ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

水澤心吾一人芝居

2008年11月29日 | 映画・芸能
きょうは水澤心吾一人芝居を観ました。

「一人芝居」ってどういうものか初めて見て、知りました。
足利工業大学の公開講座の特別講演でした。

演題は『決断 命のビザ』
ユダヤ人6000人にビザを発給したリトアニア領事官だった
杉原千畝=写真=の物語。
前途のある40歳の外交官が、本国の指令にあえて背き、出世や
職業を賭けて、人間の命を救うことを苦悩のうちに決断!
それを陰で支えた妻の存在。

ひとり語り演じる水澤氏の熱演に、涙しました
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「健常エゴイスト」の麻生発言

2008年11月28日 | 医療・福祉
わたしの大切な“戦友”が急な疾患で負傷した。
精力的な人で、たとえ火の中、水の中の率先垂範の勇将。
こうしてみると、わたしの友人同志は、精神、肉体疾患問わず
良い仲間が、早々と倒れています

私の心境は“恥ずかしながら”の敬礼・復員兵のそれに似たものに。


ところで、わが国の宰相、失言が多い。
いちいち発言に挙げ足はとりたくないのですが。
本当にお坊ちゃまです、太郎ちゃん。
社民ちのみずほちゃんが言ってたよ
「自分が損しているといってけど半径50センチしか見えないんじゃないの」って。
日頃から健康に自己管理していても病気にはなるんだよ。
太郎ちゃんも今は元気だけど、予防していても病気にはなるよ。

【以下:麻生首相の発言】

67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。
病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は 600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。
それからかれこれ30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。

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国吉康雄展

2008年11月26日 | 教育・文化
県立美術館に行ってきました。
オープンのとき以来、7年ぶり2回目。国吉康雄展開催中。
それにしても立派な美術館。運営が赤字というのもうなずけます。

【群馬県立館林美術館】
http://www.gmat.gsn.ed.jp/index.html

国吉康雄1889-1953年、64歳でお亡くなりになった。
最近、人物の「没年」が気になってしまいます
17歳で渡米、アメリカ女性と2度結婚。米国美術界では高い評価を得たといいます。
日米開戦中は敵性外国人として苦労があったよう。反日ポスターも書いています。
相変わらず絵画作品の良しあしは、私には良くわからないのですが、ライカで
撮った当時の写真には興味を感じました
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運転手さんもカロウシ気をつけて

2008年11月26日 | 経済
添乗員さんもさることながら観光バスの運転手さんの労働環境もとても
きびしいのにおどろきました

今回、後輪の駆動ベルトが異常音を出し磨耗、現地でご当地の救援バスに
乗り換えました。運転手さんは、夜を徹して修理に立ち会っていたと思う。

翌日も観光地は車のラッシュ。日本の狭い道をサーカスの綱渡りのような
ドライバーテクニックで見事に切り抜けていきました。
帰路、連休の行楽客車で高速道路は大渋滞。
さすがにわれらのベテラン運転手さんにも疲れが出てか深夜の単調な運転が
時々センターラインオーバーする蛇行状態に
突然、乗客の一人の紳士がすっと立ち上がって、「しっかり運転せよ!」と一喝。
きりっとしたこの乗客はなんと防衛省幹部OBの方。
この一声のお陰で運転も正常に戻り安心しました。
しかし気が付けば運転手の人は交代要員もなくその日、帰路だけで10時間
以上の連続運転勤務だ。
格安ツアーの無理が、こうしたドライバー、添乗員を直撃しているのかと思う。

異常な過当競争は見直し、過重労働は大きな事故の原因になるだけに長距離
長時間ツアーには要員も複数化用意し、またハードスケジュールの徹底緩和を
考えなければいけないと思います。
恐怖のミステリーツアーはかんべんしてください

