ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

ヒトはなぜ戦争をするのか・・

2016年01月23日 | 研究・書籍

禁断の核兵器を持ち、もはや行き着く先は人類消滅戦争しか残されていなにのにヒトは戦争を止められない。最終兵器=核=原発を放棄できない。

なぜなのだろう・・。

1932年・・第二次世界大戦の前夜、ナチスが勢力を急伸させていた頃。
国際連盟「League of Nations」が物理学者のアインシュタインに「人間にとって最も大事だと思われる問題をとりあげ一番意見を交換したい相手と書簡を交わしてください」と依頼した。
アインシュタインが取上げたのは「戦争」、そしてその相手は心理学者のフロイト。

今日の世界のすべての国、もちろん日本にもあてはまるテーマです。
アインシュタインもフロイトもその後、ヒトラー・ナチ政権から弾圧を受ける。

アインシュタインは、戦争の原因となる権力欲を後押しする金銭的なグループの存在を指摘する。兵器を売り大きな利益を得る武器商人・・だ。

フロイトは「権力」のむき出しの姿は「暴力」としている。戦争は自然界のルールに即していて生物学的なレベルでは当然のもので避けがたいとクールに精神分析学者らしい「分析」をしている。しかしそれは決して絶望しているのではない。知性を強め衝動をコントロールすることでとの処方を示している。

二人の哲人の書簡、すばらしいと思いました。ヒトがなにをするべきか、その処方箋は書かれています。それなのに、いまだそれ(戦争放棄)に近づけない現実が、そして自分たちが情けない思いになります。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

ヒトはなぜ戦争をするのか
アインシュタインとフロイトの往復書簡
花風社

 

悲惨な戦争 by Cherry-lane 平和と緑の会 (埼玉・北本市)

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聴き比べ ハイレゾ vs CD

2016年01月21日 | IT関連

オーディオ音源を聴き比べてみました。
ハイレゾ音源と従来のCD音源の対決。

目を閉じ集中して聴きました・・。
従来の音楽用CDが44.1キロヘルツ・16ビット。ハイレゾ(Hi-Resolution)が96キロヘルツ・24ビット以上。

ウムムム・・ハイレゾの方が重厚な感じがしますね。CD特有の高音帯気味の金属的?な感じがしなようにも・・。
が・・本当のところは、CDのクオリティも高く明確には分かりません(笑)

メタルとノーマル、聴き分けた子ども達

80年代、カセットテープの時代に新しくメタルテープが加わった時がありました。夏休みに工場見学に訪れた子どもたち(小中学生)を前にメタルとノーマルの聴き比べ実演を行いました。子ども達が両者の違いをしっかり当てたのには驚きました。若い耳はすごいなと思ったものです。実はこの時、私の耳はしっかり区別がつかず、その後ももっぱら音楽録音でもノーマルテープばかりで満足していました。

S-VHSの時も判らず

ビデオテープの分野でも従来のVHSノーマルに対してS-VHSが現れました。すでに通常のノーマルVHSの品質が向上していたこともあり特別S-VHSが人気を呼んだという記憶はありません。この違いも鈍感な私には差ほど気になりませんでした。

進化著しいミニコンポ

しかし久々にハイレゾコンポは購買欲をくすぐる音響製品だと思います。タブレットと変わらないサイズの超小型スピーカーなのに音質はとても良い。昔の家具調の大箱スピーカーアンプに匹敵、いやハイレゾはそれをはるかにしのぐスグレ物。価格も安い、3万円台。UBSメモリーに保存するハイレゾ音源が今後どのように普及して行くのか注目です。

 

パナソニック CDステレオシステム ハイレゾ音源対応 USBメモリー/Bluetooth対応 シルバー SC-PMX70-S
 
パナソニック

 

遂にハイレゾデビュー! ~ハイレゾ音源とCD音源を聴き比べ~

 

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電子書籍を3年使ってみての感想

2016年01月19日 | 研究・書籍

私が電子書籍を使用してから3年目になります。ほぼ同時期にKindleとBookLive(Lideo)の端末を入手。当初は新しい機能に驚嘆し楽しんでいましたが、いずれの端末機も最近では、その存在すらすっかり忘れてしまい、思い出した時に電源を入れるとバッテリーが空の状態です。1カ月以上アクセスしていないと認証を求められあることもありました(笑)

