ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

産んで働き続けることの大変さ

2013年09月29日 | 研究・書籍

産んで働き続けるための新ルール・・「日経ウーマン」10月号の特集です。当ファミリーにも仕事と出産・育児に毎日奔走しているウーマンがいますので、誕生日プレゼントの一つとして同誌を贈りました。

派遣社員、育児休暇取得ゼロ、ストレスの強い職場・・私たちはこんな職場でも出産できるのでしょうか・・。
この職場&働き方で出産できる?・・ソフトな装丁の女性誌ですがシビアな見出しがつづきます。

ケース1(派遣社員・医療メーカー)妊娠が分かれば契約終了になるのではないかと不安。
ケース2(販売員・中小メーカー)妊娠したら辞めるのが当たり前の職場です。
ケース3(研究者・大手メーカー)ストレスと多忙の職場で妊娠と仕事の両立難しい。
ケース4(派遣社員・老舗メーカー)妊娠したらいつでも辞めさせるよと言われこの先不安。
ケース5(企画職・中小企業)妊娠後、嫌がらせを受けて切迫流産になりかけた。課長からは出産後復帰は難しい、と言われている。

マタハラという用語説明もあります。「マタニティ・ハラスメント」の略。妊娠・出産をきっかけに職場で精神的・肉体的な嫌がらせを受け、妊娠・出産を理由に解雇や雇い止めに遭うなど不当な扱いを指す。その割合は妊娠経験者の4人に1人とも。

働き続けるために知っておきたいことをフローチャート等を用いて説明している。マタハラにたいして労働局や労基署に相談するなど、具体的な「たたかう」解説はそこは日経らしく?無いものの、その前に働くウーマンが常識として知っておきたい事柄や、厳しい現実の職場環境については例を挙げて書かれています。

もちろん男性社員たちも大変ですが、「産んで働く」ウーマンにはさらに難題の多い世の中です。今時の出産時は、昔のように女児誕生を嘆くようなことはなくなり、驚くほどのスピードで男女平等が実現したかのようにも見えます。しかし21世紀に入ってもまだまだ男女間の平均賃金格差は存在し、さらに出産・育児を担うワーキングママたちの苦労は多いのが現実です。

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日経 WOMAN (ウーマン) 2013年 10月号 [雑誌]
「産んで働く新ルール」他(表紙 井上真央)
日経BP社
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楽天イーグルスのリーグ初V

2013年09月27日 | スポーツ・健康

昨夜はテレビで楽天ー西武戦をしっかり見ました。

9回裏、走者2、3塁。迎える3番、4番打者を150Kを超える速球で連続三振に打ち取った田中将大投手。球団創設9年目の悲願達成は、かつて北海道勢初の全国制覇を果たした駒大苫小牧高校の優勝の瞬間を思い出しました。

キャッチャーの嶋基宏選手の涙が良かった。日本プロ野球選手会長としても頑張る好リードの嶋捕手。好感が持てましたね。

元々プロ野球は小学生の頃から大ファンでしたが、ここ十数年、有力選手が大リーグに出てしまうことと選手権が規則変更でクライマックス方式になりすっかり野球熱は冷めてしまっています。

今シーズン、プロ野球TV観戦は昨夜が初めて。幸い優勝決定戦にふさわしい良い試合を見ることができました。

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動画はラジオ放送からのものですが5分50秒から楽天の応援歌『はばたけ楽天』、つづいて東北育ちの歌手、さとう宗幸による『夢の翼』を聞くことができます。

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藤原紀香さんに拍手(秘密保護法案)

2013年09月20日 | 政治

安倍内閣は秋の臨時国会に特定秘密保護法案(略して秘密保護法案、秘密保全法案とも)を提出します。これは国民の知る権利と報道の自由を狭める怪しい法律です。法律名からして、一般国民には、馴染めなく自分には関係ないと思われそうな話です。

それを女優の藤原紀香が自身のブログで取り上げ、その危険性を指摘しました。=動画参照。海外ではマドンナ(米歌手)が米国のシリア介入に対して「シリアには関わるな」と表明しています(9/18東京新聞)。しかし日本ではタレントの政治的発言は一般にタブー視される。それによって広告会社や事務所から圧力がかかり仕事は無くなると言われています。今回の藤原紀香の発言に対しても賛否が分かれていますが、当広場としては彼女の勇気ある発言に敬意を表し応援したいと思います。

