早起きは三文の徳。
土曜の5時(TBSラジオ)『麻木久仁子のニッポン政策研究所』で「スマートグリッド」が取り上げられていた。ゲストは高橋洋氏(富士通総研、森内閣時のIT担当主幹)
スマートグリッド(Smart Grid)とはITを活用して電力の需給の効率をめざす電力網。つまり電力を賢く(スマート)につかいましょう、という意味だ。
一般の商品と違って電気代は、価格が表示されていない。スーパーでじゃぶじゃぶ買物をしてレジではお金を出さず、いくら使ったかもわからず1カ月後に請求書を見て「ああ、こんなに使用したのか」というのが今のシステム。夏場ピーク時の電力に注意しろといわれても情報が与えられていないので節電の本当の意味さえよくわからない。
スマートグリッドの方法として、スマートメーターの普及が挙げられる。電力の使用状況が確かめられる=可視化することができれば、節電、省エネ、コスト削減が急速に進む。また自分の家のソーラーが、天候がわるく電力が弱くとも、晴れている地域に住む十分電力のある他の家から融通してもらうことも可能になる。
すでにスマートメーターは欧州では普及していて、イタリア、スウェーデンでは全家庭に設置されているという。電力源(会社)も選べるようになっている。
こうしてみると日本の電気をめぐる状況は遅れていた。電力会社の寡占状態で固定化され、その経営は無謀な原子力開発で明らかのように強権的な国策下で推し進められてきた。いまこそ柔軟な賢い(スマート)エネルギー政策の見直しが求められる。「スマートグリッド」の技術に期待したい。
山路徹をめぐって大桃美代子との不倫騒動で一時消えかかった麻木久仁子だが、彼女の歯切れのよさ、論点把握のよさは捨てがたい。これからもがんばってほしいと思う。
館林の暑い夏をどう乗り切るか、今思案中です。笑
電気代についてあまりに無頓着すぎました。
電力会社を少しも疑っていませんでした。
大丈夫です、この夏乗りきれます。
火力発電所は遊んでいますから計画停電同様、東電のジェスチャーに惑わされないことだと思います
今はあまり騒がない方がいい。東電に少しでも売り上げを出させてあげるためにも。
なんてことは不謹慎なのでしょうか?
ところでかの大橋教授が姿を現したようです。
週刊現代のインタビューに対し、
『大橋弘忠氏の見解』
「週刊現代編集部は、大橋氏に対し、「プルトニウムを飲め」と言われたら飲むことができるのか、また今でも「原発は安全」と言い切れるのか、直接取材を試みたということですが、大学に話すなと言われている、授業が始まるから等の理由で応じなかったそうです。
ただし今回の事故についてはメールでの返答があったということです。概要は以下の通りです。
・今回の事故の原因は津波だけであり、地震動はほとんど関係しない。10mを大きく超える津波は専門家も予想しなかった。津波が電源系をほとんど全滅させることや、海水冷却系の機器を流出させることも想定されていなかった。
・事故については東電はよく対応してきた。後は大きな放射能放出はないと思う。
・まじめに技術的な解説をする人を御用学者のように決めつける風潮があるのは残念。冷静な議論や判断、それに資する報道を期待する。」
いまだに懲りていないようです。
ある意味たいしたものだと感心します。
正直バカだと思いますが?
言いすぎでしょうか?
tomさん、週刊現代の記事紹介ありがとうございます。ここに至ってもいぜん強気ですね、大橋せんせいは。
3.11以降、これまで推進してきた学識者の中からも大いに再考され持論を修正された人も出てきています。こうなりますと人生観、人類・宇宙観のちがいなのかもしれないと感じられます。どんなに勉強ができても・・
わずかな風が貴重に感じ、涼しく感じます。
蝉や蛙の合唱も楽しいですよ。
夏は暑いんです。
暑さを楽しみましょう♪
そして、Mr。大橋は、原発のそばで生活して、そこで、孫をつくって、実証して物申してほしい。そうじゃなければ、いい加減、もうそんなこといわないでほしい。
そして、