東京電力福島第一原子力発電所は依然、収束の兆しはありません。
今も放射性物質は垂れ流し、巻き散らかしています。美しいわがふる里の自然にも・・
群馬大学の地質学研究者、早川由紀夫教授が、6月18日に放射能地図を改定して自身のブログで発表されています。写真はその地図の一部を拡大したもの。
当該自治体によっては、「風評被害に当たる」との抗議の声もあるそうだ。それに対しては「どうぞ法的処置を取ってください。それは、学問の自由への侵害である」と早川先生。
誰もが、自分の住む地域が汚染地域に指定されることは望みません。ただ今言えることは関東と言えども、どの地域が、いつから汚染されていると指摘されても少しも不思議ではないということです。放射能の発射源がいまだに鎮まっていない状況を考えれば。また仮に高い汚染エリアになったとしても、放射線研究者の木村真三さんがチェルノブイリで調べたように小さな村バザールを例に、汚染は一軒一軒濃淡のバラツキがあるということです(当広場6/12参照)。同心円では測れないし、エリアでひとまとめもできない、ということを意味します。
今後、クレームに屈して早川先生のような人が、分析したデータを発表していただけなくなることの方が心配です。そうでなくても信頼できる情報が不足していますから。早川先生へもGJ(グッド ジョップ)と声援したい。
早川由紀夫の火山ブログYukio Hayakawa's Volcano Blog