ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

年末のトリは「ヨイトマケの唄」

2012年12月30日 | 音楽

大晦日恒例のNHK紅白合戦では、美輪明宏が「ヨイトマケの唄」を歌います。

美輪明宏77歳で初出場。衆院選に葬式代を供託金に立候補した94歳川島良吉さん、太高“105歳”にして花園出場、それらにつづく初出場・最高齢記録がここでも。まさにオールドパワーを示した2012年にふさわしいトリです。

私が小学生の時から美輪明宏は知られていました。「丸山明宏はシスターボーイ~」と子どもながらに呼んで話していたのを思い出す。ちなみに丸山の姓が本名だそうですね。

美輪明宏の作詞作曲による「ヨイトマケの唄」は、世間には広くヒットしたものの「土方」や「ヨイトマケ」の言葉が放送禁止用語に触れるということで問題視された。「土方」(土木工事に従事する労働者)も「ヨイトマケ」(主に地固めなどする仕事を日雇い=日給で行う労働者)も、どちらも今では死語。わが家でも若い世代は聞いたことも、ましてその意味も知らない。

「ヨイトマケの唄」は作者美輪が戦争孤児になった友達をイメージして創作したもの。「戦争孤児」もまた死語になりましたね。

母ひとり子ひとりの母子家庭で育った私には美輪の唄声は心にしみます。離婚後一時、経済的にも苦労しながら「えんやーこりゃ」と一心に私を育ててくれた「母チャン」のことが無性に思い出されるからです・・。

 

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『ヨイトマケの唄』 丸山明宏(美輪明宏)オリジナルバージョン

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バス50台、花園ラグビー応援/太高

2012年12月28日 | スポーツ・健康

あと一時間で試合開始。

太田高校、創部105年目にしてつかんだ花園のキップ。初出場校は今大会では群馬の太高のみ。1回戦の相手は滋賀県の光泉高校。試合の行方が気になります。(92回全国高校ラグビー大会)

私が在学中の時も、体育の正課にはラグビーがありました。青のストライブ(横シマ)のジャージを全員揃え、なんだかプレスリーの『監獄ロック』のようだなと思って着たものです。

高校野球もラグビーも全国出場はおそらく無縁だろうと誰もが思っていただけに、今回の快挙は嬉しいものです。1週間前に聞いた話では東大阪市の花園会場までの応援バスがなんと50台。もっと増えたかもしれませんが・・太高応援団もがんばってよ。

出場を祝う文字が母校の正門前に。

太高フィフティーンの諸君、堂々とたたかってくれ!

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94歳の衆院候補、葬式代を供託金に奮戦

2012年12月20日 | 政治

「アッパレ!」のぼうの殿も

日本の進路を占う大事な総選挙でしたが、埼北の地からの元気の出るニュースです。のぼうの城(忍城)のある埼玉12区(熊谷、行田、加須、羽生、鴻巣)から立候補した今選挙戦最高齢の無所属新人、川島良吉さん(94歳)の勇気ある行動には心から敬意を表します。圧倒的な豊臣勢相手に孤軍奮闘した、のぼうの殿様もさぞかし「天晴れ!」と扇子を振っていることでしょう

戦争経験者の義憤

立候補のきっかけは党首討論で「国防軍」「憲法改定」の言葉を耳にし、自身が陸軍歩兵として中国戦線に送られ目の前で戦友がバタバタと命を落として逝ったことを思い起こしたことによる。「政治家は戦地には行かない。犠牲になるのは弱者、若者や貧乏人なんだ」(12/19朝日)

立候補手続きの時は、受付の女性が「本気ですか?」と凍り付いたという報道も。結果はこの区もご多分にもれず自民圧勝。川島さんは最下位の2169票、得票率1.1%で供託金(葬式代として貯めていた虎の子)は没収されてしまった。

このニュース、ロイターなど外電を通じて世界に広く発信された。川島さんの政治信条は「平和憲法9条を守る」「25条の生活権」「脱原発」・・社民や未来の政策に連なるものです。「尖閣問題」では冷え込む両国関係について従軍7年の大陸経験から「戦後の厳しい状況を生き抜く上で、中国人は私を助けてくれた。私は彼らを良く知っている」と話す。

