」続ける。
 
もしこれらを、菅政権が最後の力を振り絞って成し遂げることができたなら、この弱り切った政権自体のエネルギー再生可能(起死回生)への道になることも・・。
 
深刻化する原発災害下の今、子どもをもつ親たちの気持ちになるなら、一刻の猶予もない。
 
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ねつ造の前福島県知事汚職事件

2011年06月16日 | 研究・書籍

佐藤栄佐久(前福島県知事)著『知事抹殺』を読み溜息が出た。フゥー。

佐藤栄佐久氏は元首相の故佐藤栄作と名前の発音が同じ。覚えられやすいようで他県のものにとっては佐藤栄作のイメージが邪魔をして、氏名からの印象は薄かったように思う。元々は自民党出身で参議を経て知事になる。原発政策でも容認推進の人であった。この人がなぜ?

読んでいてこの人、佐藤栄佐久の主張、意見はごく真っ当であると思った。実弟の会社がやり玉に挙がった「汚職事件」には関与していないであろうし、この事件自体フレームアップされたもののように思えてならない。

検事が取り調べの中で、なぜプルサーマルに反対なのかと尋ねる場面があるがその答えに氏の考えが要約されている。「プルサーマルに反対ではなく、計画に一番最初に賛成した知事は私。ただMOX燃料のデータ改ざん、福島第一原発の点検トラブル隠ぺいを受けて安全管理上、県も研究会を発足させ(1)県民理解(2)長期計画(3)MOX燃料の安全性(4)被曝防止の4条件を設定したが、国の反応はなかった・・」と。

国家の逆鱗に触れた不当逮捕の背景としては、(1)東電・原発の次からつぎと露呈される不祥事には厳しい態度で臨む(2)大型店規制では経産省とも対立(3)地方分権の大原則から道州制反対、などが推測される。

虚偽自白してしまったのは、自殺2名、県民支持者への迷惑、自分を支えてくれた同志達への道義的責任から、もうこれ以上犠牲者を出したくない気持ちからだった。これは十分に同情に値するものだ。

「佐藤優は『国家と罠』で、国策捜査は・・早く「罪」を認めれば再出発できると注釈がついたが、私(佐藤栄佐久)の場合、支持基盤も、(弟の会社は廃業)すべてすりつぶされた」。

本書『知事抹殺』はすべての福島県の有権者には一度、目を通していただきたい。そして佐藤栄佐久の名誉回復と、できればもう一度、福島県知事に返り咲いていただきたいと願ってやまない。

参考動画佐藤栄佐久(前福島県知事)記者会見

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件
佐藤栄佐久著(前福島県知事)
平凡社

 

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RT@アトミック 声をあげろ!(脱原発へ)

2011年06月14日 | 原発震災・原発問題

政府・マスコミは、未だに同心円状に広がる図を使って、限られた地域の事故のように扱っています。
この3ヵ月間、雨風に晒された放射性物質は何処に消えたのでしょうか?
地中か?海か?はたまた、拡散したのか?


この度、民間の力で汚染地マップが作られることは大きな意義があり、調査される木村さん始め、スタッフの皆さんに感謝と敬意をはらいます。
同じことを、霞が関にお勤めの公僕の方々に強要するわけにはいきませんが、あなた方の代わりに、民間で採取されたデータなのですから、後年、放射能災害に遭われた方々の健康被害における因果関係を立証するものとして是非、役立てて欲しいです。
出来ることならば、健康被害などなく、皆さんが元気で故郷に戻られることを願ってやみません。
政府が本当のことを言わないのであれば、民間の力で真実を伝えなければなりません。その代表であるマスコミが、すでに破綻した原子力産業からのスポンサー料を毅然と断り、週刊誌にしか書けない真相をもっと、放映すべきです。昨日の反原発デモ報道には、依然として電力会社に遠慮した姿勢が見られました。国策だからと言って是とする態度は、この国をかつての暗黒時代に逆戻りさせることになります。


私は特定の政党、主義に属する者ではなく、家族が一つ屋根の下で、つましい食事が出来ることに人間としての幸せを感じる、愛国者です。
どうか皆さん、声をあげてください!

