ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

新コロはインフォデミック!?

2020年06月29日 | 新型コロナウイルス問題
「マスク警察」なる人たちが現れている。マスクを着用していない人をきびしく注意したり指弾する人たちだ。マスクをしないでジョギングをしている人に罵声、電車にマスクしないで乗車した人に対して非常警報器まで押して非難するヒステリックな行動。

同調圧力のせいもあってか暑い日でも、赤い顔でマスクをして徒歩通学する児童生徒たち、剣道部も面の下にマスクしてエイ、ヤー!

中国で1500メートル競走中にマスクをして中学生が亡くなった事件がありましたが、いずれ同じような犠牲がこの国でも起こるのではないか心配です。マスク着用基準はもっと緩和しないと。。

漫画家の小林よしのり(よしりん)が「新コロは『日本では』パンデミックではなく『インフォデミック』(情報の急拡散)である」とキッパリ。

週刊エコノミスト2020年6月16日号の「闘論席」で同氏は、「そもそも新コロ(新型コロナウイルス)は、日本ではそんなに恐れるほどのウイルスではなかったのだ」とし、「毎年、インフルエンザは約1000万人に感染し、直接死で約3000人、関連死を合わせると約1万人の死者を出していると言われており、例年に比べて流行しなかったとされる今シーズンでも、ピーク時には毎週500人のペースで死者を出していた」そういえば、新型コロナウイルスの死者は今日6月29日現在も千人に達していない。

なぜインフルエンザにも注目しないのか

さらに、よしりんは「ワクチンや治療薬があってもインフルは毎年圧倒的な猛威を振るっており、新コロで緊急事態宣言を出すくらいなら、インフルでも毎年緊急事態宣言を出さなければならないはずだ。マスコミが注目しないから誰も気に留めないだけなのだ」と。

よしりんは、新コロはパンデミックではなくインフォデミック(情報の急拡散)で、日本で死亡数が少ない原因は、日本人の清潔感と自然免疫力の強靭さにあると見る。インフルに用心して手洗いを頻繁にすることで新コロも撃退できる。新コロの実効再生産数を世界標準で考えてはならない。指定感染症から外して、インフルと同様に
一般の医療機関で診療を受けられるようにさえすれば、2波がきても医療崩壊の心配はなくなる、と言う。

よしりんの言うように現状を冷静に把握したいと思う。世の中全体が悲観的になり過ぎているように感じるだけに、よしりん流の、いわば良い意味での楽観論にはホッとさせられます。


 


「できれば濡れたくないけど、どうぞ降ってよ、雨よ」とガガの新曲Rain On Me、こちらのカバーの方が気に入っています♪




Lady Gaga, Ariana Grande - Rain On Me (Bianca & Red Cover)
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どう見る1968年香港カゼとの比

2020年06月23日 | 新型コロナウイルス問題
現在の新型コロナウイルスの死者数全国で974人。

ところで1968-1969年の「香港カゼ」では日本では14万人が感染し約2000人が命を奪われたという。今、COVID-19新型コロナウイルスでの日本の感染者は1万8千人、死者は繰り返しますが974人。

その頃の社会の暗い難題と言えばベトナム戦争でした。連日、北爆(アメリカによる北ベトナム爆撃)で、どこどこの町や村で何人の犠牲者が出たという報道がなされていた。今の感染者数のリアル報道のように。

一方で「70年安保」を目前に控え激しさを増す(高校生も含めた)全国学園闘争が展開され、それに対しての「大学立法」の是非が問われていた。昨今の、のんきな「9月入学」の賛否の話どころではない緊迫したものでした。そんな中、三億円強奪事件、アポロの月面着陸や美濃部亮吉都知事の誕生で東京が革新自治体に成るなどのニュースで湧きました。しかしなぜか、香港カゼで多くの人が亡くなっていたという報道の記憶がありません。

相撲もプロ野球、高校野球もガンガン行われていました。ちなみに夏の甲子園優勝校は1968年興國高(大阪)1969年が松山商(愛媛)でした。
話しが逸れましたが、2020年の現在進行形のこのコロナ大騒動と、1968-1969年に流行った香港カゼに対しての世間の静かな受け取り方のギャップは一体何なのか、不思議でなりません・・。

時代が落ち着き大きな話題がなく、ニュースの比重が変わったのでしょうか。
あの頃が感染症に対して鈍感で騒がな過ぎだったとでも言うのでしょうか、それとも今が異常に騒ぎ過ぎなのでしょうか。今や同調圧力の象徴にでもなってしまったかのような夏場のマスクを一度外して、静かに冷静に考えを整理してみたいと思います。



