ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

受け入れるべきはガレキでなく子どもを

2012年06月30日 | 原発震災・原発問題

邑楽郡内西邑楽3町ががれき受け入れを中止したことは、環境施設組合の管理者、副管理者の英断と高く評価したい。当初から「国の正式要請を受けてから動く」の既定方針に沿った形での結論であり胸を張っていただきたい。住民の意向も十分に加味し正しい判断であったと思う。

しかしお隣りの熊谷市や前橋市では、真の復興支援が何であるのかに、まだ気づいていないことはまことに残念でならない。

23日の大泉町役場での報告会では、女性の質問者から「ガレキでなく子どもたちの受け入れを」という意見が出ていたが、大いに検討の余地があるように感じます。

ベストは学童疎開

福島の原発高汚染地帯の子どもたちの放射線被ばく量は、とてもヒトの許容限度とされている年間1ミリシーベルト以内におさまるものではありません。健康のためには年間被ばく照射量をできるだけ少なくすることが必要です。戦時中のような学童疎開をするのが一番良いのですが、それがすぐにはかなわないなら、夏休みなどの期間を利用して、放射線量の低い地域に一時的にでも避難移動して被ばく量を減らすことです。戦時中の政府にできて今の政府にできないことはないと思うのですが・・。むずかしいことではありますが、なんとか子どもたちや若い人たちだけでも定期的に、それこそ広域的に受け入れることはできないものでしょうか。

真の復興支援の模索を

斉藤大泉町長は「今後は人や物、観光面などで復興を支援したい」(読売6/29)と話されていますが、まさに真の復興支援はその方向だと思います。何か良い方法を模索していきたいものです。

【写真】2枚とも福島の高汚染地帯の子どもたち

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邑楽郡3町、がれき受け入れ中止

2012年06月28日 | 原発震災・原発問題

環境大臣の「一定のメド」で大義消える

被災地のがれき受け入れ検討を、邑楽郡3町長が太田市記者クラブで会見し断念を表明した。NHKテレビニュースによると細野環境大臣の「岩手県のがれき処理に一定のメドがついた」の発言を受けて、受け入れ検討を始めていた大泉町外二町清掃センターは受け入れ中止を決めた。同センター代表として斉藤大泉町長は「反対する住民に説得力を失った状態。だだでさえ高いハードルはより高くなった。大臣発言でメドがついたとなれば正当性、大義が無くなった」と話す。

最終処理場の住民の不安は大きい

18日に開かれた邑楽町狸塚総合研修センターでの説明会では、狸塚が最終処理処分場に予定されているだけに、当然、ご当地の住民の人たちの不安は大きく「広域処理でなく現地処理すべき」という、まっとうな意見が強く出た。同じように大泉町役場で23日に行われた報告会でも「現地の雇用促進のためにも被災地で専門処理を」「放射能は不安、放射能に安全値はあるのか」「焼却後の灰に重大な関心を」などの広域処理に対する疑念の意見が続出した。

がれきが復興のさまたげではない

ニュースのアナウンサーが「がれきが復興の妨げになっている」と解説していたが、果たしてそうだろうか。仮置場のがれきが邪魔になって復興工事ができないという事例はひとつもありません。子供の通学路にがれきが積まれてもいない。復興が遅れているのは、がれきのせいではなく、国や県、市町村の集団移転計画のとりまとめに時間がかかっているからです。がれきの仮置き場はほとんど沿岸部にあって高台移転工事の障害にはなっていないという。

計画停電と酷似

がれき、がれきと復興遅れをがれきのせいにして、ふたをあけてみればメドはついた・・?。どことなく震災直後の原発なくして電気が足りない、足りないから計画停電だ・・、しばらくして、それもかなり早い段階でメドがついた、計画停電おしまい・・の巻き、にも似ていると思った。

太田市長に軍配

広域がれき処理では、邑楽郡3町長より太田市長に先見の明があったことは素直に認めたい。  当広場過去ログ参照=太田市長の「がれき処理」に同感

【写真】NHKテレビ「首都圏ネット」から。

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増税法案反対した“民主57士”

2012年06月26日 | 政治

国民には消費税増税だけ。社会保障改革は行方不明の民自公3党合意の衆院採決を、民主党57人の代議士が反対投票。(以下敬称略)

