ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

明日も戦い抜くマンモスくん

2015年02月27日 | 音楽

子供ばんどの「マンモスの唄」を聴き元気が出ました。

ヘリコプターが飛んでる狭い東京の空
放射能が漏れてる 真実が埋もれてく~♪

少年バンドでスタートした「子供ばんど」も、今やメンバーはみな五十路の大人たちに。
しかし純真な子供のこころは失わない。

想定外の展開 予測不能な未来
消滅しかけた情熱 縮み上がった勇気

リーダーでボーカルのうじきつよしのハートには真の意味での「積極的平和主義」を感じる。彼の父親は陸軍士官学校出身の職業軍人だった。敗戦後、B級戦犯として仏印(ベトナム)ー巣鴨プリズンに5年服役。その後自衛隊への誘いもあったが断ったという。

お先真っ暗だけど 明日も戦い抜くんだ
智恵を絞れ 振り絞れ 輝く光を取り戻せ

子供ばんどの曲の歌詞には、長いものには巻かれたくない、最後の最後まであきらめない抵抗の魂が時々聴こえてきます。

だってオレはマ、マ、マンモス!だから

 

写真:田口大輔 木工:矢嶋秀一

子供ばんど・ マンモスの唄 黒画面の上部をクリックしてYouTubeに飛びます

マンモスの唄
子供ばんど
Mastard Records
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洋友会事務所が移転

2015年02月25日 | 地域・一般

きょう発行の『おーろら通信』(三洋電機洋友会群馬地区機関紙)によりますと、洋友会事務所が3月から大泉町仙石のC地区に移転になるとのこと。いよいよ三洋電機の関東体育館と同トレーニングセンターが姿を消すようです。

国敗れて戦友会残る・・。
会社も同じことなのかな。


写真は三洋電機健保組合関東体育館入口付近。

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映画『サンゴーヨン☆サッカー』

2015年02月23日 | 映画・芸能

大泉町発多文化共生まち映画『サンゴーヨン☆サッカー』をみました。
「あの空は繋がっている、どこか知らない遠い国と」

サッカーイベントの「サンゴーヨン」は国道354号からの命名でしょうが、一瞬「サンヨー」と読めてしまいました。古き三洋オールドファンのサガでしょうか(笑)

大泉町を舞台に、ブラジルと日本をつなぐホームドラマ。地元がここまでたっぷり描かれた映画を見るのは住民としては嬉しいことです。

先着1500名への「354サッカー缶バッチ」もしっかりいただきました。
ポルトガル語の字幕スーパーがめずらしくて、つい目がそちらに向いてしまう。

sim(スィン)=英語のyes、はい。Japao(ジャパォン)=日本。頑張れはGanbareでした。
なんだかポルトガル語に興味を持ってしまった。

大泉町とブラジル、ラグビーとサッカー。共生、協働の街のようすが良く描かれていました。

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サンゴーヨン★サッカー予告篇(90秒)

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目に中に「蚊」を飼い始めました

2015年02月20日 | スポーツ・健康

何日か前の正午過ぎ、パソコンの画面に向かってキーを叩いていましたら突然、黒い物体が浮遊しているように現れてきました。これが飛蚊症か。。

これまで飛蚊症(ひぶんしょう)というのがあることは家庭の医学書で読み知識としてありました。誰が命名したのか上手いネーミングです。ふわふわとして目の動きと共に蚊のように飛び回ります。いつの日か自分も罹るかなと思っていましたがそれがとうとう現実となりました。

眼科のお医者さんの診断もやはり飛蚊症でした。
これからずっと蚊さんとお友達になったか、と楽天的に思ったりもしましたが、やはり煩わしい。特にパソコンの画面が明るいせいか蚊がうるさい。イライラします。

老化が原因のようです。しわや白髪と同じに考えるほかないようです。私の場合、ある瞬間から突然になりました。パソコンに向かっている時間が長かったのかなとも思います。根を詰めないで適度に休憩を入れた方がいいですね。パソコンの前には紫外線眼鏡を置いていますが使用していませんでした。あわててかけてみましたが、あとの祭り(笑)。ただ目を守るためには良いようなので本気で愛用を始めました。