プロコルハルム の『青い影』、レコードが擦り切れるほど聴きました。 1968年の頃のヒットナンバーです。香港カゼの記憶は無くもこの曲の旋律は今も鮮明です♪



Procol Harum – A Whiter Shade of Pale & Kaleidoscope, 1968
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人災のウイルス騒動を振り返る(前半戦)

2020年06月14日 | 新型コロナウイルス問題
今週からは小中学校も通常登校になり、COVID-19新型コロナ騒動も第一ラウンドは、ひとまず終了を迎えたように思えます。
さて自軍コーナーに戻りマスクをはずして振り返ってみましょう。

当初から私は、311の原発震災ほどの危機感はありませんでした。放射能とウイルス、どちらも目に見えないやっかいな物ではありますが、ウイルスの方は一過性で、その対処には時間を要せば治療薬も現れ希望が見いだせます。そこは制御不能で半永久的な汚染で自然や生物を破壊する放射能とは異なるからです。

それにしてもトイレットペーパーやマスクがあっと言う間に無くなるなど、すごい状況が作り出されましたね。トイレットペーパーはテレビ局の放送がきっかけのようです。しかしそれに踊らされる国民のレベルも低い。

ダイヤモンドプリンス号への対処、中国武漢発のウイルスなのに習近平来日に忖度した政府首脳の態度、忖度という面ではWHOもひどかった。
五輪開催を至上に考えたことによる日本政府、東京都が後手後手の対応だったことを忘れてはなりません。現場無視した粗削りな全国一斉の休校要請。一方、PCR検査は一向に進まない。
政府も国民も科学的に事態を考え行動することを怠った。政府はハッタリ、国民は盲動・付和雷同と情けない状態になった。

騒ぎ過ぎたマスコミも反省してもらいたい。死者数でなく感染者数を連日実況中継で報道し、不安を増長させた。退院者数に焦点を当てていない。

インフルエンザと同じように第2波は秋以降であろうと思います。夏場はマスクや顔ガード、ビニールカーテン等は一旦外してもよいのではありませんか。そうでないと熱中症など、ほかの病気を併発して倒れてしまうように思います。

今回のさまざまな出来事は、新型コロナウイルスが原因ではない。あきらかに人災」(編集部/小林大介氏のことば『新型コロナ感染爆発と隠された中国の罪』宝島社より)



 
 
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COVID-19の正式呼称で

2020年06月08日 | 新型コロナウイルス問題
今回のコロナ騒動では「コロナ」の名がつく企業は大いに迷惑を被っているのではないかと思います。コロナ自体は王冠を意味する立派な言葉。これまでも社名や商品名にも使われています。それがこのウイルス禍騒乱で良くないイメージの代名詞のようになってしまっています。

そんな中、皇室関係の記事で、秋篠宮ご一家が不足する医療用ガウンを作って病院に寄贈されたことが紹介されていた。(週刊女性2020/6/16号)=動画参照

コロナに対するご関心の高さは同ご一家の知識とご配慮からもうかがえたという。応対した病院の広報担当者が「私たちが新型コロナウイルスと口にしても両陛下は必ず『COVID(コビッド)-19』という正式名称を使われていたことです。これはWHOが示した名称で、両陛下は“コロナ”という言葉が含まれた固有名詞なへの風評被害を抑えるために配慮されていたのです」と述べ感激していた。

最近、ちまたでは新型コロナウイルスを短縮して「新コロ」「コロ助」といった言葉も聞かれます。舌を噛むようでにわかに普及はしていませんが、『COVID(コビッド)-19』という正式名称を使うということは公の場では、求められることかもしれませんね。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔



秋篠宮ご一家が医療用ガウン寄付 ポリ袋で手作り(20/06/03)
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「てんしき」とは何じゃい

2020年06月02日 | 教育・文化
「コロナ禍の今、マスクの有無にかかわらず人前でのくしゃみ、鼻をかむことはマナー違反で、てんしき同様に恥ずかしいことではないですか?」と新聞「人生案内」欄での問い(2020/6/2読売)。

答えはもちろんマナー違反と回答者。


ところで「てんしき」という言葉が出てきました。落語の中にも出てくる言葉ですが「おなら」「屁」のことです。私も改めて辞書を引き直しました。漢字で書くと「転失気」。
世の中、分かったようで分からないことがたくさんあります。落語に出てくる小僧さんではありませんが、分かったような顔をしている御仁の鼻を明かしてやりたい気持ち、よく分かりますね。



【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔


超入門!落語 THE MOVIE 『転失気(てんしき)』
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