小沢一郎、東祥三、山岡賢次、牧義夫、鈴木克昌、樋高剛、小宮山泰子、青木愛、太田和美、 岡島一正、辻恵、階猛、松崎哲久、古賀敬章、横山北斗、相原史乃、石井章、石原洋三郎、 大谷啓、大山昌宏、岡本英子、笠原多見子、金子健一、川島智太郎、菊池長右エ門、木村剛司、京野公子、熊谷貞俊、黒田雄、菅川洋、瑞慶覧長敏、高松和夫、玉城デニー、中野渡詔子、畑浩治、萩原仁、福嶋健一郎、水野智彦、三宅雪子、村上史好、山田正彦、加藤学、中川治、橘秀徳、橋本勉、鳩山由紀夫、松野頼久、初鹿明博、川内博史、小泉俊明、平智之、中津川博郷、福田衣里子、福島伸享、小林興起、石山敬貴、熊田篤嗣。

福田衣里子の反対に一涼

私が関心をもっていたのは横光克彦、辻元清美の旧社民党系議員。そして野田総理批判だけは激しい田中眞紀子。しかしいずれも「賛成票」だった・・。

そんな中で当初の「棄権」から転じて「反対」に投じた福田衣里子はすがすがしかった。小沢ガールズの一人と言われてはいるが、私は民主党の中では、ずっと注目してきた議員の一人だ。「子供子育ての改革ができていないで増税法案に賛成はできない」が彼女の反対理由。

福田衣里子は、自身が被害者として薬害肝炎問題に向き合う中で、「悪しき政治によって命が奪われることはあるが、政治が正しく機能すれば多くの命が救える」と考えたのが政治への原点だったという。彼女にはひたむきさを感じる。蓮舫のような目立つ派手さはないが、しっかりと自分の頭で考え一つひとつ行動を選択していることが伝わってくる。

2日前の福田衣里子のブログでは・・

私は、どこのグループにも所属していませんし、これまでの不信任案や代表選などの様々な場面でも、政局で判断したことは一度たりともありません。 消費税増税は、中小零細企業、低所得者に特に厳しく、もっと慎重な対策を取らなくてはいけないはずです。 
・・悩ましいところではあります。 それに、反対する事で党が分裂、野党の思うツボという事も避けたいという思いです。どうするかについては、最終的には自分の信条で判断させていただきたいと思っています。 


そして採決後の今夜のブログでは

また、私が反対しても、賛成多数で成立してしまう。 
それなのに反対してしまうと、今後、私の所属する厚生労働委員会で、発言力が弱まるのではないか、今、必死に取り組んでいるカネミ油症などの法案も、これまで得られてきた党内の協力が得れなくなるのではないか、結果的に政治家としての役割を果たせないことになるのではないか、などといったことが心配になりました・・。

そもそも立候補した時の想いは何だったのか、マニフェストでお約束したことは何だったのか、何を期待されて国政に送り出していただいたのかについても、何度も何度も振り返りましたし、そもそも自分の信条としても、是か非かどちらかしかないだろうという思いが強くありました。 有権者の皆様にいただいた一議席ですので、様々な事情や思いが私の中であるにせよ、それでも賛成か反対かどちらかを投じなければ、せっかく投票していただいた長崎二区の皆様はじめ、日頃から応援していただいている国民の皆様の思いを国会に届けられないことになってしまい、それは本当に申し訳が立たない、国会議員としてはどうなのだろうかとの思いに至りました。 

私は政局ではなく政策を重視して、これまで活動してきましたが、社会保障、消費税増税というものすごく重大な法案でさえ、今回のような権力闘争、主導権争い、政局となってしまっていうこと自体が、とても悲しいです。こんな政治ではいけない。 

その抗議の意も込め、「反対」を投じた上で、離党だ、新党だという政局的な動きに与しないという立場でいようと思っています。 とはいえ、処分はあると思います。最悪、除名もあるかもしれません。 

どんな処分でも甘んじてうけるつもりです。もっとうまい立ち回りがあるのかもしれませんが、仮にも、国民の皆様からの大事な想いのこもった一票をいただいたことに対する私なりの姿勢です。 

