ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

労組は「太田ラッパ」を思い出そう

2017年10月31日 | 経済

きょうの日本経済新聞1面コラム「春秋」に「太田ラッパ」のことが・・

春闘の生みの親で総評議長だった太田薫さんが賃上げや合理化反対をだみ声で訴えた様子を「太田ラッパ」と呼んだ。度の強いメガネ、ずんぐりとした風体がいかにも庶民派の闘士だった。安倍首相は3%の賃上げ実現を企業側に求めた。お上が一律の数値目標を掲げて立ち入るのはやはり筋が違う。組合からのラッパはほとんど聞こえない首相の賃上げ要求は5年連続。太田さんは「ハッスルせよ」が口癖、今では政府がお株を奪い、昭和風にハッスルする光景の不思議さをなんと形容しよう・・。といった内容。

私としては、経営サイド寄りの日経紙がこのように「太田ラッパ」に触れてくださる心遣いにも「春秋」氏と同じように「時代」と「不思議さ」を感じてしまいました。

それにしても首相に先を越される労組の存在とは一体どうしたものなのでしょうか。労働界は「太田ラッパ」を、もう一度思い出してほしい。「資本からの独立♪」の太田ラッパの響きが聞こえてきませんか。

 

太田薫とその時代―「総評」労働運動の栄光と敗退〈上〉
水野 秋
同盟出版サービス

 

戦後の労働運動が華やかだった頃は「昔陸軍、今総評」とまで言われたという。

軍隊ラッパ

コメント

これでいいのでしょうか選挙結果

2017年10月28日 | 政治

10月は選挙の月でした。それも連日政局が目まぐるしく動きましたね。

「立憲民主党」の党名を聞いたのも今月に入ってからでした。当初新鮮に映っていた小池新党「希望の党」の実体が、次第に見えてきたのには辛いものがありました。

比例で当選者オーバーの立憲

比例区東海ブロックでは、立憲民主党は擁立者を上回る票を得ましたが名簿候補者が足らず当選者1名の権利を、次点の自民党に明け渡すハメになりました。にわか新党へのブレークは小池新党から枝野新党にへと流れが大きく変わりました。

比例区全体で得票率を見ますと自民党33%立憲民主党20%希望の党17%・・。
投票した人の自民党支持は3分の1、もし立憲と希望が分かれていなければ両者合計で37%で自民を上回り政権交代もありえたということになります。

一寸先の見えない政治の世界の危ういさを見せらつけられました。
「消費増税の使途を問う」という何とも腑に落ちない理由での解散。安倍政権になって毎度のこととはいえ大義の感じられない選挙でした。それに要したお金は635億円。太田市分だけでも選挙費用は約6千万円だという。これみんな税金からです。この間の公務員の人たちの労力もたいへんなものでした。「仕事する」と銘打った改造内閣からわずか2か月での突然の解散劇。
結果、これでよかったのでしょうか。

まったく私にはワーけがわかりません。

 

ジャズの聴き始めは高校時代、アート・ブレーキーからでした。今『ブルース・マーチ』な気分です。

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

Art Blakey - Blues march

コメント (3)

政治動向予想、見事な元日紙

2017年10月21日 | 政治

写真は今年元日の上毛新聞、2面の国内政治面です。

当面の政治日程の図も添えられていて気になり長くクリップし部屋に貼っていました。今、この時期になってこの記事を読み返すとその正確な予測に乾杯したくなります。

見出しは「衆院解散 秋も選択肢」。見事な予想通りの展開になってる。記事では「秋の解散の場合、事前に内閣改造や自民党役員人事に踏み切り、選挙を意識した布陣に一新する可能性が高い」さらに「都議選で小池百合子知事自身が設立した政治塾から候補擁立を目指す。新党結党に踏み切るか注目される」と。小池新党「希望の党」は2月に商標登録を済ませていましたが、記事はそれより前の1月1日時点でその動きを予測していたことになります。

さて、ここまで的確な予測記事を受けて次に問われているのはその実績です。それを決めるのは私たち有権者。見事な予測に見合う投票行動を果たして示せるのか。明日その答えが・・

 

元気よく選挙に行きましょう!時は来たれり。(本文とは関係ありません)

太田高校応援団 【時は来たれり】

コメント (1)

ザスパ、内外ともに痛恨の一戦

2017年10月16日 | スポーツ・健康

群馬のサッカーチーム、ザスパクサツ群馬は昨日行われた東京ヴェルディとの試合で1対2の逆転負け、5試合を残しJ2リーグの21位以下が確定してしまった。(J3の結果次第ではJ2残留の可能性はあり)。

試合後に、サポーターがクラブのフロントに向けて抗議の横断幕を掲げた。
「Jリーグに関わる全ての皆様へ!!SOS」
 「今、このクラブで起きてることを見逃してよいのか!?」
 「無能な社長○○私物化するGM○○→不信任!!!」など。

めずらしい光景です。
フロントVSサポーターの対立構図がはっきりと見て取れます。

何があって何が起きているのかわかりませんが、ここにいたるまでには余程の事情があったのでしょう。こうした訴えが表面化すること自体は、今後の問題解決に向かうきっかけになるなら許されるべきことだと思う。