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飛蚊症

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食糧は貴金属ハイテク品に勝る

2015年02月15日 | 経済

食糧難の時代では農家上位

終戦直後、日本は食糧難に見舞われ都会に住む人達は高価な着物や貴金属を農家に持って行き頭を深々と下げお米や野菜に換えてもらった。私も親からその体験談をよく聞かされました。戦後しばらく、お米は配給制。各家庭で米穀店に通帳を持参し買いに行っていたことを思い出します。

食糧は絶対必需品なのです。いざとなればハイテク製品や宝石以上の価値を示します。ですから非常時でも国民が他国に頼らなくても自国で生存できる「自給率の確保」は大事。国を守る自衛権と同じように、胃袋を守ることは独立国の必須条件です。そこが「食糧安保」ともいわれるゆえんでしょう。

TPPへの道は日本の食糧自給率を確実に下げます。農業離れが一層、いやもしかしたら絶望的に加速するかもしれません。TPP推進の人たちは「そのためにも農業の国際競争力を付けるのだ」と言うでしょう、農業の企業化は良いとして、もし競争力が無いからといって国内農業の淘汰を認めたらどうなるでしょう。

米国もしっかり保護政策

米国も農業はしっかり保護し下支えをしています。「強化された米国の酪農保護政策、政府が再生産を実質保証」の『全酪新報』の見出しをご参照ください=写真。農業は国家的に保護されてしかるべき産業なのです。

今回の農協改革を、そのまま「改革」とは受け取れません。全中の監査権を制限し社団法人化して準組合員のJA利用制限をすることが、果たして農業・農民の生産・生活向上、自給率の確保につながるのでしょうか。

ご参考までに、在日米国商工会議所(ACCJ)の意見書には、「JAグループは日本の農業を強化し、かつ日本の経済成長を資する形で組織改革を行うべき」として具体的な指摘がなされています。PDF資料もご覧ください⇒http://www.accj.or.jp/images/140604_JA_Kyosai_INSC_BFCM.pdf

国内農業・自給率は譲れない

俗に大人になることを「自分でご飯が食べられるようになった」とか「これで飯が食えて一人前だ」などと日本語の表現にはあります。おまんまをヨソ様(外国)にますます頼ってしまうようでは、とても一人前(独立国)とはいえないと思います。
一般に農業問題では「日本農業を守る」が革新リベラル側の主張。「農業を競争にかける」が保守陣営の見方のような流れになっています。ここでも左右のねじれを感じますね。食糧安保の重要性を顧みるならば、保守、革新問わず「自給率確保」の一点で一致団結しなければならないと思うのですが・・。

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食料自給率100%を目ざさない国に未来はない
 島崎治道(法政大 食と農研究所特任研究員)
集英社
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東京三洋製コールドチェーン事業は不滅

2015年02月14日 | 経済

『パナソニックが挑む、新"丸ごと"戦略の中身
車載、住宅に次ぐ売上高10兆円への重点分野
許斐 健太 :東洋経済 編集局記者』

冷凍冷蔵技術の応用分野として冷凍冷蔵ショーケース、スーパー&コンビに用ショーケースなどの「コールドチェーン=CC」は東京三洋電機が開発し“菊作り経営”で育て上げた自慢の事業です。

かつて松下幸之助さんがお忍びで東京三洋を訪問した後、松下電器に戻り「三洋のコールドチェーン事業はすごい!」と絶賛されたとの話が伝わっています。
今、三洋と松下が一緒の会社になり、三洋の土壌で培われた同事業が形を変えて再び開花することになるようで頼もしいニュースです。

販売会社を新設するようですが、BtoB(法人向)分野の柱として位置づけ、業務用機器の既存ルートをベースに照明や監視カメラなどパナソニックが得意とする製品群と組み合わせて売り込めばコールドチェーン事業関連を中心に「2014年度見込比で約7割増の2018年売上高3000億円目標」は十分可能なのではないでしょうか。SANYOブランドは消えても東京三洋のコールドチェーン事業が脈々と息づいていることは嬉しいことです。

【写真】大泉のCC製造工場(東洋経済OnLineから)

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NHKプロジェクトX 三洋電機創業時

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格安SIMフリーに関心高まる

2015年02月13日 | IT関連

タブレット端末に興味を持ったのが2年前。最初に購入したAD701の使い勝手には、ずいぶんと苦しめらてたもののトドメノ一発、Nexus7は難がなく優れものでした。購買時にWiFiタイプかSIMフリー版が迷った。SIMフリー対応は価格で5千円以上の開きはありました。ただし速度はまだ3G 対応。
日本通信のプリペイドでも3千円以上、通信費は安くはなかった。

