ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

STOP!大泉・太田合併 (上毛新聞 論説を読んで)

2009年02月25日 | 地域・合併問題
きょうの上毛新聞「論説」欄
「合併より広域連携充実を」
10年前3200あった市町村は現在1780に。
特例債を「アメ」に誘導した合併は見直し時にきているのではないか、と。
首相の諮問機関の地方制度調査会(地制調)でも、役場がなくなった地域が
結果的にさびれるなど、効果より弊害が大きかったとし「合併は終わりに
すべき」。今後は、広域連携し実効性を上げる仕組みを作り上げる・・

大泉町はすでに、隣の邑楽町、千代田町の連携事業は早くから手掛けています。
広域の医療協力体制も。最近知ったのですが、邑楽郡と館林市の図書館は共通
の検索システムを有しています。こうしたことを考えますと大泉町は、太田市
以外の隣接市町村との結び付きも歴史的には深いものがあることが伺えます。
簡単に「太田市」だけを単願・選択して良いものでしょうか。
ましてそれも町長と推進議員の独走のかたちで。

合併は上層部だけで進めるのでなく、理解できない闇の部分を町民にいだかせる
ことのないようクリーンに、オープンに願いたいものです。
今、形だけは座談会、任意協など手続き民主主義を装っていますが、
一番肝心な
「なぜ今なのか、なぜ急ぐのか、なぜ太田なのか」真意が伝わってきません。

白紙にしてやり直し 
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介護教室

2009年02月21日 | 医療・福祉
きょうは一日みっちり「介護指導教室」に参加してきました
(主催は三洋電機連合健康保険組合)

午前中講義、午後は介護実習。

印象に残ったのは、
介護を担う人材の危機。介護福祉士養成の専門学校、短大が志願者
激減で廃校に追い込まれている話。潜在介護福祉士は52万人いるが
給与が低くて現職員も転職希望。インドネシアにつづき比国からも
人材が来日するも、これで本当の解決になるものでしょうか。

午後の実技はベットメーキング、車椅子の利用法など。
最新の車椅子がスライデングボード(すべり板)を使って一段と
改良されているのには驚きました


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いまこそ社内広報の充実を

2009年02月19日 | 経済
連日の企業の大量人員整理の発表。
こういう経済危機の時こそ、まずは社内の社員の不安解消を図ることを
各企業経営者にお願いしたいところです。

不況期だからといって、企業は対外的な新製品発表や自社広告などは、
その存続のために欠かすことはありません。
それと同じように社内に向けての広報活動は十分でしょうか。

毎日通っている会社なのにマスコミ報道によって、初めて社内の動きを知り
事態の深刻さをおぼろげに知る、とようなことはないでしょうか。いまこそ
社内に向けた迅速な情報開示により、労使の信頼関係を深め一体感が求めら
れる時だと思います。
リストラの対象が往々にして当の社員だけに、それに向けた情報は渋りがち
になるかもしれません。しかしそれは家庭内に置き換えても同じです。
苦しい台所事情を親も子もオープンにしてこそ家族全員が耐えられ、その中
から固い相互理解も生まれます。
もし家庭の事情を、別の第三者から耳にしたのでは不信感だけが残ります。

亡母は小学生の頃からずっと私に、いつも給料明細を見せて説明してくれた。
母子家庭のわが家が、どの程度の収入になっているか正確に知るところでした。
学費や、高額商品を買うことも子供なりに「試算」したものです

今、情報不足で心配症になっている社員達へ社内媒体を通じ正確な情報を
いち早く知らせることは重要です。少なくとも外部のマスコミの方が早いようで
は社員は失望するばかりです。
確固としたコンセンサスを得るためにも、迅速な社内広報の充実を願います


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軽くなった学部、学科名

2009年02月11日 | 教育・文化
そのむかし、次年度から「農産物出荷学」という科目ができるということで
担当の先生と話したことがある。先生は「出荷学などという学問はない。
『出荷論』とすべき。「論」ならよいが「学」というからには系統的なものが
なければならない」と憤慨されていた。


2009年度新設の学部、学科をみるとカタカナ名のおよそ「学」とは言い難い
名称が多い。もうこの傾向は近年のことでめずらしくないが・・
「ヒューマン学部」「社会システム学科」「リベラルアーツ学部」「リベラル
アーツ学科」「こども学部」「こども学科」「現代ライフ部」「レジャービジネス
学科」・・

軽いことは良いことなのだろうか?学問の体系は軽視してもいいのでしょうか。
それにしても「子ども、こども」の名称はとても多くなった。

「こども教育宝仙大学こども教育学部」
「子ども学部子ども学科」については、新規に西九州大学、白梅学園大学、
平安女学院大学でも使われる。

かつての恩師の考え方に私も同感しているだけに、ここまで軽い表現の多発
傾向にはどうして違和感を感じてしまう。
日本語で表現できないものであるならともかく、ここは日本の大学です。
しっかり漢字表記できるものは漢字で。「こども」は「幼児教育」が良い。

リベラルアーツ学部(日本橋学館大学、帝塚山学院大学)などと言わず、
元来の「学芸学部」で行こうではありませんか!