政治的には、弱い立場になってしまうかもしれませんが、今後とも変わらず、努力してまいりますので、皆様、引き続き、ご理解とご支援をいただければと思います。

長い引用になってしまいましたが今、良心的な民主党議員は大いに悩み戸惑っているのではないだろうか。消費税増税以外にも、エネルギー政策、原発再稼動、TPP、基地・欠陥オスプレイ受け入れ、暗礁の拉致問題・・

課題は山積すれど福田衣里子的な国民目線を忘れない素人的な感覚、それでいて真摯なひたむきさは持ち続けてがんばらんと!と願います。

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がんばらんと! 薬害に遭って、見えてきたこと
福田衣里子 著
朝日出版社
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オトスンジャー君、次は「がれき処理」ですか

2012年06月22日 | 原発震災・原発問題

有権者代表「オトスンジャー君」へ、マギさんから以下のコメントをいただきました。(同感につきオトスンジャー君に伝言しておきます)

>次は自治体首長バージョンをお願いします (マギ)
>オトスンジャーさんにお願いです
>衆議院民主党の次は自治体の首長、知事、市町村長へも広らげて歌ってもらいたいです
>再稼動とならんでガレキ処理でも白黒つけて選び直したいです

議員の人たちが、今後将来に渡って原発(再稼働も含め)にどのようなお考えを持って政策立案、意思表示をされていくのか。同じく広域がれき処理も各自治体の首長さんたちがどのように応じられて行くのかは有権者としては決して見逃せないところです。

がれきの問題は、当初、放射能汚染の観点からのみ論じられていたように思います。その後、よくよく考え調べてみますと、この問題のおおもとは現在の政府の失政によるものと結論付けるに至りました。環境省が、広告会社大手の博報堂に任意契約で9億円を支払い「がれき助け合い」運動も復興キャンペーンの一環として依頼したことから始まっていた。このことについては環境研究家の池田こみちさんの動画サイトYouTubeでも分かり易く話されています。

がれき広域処理の本質的問題(要約版)


【池田こみち】1949年東京生。練馬区在住。聖心女子大卒。環境シンクタンク(株)環境総合研究所設立。現在、顧問。

「被災地の人を救援するために困難を乗り越えてがれき焼却に協力しよう、それを嫌うのはニンビ(※)だよ」という雰囲気は政府の広告作戦が功を奏して見事に出来上がりました。放射能についての不安は、国民だれもが等しくもっているもので放射能汚染は無いのが良いのにきまっている。今回、原発事故がなく仮に放射能の心配がなかったとしても、がれきを全国広域に分散して処理することは果たして良策だろうか。

広域でなく現地に焼却炉・雇用を増やせ

私たちは阪神淡路大震災の教訓を得ている。震災がれきのほとんどが兵庫県内で処理されました。その時、不足していた仮設焼却炉を北海道苫小牧市と山口県宇部市からも応援してもらい焼却は現地で行われました。震災で休職中の港湾施設関係者が、このがれきの分別や運搬に加わり雇用確保に大きく貢献した。この教訓から今、なすべきことは東北現地に圧倒的に不足している仮設焼却炉を設けることです。そして現地にたくさん雇用を増やすこと。このことは阪神大震災の例から政府はしっかり学ばなければなりません。

※【ニンビーNIMBY(Not In My Backyard)症候群。「私の家の近く(裏庭)にだけは迷惑施設は来ないで」という身勝手な自己中心的な人のこと。今回は、がれきを受け入れないのはニンビだ、自分勝手だ、という意味で使われている

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がれき処分を受け入れた自治体 『AERA』2011年8月8日号(現在)

【北海道】
札幌市、函館市、根室市、標茶町、幌加内町、大空町、清里町、登別市、北十勝2町環境衛生処理組合、根室北部廃棄物処理広域連合、釧路広域連合、愛別町外 3町塵芥処理組合、大雪清掃組合、北斗市、苫小牧市、石狩市、千歳市、十勝環境複合事務組合、平取町外2町衛生施設組合、日高中部衛生施設組合、室蘭市日鐵セメント株式会社