「政党助成金とムダ金を被災地に回せ!全原発を止めろ!」

 

【写真】6.11「100万人全国デモ」(新宿)

---------------(以上、アトミックさんのコメントRT)

きょうは、自宅周辺の放射線を測定しました。昼時12:00~13:00

大泉町坂田 自宅雨とい下 0.32=写真(ちなみに同じ雨とい下でも福島市内の中学校では45.10)。自宅室内0.09 坂田第二公園地面、滑り台、ブランコとも0.10 大泉町志部公園地面0.10 (単位μSv/h) 

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放射線汚染を追う木村真三さん

2011年06月12日 | 原発震災・原発問題

好評だったNHK  ETV特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図~原発事故から2ヶ月」で冒頭に紹介されたのが放射線衛生学の専門家、木村真三さん(43歳、理学博士)=写真=(福島の土壌汚染を調査中)。

木村さんは、理化研究所員だった岡野眞治さん(84歳)が自作した放射線測定器で福島原発周辺地域3000キロの道のりをくまなく測定。懸念されていたプルトニウムがやはり検出され、その模様は同番組の続編で放送された。

番組は、もちろんのこと私は「木村真三さん」にも興味をもった。自宅のベランダで放射線を測定する木村さんは独立法人の研究所員だった。これまでチェルノブイリにも出かけて熱心に被曝研究をされてきた。厚労省系の労働安全総合研究所に移っても自発的に研究をつづけていたが、なんと職場の上司から自主研究は控えるように諌められた。「研究がフィードバックできない窮屈さを感じた」と木村さん、結局退職した。これだけ聞いてもなんとも情けない今の事なかれ主義蔓延の研究機関の様子が感じられる。木村さんは放射線被害に無関心ではいられない。自身、3歳半の子をもつ父親でもある。それにしても40代で職を離れるというのは、たいへんなご苦労があったと思う。立派です。

木村真三さんがチェルノブイリ原発調査の中で、ナロージチ地区という郡部の汚染を調べた様子が、ETV特集続編で報じられた。その地区の小さな集落バザール村では、汚染は一軒一軒バラツキがあることが確認された=写真。

日本でも今、そしてこれから、どこにホットスポット(高汚染地点)が出来るか心配されている。きょうも木村さんはどこかで、測定されていることでしょう。

 

いち早く脱原発を決定したドイツ。同国の交通建設都市開発省系天気予報サービスでは、日本の状況をしっかりウォッチしている天気予報サービス(LOOP)

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RT@アトミック 『巧妙なトリック』

2011年06月11日 | 原発震災・原発問題
ツイッターには、興味をもった他の人のつぶやき(発言)を自分のツイッターの流れに引用することがあります。Re Tweet(リツィート)。しかしブログにはこのような方法は、とられていません。賛意をトラックバックのかたちで連結する方法はありますが、トラックバックはどのブログでも低調です。

当ブログ5/20「隠される原子力・核の真実」でアトミックさんからコメントをいただきました。共感できる内容ですので以下、ブログとしては異例の全文リツィートさせていただきます。

いまだ原発推進を断念していない電力会社は、この夏、「原発なき電力危機」を演出しようと再び“計画停電”を画策しています。これも「巧妙なトリック」と思います。

 

巧妙なトリック (アトミック) 2011-06-09

原子炉製造メーカーでもあり、「推進誘導システム」という何だか訳の分からない名称でミサイル製造に勤しむ三菱が、エコという名のもとに電気自動車を売り込むのは、有り余る電気を消費させたいからだと聞いたことがあります。夜間電力を安く、オール電化を進めるのは、出力調整が安易に出来ない原発があることで電気が有り余ってしまうためです。夏場の電力需要に対応するために原発は必要だと、我々は思い込みがちですが実はここに電力会社の巧妙なトリックが隠されています。

今回の福島のような事故がなければ、需要期である夏場には定期点検と称して、火力発電所を停止して原発の稼動率をあげることをしてきました。発電効率が火力よりも劣る原発をフル稼働させることで、放射性廃棄物を大量に生み出し、それを六ヶ所村に押しつけているのです。そんなに、放射性廃棄物を集めて何をするのでしょうか?核ミサイルを製造するのでしょうか?すでに原子力産業は破綻しています。福島のあの惨状を目のあたりにしてもなお、従来のエネルギー政策にこだわる国の狂気は、世界の笑い者です。(フランスも同様)

参考意見原発を止めても電力は足りる(小出裕章氏)

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『原発を拒んだ町』に学ぶ

2011年06月10日 | 研究・書籍

明日で大震災・原発事故から3カ月。この間、親族を始め私は会う人ごとになるべく「原発問題」の話題を投げかけてきた。大まかな傾向として、シニア世代より40歳未満の若い世代、また男性よりも女性たちの方が原子力に対しての危機感を持ち脱原発の志向が強いと感じた。