電子と紙媒体は共存

新らしく発行された本の電子化が遅い、という難点は当初からあります。それもかなり改善はされてきてはいます。電子書籍の利便性は認めます。しかし紙媒体の良さがそれによって失われることはないでしょうね。テレビが出現しても新聞が劣勢になることはなかったように雑誌、新聞の紙媒体は、これからも確実に残ると思います。

週刊誌、月刊誌がスピーディに電子化してきましたが、それでも紙媒体で気軽に読むというユーザーにとっての魅力と方法は消えることはないでしょう。

3年前、端末機を買った最初の年は、もの珍しさもあって雑誌、週刊誌も含め8割はダウンロードして購読しました。2年目はそれが半々、3年目はほとんど紙媒体だけに戻りました。

読み終えた後、良い内容の本だったからと家族や友人に渡すという行為は、紙媒体ならではのものです。電子書籍では回し読みはできません。

これからも教科書分野なども含めて電子書籍化は進むでしょう。しかし一定のところで落ち着くと思います。一ユーザーとしての感想は、電子書籍が紙媒体に取って代わるまでには至らない、そんな気がしています。

 

電子書籍 入門

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名門高校 校風と人脈(太田高)

2016年01月15日 | 研究・書籍

週刊エコノミスト誌1月19日号に「名門高校 校風と人脈」に県立太田高校(男子校 群馬)が紹介されています。シリーズ175校目ですから全国的にはこの辺のランキングなのでしょうか。

筆者の猪熊建夫氏は「高校生はまさに青春真っ盛り。人生で一番、多感な時期。甘酸っぱい想い出を誰しも抱いています。出身高校はその人の郷里・古里と密接に結びついています」と連載の動機を語っています。

気が付かない事がずいぶんありました。学校の敷地内に古墳(稲荷山古墳)があること。そういえば平成6年の同窓会名簿にも「ありし日の稲荷山と皇大神宮」の写真が載っています。あまり気にも止めませんでしたが・・。

ラグビー部は1907年の創部。これは全国で2番目に古いとか。悲願の花園に行ったのは105年目の2012年、そういえば体育の授業でラグビーが正課でした。紺のしま模様のユニフォームは当時、プレスリーの『監獄ロック』の囚人服のようだなと感じていたのを想い出す・・。

記事の見出しは「企業城下町が育てた名経営者。気骨の大屋晋三、石田信雄」

三洋電機の関係では田端輝夫氏(東大ー三洋半導体)の名前がありました。


【写真】カメラの愛機マミヤと同様、長く共にした“お守り札”のペナント(小旗)。

 

週刊エコノミスト 2016年01月19日号 [雑誌]
「名門高校 校風と人脈(太田高校編)」
毎日新聞出版

太田高校応援団 2015夏 ~コンバットマーチ

 

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だめんず症候群の処方は

2016年01月14日 | 研究・書籍

倉田真由美の『だめんず症候群』面白かったですね。

マンガ「だめんず・うぉ~か~」は週刊誌で見たことはありましたが新書は、より“理論的”でマンガとは別な意味で笑ってしまいました。

著者自身が離婚・再婚の経験があるだけに話にリアリティを感じます。
「脱却への処方箋」の章で、ダメ男の「ダメ要素」を取り払うことでだめんずを改造し、症候群から脱却することはできないものか・・?

この処方箋の対象はダメ男はもちろんのこと、それに限らずいろいろな「ダメ何々」を想定してしまった。ダメ政治家、ダメ官僚、ダメ教祖、ダメ有権者・・世の中には本当に「ダメ」が多くて困ります。

さて、くらたまセンセイのご意見は「人格や価値観は長い歴史によって形作られいるものです。決して他人が一朝一夕で動かせるものではない」つまり人間性が変わって愛せる部分が出てくるようなわけには行かない。目の前にいるのはやはり「ダメ男」、というお見立てになります。

ここのダメの見極めは重要で宗教家の方や博愛的な先生方でしたらまた違った見方をされることでしょうね。だめんず症候群での患者は若い女性を対象にしています。その場合は矯正指導の専門家では無いわけで、かえって耐えて時間が経過すると重症化し命取りにさえなりかねません。さっさとバイバイして航路変更の処方に同感です。

最近は「デートDV」などという言葉もあります。「暴力は最初の一発目を許さない、一発時点で即断別れなさい」の著者のアドバイスは的確と思いました。

くらたまセンセイのご本、なかなか良かったですよ。


きょうの一曲は、だめんずに負けない気持ちを歌ったような片平里菜『女の子は泣かない』

だめんず症候群(シンドローム) (扶桑社新書)
倉田真由美 著
扶桑社

片平里菜「女の子は泣かない」Music Video

 