川島さんは妻や友人はすでに亡くしていて長女(62歳)らが家族会議を開きサポートしてくれたという。このニュースに触れ、多くの高齢者が自信を得たと思います。私も大いに元気づけられました。それにしても日本の供託金300万円は高額すぎる。川島さんの「葬式代」皆でカンパしたいものです。

【写真】ロイター通信(Ruairidh Villar氏)

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次は参院選・夏の陣

2012年12月17日 | 政治

師走の総選挙(2012衆院選)結果が出ました。

民主・国民新の政権党 58
自民・公明 325
その他第三極勢 97

最低の投票率とはいえきびしい民意でした。群馬県は全選挙区、自民が独占。小泉郵政選挙を思い出します。

民主党の惨敗は十分予測できたものの日本未来の党がこれほど伸びなかったのは予想できませんでした。反核元祖の社民党の凋落傾向にも歯止めはかからなかった。アイヌ民族党(北海道9区)にとってもデビュー戦とはいえ甘くはありませんでした。薬害法案では活躍した福田衣里子(民主→未来)も気の毒だった。敗れた民主党には良心的な人が少なからずおります。ただ人物としては好感が持てても、党の余りの失策による負のイメージは有権者を引きつけきれなかった。綱領を持たない民主党は、ある意味で政党としては未完成のままであるように感じます。

「原発」は最重要争点として続く

毎週の国会前デモに象徴される原発反対の国民的なエネルギーは今回は、議席に反映されることはなかった。しかし原発問題は、今回だけの選挙争点ではありません。今も日々億単位のベクレルで大気中に放出されている放射能。汚染水は絶えず海に流れ温め続けている。炉心溶解した燃料棒は制御不可能のまま。人間は近寄れずその内部を確認することさえかなわない。放射性廃棄物もどうしていいかわからない。原発の問題は、私たちが生きていく限り、もちろんこの衆院選で終わるものではありません。3.11以降は、いかなる選挙でも原発問題は重要争点として問われ、決して消し去ることはできなくなったのです。

夏に向かって一曲たのむぜ~

次は来年7月の参院選です。日本版みどりの政党「緑の党 Greens Japan」も登場します。冬の陣では足並みがそろわなかった脱原発諸政党ですが、次の参院選・夏の陣で捲土重来を期すことに希望を託したいと思います。

まだまだ終わっちゃいないぜ。“天国選挙区”で唄っている忌野清志郎候補に負けないよう次の闘いに備えましょう!!

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忌野清志郎 - JUMP

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沢田研二、山本太郎「新党」を支援

2012年12月15日 | 政治

明日の日本をどう創って行くかを問われている3.11震災以降、初の総選挙。俳優、山本太郎が「新党今はひとり」を結成して立ち上がりました。選挙区は東京8区(杉並)。東電福島第一原発事故後、情報不足、誤情報に対して不安を感じた住民の行動に対して「市民に線量を計らせないようにしないといけない」と、蔑視発言した石原伸晃(自民党幹事長)、その人との対決の図式となる。

脱原発が第1争点となる今総選挙の象徴的なたたかいと私は見守っています。山本太郎を推薦支持したのは日本未来の党と社会民主党。とりわけ社民党は、友党の民主党から候補者が立っているにもかかわらず早々にあえて山本の応援に回った。杉並社民党の英断をたたえたい。

歌手の沢田研二の応援演説は見ものでした。「むかしジュリー、今ジジイです」と笑わせて登場した往年のアイドル、沢田研二。必死で脱原発の山本支援を訴えるジュリーの姿はなんとも感動的でした。

沢田研二の山本太郎への応援演説(30分経過ごろから)

【写真】福島市公園緑地課の立看板。異状なことが現在進行形で・・。

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12.01山本太郎「新党 今はひとり」結成緊急記者会見(自由報道協会主催)