2年経ち、端末本体のSIMフリー仕様こそ今も5千円~1万円以上と高めですが、高速のLTE4G対応になりSIMカードのサービス会社数も増え、料金は月額千円以下のコースから始めることができるようになっています。敷居が少し低くなりました。

こうなると一度格安SIMフリーを使ってみたい気になっています。

さて(LTE)SIMフリーの端末機としては、もう一台Nexus7で行くか、それともスマホ型の白ロム機か・・

買う前に、どうするかこうするかと、いろいろと思案し比較するのが楽しいですね。

 

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NTTが光回線の卸売りを開始

2015年02月08日 | IT関連

パソコンショップの折り込み広告で、NTTフレッツ光利用者向けにWindows8タブレットやNexus7が破格で売られています。なぜフレッツ光利用者だけの限定特典なのか不思議に思っていましたがその意味がようやく分かりました。

2月1日からNTTは光回線の卸売りを始めたのです。それに乗る協業企業は100社以上になるという。その一つが限定販売をしていたパソコンショップでもあったわけです。

昨日は、通信会社から「光回線の料金がさらに安くなるから当社を通しての契約を」と勧誘の電話セールスがありました。

これからは私のようにネット光回線はNTT、ケータイはauというユーザーが絶好の標的のようだ。ネットとスマホをauでセット利用すると毎月1410円が安くなる(「auスマートバリュー」)。これに移行したユーザーは少なくないと思われる。しかしここでNTTがdocomoと組んでセット割引を始めたらこれは最強のコンビになります。伸び悩みのNTTにとって今度の“卸売り”策で一気に失地回復か。3月からはdocomoがいよいよセット割引に入るとの動き。

私はスマホを持っていません。今の生活スタイルではガラケーで事欠かないからです。ただ家族でスマホを持ちたいものが出てくると料金対策を考えなければとかねがね思っていました。

ネットとプロバイダーだけでも料金は高い。スマホも便利ですが月々の通信費は決して安くない。私のようにネット回線、プロバイダー、ケータイと三様バラバラのユーザーは、いずれ1社に整理した方が割安になることは分かってはいるのですが・・。

再びNTTとdocomoが連携して、どのようなプランがでてくるのでしょうか。格安Win8タブレットに惑わされることはありません。今年は料金競争が活発化すると思います。じっくり今後の動きを見て決めましょう。

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赤城のワカサギさんが泣いている

2015年02月06日 | 原発震災・原発問題

赤城大沼のワカサギ8回連続規制値以下」(読売1/31)

見出しだけ読むとそれは結構なことだと思います。ワカサギの放射性セシウムが国の規制値(1キロ当100ベクレル)以下の84ベクレルだった。



それはそれは、おめでとうと言いたいところですが・・
あらっ・・??
8回も連続規制値以下だったのに、「県は引き続き推移を見るため出荷の自粛要請を継続する」ってどうして。

短い記事ですが、なんとも矛盾した内容です。
それはそうでしょう、震災前のお魚は0.24ベクレルが基準であったわけですから。ルールをいとも簡単に変え、もうすぐ4年経つのに元の規制数値に戻せない現実・・。

ワカサギさんもきっとわーけがわからないでしょう。

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aiwaのパソコンから20年

2015年02月05日 | IT関連

初めて買ったパソコンがaiwa PC-MT433 、2月の上旬今頃。もう20年も前のことです。
それは阪神淡路大震災の翌月で、被災地現場ではパソコン通信がとても役立ったという話を聞きました。ネットワークはこれからますます大切になる、特にグローバルな情報の受発信を身に着けたい、まずは念願のパソコン通信を始めることが動機でした。

当時のパソコン市場は、NECの98、MAC、DOS/V と三つ巴でした。もともとアイワは技術力があるのに企業評価が低いことで同情&好意的に見ていたことと、DOV/S陣営のアイワもデスクトップパソコンは初進出ということなので、お互いパソコン新参組だから、きっと説明も易しく親切だろうと勝手にイメージしての機種選定でした。