【秋田】
大館町エコシステム秋田、秋田市、にかほ市、仙北市、横手市、能代山本広域市町村圏組合、八郎湖周辺清掃事務組合、大仙美郷環境事業組合、湯沢雄勝広域市町村圏組合

【山形】
西村山広域行政事務組合、東根市外二市一町共立衛生処理組合、最上広域市町村圏事務組合、置賜広域行政事務組合、酒田地区広域行政組合

【群馬】
前橋市、桐生市、神流町、草津町、渋川地区広域市町村圏振興整備組合、吾妻東部衛生施設組合、西吾妻衛生施設組合、利根東部衛生施設組合、大泉町外二町清掃センター

【埼玉】
さいたま市、川越市、所沢市、飯能市、加須市、春日部市、狭山市、入間市、桶川市、坂戸市、川島町、蓮田市白岡町衛生組合、志木地区衛生組合、彩北広域清掃組合、秩父広域市町村圏組合、埼玉中部環境保全組合

【東京】
東京二十三区清掃一部事務組合+多摩市町村及び一部事務組合+1都3県産廃処理施設

【神奈川】
横浜市、川崎市、 横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、大和市、南足柄市、箱根町、厚木市、相模原市、小田原市、泰野市伊勢原市環境衛生組合、高座清掃施設組合、足柄東部清掃組合、足柄西部清掃組合

【富山】
高岡市、氷見市、射水市、富山地区広域圏事務組合、新川広域圏事務組合、砺波広域圏事務組合

【石川】
金沢市、輪島市、加賀市、七尾鹿島広域圏事務組合、羽咋郡市広域圏事務組合、白山石川広域事務組合

【山梨】
峡南衛生組合、甲府市、山中湖村、笛吹市

【岐阜】
大垣市、高山市、多治見市、中津川市、瑞浪市、山県市、下呂市、岐阜鳥羽衛生施設組合、可茂衛生施設利用組合、南濃衛生施設利用事務組合

【静岡】
伊東市、函南町、志太広域事務組合、牧之原市御前崎市広域施設組合、袋井市森町広域行政組合

【愛知】
蒲郡市、刈谷知立環境組合、尾三衛生組合、尾張東部衛生組合、稲沢市、北設広域事務組合、豊川市

【三重】
いなべ市、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、鳥羽市、志摩市、尾鷲市、紀北町、熊野市、伊賀南部環境衛生組合、桑名広域清掃事業組合、伊勢広域環境組合

【滋賀】
草津市、栗東市、彦根市、中部清掃組合、湖北広域行政事務センター、大津市

【京都】
亀岡市、船井郡衛生管理組合、京都市、伊根町

【大阪】
岸和田市貝塚市清掃施設組合、吹田市、高槻市、枚方市、茨木市、岬町、柏羽藤環境事業組合、泉南清掃事務組合、泉佐野市田尻町清掃施設組合、東大阪都市清 掃施設組合、箕面市、摂津市、寝屋川市、豊中市、熊取町、堺市、四條畷市交野市清掃施設組合、泉北環境整備施設組合、池田市、門真市、大阪市

【兵庫】
神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、洲本市、芦屋市、相生市、豊岡市、加古川市、宝塚市、三木市、高砂市、三田市、加西市、篠山市、養父市、丹波 市、南あわじ市、朝来市、淡路市、播磨町、佐用町、香美町、新温泉町、揖龍保健衛生施設事務組合、中播北部行政事務組合、洲本市・南あわじ市衛生事務組 合、小野加東環境施設事務組合、くれさか環境事務組合、猪名川上流広域ごみ処理施設組合

