発売中の渡良瀬川沿川の生活文化情報誌、広域タウン誌『渡良瀬通信』の6月号、読み応えがありました。
緊急インタビューでは、足利工業大学の牛山泉学長が登場。「どうする?これからの日本のエネルギー 原発のない社会は可能か?」。自然エネルギーの研究では、さきがけの足利工大。ここ最近、学長ご自身もマスコミの注目を集めておられる様子。「でも誤解されては困るんですが、私はもともと反原発ではなくて、原発以外に安心・安全なものがあるなら原発を使わなくてもいい。つまり<脱原発>をすすめたいーと言いたいので」と。言葉を慎重に選びながらも目指すところは、太陽光発電や風力、バイオマスなど「再生可能エネルギー」なのだ。本当のコストは原子力が一番高価。それにリスクの面では、原発と自然エネルギーとでは比較にならない(ほど軍配は自然エネルギー)と50年先のエネルギー環境を語られる。
足利工大=写真=は、エネルギー教育の拠点校に選ばれ大学構内に「風と光の広場」と自然エネルギーミニ博物館が設置されいる。身近にこのような「創エネルギー」の学府が有ることは、地元の人間としてしっかり知り誇りにしたいものです。
野村幸男編集長による後記「たんたん」も良かった。当ブログ5月10日でも取り上げた群馬県生まれの反原発学者、高木仁三郎氏に言及。16年前に原発への警告を発していた「最後のメッセージ」を読みなおそう。そして大震災以降、日本広告機構(AC)の「がんばろう日本」からさらに進んで、日本国民全体が感じ入ることのできる「見つめなおそう、日本」を提起、なんとも格調のあるコラムでした。
すごいざます!!
白鴎もやればいいのに
高校生達もこれからは自然エネルギーを勉強して、クリーンな社会にしていただきたいな。