真実を知らせないことが正当化に

秘密保護法案が制定されますと、政府による情報隠しが多くなりそれをマスコミが追及すれば逆に同法に抵触するとして罰せられる恐れがあります。「尖閣ビデオ」をネットで公開した一色政春元海上保安官のような事件では秘密保全を理由に国家が国民に真実を知らせないことが正当化されることが考えられます。

善法と悪法がセットで出てきたが・・

沖縄返還時の密約事件で「知る権利」を闘った元毎日新聞の西山記者は、情報公開法と秘密保全法はセットで民主党政権時代に出してきたが、前者は一度も審議されずに廃案。悪法の秘密保全法だけが生き残っている。この法案の中で「特定秘密」と定めるのは外務省や防衛省の役人でそれは極めて恣意的に決められる。今でも各省には「部内秘」があるのに・・と懸念しています。(9/18 TBSラジオ・セッション22)

参院選挙で多数の議席を獲得した安倍政権。向こう3年は解散でもない限り国政選挙は予定されていない。安倍政権にとってはまさに「黄金の3年間」となります。この間に反国民的な法案が次から次と通過されそうな気配です。しっかり監視していきましょう。

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カンダクゥ 笑顔で
藤原紀香
日本テレビ放送網
ハッピー・スピリット 紀香魂
藤原紀香
幻冬舎

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「液体民主主義」で世直し可能か(独海賊党)

2013年09月16日 | 研究・書籍

海賊党については昨年の今頃の「ポポロの広場」でも何回か取り上げました。このほどドイツの海賊党の最新情報が詳しくドキュメンタリーとして報道されましたのでご覧ください=動画。

ネット世代の若者たちによる新しい政治の流れを変えようとする試み。徹底した政治の透明化を求め2006年、53人からスタートしたドイツ海賊党。現在は党員3万5千人。地方議会では同党の議員がどんどん増えていますが国政レベルとなると小政党切り捨ての悪法「5%条項」が立ちはだかる。

「提案」-「公開」-「長期審議」-「多数決」のプロセスを踏み時代に対応した柔軟性と透明性による高い全員参加・・これを「液体民主主義」と呼ぶ。実に興味深いチャレンジだと思います。

選挙ポスターには顔写真は載せない。「広告を信じるな」「自分で情報を集めよ」が海賊党のスタンス。

ただ海賊党と言う名称やメンバーのマナーに問題、外交政策がまとまらない等課題も指摘されています。

ACTA(著作権保護)や秘密保護法による規制が強化される動きのある中で、私は日本にも監視や検閲に反対する海賊党的な党派があっていいし、ぜひこうした新しいスタイルの政治パワーが誕生し育ってもらいたいと願っています。

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海賊党の思想: フリーダウンロードと液体民主主義
浜本隆志

白水社

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『ゲット ラッキー』で幸せになれるかな?

2013年09月15日 | 音楽

ポポロの広場にお越しの若い洋楽ファンに向けての話題曲をお話しましょう。

TVドラマ「Glee」では新旧織り交ぜた曲が紹介されていて、それらをまとめてGleek(グリーファン)専用サイトのインターネット局(Glee Radio from USA)も生まれています。ただ全体に洋楽シーンでは大衆的なヒットが少なくなっていますね。

TBSラジオの洋楽紹介番組「星影JUKEBOX(ジュークボックス)」でも取り上げられていましたが、2013年に気になるヒット曲の一つがラフトパンクの『ゲット ラッキー』でしょう=動画。

この曲は70年~80年代のディスコミュージックを彷彿させるサウンドです。音楽評論家、高橋芳朗さんは「ギンギンな決定版」と評し、アシスタントのリサさん(バニラビーンズ)は、「洋服店やロンドン、ホテルのロビーでも(場所を問わず)流れている」とも。私も近くのショッピングモールの館内で耳に残っていて、ああこの曲かとすぐに思いました。

ラフトパンクはフランスのバンド。ゲットラッキーは「幸せになる」というのが直訳ですが、その割には何とも切ない感じがします。

Like the legend of the phoenix
All ends with beginnings
What keeps the planet spinning
The force from the beginning

不死鳥の伝説のように
すべての終末はまたの始まり
この惑星を動かしてるのは
何かが始まる瞬間のパワーなのだ


近頃の終末観が交錯する不条理な世相にも合った感じがして気に入っています。みなさんの印象はいかがでしょうか?