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森高「渡良瀬橋」の八雲神社焼失

2012年12月11日 | 愛しのオールディーズ

寒い冬のこの時期になると森高千里の「渡良瀬橋」を時々口ずさんでしまう。この曲を初めて聴いたのは足利の美術館で売られていたオルゴールからの音色でした。「いい曲だなあ~」何かのクラシックの名曲かとも思いました。その後に森高千里作詞による彼女のヒット曲であることを知りました。情緒豊かな地方都市、足利市の良さが描かれていて森高の曲の中では一番の傑作と私は感じています。

曲の中で歌われている「八雲神社」が、9日に不審火?で全焼してしまいました。総選挙も控え、例年になく気忙しい師走の日に、何か不吉な予感がしなくはありません。

【写真】下野新聞オンラインNEWSから

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森高千里 【渡良瀬橋】 Chisato Moritaka / Watarasebashi

 

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反原発運動の先駆者たち

2012年12月09日 | 研究・書籍

最近、私が新たに知った反原発運動を担った3人の先人たちを紹介します。

発言した科学者、水戸巌

群馬出身の高木仁三郎さんについては当広場でも紹介しましたが、核物理学者の水戸巌さん(1933-1986 故人)も忘れてはならない人。1970年ごろから反原発運動に取り組み、茨城の東海第二原発の設置取り消し訴訟では証人として出廷。「ひとたび事故があれば1千万人を超える人が転居の対象になる」と指摘していた。水戸さんは嫌がらせを受けた。家族への脅迫電話や不審車、そのため水戸さんは応戦用に、ポケットの中に石つぶてをいくつも入れていた。水戸さんの不屈の精神に影響を受けた学生の一人が当時東北大生だった小出裕章。「原子力発電所と呼ぶには間違い、海温め装置と呼びなさい」と小出に教えたのは水戸、その人。
双子の子息(京大院生と大阪大生)と趣味の登山中、北アルプスで消息を断つ。夫と息子達を一度に亡くされた妻、水戸喜世子さんの嘆きは想像に絶します。

反原発ミニ政党の今野敏

1989年の参院選比例区にミニ政党「原発いらない人びと」から立候補していた人がいる。今野敏さん(1955~)。当時東京都内の街頭で反原発を訴えたものの、まったく反応がなかった。演説会に集まるのは市民運動家の関係者ばかりだった。結果はもちろん非当選。今回の衆院選挙後どんな政権になるかわからないが、官僚は基本的に原発継続で動いている。「この構造を変えるには有権者も、自分が期待した政権にはある程度我慢して、なおかつ応援しつづけることが必要」としている。(12/8朝日)

背景に「戦争」があると淡路忠男

『ゲンバクとゲンパツ』(みずち書房)の著者、淡路忠男さん(1936~)もするどい洞察力をもった人です。両親とも長崎で被爆。1976年、米スリーマイル事故の起こる3年前にオハイオ州のトレド市郊外に新設する原発に反対して、米大陸横断の平和行進に参加している。夏場の高校野球決勝戦時間帯での電力不足宣伝を見抜き、火力水力で十分カバーでき余裕さえあることを数値を示していた。「メルトダウン」「ホットスポット」「トイレのないマンション」など近頃ではすっかりお馴染みになった用語が1990年代、まだ国内原発37基の時代に警鐘を鳴らしていた。コージェネレーションシステム(電熱供給システム)についても提案し言及。なお同システムはすでに三洋電機が大泉地区で実用化している。

エネルギー消費のもっとも無駄遣いは大国の軍事用。節電法のベストは「平和」とも。  

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ゲンバクとゲンパツ―核時代を考え、生きる (父から子に語る)
淡路忠男 著
みずち書房
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4号機の危険と隣り合わせの現実

2012年12月06日 | 原発震災・原発問題

毎日放送の「たねまきジャーナル」」がわけのわからない理由で番組打ち切りになってから小出裕章(京都大助教)のナマの声を聞く機会が失われてしまったが、ネット巡回しているうちに再び小出先生の解説を聞くことができました。

