ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

週休5日の隠居生活

2019年06月29日 | 研究・書籍

『20代で隠居 週休5日の快適生活』。著者の大原扁理さんは愛知生まれ東京在住。高校卒業後3年間ひきこもり海外一人生活などを経て現在隠居中。

フリーターではない、ひきこもりともちがう。ハードワークでなくソフトワークで週二日働く「ご隠居」。このようなライフスタイルもこれからの一つの提案ですね。
著者のひきこもりのきっかけも、前回の内閣調査でみたように「仕事」が原因でした。本屋でのアルバイト店員だった時に店のスタッフとのやり取りに憤怒して隠居入りを決意させたとしています。

次世代型の隠居は人里離れたところに住むのではなく都会に住んでいます。
その条件の一部を書かせていただくと
・郊外の小さい安い家賃のアパートに住む
・働くのは週2回(著者の場合は重度身障者の介護業務)
・ケータイ、テレビは持たず(ラジオは愛用)
・社交(交際)せず、人に迷惑かけず・・
こんな感じのザ・人畜無害。

人間関係では「来る者は拒まず」ではなく「来るものはてきとうに拒む」これが極意?
遊びの誘いは断る。趣味は読書と図書館通いというものいい。
20代にしてとても「大人(高齢者)」のイメージです。さすがご隠居さん。
「隠居男子がブームになれば日本の未来はちょっと明るいです」とは辛酸なめ子さん。
「隠居女子」もあって良いようにも思いますが・・

生活レベルは落としても日常に困らない自然な生き方は十分できますね。
若者たちよ、他人の評価は気にせず胸を張ってのんびり行きましょう!!


 

 
こちら週休5日でなく「週休2日節」。子供ばんどの曲。動画41分30秒ごろに収録。
たまの休みさ、ボロボロのウィークエンド、湧き上がるエネルギーじっとしちゃいられない♪ 隠居さんとは対照的なギラギラな休日(笑)

 

実録 子供ばんどの歴史

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「仕事」が原因で消極生活に

2019年06月27日 | 経済

中高年(40~64歳)のひきこもり調査(内閣府)によりますと、 

「きっかけ」は(複数回答)

退職 36%
人間関係 21%
病気 21%
職場になじめなかった 19%
就職活動がうまくいけなかった 6%

こうしてみますと職業(仕事)に関してのきっかけが過半数、「人間関係」も含めれば大半と言ってもよいくらいを占める。

労働者派遣法成立後、非正規労働者は次第に増えた。不安定な雇用の中でノルマはあっても思いやりがない。 お互いが心に余裕なく職場の雰囲気はトゲトゲしい。劣悪な労働条件の下でギスギスしていることが見て取れる。

本来ならばパワハラ、セクハラ、基準法違反にたいしては労働組合が出番のはず。その働くものの団結の場=労働組合がなんとも弱体化して情けない。組織率は低迷したまま。組合がある職場でも本来の役割を十分果たしているところは少ない。

きょうは、ひきこもりの経験を「隠居」という形で楽しく毎日を生きる『隠居男子』のお話をするつもりでしたが、ひきこもりのイントロが長くなってしまいました。 次回『20代で隠居』大原扁理著を紹介したいと思います

 

 【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔


『くよくよするなよ』Don't Think Twice, It's All Rightは私の座右の銘のような曲です。ピーターポール&マリーの優しい歌声にアンディ・ウィリアムスがプラス♪ 
Andy Williams with Peter, Paul and Mary 【Don't Think Twice, It's All Right】

 

 

Andy Williams with Peter, Paul and Mary - Don't Think Twice, It's All Right

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「ポポロ通信舎」改称して1年

2019年06月25日 | Weblog

「ポポロの広場」を「ポポロ通信舎」と改題してきょうで1年です。

「ポポロの広場」で検索しても直ぐにヒットしないということで変更しました。「ポポロ通信舎」に改めたことで同類・類似のブログとのバッテングはなくスッキリ当舎にたどり着けるようになったとのお声をいただいております。

この1年でSEO(検索エンジン最適化)で商用等のサイトと競合することは避けることができました。テンプレートの小型犬のデザインも当面このまま継続させていただきます。

当ブログは2006年6月スタートです。今月から14年目に入りました。 gooブログは、現在の登録総数、287万3千余。その中で「ポポロ通信舎」は最近のデータで常時6千~9千位にランクイン。全体の0.02%の集団に位置しています。

昨年同月比較で、毎日のご来訪者さんは平均1~2割増えています。 コメントは少ないブログですが、閲覧の方の人数が多いということは励みになります。ただ閲覧数字の変動には、あまり気を取られないようにしています。