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カメラか 兵器か 光学技術の歩み

2016年01月11日 | 研究・書籍

お正月はカメラの出番が一番多い月のように思います。

やや古典的な部類に入りそうな写真史の本、『カメラと戦争』を読んでみました。
著者、小倉磐夫氏は1930年生まれ。千葉大学工学部教授だった光学エンジニア。

ライカ、コンタックスは第一次大戦の敗戦国ドイツで誕生。戦時中に光学兵器を生産した企業が戦後、カメラに転換。中島飛行機から富士重工への歴史とも似ていますね。「光学会社がカメラを生産できるのは平和の象徴だ」と著者。

空母に取り付けられた40ミリ対空機銃はスウェーデンのポフォース社が開発したものですがオリジナルは、敗戦国で何かと生産規制されていたドイツ・クルップ社の資本がスウェーデンに“亡命”したもの。名機ハッセルブラッドでおなじみのハッセルブラッド社の社史にもそう書かれているという。40ミリ機銃が威力を発揮したのは米軍の対カミカゼ特攻機作戦でした。
爆撃照準器はまさにカメラのファインダー光像技術なのです。

戦艦大和、武蔵に搭載された15メートル測距儀(レンジファインダー)は日本光学(ニコン)での製造。当時、陸軍のニッコー(ニコン)、海軍のトッコー(トプコン)といわれました。ニコンは今も健在ですが、トプコン(東京光学)はカメラから撤退してしまった。ですが同社が開発したTTL測光は広く各社が採用し功績として残っています。

戦争はあらゆる技術を総動員します。
今はケータイやスマホで簡単に写真を撮る人が増えました。いずれにしても光学技術が平和な生活に使われている時代をいつまでも守りたいものです。

【写真】私の小6からの旧友、マミヤ35S。(右はぐんまちゃん)

 

カメラと戦争―光学技術者たちの挑戦 (朝日文庫)
小倉磐夫 (千葉大教授)著
朝日新聞社

 

TOPCON  東京光学 一眼レフカメラ

 

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世界各国の核実験の回数(修正)

2016年01月08日 | 政治

jonnさんから今回の北朝鮮の過去実験数についてご指摘がありましたので修正いたします。
北朝鮮は過去2006、2009、2013年、そして一昨日2016年1月6日と計4回の実験でした。
インド、パキスタンも加算となります。訂正いたします。

世界各国の核実験実施の回数

 (1)アメリカ 1,030回
 (2)ロ シ ア   715回
 (3)フランス  210回
 (4)中  国   46回
 (5)英  国   45回
 (6)イ ン ド       6回
 (6)パキスタン   6回
 (8)北朝鮮      4回


ちなみに1位から5位までが国連安保常任理事国、拒否権をもつ“五大国”です。
つまり核保有(核武装)が大国の条件ともなっていると理解できなくもありません。
その他の非保有の国々が国威発揚は勿論のこと全世界に向け、その存在感を認めてもらおうと核開発・核武装を競い合うのもそのためと言えそうです。

 PLANET OF THE APES (1968) 猿の惑星 最後のシーン、核戦争後の地球・・

 

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サルが笑う、ニンゲンの原水爆好き

2016年01月07日 | 政治

北朝鮮が初の水爆実験のニュース。
愚かで野蛮な行為です。世界の核軍縮に逆行する許すことのできない行動です。自国民の生活は疲弊し食糧にも窮しているのに軍事費はおかまいなしに浪費する。何ということでしょう。軍拡の果ては何なのか・・。

2006年の北朝鮮の核実験のときにも当広場で紹介しましたが、世界各国の核実験数を掲載します。2006年現在の数字をベースとしていますので、実際は全体に加算しなければならないでしょう。それにしても何という回数の多さでしょう。あきれます。地球が泣いています。

今年は猿年。お猿さんに嗤われそうですね。
ヒト科ニンゲンたちは、核の魔神を信じ続けていると、その先は米国映画『猿の惑星』のエンディングと同じような結末が現実となるような気がしてなりません。

 (1)アメリカ 1,030回(地下815、地上215)
 (2)ロ シ ア   715回(〃 508、〃 207)
 (3)フランス  210回(〃 160、〃 50)
 (4)中  国   46回(〃 25、〃 21)
 (5)英  国   45回(〃 22、〃 23)
 (6)インド       3回(〃 3、 〃 0)
 (6)北朝鮮     3回(〃 2、 〃 1)
 (8)パキスタン   2回(〃 2、 〃 0)

 

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猿の惑星 エンディング 

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介護地獄が原発・安保より関心ごと!?