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郵政民営化は反対だった??

2009年02月08日 | 政治
麻生首相の「郵政民営化は賛成ではなかった。小泉内閣の一員だったので
賛成した」との発言。
あれ?麻生おぼちゃま そんなに簡単に宗旨を変えていいのですか。
なんとも見識を疑われるような無責任な“転向表明”ですよ。
素直に「あの時の見方は甘かった」と一言ソーリ(Sorry)といえば、
いいソーリ(総理)だったのに。
ここにきて麻生殿さんには皆あきれ果てていますが、それでもわたしは
小泉前総理よりはまだましだと思う。小泉前総理は、にくいほど国民の
心をつかみ自在にエセ「改革劇」を完璧なまでに演出してみせた。
麻生ぼっちゃまは「仕掛け」が丸見えの手品師のよう。失笑は買うもの
トリックが見てとれるだけに危険度は弱い。

身近なところでは(群馬県)大泉町の町長もさることながら邑楽町の
町長も合併問題では実にいい加減であったことがここにきて明らかに
なった。今の邑楽町長は西邑楽(3町)合併推進を掲げて当選した。
しかしその後は、合併への意欲は失せ、人ごとのように「現時点では
3町合併は難しい」と心変わり。(邑楽町議会だより1/31号参照)

政治を司るものは、その発言(公約)は大切にしていただきたい。
有権者の判断基準を裏切るような言動は情けなく思います



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「減収減益」

2009年02月07日 | 経済
右上がりの経済成長を基準とした考え方を改めるときです。
たとえば、昨日の上毛新聞から

「ヤマダ電機、19%減益」のニュースの見出し。
減益というから一瞬赤字なのかとおもってしまいそうですがそうで
はありません。
基準は「前年同期比」でのことで、純利益は289億円となっています。

わたしたちはこの変化した経済環境を機会に、成長が当たり前の感覚、
価値観を改め、転換するときですね。
わたし自身も価値の基準を徹底して見直そうと思います

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節分

2009年02月03日 | Weblog
鬼は外~ 福は内~

わが家の行事として衰退してからどれくらい経つかな。
鈍犬ポンキーを鬼にしたたて、オニはそと~
それでも福豆だけは用意して今夜も食卓に。
歳の数だけ食べました・・
ああ
食べ過ぎたァ。
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人を大切にしてこそ企業

2009年02月02日 | 経済
昨日の記事にコメントをいただきました!
ありがとうございます。
近頃ではすっかりブログのコメントとトラックバック機能には失望していただけに真摯なご意見をいただき嬉しく存じます。

「会社は卑怯」の栗山栗男さん
>会社が潰れたら元も子もないとは笑止です(笑)

同感!人を人として扱わず、人と思わないこの経営風潮は許しがたいものです。
Sanadaさんが言われていたように家臣(社員)を一人も犠牲にしなかった戦国時代の武将、上杉家に深く学んでもらいたいところです。
今年のNHK大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続が人望を得た人物であったのも彼が家臣(社員)思いで家臣を大切にし、放り出す(リストラ)ことがなかったからです。自身の兜の「愛」の文字と「義」を重んじ貫いたからに他なりません。

平成動乱の時代、誠の主君(経営者)はいずこにいるのかと思ってしまいます
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人員削減策しかないのか

2009年02月01日 | 経済
「リストラ・人員削減」が徹底しているニュースが流れるほど、その会社の株価は上がる。非情なリストラが好きなのは株式市況なのだ。
そこで企業は業績悪化すると競うように、人員整理を打ち出す。
今の経済苦境に、人員削減以外の万策は尽きたとでもいうのでしょうか?
個人でもいざという時に備え貯蓄をしているように、企業も有事に備えて貯蓄があるはず。それが内部留保でしょう。今、4万人の人員削減をわずか0.2%の内部留保の取り崩しで救えるという。

大幅なリストラ実施企業の半数が、それでも依然株式配当を継続している、できている。無配でないところに余力を感じる。
「内部留保崩しは株価を下げる。だから内部留保には手をつけない・・」この考え方を変えるべきでしょう。
ワークシェアリングの互助思想は何も従業員だけでなく会社役員、さらには投資家・株主も皆痛みを共有して、All for One、One for Allのラガー精神を発揮することだと思います
コメント (2)
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