世の中からの情報は毎日洪水のように受け取っています。否が応でも。中にはフェイクなニュースも多いだけにせめて当方からも何か反応しなければと思っています。 ささやかな「牧場」からの発信ではありますが、今後ともどうぞよろしくご来場のほどお願いいたします。

 

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

ダイヤモンズの『リトル・ダーリン』、おーまいダーリン♪ 62年も前の作品。。

 

little darlin' - the original diamonds (1957)

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野菜は小さい方を・・

2019年06月22日 | 研究・書籍

 大きい野菜は栄養がスカスカ!?
野菜は大きい方が美味しそうに見えお得感もあります。
しかし野菜には「本来の大きさ」があり、その大きさには意味があるのです・・と。

篤農家、環境活動家の岡本よりたか氏の著『野菜は小さい方を選びなさい』からです。お店で野菜を買う時の見分け方など、なるほどと感心するものが多く参考になりました。

生物は不揃い、多様が自然

「不揃(ふぞろ)いは本物の証(あかし)」は、著者の人生哲学にも通づるものでもあるかのよう。今、店頭に並ぶ野菜の大きさは、揃(そろ)っています。消費者もそれがきれいで当たり前と思っていますが、植物は本来不揃いで多様性があり、それには理があり、種が必ず生き残れるようになっているからなのです。
生物たちの屍(しかばね)の上に積もった土が地球の大地。先祖の生物たちの屍に放射性物質をばら撒き、工場排水を流し、汚染された化学物質や不自然な農薬、化学肥料で汚してはいけないと著者は警告しています。

うなずけること多いのですが今の世の中、逆方向に流れているようでいてとても虚しさを感じてしまいます。

 

 

岡本よりたか「農業と食料支配」 《異説真説》

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ポポロ川柳でうま酒を

2019年06月20日 | ポポロ川柳

カテゴリーに「川柳」を新しくつけ加えました。 テーマは雑多、多種多様です。自他混合作品でご紹介いたします。

一病を 持って他人が よく分かり(伊藤俊春)

病名の 多きが主役 同期会(和本清)

いざ出合え 悩み疲れて 鼻チョーチン(ポポロ)

 

【説明】『健康川柳』(幻冬舎2008年)から2句。 大きな病を抱えることで、闘病されている人の痛みが一段とわかります。 懐かしい同期生の集まりでは、皆が“医学評論家”なので参考になり心強いものです。
何かと考えることと多く、あれやこれやと思案しているうち居眠りコックリZZZZ

 

動画:明治大学38年ぶりの大学日本一おめでとう!! 学生歌『都に匂う花の雲』(古賀政男作曲 山本修一作詞)「理想に生きる若人が 交す今夜のうま酒にみてる感激君知るや のぞむ行手に光あり」の歌詞を口ずさみ乾杯!!

写真:拳をあげる勝利投手の森下君(決勝仏教大戦)朝日新聞・田辺拓也氏撮影

 

都に匂う花の雲 明治大学学生歌

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「天下り」に「天上がり」

2019年06月17日 | 原発震災・原発問題

ダウンロードとアップロードみたいですね。「天下り」と「天上がり」。

官公庁から民間企業に出向することが「天下り」。その反対が「天上がり」。

開かれた行政を推進するために民間の活力をアップロードするということでの 両者の交流、それ自体は必ずしも否定しませんが、安倍政権の中枢には企業から 100人を超す「天上がり」が・・
多すぎます。

国の部局に民間から4213人(2014年現在)も異常に多い。
その中でも原発行政では、この制度が「開かれた行政」とは無関係に使われている。
海外に原発を輸出するために、原発製造会社の社員が大使館の書記官や理事官として 現地に派遣されているという。
 よろしくないですね。

核兵器被爆や原発事故被曝の苦い経験をもつ日本。他国には非核・脱原発を広めるべき“被曝国”の立場なのに、その経験を逆手にとってセールスポイントとして売り込むと言うふてぶてしさ。
恐れ入ります。

アベ販売員が進めてきた原発ビジネス。英国、ベトナム、台湾、インド、トルコ、リトアニア、すべて商談は不成立。
これでいいのです。

海外の環境を重視する良心的な人たちから見たら、今の日本のこの政権、どのように映っているでしょうか。決して誇れた「顔」ではありませんね
一刻も早く、せめても総理の交代が望まれます。

 

 

「天上がり」転じて「雨上がりの夜空に」。きわどい歌詞ではありますが女性シンガーが歌うとまた違った感じですね♪

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

 