2016年01月05日 | 政治

介護離職を大特集にした『週刊東洋経済』2015年11月21日号は面白かった。東洋経済の創刊120年企画として「リベラルとは何か?」も冷笑的で手厳しい記事集だが考えさせられた。
「反安保・脱原発では永遠に自民党に勝てない」とした浅羽通明氏の論文は、するどい。川内原発に続いて伊方、柏崎・・原発の再稼動が続々だ。安保関連法案は成立し安倍政権の支持率は下がるどころか回復気味。色男、カネと力はなかりけりを文字ってリベラルはカネと力はなかりけり!?

サラリーマン多数の関心ごとは原発より徴兵より年取った親の介護。そこには離職の危機もある、一瞬にして介護地獄の事実を直視しリベラル派は全国民を巻き込む、そして安倍政権を追い詰める・・。

リベラル派は社民主義政策を軸に

3.11原発震災以降3回の国政選挙でリベラル派は3連敗している。この流れは止められるのだろうか。日本のリベラル派の迷走の理由を保守論客、中野剛志氏は「リべラル派と新自由主義との奇妙な結合」を指摘する。確かに「小さな政府」「民営化」「TPP・グローバル化」など経済政策の保革対立点がぼけてきている。リベラル派は、新自由主義(小さな政府)でなく、北欧型福祉国家のような社会民主主義(大きな政府)の立場をとらなけけば対立軸が見えず存在そのものが消えてしまう恐れがある。まさに今の民主党の混迷がそれを物語っているのではないだろうか。

夏の国政選挙がワンサイドゲームにならないようリベラル勢力の脱皮と再起を望みたい。

 

週刊東洋経済 2015年 11/21号[雑誌]
リベラルとは何か?
東洋経済新報社

 

新春、小出裕章氏が語る「原発と戦争」

原発と戦争を推し進める愚かな国、日本
小出裕章 著
毎日新聞出版

20160102「小出裕章ジャーナル」【原発と戦争】

 

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新しい物語を作り始めましょう・・

2016年01月03日 | 音楽

今年の三が日は暖かく晴天でしたね。

さあ、新しい年、物語の始まりです。

昨年は、内海利勝の歌に魅せられました。
かつて一世を風靡したキャロルのキタリストも還暦を過ぎ円熟した味が出ています。
彼は今も癒し系ブルースバンドでがんばっています。

Rockin’Boogie』の歌詞が新しい年明けに似合ってるようにも・・。

物語を作り始めたばかり
恋の行方はいつも不思議
壊れかけた夢もいつしか
君の笑顔で蘇ってくる
帰る場所は君の中だけさ・・♪


元気な女子高校生たちに負けないで爺さんたちもジャンプ!!

 

Stamp of Dreams
内海利勝(元キャロル)
Airplane Label

 

Love&Peace
内海利勝
Airplane Label

内海利勝 PV "Rockin' Boogie"

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迎春2016年

2016年01月01日 | エスペラント

Felican Novjaron Por vi !
(フリカン ナビジャロン ポー ヴィ)
(みなさん あけましておめでとうございます)

エスペラント語で今年も始まりました。

一年の計は、元旦にあり。百年の計は教育にあり。

今年は4月から電力自由化。7月には参院選、もしかしたら衆院選も同時?
どの電力会社を選ぶか、どの政党を選ぶか。真剣に考えようと思います。

今年こそ語学にチャレンジしたいのですが・・
世界共通語エスペラント、ブラジル・ポルトガル語、韓国・朝鮮語(ハングル)、学生時代の第二外語のフランス語・・。それぞれ辞書は用意してありテキストも持っているのですが毎年計画倒れで終わっています(笑)
一度、アラビア語のラジオ講座を聴き始めたことがありましたがまったく進まずでした。

猿年です。サルまねでいい。何かに挑戦しましょう。

本年もポポロの広場でお待ちしています。よろしくお願い致します。

新春の一曲は『Pretty World 』♪ 良い一年でありますように。

 

武器では地球を救えない―エスペラント語をつくったザメンホフの物語
和田 登(信州大講師)著

文溪堂

Sergio Mendes & Brasil '66 - Pretty World

 

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