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添乗員さん、カロウシ気をつけて

2008年11月25日 | 経済
この連休、バス旅行をしてきました。
格安団体ツアーのせいか、若い女性の添乗員さんがバスガイドも兼ね2役こなす。
10時間以上の片道移動、高速道路では前方で大きな事故があり2時間ちかくの
渋滞があり、いらだった乗客のひとりが「はトイレが済み集まり次第すぐ出発
せよ、休憩無用」と添乗員にクレーム。もっともな要求とはいえ、若いまじめな
添乗員には強く応えたであろう。

スケジュールの説明、プリント配布、オプションの受付と集金、みやげ販売など
息つく暇がないほど、見ていて忙しい。オプションの弁当が、どうしてもひとつ
足らず困り果てていたときはどうなるかと思っていたら、親切な婦人客が、
自分はまだ手をつけていないから使いなさい、と言って差し出す
「自分の娘のような年の子(添乗員)が困っているのは見ていられない」と。

それにしても添乗員の仕事は、旅行会社の業務代行が増えているようで重労働
で過酷とさえ思えた。製糸工場で追われていた女工さんを連想してしまった。

格安パックで日当は上がらず、時給換算で千円にも満たないとか。
「添乗員派遣会社え作る日本添乗サービス協会は、今夏から派遣先の旅行会社
に対して、日当制から残業代が出る時給制に変えるよう申し入れている(朝日
新聞11/14)」というが、ぜひ待遇の改善を図るべきだと思います。

わが添乗員さん、渋滞遅れで午前3時の終業。なんとその後、3時間後には
6時集合の次のツアーが予定されているという。いくら書き入れ時とはいえ
このままでは添乗員さんの体がもたない気がした。
これでは“現代添乗員哀史”になってしまう。
がんばってください、添乗員さん
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世界共通語エスペラント

2008年11月17日 | エスペラント

「世界共通語を普及させよう」と前橋の井上政夫さんの投稿が、きょうの上毛新聞ひろば欄に掲載されていました。
「英語重視の理由は・・アメリカが世界トップの座であるからなのか。共通語で書かれた本があれば語学の負担は減る。国際会議にも活用できる・・」という趣旨。
まったく同感です。私が最初に「英語が国際語」ということに疑問を感じたのは学校で英語を教わり始めた中学生の頃。英語は国際共通語だから覚えよ、という指導に納得できなかったらです。それなら英語圏で生まれた人は生まれながらに国際人、それ以外の人は英語ができて一人前の国際人、これってなんか不平等だ、と思いました。

中学の社会科教科書に、小さく一行「世界共通語としてエスペラントがある」と書かれていたのをはっきり覚えています。これだ!と思いました。
これまで子どもたちの教科書を注意して見ていましたが、今ではエスペラントにはどこにも触れていないようです。
英語を学ぶのは大切です。ただそれは外国語として理解し学ぶのであって一つの言語を世界語とまで断定することには、今も疑問を感じています。

1960年代、日本社会党は政権構想の政策の中で、義務教育でのエスペラント語の実施を掲げていました。
エスペラント者(Esperantisto)といいますと、2.26事件で連座して処刑された北一輝。無政府主義者の大杉栄、ベトナム戦争に抗議して焼身自殺を図った由比新之進さんらが思い浮かびます。

本ブログ、ポポロの広場のポポロ=popoloはエスペラントで「人々」の意味です。
単語の最後が「o」で終わるものはすべて名詞。「a」が形容詞、と規則正しく決められています。ただ創始者がポーランドの眼科医ザメンホフ氏であっただけにベースは漢字圏ではなく横文字アルファベット圏ではありますが。皆が同じ努力をして学ぶというのは意義あることではないでしょうか。

普仏戦争で、負傷した敵の兵士に近づき抱き上げると彼がエスペラントを話し、互いに敵味方を忘れ、友情を感じ合ったというエピソードも聞きました。
言葉の壁を乗り越えられれば、さらに人類の相互理解は進むと信じます

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オグシオペア、有終の美

2008年11月16日 | スポーツ・健康
全日本バトミントン5連覇。スエマエ(NEC)コンビを破って!