全国で初めて原発の住民投票を実施した新潟県巻町。「原発誘致ノー」を選択した巻町の運動を推進したのは、40代を中心とした若い母親たちであった。当初町議会の構成は22議席中、推進派16人であったものを、住民投票制定派(反対派)が12議席を獲得し逆転。うち上位3者が女性新人で占められたという。

前町長の変心、反対派のなかでの動揺で2議員が鞍替え(裏切り)、そして町長リコールなど、すさまじい町内を二分した闘いが繰り広げられた。漁業組合は東北電力からの漁業補償金約27億円で黙ってしまった中、さいごまで子どもたちの健康、緑を守ろうと願った広範囲な主婦をはじめとした看護師、保育士さんらの活躍が原発を追いやった。

1996.8.4 投開票 

反対12,478票(61%) 賛成7,904票(39%)

巻町は2004年に新潟市と合併したが、この時も住民投票を実施している。

「巻町のたたかい」は全国の地方自治体に多くの教訓を残している。住民の民意を問う、この原点を為政者は決して忘れてはならないと思う。

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原発を拒んだ町―巻町の民意を追う
新潟日報報道部
岩波書店
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梅棹忠夫のアマチュア思想家宣言 

2011年06月08日 | 原発震災・原発問題

東日本大震災の惨状を前にして、信頼していた文明がなぜにこうももろく崩れ去ってしまうものなのか。。

早い時期から文明の未来は、必ずしも明るいものではないと予言した人物がいた。それが梅棹忠夫(1920-2010)=写真。NHK ETV特集で、文明学者、民俗学者の梅棹忠夫が紹介された。

生前「原発や放射能はあきまへんな。(核の)ゴミ問題が解決できない」と言い、電力会社幹部との対談でも、安全性に絶大な自信を持つ相手に梅棹は「民俗学の立場からは、ヒトというのは何をするかわからん生き物。安全も時として裏切ることが起きる」と、語っていた。

知的好奇心、科学への探究心は人間の業(ごう)。それは欲望のようにコントロールが効かない。それだけにコントロールをしなければならない。「理性VS英知」としてとらえると、理性的なものとしては、官僚機構、企業、制度と装置などいわゆるプロ(職業)。対して英知的なものは、震災地でのボランティア活動にみられるような非営利的な情念、市民、アマチュアの力。暗黒の彼方に光明を見出すとしたらそれは、アマチュア思想家たちによる英知・・

私が梅棹忠夫を知ったのは、1995年ごろパソコン通信「ニフティサーブ」の「知的生産の技術」フォーラムに参加したことがきっかけ。同フォーラムのシスオペ(管理人)が、同じ会社仲間だったこともあり、その中で氏の著書やIT道具の選定、能率的な整理などに触れた。

梅棹忠夫は先の大戦で廃墟になった戦災地を見て、「これでしがらみがとれた。これから日本は発展する」と楽観的だったという。おそらく今の日本の状況を知って氏は科学も政治もプロ(理性)にまかせるのでなく、非営利的なアマチュア=市民的なもの(英知)に期待を寄せられるのではないだろうか。そのような気がしてならない。

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反原発入門アニメ「源八おじさんとタマ」

2011年06月06日 | 原発震災・原発問題

源八おじさんとタマ001(原発なくても電気は大丈夫)

 

わかりやすいアニメです。

原発のウソをしっかり見抜いているお利口な猫、タマ。

5つのシリーズ、どれも2分前後ですから短く見やすい。

ぜひ、ご覧ください。

3月福島原発事故以前の制作であることも付け加えておきます。

源八おじさんとタマ002(原発は海を大量に過熱している)

源八おじさんとタマ003(核のゴミを捨てるのはやめよう)

源八おじさんとタマ004(原発が活断層の上に立っている)

源八おじさんとタマ005(津波の脅威に電力会社は甘い)

 

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スマートグリッドでエネ新運用

2011年06月05日 | IT関連

早起きは三文の徳。

土曜の5時(TBSラジオ)『麻木久仁子のニッポン政策研究所』で「スマートグリッド」が取り上げられていた。ゲストは高橋洋氏(富士通総研、森内閣時のIT担当主幹)

スマートグリッド(Smart Grid)とはITを活用して電力の需給の効率をめざす電力網。つまり電力を賢く(スマート)につかいましょう、という意味だ。

一般の商品と違って電気代は、価格が表示されていない。スーパーでじゃぶじゃぶ買物をしてレジではお金を出さず、いくら使ったかもわからず1カ月後に請求書を見て「ああ、こんなに使用したのか」というのが今のシステム。夏場ピーク時の電力に注意しろといわれても情報が与えられていないので節電の本当の意味さえよくわからない。