Yui - 雨上がりの夜空に

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生命は100万回か1回か

2019年06月13日 | 研究・書籍

絵本のロングセラー『100万回生きたねこ』(佐野洋子・作)を読みました。

100万年も死なない(虎)猫がいました。。と物語は始まります。

最初は王さまの猫でした。戦争で流れ矢に当たって死んでしまいました。次に生まれ変わって船乗りの猫になりましたが船から落ちて死ぬ。その次はサーカスの猫に、今度は事故で・・。

いろいろな環境で生きたり死んだり、その数なんと100万回にも。 やがて誰からも飼われない自由な野良猫になりました。 美しい白猫と所帯を持ち子猫たちに囲まれます。

やがて愛妻の白猫が亡くなり、そして後を追うように虎猫も。もう虎猫は、決して生き返りませんでした・・。

飼われていた不自由な100万回と自由に生きたさいごの1回。どちらが幸せだったでしょうか。そんな問いかけを読むものに投げかけているように感じました。

「ひょっとすると大人のための絵本かもしれない」との書評も。 100万回も生きたということは、死んでも死にきれない無念さが復活させたようにも思えます。やがて命は再び「生まれ変わる」の輪廻の死生観・・。

一方で、一度だけの「生き方」を、今のこの時を、愛をもって大事に過ごすという命の在り方。 とても意味の深いテーマがこの絵本から感じ取れました。

この本、わが家に2冊もあったこと気づきませんでした。

 

 

 

100万回生きた猫

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年金80歳支給開始案

2019年06月09日 | 経済

金融審議会が「老後2千万円不足」ですって。 現在の制度の下では65歳退職し95歳まで生きる夫婦の場合、毎月5万赤字で20年間で1300万円、30年間で約2000万円が不足する。これでは多くの人が年金は掛け捨てになりかねないですね。

よくこんなことを平気でまとめるものですね。こうなった責任はどこにあるのでしょうか。それを指摘しないでまるで国民に対してのみ自覚せよといわんばかりの報告書。

とうとう年金80歳支給開始案まで浮上しているありさま。年金はねずみ講と同じになってしまっています国民から預かった大切なお金を投資で消してしまって、大きな損失した分は、新たな若い年金加入者から吸い取って穴埋めしようという醜態、なんとも無責任なその場しのぎの愚策、悪政の末路です。

年金問題一つをとっても今の政治は将棋でたとえれば完全に詰んでいます。「王手」を認めず、どんなに王将が詰んでも、将棋板からはみ出しても負けを認めず試合を続行している。一体全体わ~けがわかりません!

 

 

『嫌んなった』 憂歌団 1976年の映像。みんな若かった。年金も払っていた・・。
嫌んなったあ、もうだめさ~だけど腐るのはやめとこう、陽の目を見るかもこのオレだって♪

 

 

嫌んなった/憂歌団

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県境に壁?上毛新聞スクープ!

2019年06月04日 | 映画・芸能

上毛新聞の特別号外=写真=によりますと、「とらんぷ大統領とアベ首相が前橋で9月に極秘会談」とあります。

会談では(トランプさん側から)関税引き下げとともに栃木県民の群馬県への流入を阻止するため「県境に壁を造れ」と迫る可能性が高い、と報じられています。

この新聞の発行日付は2019年6月2日、なんと4月1日ではありませんでした(笑)

政治風刺コントグループ「ザ・ニュースペーパー」の前橋公演の広告記事ですが、なかなか思い切った企画。フジ・サンケイ並みの奇抜さです。

「ザ・ニュースペーパー」は面白い風刺のきいたナイスな集団ですが、この上毛のニュースペーパーもいけていますね。

グッドジョブ!!

 


 

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104歳の長唄三味線奏者

2019年06月02日 | 映画・芸能

杵屋響泉(きねやきょうせん)さん。1914年東京・築地生まれ。明治時代に活躍した五代目杵屋勘五郎の一人娘。父親は4歳の時に早世。父の志を受け継ぎ長唄三味線の道をひたすら歩む。父の作曲した作品を次女(65歳)、孫(30歳)とで共演しCD「一〇五」(いちまるご)をこのほで制作し104歳でCDデビューする。

新聞を読み日記をつけている。筆まめで手紙も書く。好き嫌いなくしっかり食べる。「三味線を持ったら年なんか忘れてビクともしない。もっと勉強したい」と響泉さん。(東京新聞2019/5/3=写真。神野栄子記者)

「さらに勉強をしたい」という気持ちは私たちも見習わなくてはと思います。新しいものを創作するという前向きな姿勢は「生き方」道についてもお手本ですね。(拍手)

 

 

 

ドキュメンタリー( 104歳の長唄三味線奏者)

 
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