OS:Windows 3.1 CPU:intel486SX(33MHz)RAM:8MB HDD:256MB

スペックを見ると現在のパソコンとは隔世の感があります。
同時にパソコン通信用にモデム(aiwa PV-BFV144)も入手。その後、増設拡張ではずいぶん投資することになりました。CPUをDX-100に高速化、HDDも500MBを外付け追加。RAMも8MBをプラス。MOドライブも揃えました。この年の秋にはWindows95にアップグレード。

このパソコンは、トリニトロンのTV受信機が付いていました。ただパソコンとは何も機能的な連動はなく単にテレビがあるというだけ。CD再生の音質が良いのには満足しました。さすが音響メーカーのアイワです。左右のスピーカーが優れものだっだのでしょう。その頃流行っていた安室奈美恵 『sweet 19 blues』を良く聴きました。

aiwaのパソコンのキーをたたきながらBBS(パソ通仲間)とも知り合いになりました。aiwa機の後継は社内推奨のSANYO Winkey S750など幾多を経て現在のDellへと至っています。パソコンとお友達になって20年。こんなに長く飽きずにつき合うとは思いませんでしたね(笑)

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sweet 19 blues

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三洋電機、西小泉駅かいわい

2015年02月04日 | 研究・書籍

『会社が消えた日』
全部読んでみました。

「会社は消えても人生は終わらない。心ならず三洋電機を去った敗れざる人々の物語からそれを感じとってもらえば幸いだ」の著者の気持ちはよく表れています。

三洋、パナソニック、住友、経産省・・それぞれの大きな思惑の中でのSANYO消滅であったことがわかります。

地元民として補足しておきたい箇所がありました。本筋ではなく細かいことですが。

(1)大泉町の三洋電機を「旧三洋電機東京製作所」というのはまだ早い。企業法人格は消えていません。
(2)著者が訪れた時、「西小泉駅前はすっかりさびれ」とありますが、もともと駅前は殺風景でさびれたように見えるのは今に始まったことではありません。三洋電機が全盛だった70年代~90年代も駅前の風景は今となんら変わってはいません。
(3)「(西小泉駅から)引き込み線で、作った冷蔵庫を鉄道コンンテナでバンバン運んでいた」の証言は不正確。

これは戦時中の中島飛行機時代に敷かれた鉄道線路で、三洋時代に製品輸送で盛んに使ったなどとは聞いたことがありません。無用の長物であったことから東武鉄道は廃線にし、三洋は線路跡地を町に寄付、今は美しい緑道となっています。

貨物専門駅、新小泉駅

私が中学1年生の時、最初に大泉町仙石の農家に下宿しましたがその折り、以前住んでいた前橋の祖母宅に置き去りしてきた自転車を回送してもらいました。荷物到着の知らせを受け新小泉駅(今の町体育館付近)に取りに行く。貨車の荷物台の上に横に置かれた愛用のクリーム色の軽快自転車を見た時、まるで旧友に逢えたような感じだったのを覚えています。こんな使われ方もありましたが、引き込み線自体は軍用目的で熊谷駅まで結ぶ計画だったものが終戦でとん挫してしまったものにすぎません。三洋電機の栄枯盛衰には関係のない話です。

旧三洋社員の声が・・

細かいところはともかく、全体によくまとめられた本だと思う。
経営学で学ぶ「所有と経営の分離」が出てきました。創業家が資本家に納まらず経営者を演じつづけた、とも。会社を去った社員たちの、それぞれの生き方、奮闘には涙を誘われるものがありました。中でもハイアールに転籍した人たちがCMにキョンキョンを起用したエピソードでは目頭が熱くなってしまいました・・キョンキョンのメッセージが転職した旧三洋社員のつぶやきに聞こえます。

 

会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから
 大西康之 著
日経BP社

小泉今日子 ハイアール アクア CM 「スタート」篇

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介護職場の多くはブラックか

2015年02月03日 | 医療・福祉

製造メーカーから早期退職で介護職に転じた友人がいます。介護を志す人は概して心優しい。友人も例外でなくあたたかいハートの持ち主で、今度の職場の方がむしろ向いているかもしれないと期待をふくらましていた。しかし希望をもって就職したものの施設の厳しい労働状態に早くもびっくりしたと、今悩んでいます。