接戦の好ゲームでした

オグシオについては、当ブログではオグシオって何?小串を?
と世間で知られてない時に初日記投稿しています。

ペア解消については、ファンの75%が理解と某アンケート結果です。
わたしも潮田選手の気持ちを尊重します。
4年後のロンドン五輪に賭けるのも立派ですが、別の道を模索するのも
良いと考えるからです。

それにしても良いペアでした。
どちらかというと注目度のないマイナーなバトミントンを認知させ、
また何かと元気のなかった三洋電機関連の話題をぱっと明るくし、
オグシオの果たした役割は大きいものでした。
ごくろうさまでした、オグシオさん
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給付金の所得制限

2008年11月15日 | Weblog
「給付金」こと還元金の所得制限の対応で全国の自治体はたいへんだ。
群馬県内の市町村では、所得制限を設けるとしたのは大泉町のみ(上毛11/14)
太田市、前橋市など他の市町村は設けるとはしていない。
大泉町のみ・・をどう解釈したらよいのだろうか。

それにしても愚策極まりない「定額給付金」です。
途中で頓挫、撤回せざるを得ないのではないでしょうか。
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芸術の秋

2008年11月14日 | 教育・文化
わたしは美術は、どうもいまひとつよく分かりません。

開催中の「県展」にワイフの日本画が出品されていることもあり
群馬県立近代美術館に行ってきました。

同美術館の目玉のひとつルノアールの「読書するふたり」=写真。
小さなサイズの作品ですが、ルノアールの弟とお気に入りのモデルを描いたもの。
ボランティア解説員の女性が熱心に説明してくださった。
わからないながらも、ほんのりした気持にさせられました。
印象派ルノアール、印象に残りました
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ありがたや?定額給付金

2008年11月13日 | 経済
殿「そうか、そうか。
  庶民のお前たち 生活苦しいか。ならば米(定額給付金)をめぐんでやろ  う。一人一升じゃぞ」

民「ありがとうごぜえます。麻生のお殿様」

殿「ただし次の祭りには余に酒を注げ、もひとつ3年後にはしっかり年貢米(消費税10%)を増やすぞ!
  覚悟はよいな」

民「かんべんしてくだせい~麻生の殿様」

殿「越後屋、お主はこんなわずかな米遠慮せ。金持ちなんだから」

越「へい、わかりやした」


まるでお笑いです。
麻生の殿様の私財を放出していただけるなら「給付」ですが
蔵から出すお米もよくよく見れば、庶民から年貢(税)として取り立てられたもの。
これは「給付金」でなく「還付金」です。。。
ほんとうに呆れました、麻生政権

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介護の日

2008年11月11日 | 医療・福祉
きょう11月11日は「介護の日」、厚労省の音頭取りで今年から。
日付の11も重なりを「いい日、いい日」とごろ合わせだそうです。
介護を国民的に認識するという意味では日の制定も良いですが。
プラスマイナスの+-=11で電機関係者にはすでに「電池の日」のイメージが強いですね。

それにしても介護の現場は、職員の賃金処遇が劣悪で仕事もきつく離職率高い。
その悪影響で高校の進路指導側も「介護福祉志望」には消極的です。
そのため志はあっても足踏みする学生が少なくありません。
このままですと近い将来「介護危機」が必ず襲ってくるでしょう。

NHK朝のTVドラマ「だんだん」では双子の姉妹のひとり、めぐみちゃんが介護福祉士をめざして
大学で勉強中ですが、舞台背景の2000年のころは、介護保険がスタートしたころで、介護にも夢があり、進学者も目白押しでした。。

これから先、介護・看護の職場がしっかりしていただかないと安心して病気になれません

介護福祉士が全国横断で加入できる職能労働組合のような政府を動かせる拮抗力が必要に思います。
制度的な改善が進めば、十分希望がもてる職域なのですから。
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日展