【奈良】
大和郡山市、天理市、生駒市、田原本市、南和広域衛生組合、十津川村

【和歌山】
和歌山市、御坊広域行政事務組合、岩出市、田辺市

【鳥取】
鳥取中部ふるさと広域連合、日野町江府町日南町衛生施設組合、三光株式会社境港市

【島根】
浜田地区広域行政組合、海士市、松江市

【岡山】
岡山市、倉敷市、玉野市、新見市、備前市、真庭市、岡山県西部環境整備施設組合、岡山県井原地区清掃施設組合、総社広域環境施設組合

【広島】
広島市、福山市、呉市、尾道市、大竹市、山県郡西部衛生組合、広島中央環境衛生組合、安芸地区衛生施設管理組合、庄原市、廿日市市

【山口】
岩国市、山陽小野田市、周南地区衛生施設組合

【徳島】
徳島市、北島町、中央広域環境施設組合

【香川】
高松市

【愛媛】
西条市、内山衛生事務組合、新居浜市、株式会社イージーエス・新居浜市、オオノ開發株式会社・東温市

【高知】
香南清掃組合、高吾北広域町村事務組合、四万十町、嶺北広域行政事務組合

【福岡】
宮若市外二町じん芥処理施設組合、筑紫野・小郡・基山清掃施設組合、北九州市、八女市、糸島市、甘木朝倉三井環境施設組合、うきは市

【長崎】
県央県南広域環境組合、五島市、東彼地区保健福祉組合、長崎市

【熊本】
熊本市、大牟田・荒尾清掃施設組合、天草市、山都町、天草広域連合、水俣芦北広域行政事務組合、阿蘇広域行政事務組合

【大分】
佐伯市、豊後高田市、豊後大野市、国東市、別杵速見地域広域圏事務組合

【宮崎】
都城市、延岡市、串間市、えびの市、宮崎市

【鹿児島】
伊佐北姶良環境管理組合、南薩地区衛生管理組合、大隅肝属広域事務組合、霧島市、いちき串木野市、鹿児島市

 参考 nuclear allergy: 広域瓦礫処分に関して  

参考 nuclear allergy:  絆という名の瓦礫拡散の実態

参考(再掲):地元復興に真に貢献する「がれき処理」を

参考(再掲):まどかさんのガレキ処理への疑問

 

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有権者代表オトスンジャー君が原発再稼働を撃つ

2012年06月20日 | 政治

大飯原発の再稼働が秒読みになっています。

原発容認する人たちの中からでさえ、安全確認不十分なままでの見切り発車に大きな懸念を抱かせています。1次評価のみで、2次評価の炉心損傷が起きた事態の放射能をどのように閉じ込めるかどうか、3次評価の事故が起きた場合、住民を円滑かつ安全に避難できるかどうかの態勢は整わないまま。ベントのフィルターはつけていない、また対震事務棟(免震棟)は無い状態。もし事故が起きたら福島よりお手上げになること必定。ないないずくしの中で有るのは「私の責任で」という野田首相の頼りない「安全信仰宣言」によるGOサインのみ。

この再稼働に反対(慎重)署名をした民主党議員はごく当然の意思表示と思われる。
再稼働に反対しない議員を落とすよ、とオトスンジャー君がサイトに突然現れたのも無理のない話。この歌も有権者からの反撃の一つと受け取ってほしい。


【歌詞♪】
安全神話を繰り返す
それじゃ未来は守れない

だから僕たちで選ぶんじゃ
安全な道を探すんじゃ
市民の力を見せるんじゃ

次の選挙オトスンジャー
民主も自民も再稼働を
推進するならオトスンジャー

オトスンジャーからの但し書きこの動画に登場する議員は、2012年6月13日現在、再稼働反対に署名していない民主党の衆議院議員で、その後署名をした議員も含まれています。最新情報はオトスン­ジャーのサイト等でご確認下さい。

再稼働に反対(慎重)署名した議員は、どうやら小沢・鳩山系議員が多いように思われる。オトスンジャーの画面の中には明らかに脱原発を政策として志向している議員も目に入る。

再稼働反対も脱原発ロードでは

地元(群馬3区)の柿沼正明代議士もその一人。菅直人前総理、江田前参議院議長ら70名超の議員とともに「脱原発ロードマップを考える会」を発足させ2025年原発ゼロをめざし努力されている。オトスンジャーの中に入れて良いものか悩むところではある。しかし脱原発をめざすなら、なぜ安全対策が不徹底の大飯原発の再稼働慎重署名に加わらなかったのかは疑問だ。議員内のセクト(派閥)感覚を超えて署名してほしいものだ。地球規模の大きな原発の問題は、ちっぽけな派閥次元の問題を超えるだけに。有権者としては6月中旬に再稼働反対署名した120余議員の決意は強く印象に残る。