毎日新聞オピニオン欄(2015/2/2)にまったく良く似た東京都杉並区に住む菊川さんという介護職員の人の意見が載っている。「人手不足の施設の惨状にあぜん・・残業はほとんどないと言われたが実際には時間通りに帰れることはない。・・利用者の記録作成や風呂の掃除がある。夜勤の職員が、そのまま残って日勤をしていたり昼食休憩時に、カップ麺をかっ込みながら見守りをしていたりと・・人手不足→過重労働→職員が辞めていく→人手不足という負のスパイラルなのだと悟った・・」とあります。

サービス残業はたっぷり、それでいて肝心の給料が格安ではとてもやっていられない。全産業に比べ介護職は平均5万円以上低い。離職率は他産業より高い。こんなことでは「介護現場はブラック企業」といわれても言い返せないのではないかな。

わずかな国の補助金は施設で止まってしまい、現場で働く人たちに回ってこない。ピケティ先生の指摘する「格差拡大問題」は、低賃金で苦しむ職層所得の構造からもその要因になっているように思えてなりません。

 

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アサッテ君、お疲れさま

2015年02月02日 | Weblog

毎日新聞の連載4コマ漫画が1月31日で終了しました。40年間、1万3749回だった。全国紙の連載漫画では最長記録。作者は東海林さだおさん77歳。

お疲れさまでした。

アサッテ君は、「明日よりあさって」の前向きな意味の姓だったのですね。万年平社員でこちらも良く勤務しました。ご苦労さまでした。

ところで写真は右が毎日新聞1月30日の「アサッテ君」、左が2月1日からスタートの「桜田です!」。真ん中の31日、最終マンガがどうも見当たりません、どこに消えてしまったのだろう(笑)

 

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「イスラム国」が後藤さんも殺害

2015年02月01日 | 研究・書籍

ちょうど新書『イスラム国の正体』(黒井文太郎著)を読み終えたところに人質事件で拘束中のフリージャーナリスト後藤健二さん殺害のニュースが入ってきた。なんとも非道卑劣な殺人行為に強く憤りを感じる。犠牲になられた湯川さん、後藤さんの御霊に哀悼の意を表します。


ここまで野蛮な過激派集団「イスラム国」とはいったい何なのだろうか。『イスラム国の正体』を一冊読んでそのすべてが分かるものではありませんがアウトライン(大枠)程度は知ることができたかもしれない。著者の黒井文太郎氏は、奥さんがシリア人だったこともあり中東問題をより肌身で感じられたのかとも思う。とても参考になった。

本書の発行は昨年(2014年)12月。その中ですでに同年8月に湯川遥菜さんが、「イスラム国」との戦闘に遭遇し逃げ遅れ捕まったことが書かれている。後藤さんにいたっては10月から連絡がとれなくなっていた。私は今年1月20日の人質脅迫報道から関心を持ち始めましたが、すでに昨年夏から日本人が相次いで行方知れずになっていたということだった。こうした不安材料がある中での首相の1月、中東4カ国訪問であったことも今になって知るところ。

「イスラム国」(IS=Islamic State)のルーツは、どうやらイラク戦争後のスンニ派過激集団にあるようだ。著者は「イスラム国」の問題を解決するには、シリアのアサド政権の打倒も同時に視座に入れなければならないとする。長期に渡るアサド父子独裁政権下では何十万人もの人たちが犠牲になっているからだ。数の上からは「イスラム国」の犠牲者をはるかに上回るほど。しかしそのアサド政権の後ろ盾にはロシア、イランが・・。さりとて反アサド勢力といえども「イスラム国」とは敵対・・。

まことに中東情勢は複雑怪奇で理解しにくい。余りにも長きに渡る出口の見えない戦争でこじれにこじれた状況になってしまった。こうなると力でねじ伏せるやり方では、憎しみの連鎖が続くだけで問題の解決にはつながらない。

日本は中庸の立場で

今回の人質事件では、日本へ対しての要求は必ずしも身代金目当てではなかったことに注意したい。「金に行き詰ったテロリストの犯行」と解説をした一部マスコミがあったが当たっていなかった。
私たち日本は、仮に「八方美人」と言われようとも「憎しみの連鎖」をなんとしてでも断ち切る外交努力と中庸の立場を失ってはならないと思う。世界のポポロ(人々)から愛されつづける日本であるためにも。

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イスラム国の正体 (ベスト新書)
黒井 文太郎 著

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