2008年11月10日 | 教育・文化
日展の作品を鑑賞に、日本画が趣味の妻に連れられて?国立新美術館(東京・六本木)に行ってきました。

水彩、油絵、書道、造形など作品の種類、点数の多さにまず驚きました。
画板というのでしょうか作品の大きさにも。いつも地方で小さいサイズのものをみてきただけに・・。
一つくらい小さいサイズのものはないものかと探しましたが見当たりません大きいサイズのものばかり。
こうした作品を描くには、広いアトリエが必要だし、それがあっての制作なのでしょうね。
それにしても保管場所がたいへんではないかな。搬入搬出もきっと一苦労にちがいない、運送屋に頼んだのかな・・など別のことばかり考えていました。

けっきょく、わたしは「美術はよくわからない」ということが分かりました(汗)
一番印象は美術館近くのしゃぶしゃぶレストラン「豚組」の美味しい昼食です。
まさに“豚組”でした

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厚生年金偽装

2008年11月07日 | 経済
元社会保険事務所徴収課長だった尾孝雄さん。
よくぞ告発されました。

1971年に地方事務官となった尾孝雄さん、56歳。体調を理由に2年前に退職されたというますが、現役時代の数々の不合理な仕事に向き合ってストレスも多かったことと思われます。

それにしても会社が払う標準報酬月額30万円を9万8千円に改ざんするなど、働く従業員にとってはたまったものではありません。こうした不正を組織的に容認し、推進してきた社会保険庁の罪は重い。こうした職場環境を指摘して是正すべき立場の労働組合(自治労)が、なんの歯止めをすることもなく黙認していたとも察せられるだけにその無力さ、無能さにもあきれます。

ここまで尾さんもつらい立場だったと思います。
こういった人にこそ「文化勲章」を与えたいものです

「隠蔽も組織的」 年金改竄で元職員が指摘(産経新聞10/21)
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経済ジャーナリスト・永井隆氏

2008年11月04日 | 経済
昨夜、テレビ朝日の「報道ステーション」で、経済評論家、永井隆氏が、松下幸之助さんは
松下電工と東京三洋電機を合併したいと語っていたことがあった、とのエピソードを披露。
おお、久しぶりに東京三洋電機の名前が出ました!

松下電工と旧東京三洋とは良く似た業容、社風でしたから。。
幸之助さんが提案されたとしてもうなずけます。

ところで今回のPanasonicが三洋電機を買収するニュースで、登場した永井隆氏は
群馬県出身の新鋭ジャーナリスト、若き日の記者時代からの知り合いです。

彼は大器でいつの日か、必ず茶の間のテレビ画面に登場すると思っていました。
その日が確実に来て、しっかり確かめた昨夜は自分のことのように嬉しかった。
彼のように、自身が厳しい転職、人事のイバラの道を歩んでこられた熱い血の
通った評論家だけに経済閉塞の時代の今、どんどん登場し発言していただきたい。
最近、一部の売れた評論家は、無責任な「偏見」をそれも強気で語っているもの
が目に付きます。
がんばれ永井隆、上州健児!駿台OB!!

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結婚費用 親の援助額

2008年11月02日 | 教育・文化
結婚費用421万円、カップルの78%が親などから援助(読売新聞) - goo ニュース

結婚式の親の援助約200万円、招待客は平均74人。

結婚の形も、結婚式も多様になっています。良いことです
「適齢期」の呪縛は解け年齢の幅は広がりましたね。
見事に変わったのは、「頼まれ仲人」が消えたこと。これは
終身雇用が崩れ、職場の人間関係が希薄になったからでしょう。


「結婚以前」の話ですが、一昨日のTBSラジオのトークテーマは
『20代の独身男女 異性と仲良くするために多くのお金を使うのは
「ばからしい」。恋愛は「面倒だ」という人が3割(かつては1割位)」

選択肢は、ありすぎると絞って打ち込める対象、情熱が湧かないということ
なのでしょうね
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