オトスンジャー君の歌声を民主、自民、公明議員はしっかり聴き政策変更していただきたい。

【写真】 防護服で田植え、コメと野菜の試験作付け(福島県大熊町)=福島民報=本文とは直接関係がありませんがなんとも怪奇な姿です。

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「再稼働に反対しない議員はオトスンジャー!」の歌

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反国民的な汚染情報放置

2012年06月19日 | 原発震災・原発問題

SPEEDI(国産放射能緊急予測システム)の情報を国民に知らせず米軍に提供していた件は、本広場1月20日で取り上げましたが、今度は逆に米国エネルギー省が米軍機で測定した「汚染地図」を日本に提供いたのにそれを日本政府が公表しなかった。事故直後3月18日、20日の2回、在日米大使館経由で外務省に電子メールが届いていたという。同省は文科省に転送・・。

米軍の示した地図は、なんとも実態通りの正確な地図ではないか!飯館村方面の北西に広がりを伸ばした見事な情報だった。今回の情報放置の件をスクープした朝日新聞の取材に対して文科省・渡辺局次長は「すぐに公表すれば良かったと今は思うが、当時は提供データを住民避難にいかす発想がなかった」。
渡辺さん?・・この人見覚えがあります。SPEEDIの公表遅れの検証を国会で行ったとき、「米軍には情報を提供した」と、さらっと言ってのけた答弁者だ(※)。

2012年1月16日 SPEEDI情報 事故後直ちに米国には公表「 文科省 」(録画31分過ぎに米軍提供を渡辺局次長が事務的に認める)

実際に資料を提供した米軍側は、日本政府のこの失態をどう感じているだろうか。せっかく日本のSPEEDIに負けず劣らずの、それこそスピーディに貴重な“救命情報”を素早く渡したのに・・きっと米軍も口をあけていたに違いない

SPEEDI情報を片手に、そしてもう一方に米軍提供地図、両手に宝刀を持ちながら、自国の住民を大量被ばくから守れなかったこの国の官僚機構。なんとも、なんとも情けなく残念でならない。 

(※)渡辺格(わたなべいたる):文部科学省科学技術・学術政策局次長。1958年生。東北大学理学部物理学科卒業。

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太田市長の「がれき処理」に同感

2012年06月15日 | 原発震災・原発問題

フリーマガジン(生活情報誌)『Oh-ta!』5.6.7月号Vol.12=写真=のコラム欄で清水聖義太田市長が「がれき処理」について意見を述べています。

被災地、石巻市(宮城県)の惨状、とりわけ600万トンに及ぶがれきをどうするか、同市の亀山市長は頭をかかえていたという。そうした視察を踏まえて、清水市長はあえて広域処理に疑問を呈している。「国は広域処理を声高に叫んでいます。がれきを受け入れるのが当たり前で、受け入れないのは『悪玉』のような空気になりつつありますが果たしてそうでしょうか。1980年頃、産業廃棄物の不当投棄があちこちで話題になった。ひどかったのは香川県の豊島(てしま)、直島です。島ごと産廃で埋められました。対策は広域処理でなく現地処理でした。中間処理施設と溶鉱炉を現地に建設しました。2千万トンのごみを全国に分散する処理費は青天井でしょう。税金です。国の考えと違うことを言うのはへそ曲がりですかね」と太田市長。

へそ曲がりだとは少しも思いませんね。

税金を青天井に使うな

被災地の一つ、岩手県岩水町の伊達町長も同じように地元での処理を望んでおり「時間をかけて地元で片付けた方が地元に金が落ち雇用も発生する。税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるか」と清水市長とまったく同じ意見を述べている。「放射能不安の問題」を別にしても、コストの面で広域処理は高くつく。阪神大震災の現地処理単価はトン当たり2万2千円、それに比べ今回の広域処理では国の資料でも最大で7万円/トンと3倍以上になる。果ては遠路はるばる九州、沖縄までへも、なぜ・・
地元経済復興支援のためにも、被災地の要望に応え焼却炉を増設して現地処理を行うべきで、所得税や住民税等の復興増税は有効に使わなければならない。今、国の愚策が各自治体を悩ませています。