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除染でなく避難を! 少年Hも思う

2013年09月10日 | 原発震災・原発問題

「現場は苦悩。除染してもまた汚染される」と福島第一原発事故で弱り果てている様子の取材レポートが放映されました。8月29日のテレビ朝日の「そもそも総研」。動画の経過10分から13分に南相馬市で除染活動をされている吉田邦博さんの言葉が重い。「住民が逃げないため・・経済が成り立たなくなる・・除染という言葉で“魔法をかけた”・・」
実際に熱心に作業を行っておられる人の実感であり貴重な証言と思いました。

除染活動と戦時の消火訓練

いま『少年H』(妹尾河童著)を読んでいます。戦時中、それも敗色濃い戦争末期に全国各地で隣組総動員でバケツリレーによる防空訓練(消火訓練)が行われていました。少年Hに、消防士だった父親が話しました。「正直言うと敵機が何十機もきたら火は消せんのや。こういう手のつけられない火災を消防の言葉で“放任火災”というてんのや。国民に本当のことを知らせたら大混乱になるし軍への不信が募って戦意がなくなるから全員同じ方向に団結させるために防災訓練という『お札(ふだ)』が必要なんや。これは極秘や、お母ちゃんにも云うたらいかん」・・・。実際その後の神戸空襲で敵機の大編隊を前に消火訓練が意味をなさなかったことを少年Hは実体験しています。

いま高濃度の汚染地域で行われている「除染活動」と戦時中の「消火訓練」・・良く似ていると思いませんか。南相馬の吉田さんの話しを聞きながら、少年Hのお父さんの言葉を思い出してしまいました。

 

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少年H〈上巻〉 (新潮文庫)
妹尾河童
新潮社
 

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五輪東京招致で宅配号外

2013年09月08日 | スポーツ・健康

雨の降る中、配達員さんご苦労様です。
お昼過ぎに新聞が配布されました。小学生の頃、当時正田美智子さまが皇太子妃に決定されたとき、自宅に新聞の号外が配られた記憶があります。きょうの号外はそれ以来のことのように感じます。国民的なお祝い事という意味での「号外」なのでしょう。また「日本の自信を取り戻す」(猪瀬都知事)ための有力マスコミの強力な援護射撃でもありましょう。

動画では、IOCの総会で「全く問題ありません」「汚染水は完全ブロック」と断言される安倍首相。ぜひそのお言葉が真実になるように今後の展開を願います。

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原発事故、空しくなりますがアクションを

2013年09月04日 | 原発震災・原発問題

原発推進の読売新聞(9/4社説)でさえ福島原発汚染水の収束について言及しないわけにいかなくなっているほど、事故後の深刻な状況がつづいています。東京電力、政府にはあきれてものがいえませんが、衆参の選挙で原発推進勢力に投票した人たちにも深く失望しています。

そんな中でも、けっしてあきらめないで行動をつづけている人たちがいます。「さようなら原発1000万人アクション」が9月1日(日)東京の日比谷公会堂で集会が開かれました。動画をご覧ください。ここ日比谷公会堂は今から53年前の1960年10月12日、公開演説会中に、浅沼稲次郎社会党委員長(61歳)が刺殺された舞台でもあります。(動画28分過ぎご参照)

講演のなかで小出裕章さんの以下の言葉が印象的です。

だまされた人にも責任がある

「(かつて負け戦の勝利を信じ国=大本営の発表を鵜呑みにした人たち)ひとたび戦争が終わると、あれは軍部が悪かったのだと言い訳をする。だまされたからといって無罪になるのだろうか。そうした人は又だまされる、だまされた人にも責任がある。福島の事故の後どう生きたかが未来の子供たちから、一人ひとりの大人たちに問われます。たった一度きりの人生です。歴史と事実をしっかりみつめてだまされないように生きましょう。」


【さようなら原発1000万人アクション】2013.9.1東京・日比谷公会堂

講演 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)

発言 澤地久枝(ノンフィクション作家)

発言 内橋克人(経済評論家)

閉会あいさつ 落合恵子(作家)

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騙されたあなたにも責任がある 脱原発の真実
小出裕章 著
幻冬舎
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