スマートグリッドの方法として、スマートメーターの普及が挙げられる。電力の使用状況が確かめられる=可視化することができれば、節電、省エネ、コスト削減が急速に進む。また自分の家のソーラーが、天候がわるく電力が弱くとも、晴れている地域に住む十分電力のある他の家から融通してもらうことも可能になる。

すでにスマートメーターは欧州では普及していて、イタリア、スウェーデンでは全家庭に設置されているという。電力源(会社)も選べるようになっている。

こうしてみると日本の電気をめぐる状況は遅れていた。電力会社の寡占状態で固定化され、その経営は無謀な原子力開発で明らかのように強権的な国策下で推し進められてきた。いまこそ柔軟な賢い(スマート)エネルギー政策の見直しが求められる。「スマートグリッド」の技術に期待したい。

山路徹をめぐって大桃美代子との不倫騒動で一時消えかかった麻木久仁子だが、彼女の歯切れのよさ、論点把握のよさは捨てがたい。これからもがんばってほしいと思う。

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「創エネ」の渡良瀬通信6月号

2011年06月04日 | 研究・書籍

発売中の渡良瀬川沿川の生活文化情報誌、広域タウン誌『渡良瀬通信』の6月号、読み応えがありました。

緊急インタビューでは、足利工業大学の牛山泉学長が登場。「どうする?これからの日本のエネルギー 原発のない社会は可能か?」。自然エネルギーの研究では、さきがけの足利工大。ここ最近、学長ご自身もマスコミの注目を集めておられる様子。「でも誤解されては困るんですが、私はもともと反原発ではなくて、原発以外に安心・安全なものがあるなら原発を使わなくてもいい。つまり<脱原発>をすすめたいーと言いたいので」と。言葉を慎重に選びながらも目指すところは、太陽光発電や風力、バイオマスなど「再生可能エネルギー」なのだ。本当のコストは原子力が一番高価。それにリスクの面では、原発と自然エネルギーとでは比較にならない(ほど軍配は自然エネルギー)と50年先のエネルギー環境を語られる。

足利工大=写真=は、エネルギー教育の拠点校に選ばれ大学構内に「風と光の広場」と自然エネルギーミニ博物館が設置されいる。身近にこのような「創エネルギー」の学府が有ることは、地元の人間としてしっかり知り誇りにしたいものです。

野村幸男編集長による後記「たんたん」も良かった。当ブログ5月10日でも取り上げた群馬県生まれの反原発学者、高木仁三郎氏に言及。16年前に原発への警告を発していた「最後のメッセージ」を読みなおそう。そして大震災以降、日本広告機構(AC)の「がんばろう日本」からさらに進んで、日本国民全体が感じ入ることのできる「見つめなおそう、日本」を提起、なんとも格調のあるコラムでした。

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『原発事故残留汚染の危険性』

2011年06月03日 | 研究・書籍

残留放射線・・今度の福島原発事故で日本人にとっての大きな厄災は、どんなに汚染されても日本国土に住み続けなければならないということ。残留放射線は30年間その土地に残る。子どもたちへの影響は如何ほどか、専門家の言う「安全だ」はあてにできない、食品の残留汚染はどれだけあるか、今後東京やそれぞれの地域は安全なのか・・。興味ある見出しが並びますが、限られた誌面に明確な答えは少ない。

武田邦彦著『原発事故残留汚染の危険性』を読みました。

著者=写真=は自ら「私は原子力推進派」その中でも「安全な」推進派。もし「不安全」となれば反対派、という異端児。これまで私は武田氏の本は読んでいなかった。最近「武田邦彦」の見方をすすめてくれたのは2人。いずれもお子さんをお持ちのお母さんでした。著者は、福島の原発事故は、これまで原子力が日本社会に貢献してきたことをすべて覆すくらい大きなことと反省している。また知りえたデータはすべて公表し歯に着せず評論する。それに陽性な人柄、そうしたところが女性ファンが多いゆえんかもしれない。

原子力用語も著者流にやさしく説明している。

たとえば「放射線」「放射能」「放射性物質」はすべて⇒「放射線」でよい。

「核反応」「核分裂」「臨界」「核爆発」はすべて⇒「核爆発」でよい。

多くの人が専門家ではないので、簡単明瞭に理解をすることだという著者の考えにはうなずける。

【武田邦彦】1943年東京生。東大卒、工博。旭化成入社、同社ウラン濃縮研究所長。現在中部大学教授

参考動画サイト衆議院参考人陳述(武田邦彦)

原発事故 残留汚染の危険性
武田邦彦著
朝日新聞出版
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