参考(再掲):まどかさんのガレキ処理への疑問

参考(再掲):地元復興に真に貢献する「がれき処理」を

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WiFiインターネットラジオ

2012年06月11日 | ラジオ・BCL

インターネットラジオを買ってみました。WIFI接続(無線LAN)環境にあれば自宅でも外出先でも世界のネットラジオ放送が聴けます。

ノートパソコンを新しく使う時のような操作で、簡単に受信できました。インターネット放送は現在1万2千局以上あり、その数はさらに増加の傾向です。あまりにも多くどの放送局をキャッチするか迷います。私はプリセットで、とりあえずピアノ曲専用の「Mumix Piano」とオールディーズばかりを流す「FM Back To The50's&60's」などを選びました。

このラジオの利点は(1)指向性に影響されない。普通のトランジスタ(IC)ラジオのような指向性はありません。タテにしてもヨコにして受信状態に変化はありません。ポケットに入れて家の中を自由に移動してもクリアな感度は一定を保ちます。(2)世界のあらゆる国の生の言語が聴くことができる。このラジオのニュース番組で初めてフィンランド語のネイティブの声を耳にしました。つづいてハンガリア語、ベンガル語、ペルシャ語、ヒンディー語・・

欠点は(1)途切れる(局にもよる)。局によっては中断することがあります。よく動画サイトを見ていて回線が混雑しているため止まってしまう、あの現象です。(2)日本のFM局の参加は少なく、主要なFM局はまだ見当たらない。日本のFM放送を指向性や感度を気にせず受信することができるかもしれないと期待していましたが、それは無理だった。

接続して「New Stations」をチェックすると新規開設の地方局が次々に加わっていることが確認できます。インターネットラジオは開局も聴取も簡単なだけにこれからますます発展するでしょう。今やインターネットラジオが「現代のBCL」(Broad Casting Listener = 国際放送愛好家)になっていると思いました。

【写真】わが家のラジオコレクションに加わった中国フルジョイン社製 Fulljoin PPS-FM 

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買収後の三洋電機に活気

2012年06月08日 | 経済

「買収後の三洋電機に活気」の小見出しが気になって『週刊ダイヤモンド』6/9号を買って熟読する。特集は「家電敗戦 失敗の本質」。

法人の三洋電機は現存中

その前に「三洋電機」という会社はもうなくなってしまったと思われている人が周囲にも意外に多いのでびっくりします。ネットやチラシなどのマップ(地図)では大泉町の中央に位置している三洋電機の表示が「パナソニック(旧三洋電機)」となったりしている。消えたのは「SANYO」のブランドです。商品名やラグビー部などの名称が「Panasonic」に変わりましたが法人格の三洋電機は現在もれっきと存在しています。

さて「買収後の三洋電機に活気」とはハイアールに100億円で吸収された「AQUA」の健在ぶりを表現したものだった。「買収されたら“奴隷”のように扱われるかと思ったら開発費も豊富になり新しいチャレンジができる」と胸をなでおろす元三洋関係者の声だという。

同誌ではハイアールのビジネス特徴を(1)徹底した品質管理とサービス重視(2)海外市場に根ざした販売戦略、ニッチ市場から狙う(3)圧倒的な製造コスト力、OEM(相手先ブランド)も引き受ける・・これってこれまでの三洋電機の経営戦略と瓜二つ?。

ハイアール社副総裁、杜鏡国氏(元ハイアール三洋エレクトリック社長49歳)は「1000件以上の特許など膨大な三洋電機の知的財産は日本に残す。日本の技術を奪うのでなく根を張りたい・・HaierとAQUAの2つのブランドで今年500億円、2015年には800億円の売り上げ目指す・・」と勝者の余裕と旺盛な意欲を話す。

「家電敗戦」?悲観することはない

ハイアール躍進もその一例だが、今後ますます中国、韓国、台湾メーカーの仕掛ける最終争奪戦に日本企業は後退を余儀なくさせられる・・そして「家電敗戦」・・とセンセーショナルな論評が同誌の内容でした。

しかしそう悲観することはないと思います。世界の不均等な発展が時代とともに底上げされ徐々に均等化していく様は世の流れ、常。これまで先を歩き、走っていたものはさらなる次の目標を打ち立て新たに「菊」を育て再び邁進する、これもまた世の習いなのでは・・。