群馬県民ファンとしては、J2であろうがJ3になろうがザスパは大切なチーム、応援はつづけたい気持ちです。
フロントVSサポーターの「試合」の方は結果双方ウィン、ウィンで願います。

 

20171015@正田醤油スタジアム群馬

コメント

数字たちが語る大戦のリアル

2017年10月09日 | 経済

データで見る太平洋戦争』(毎日新聞出版:2017年8月発行)を読みました。
著者の高橋昌紀氏は「戦争の死が描き方によって、美しくもなり、醜くくもなる・・抽象的な言葉でなく具体的な数字こそが、真実を語るのではないだろうか」と。

本書は“一億総特攻戦”のリアルを数字で示した。
● 日本の戦没者のうち約140万人は餓死した
● 特攻の命中率は11%、9機に1機
● 戦時中の摂取カロリーは1日1400カロリー
● 14歳の平均身長が6センチ縮んだ
● 大和の建造費は国家予算の4.3%
● 沖縄県の男性(15-44歳)は県内全人口の4.7%に減少

以上は表紙帯に記載されているもの。本文では「鉄は国家なり、日本は米国の9分の1(粗鋼生産量)、発電量は日本347億キロワットVS米国1799億キロワット」など日米の重工業力の圧倒的な差異を示しています。

戦死者230万人はどのように戦死したのか、欲しがらずに勝てたのか、県民4人に1人を死なせた沖縄は捨石だったのか、アジアは一つだったのか・・

具体的な数字(データ)で本書は提起してくれました。こうした視点から戦争に向き合った本は余り記憶がありません。長く蔵書にしておきたい良い本です。

戦争数字さんに応えた投票を

22日に迫った衆議院選挙。安保法制や憲法が問われています。「戦後70年、さらには72年を迎えた。無名兵士たちはもはや、直接に声を上げることが難しくなりつつある。ならばこそ、残された数字たちの証言を聞いて欲しい」(著者)。
先の大戦から示された数字たちの声をしっかり聞き留め投票行動につなげたいと思います。

 【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

データで見る太平洋戦争 「日本の失敗」の真実
高橋昌紀
毎日新聞出版

 

カラーフィルムで見る第二次世界大戦

 

 

 

コメント

準備しておきたいデジタル遺品

2017年10月04日 | IT関連

2010年代に入ってインターネット利用の高齢者は60代で4人に3人、70代で過半数になっているといいます。

旦那さんが急死してスマホの中の思い出写真を奥さんがログインできずに見られない。機種によってはパスワードの入力ミスが続くと工場集荷状態に戻ってしまうものもある。

SNS、ブログ、ホームページ、ネット銀行、証券、FX、株・・IDとパスワードは増える一方で本人でも古くて使用頻度の少ないものは探せなくなるケースも。メモもすぐには見つかりません。まして何も知らされていないと遺族は困ってしまうでしょうね。

有料サービスに加入しているものは連絡がない限り料金が発生しつづけます。死後に遺族が簡単にログインできるようにIDとパスワードは「遺書」に入れておく必要があります。

デジタル遺品』(技術評論社)では巻末・付録にデジタル遺品・資産の整理シートがついていて役に立ちそう。本書では、死後に役立つ「削除アプリ」(Windows用)として「僕が死んだら」=動画参照、と「死後の世界」が紹介されています。笑ってばかりいないで真剣に準備しないと。

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

ここが知りたい! デジタル遺品 デジタルの遺品・資産を開く! 託す! 隠す! (これで安心!)
古田雄介 著
技術評論社


千原ジュニア 爆笑!「僕が死んだら・・」というフリーソフトを

コメント

残念!小池新党、勇み足

2017年10月02日 | 政治
国会が解散されてからまだ1週間も経たずして日々刻々と政局が大きく動いています。
 
待ちに待った政権受け皿の小池新党「希望の党」ができ、野党の大同団結のもと民進党は丸呑みされ強力な野党が出現し、都議選で大勝した都民ファーストのような華麗なプレイを再び示すのかと思えた。小池新党は脱原発にも言及、小池百合子がドイツのメンケル首相のような女性宰相となる日も近いのかとも、が・・。

小池派の選別・排除の行使はおごり

しかし、小池新党が民進党議員を個々に「安保法制・憲法」で選別する「排除の論理」に着手したのは拙速だった。結果、新しいリベラル政党「立憲民主党」を生むことに・・。このことは野党勢力の分断・弱体化をもたらし2つの新党双方にとって票が奪い合いとなり、当然小池新党の勢いも減速されることになるのではないでしょうか。
都議会と異なり国の未来の形を問う総選挙だけに「原発」ばかりでなく「安保」「憲法」はいずれも重要な争点となり得ます。新しい立憲民主党がどのような魅力的な政策を示すことができるのかどうか刻々目が離せません。
 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
 
 
旅立て枝野新党! 『旅立てジャック』(レイ・チャールズ)
 

Ray Charles - Hit The Road Jack (Original)

コメント