その一つが、愛川欽也の「パックインニュース」。12月1日放送の同番組では、2003年都知事選に立候補した樋口恵子さんの元気な姿も久しぶりに確認できた。

他の地に集落ごと移動を

それにしても福島第一原発は、すこしも収束していない。野田首相が「終息宣言」を発して早、1年。しかし今も毎日億単位の放射能が大気中に放出されています。1号機から4号機まで、それぞれが危険な状態に置かれたままです。飯館村を含めて強烈な汚染地帯には帰れない、国としては、他の地にコミュニティごと移動して新たに再出発することが本当の復興だ、と小出先生のようにはっきり語る見識者はまだまだ少数派。それどころか原発の安全性を確保したなら再稼動させるという政治家達。これまで福島第一原発も念には念を入れ安全性を「確認」した上で動かしてこのザマなのに。

加害者が一人も逮捕されていない

もし下町の工場で、毒物を流せばたちどころに逮捕されるが、原発事故に至っては、いまだに誰も逮捕もされず処罰も受けていない。それどころか犯人たちの住む“原子力むら”は原子力規制庁など行政機関等に今も生き残っているような状態、と小出先生は嘆く。

4号機の危険性を知ろう

4号機は、猛毒な使用済み燃料棒が1525体もある。プールは倒壊の危機にありそれを防ぐため緊急補強した「つっかえ棒」を入れて支えている。しかもプールは設計寿命の20年を超えていて33年も放射線を浴びてつづけている。大きな地震や余震が来てプールが崩壊したらどうなるか・・非難区域は数百キロに及び当然首都圏も確実に避難エリアになるだろう。

原発の危機感ない選挙予測

震災以来、4号機はずーと異状事態がつづいていることを政財界や私達国民の中でもまだしっかり認識しきれていないのではないか。原発推進勢力が過半数の議席を獲得する勢いで復活するという大手メディアの選挙予測に、その緊張感のなさが表れているように思えてなりません。

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kinkin.tv 愛川欽也「パックインニュース」  ゲスト:小出裕章

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制度疲労の中での総選挙始まる

2012年12月04日 | 政治

衆院選、きょう公示。16日の投開票日まで12日間の選挙戦の開始。「日本未来の党」の出現で、がぜん面白くなったような気がします。

違憲状態選挙

それにしても改革が必要な選挙制度は、手付かずのままでの幕開けとなってしまった。数日前に「一人一票実現国民会議」が、違憲状態選挙を訴え大きな意見広告を各紙に載せた。群馬1区で0.54票・・。一人一票に反対の10名の最高裁判事に不支持の×印投票を呼び掛けている。まことにごもっともな「意見広告」と思います。

小政党が国政に出られない

供託金も高い。新規参入の資金のない小政党が出られないような仕組みになっている。選挙区で300万円、比例区で600万円。しかも10名の候補者を立てなければ、挑戦することもかないません。ちなみに北欧諸国、ドイツ、イタリア、フランス、米国は供託金ゼロ円。ニュージランド、豪州、カナダ、2万~9万円。英国が比較的高くても11万円。日本は選挙区300万円、比例区600万円。こんなに高額になったのは1992年からだ。日本でも1975年は100万円、1969年30万円だった。戦後初の総選挙1947年では5000円(今の貨幣価値で7万円程度)。いつの間にか釣り上げられた。選挙民がボーとしていると権力をもつ為政者、官僚は勝手放題。供託金は有効投票の10分の1未満だと没収される。2009年の衆議院選挙で没収金額は約24億円。こんなことで儲けてどうすのかと国にいいたい。

復活当選制はわかりにくい

「並立制」のルールもわかりにくい。野田総理は早くも万一の危機感からか、現職首相の落選の醜態を避けるため「重複立候補」している。つまり「小選挙区比例代表並立制」を活用したわけだ。こうすれば選挙区で落ちても比例区での復活当選が十分可能。重複の場合、優先順位を決める基準は惜敗(せきはい)率になる。当選者に対してどのくらい惜しかった(健闘したか)によって順位付けをする。なんともわかりにくいルールです。この制度を1996年から導入したというからかれこれ15年くらい経つわけか。もういいかげんこの重複立候補制は廃止するべきだと思う。地区ごとのブロック比例制もなじまない。シンプルに一目瞭然の全国一律比例制が好ましいと思いますが・・。

肝心の投票を前に、非民主主義的な選挙諸制度からして納得できないことばかり・・。

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日本未来の党「びわこ宣言」

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