【写真】東京三洋電機開所式の大泉町内お披露目パレード1961年(昭和36)10月24日(本文とは関係ありません)

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CM AQUA byHaier 小泉今日子起用

週刊 ダイヤモンド 2012年 6/9号 [雑誌]
家電敗戦、失敗の本質

ダイヤモンド社

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座頭市は上州人だった

2012年06月04日 | 映画・芸能

「全盲の弁護士、大胡田誠さん」に続いて、今日は全盲の任侠「座頭市」について取り上げます。1962年から映画化された『座頭市』シリーズを今、見始めています。

座頭市:「テメー達はそれでも人間か。自分の懐(ふところ)さえ温ったければ、他人の子はどうなっても、かまわねぇーっていうのかい!」

悪人共:「それがワシらの稼業だ!」

これはシリーズの『座頭市血笑旅』の中で刺客を前に啖呵を切る市のセリフ。ふとしたことから市の身代わりになって死んだ若い母親の残した赤ん坊を育てながらの旅暮らし。「テメー達はそれでも人間か。自分の懐(ふところ)さえ温ったければ、他人の子はどうなっても、かまわねぇーっていうのかい!」の言葉を聞いた時、私は思わず原発推進派・誘致派を連想してしまった。原子力マネーをたんまり懐に入れさえすれば、後々に子どもたちが放射能でどんなに苦しもうが知ったことではない、ってことに通じると思った。

忠治を尊敬していた座頭市

座頭の市さんの生まれは上州笠間となっている。「カサマ」の郷は木枯し紋次郎の三日月村と同じで架空の地名だろう。ただ原作者は市を上州(群馬)の侠客としたことは確かだ。物語の中で、国定忠治の大親分も登場する。生涯、十手は持たず悪代官(公権力)に屈しなかった忠治は、座頭市の尊敬する「任侠の師」。座頭市も忠治に負けず劣らず悪代官、悪奉行に対しても正義の剣をゆるめることはない。そこがまた痛快なのだ。

『血笑旅』では、赤子のおしめを替え、おしっこを顔に浴びながら“育児パパ”に徹する座頭市(勝新太郎)=写真。何も出ない男の乳を与える健気な剣豪座頭市の別の顔が笑いを誘う。私が中学生の頃の作品集を今、あらためて鑑賞している・・。

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全盲の弁護士、大胡田さん

2012年06月01日 | 研究・書籍

「あきらめない鍛え方」の副題がついた『全盲の僕が弁護士になった理由』を読みました。

著者、大胡田誠さんは先天性緑内障で、12歳のとき視力を失う。1977年静岡生まれ。筑波大付属盲学校から慶大(法)、同法科大学院を経て5回目で司法試験をパス。全盲の人では全国で3人目。

ITの進歩で、好きな本がスキャナーと画面読み上げで可能になったのが1997年。このころから健常者との情報格差が大幅に縮まったという。

「悪意のある差別」はめったにないが「めんどうなことには関わらないでおこう」とする遠巻きの「悪意のない差別」は今も壁になっている。

大学での授業中、ノートを点字で取る音がうるさくて迷惑との苦情があると言われ、教授から座席の移動を命じられたが、「席を移る必要はない」と教室にあちこちから声が上がった・・そして臨時クラス討論に・・詳しいことは本書お読みいただくとして、この場面は私も涙が止まらなかった。

奥さんも未熟児網膜症で目が見えない。2011年3月には長女こころちゃんを出産している。

世界70億人のうち10億人は何らかの障害があるという。日本では身障者366万人、知的障害者55万人、精神障害者323万人、公的認定だけで人口の17人に1人が障害者。

大胡田さんは、国選弁護人としてある受刑者と10回接見した。当初、心を閉ざしていたその人が全盲でがんばっている弁護士の姿をみて次第に勇気づけられ変化していく様子も感動的でした。

盲人には点字だけの司法試験の方法をパソコンや電子データでも回答できるよう「耳で受験」を法務省に申し入れたのも著者、大胡田さんだ。

世の中には孤独に打ち克ち努力を積み重ね、逆境の環境をプラスに変えて進んで行く、どこまでもあきらめない立派な人がいることを改めて知らされた。

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全盲の僕が弁護士になった理由
大胡田 誠

日経BP社

 

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